滋賀報知新聞(ニュース)平成16年10月13日(水)第13923号


健康な町づくりシンポ

15日 八日市文化芸術会館

高齢社会における生活習慣病
=講演や事例発表から予防学ぶ=

(湖東・八日市市)
 健康な町づくりシンポジウム(滋賀県国民健康保険団体連合会など主催)は、十五日午前十時から八日市文化芸術会館で開かれ、講演や事例発表をもとに行われる意見交換や討論を通して、参加者自身の健康づくりや町の健康づくりを考える。

 高齢社会の進展と併せて、生活習慣病を始めとした疾病の一次予防が大切として国は、昨年五月に「健康日本21」の指針を具現化するため健康増進法を施行した。これに沿って健康フロンティア戦略を策定(今年五月)し、生活習慣病予防対策や介護対策に取り組んでいる。

 こうした状況の中で「健康づくり」への気運を一層高めてもらおうと、シンポジウムを開くことにした。午前十時四十分からの特別講演には、同志社大学大学院総合政策化学研究科教授で九州大学名誉教授の今里滋氏を講師に招き、演題「湯・友・悠―温泉を活用した人の輪づくり、ムラづくり」について話してもらう。

 衣服を脱ぎ捨て湯に浸かる解放感が心の癒しにつながり、いわゆるストレスを和らげてくれる効果があることから、日本人の七割が温泉好きと言われている。もちろん医薬的効果も忘れられないが、温泉は温かい人間関係やコミュニティをつくる場でもある。温泉をいかに上手に活用し、生き生きとした高齢社会を創出するか、今里教授がシンポジウムへ問題提起する。

 これを受け「わたしの町の健康づくり」をテーマに、大津市健康管理課保健師の西本美和さん、秦荘町住民課長の村西作雄さん、新旭町健康推進員協議会の石本千枝子さん、近江温泉湖東ホテル支配人の小泉順さんの四人が、それぞれの立場から事例発表する。

 大津市の健康おおつ21の具体的な展開、秦荘町の水中運動の取り組み、新旭町の食育の活動、湖東ホテルの温泉を活用した事業などの発表をもとに、龍谷大学地域福祉学科の安西将也教授の司会で、意見交換や討論を行う。助言者を今里教授と滋賀県市町村保健師協議会の中川富美江会長の二人が務める。

 シンポジウムへは、自分自身の健康づくりや健康行政への政策課題などについて興味のある人なら誰でも参加できる。入場無料で午後三時まで。


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年金の能力開発セミナー

基礎と注意点学ぶ

=八日市商工会議所=

改正年金法のポイントなどを学んだセミナー
(湖東・八日市市)
 八日市商工会議所の能力開発セミナー「公的年金制度の基礎知識と落とし穴」がこのほど同会議所会議室で開かれた。

 今月から施行の改正年金法に伴う年金改革と、それに伴う各事業所や従業員にとっての今後の対応策などについて、社会保険労務士がポイントと注意点などを解説。参加した各事業所担当者や一般市民らが、熱心に耳を傾けた。

 厚生年金が今月から毎年〇・三五四%ずつ、国民年金が来年四月から毎年二百八十円ずつ、平成二十九年まで保険料引き上げ、年金の受給スタイル、第三号被保険者(専業主婦など)の届け出忘れ救済、離婚時の年金分割、子育て期間の支援拡充、六十五歳以降の老齢厚生年金の繰り下げ制度復活など年金の基礎知識と、企業による企業年金の仕組みや課題など、企業にとって、個人にとっての年金について理解を深めた。

 質疑応答では出席者から、数年で帰国する日系人の保険料の取り扱い、六十歳以上の継続加入など、熱心な質問が出た。


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町長選2候補

町議選は8候補、残る5人も意欲

=告示まであと6日 能登川W選=

(湖東・能登川町)
  十九日に告示される能登川町長選挙と町議会議員選挙(定数12)の書類事前審査が十一日から役場二階で始まり、初日に町長選二候補、町議選八候補が受け付けを済ませた。あと、現職四人、新人一人の五候補が町議選に出馬する予定で、変動がなければダブル選挙に突入する見込み。年齢は投票日現在(文中敬称略)。

 今期限りで引退を表明しているのは、五十子清男(67)=五期・栗見新田=、長谷川美雄(72)=三期・小川=、大辻博(68)=三期・種=、小南總三郎(61)=三期・山路=、田中信弘(65)=公明二期・伊庭=、四方秀亮(52)=一期・佐野=の六人。大辻と小南はいずれも新人へのバトンタッチが決まり、地域一体となった後援活動を進めている。

 出馬するのは、一期の田辺嘉右衛門(60、伊庭)、二期の小島隆司(68、躰光寺)と冨江旭男(66、福堂)、村田正弘(65、伊庭)、山本眞喜(60、垣見)、三期の日根野繁(70、神郷)と川南博司(69、川南)、寺井好男(65、佐野)、共産六期の藤田淳子(59、長勝寺)、八期の大橋平治(75、垣見)―の十人。

 このうち、先々週まで態度を保留にしていた田辺は、合併問題に携わった町議としての責任と地元の強い要請を受けて出馬を決意し、急きょ後援体制を整えている。また、予定者説明会に出席をしたものの、地元・能登川区との調整が遅れている山本武和(61、能登川)は進退とも不安定で、その動向は多くの注目を集めている。

