滋賀報知新聞(ニュース)平成16年10月20日(水)第13929号


中島元県議ら5人を逮捕

五個荘町公共工事入札妨害

小串、中沢両容疑者も再逮捕
=特定業者の落札を働きかける=

中島敏容疑者
(湖東・広域)
 県警捜査第二課と八日市署、近江八幡署の合同捜査班は十八日、五個荘町発注の公共工事に絡み、元県議で会社役員の中島敏容疑者(56)=八日市市聖徳町、五個荘町地域整備課長の藤田敏和容疑者(52)=同町新堂=、土田建材社長の土田喜一容疑者(63)=同町小幡=、キヌガサ建設社長の津田吉男容疑者(57)=同町竜田=、長岡建設社長の長岡秀治容疑者(64)=同町竜田=の五人を偽計入札妨害の疑いで逮捕した。

 このほか、公金の一部を着服したとして業務上横領で逮捕され起訴されている前町長の小串勲(72)と元助役で町議の中澤嘉夫(61)の両被告も同容疑で再逮捕された。横領事件の捜査から、一度指名した業者を正当な理由なく指名から除外し、町発注の下水道工事で特定の業者に落札させようと、有利に入札を導いたことが分かった。

 調べでは、平成十四年九月十九日の「十三年度第七十九公共下水道中工区管きょ築造工事」の指名競争入札に絡んで、中島容疑者ら七人は共謀し、土田建材に有利な価格で落札させようと企てた。

 同月上旬に小串容疑者と、当時入札審査委員長だった中澤容疑者に、あらかじめ町が選定していた十四業者のうち、比較的受注の見込みが高いとみられていた五業者を指名から外すよう依頼した。

 これを受け町側は、予定していた下水道工事四件のうち、中工区に限って「設計ミスがあった」と入札を中止した。同月中旬、改めて土田建材など三業者を含む九業者を指名し、同十九日に行った入札で、土田建材は予定価格(四千百五十万円)に近い四千三十万円で落札している


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日本音楽集団と共に

PRO MUSICA NIPRONIA

八日市市芸文祭ビッグ・コンサート
=11月14日 流派を超えた現代邦楽=

(湖東・八日市市)
 第42回八日市市芸術文化祭の主催事業として、十一月十四日午後三時半からコンサート「日本音楽集団と共に」が開催される。日本の伝統的な楽器を用いながら、流派や演奏様式を超えた現代邦楽に触れるまたとない鑑賞の機会となる。

 日本音楽集団は昭和三十九年、伝統ある邦楽の世界を抜け出し、流派やジャンルにこだわることなく、現代にマッチしたスピード感や力強さを表現しようと、新しい邦楽「静・動・和・音」を求めた同志十四人が設立した。

 活動開始から四十年の間に欧米、アジア、旧ソ連、オーストラリアなど世界三十一か国、百五十一に及ぶ都市で公演を行い、有名なオーケストラやフィルハーモニー交響楽団と共演するなど、これまでの邦画と一線を画した日本音楽集団は、海外からも高い評価を受けている。

 現在では、年四回の定期演奏会や全国各地での公演、学校などでの音楽観賞会ほか、レコード・放送・映画・演劇など多くの分野で、現代邦楽に新たな可能性を求め活動している。

 八日市公演には、十六人の団員の中から稲田康(指揮)、添川浩史(笛)、宮田耕八朗(尺八)、簑田司郎(三味線)、田原順子(琵琶)、山田明美(二十絃箏)、城ケ崎美保(二十絃箏)、宮越圭子(十七絃箏)、臼杵美智代(打楽器)の九氏が来演する。

 演奏する七曲のうち、日本の豊かな自然・季節感を簡明直裁に描く四季シリーズから「秋の一日」と「冬の一日」、洋楽と邦楽のジャンルを超えて楽しめる「越天楽今様の主題による変奏曲」には全員が出演する。

 このほか、プレイアデス舞曲集より二十絃箏の「五月の夢の歌」と「緑のワルツ」、