 新人では、大辻の後継を受けた大橋市三(56、種)と、小南の地盤を引き継ぐ杉田米男(56、山路)のほか、能登川町青年団OB会が支援する小川勝弘(45、垣見)が挑戦する。このほか、佐野区からの自立や、駅前栄町から候補者名が上がっていたが、告示一週間を切っても体制が整わず、出馬は難しい状況だ。


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地図づくりや自然体験

のとがわをあるこう

=参加者募集=

(湖東・能登川町)
 環境教育団体・わのたね主催の「のとがわをあるこう」が二十四日、午前九時半から能登川駅周辺と猪子山で開かれる。

 能登川のまちを歩いて地図をつくったり、猪子山で自然体験プログラムを体験して、これからの能登川のまちづくりを語り合う。

 集合場所は法堂寺遺跡公園。開催時間は午後五時までの予定。だれでも参加でき、先着十五人で締め切る。参加費は三百円(保険代を含む)。

 希望者は、二十日までに電話またはFAXでわのたね代表・山田勇さん(TEL・FAX共通 0748―42―3699)へ申し込む。

 わのたねは、「みんなで仲良く」「こころゆたかに楽しく」「生活に根ざす」をモットーに、人と自然をつなぐ環境教育などを行っている団体。ホームページ(http://www.h7.dion.ne.jp/~wanotane/


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きょうから5回目の住民説明会

蒲生町4度目の出直し

編入か対等合併か?
=当面単独も選択肢に=

第5回目の住民説明会を前にインタビューに答える山中町長
(湖東・蒲生町)
 一市三町、二市五町、二町と枠組みの変遷をたどって合併をめざしていた蒲生町が、現在、単身となり将来の進路に迷っている。

 日野町との合併協議が破綻してから「町の将来に向けて合併を避けられない」と住民に説明してきた町は、新たにどのような合併の方向性を見い出すのか周辺市町から関心が寄せられている。 

 枠組みとして考えられているのは、来年二月に誕生する一市四町(東近江市)に「編入合併」を目指すのか、合併特例法の改正により近江八幡市が申し入れている一市一町の「対等合併」を進めるのかに限られている。これとは別に「当面単独」という選択肢もなくはない。

 一市四町に参入を申し入れる場合は、新市の合併協議がほとんど完了している状況から東近江市が誕生したあと、新市長や市議が選出され市の体制が整ってからでないと難しい。

 山中壽勇町長の打診に対して、中村功一八日市市長は「(能登川町の参入が決まったとしても)一緒に参入するのは難しいのでは」と後回しになる可能性を示唆している。

 参入が認められたとしても、東近江市の新市建設計画に従うことが前提となる「吸収合併」を強いられることは避けられず、蒲生町の要望や意見を聞き入れてもらうことには期待できない。

 そうした中でも、町職員の間では東近江市への参入を望む声が多いという。「吸収合併でも単独で行くよりもマシ」という認識が広がっていると見られるが、東近江市の職員の削減計画がスタートしてからの参入では、蒲生町も事前のリストラが必要になることから、その事態を避けたいという労働者としての思惑や危機感がないとは言えない。

 東近江市への参入を目指すことは、現状の中では一番手っ取り早い合併方法だが、日野町との合併を選択した議論の根幹には「蒲生郡の隣接三町が一つなるのが最善の選択」とした町と議会の結論がある。

 東近江市に方向転換する前に、この結論をどのように扱い、翻すのか、その過程を町の歴史として後世にしっかりと残しておく新たな議論が求められ、その責任もある。庁内には「もう、そんなことを言っている場合ではない」との声も聞かれ、一番大切な道筋を厄介視して安易に回避しようとする微風も吹いている。

 もう一つの選択の近江八幡市との合併は、今年五月の合併特例法の改正により導入された「合併特例区制度」を活用した方法で、平成十八年三月三十一日までに合併すれば、財政支援が得られ、飛び地合併の弊害とされていた地域の一体性を欠く問題の解消を最長五年かけて取り組み、その間に安土町や竜王町の参入があれば、積極的に受け入れようというもの。同制度では、二市町が新市誕生と同時に現行の行政サービスを一つの方法に統合整理するのではなく、合併前の市町を「合併特例区」として現行に近い行政組織を残し、それぞれの地域性を守りながら最終的に一つにまとまることができる。

 飛び地合併のマイナスイメージを払拭する方法だが、住民にはこれまでの説明会で「陸続きの合併」という概念が浸透していることから、この方法にどれだけの理解が得られるかが課題。この方法を積極的に取り入れたいとする近江八幡市では、住民向けの解説パンフを作成し蒲生町に熱いラブコールを送っている。

 蒲生町の将来をどうするのか、今回で五回目となる合併住民説明会がきょう十三日から十日間かけて全自治会を対象に始まる。

 山中壽勇町長は「まずは二町の破綻の経緯を説明するお詫び行脚になる」と覚悟を決めているが「今後五年間の町の財政シュミレーションを示し、当面単独や東近江市への参入、竜王、近江八幡市との再編などの仕切り直しの意見を聞く説明会にしたい。近江八幡市からの申し入れや東近江市の現状なども説明したい」と話している。

(畑 多喜男) 

 


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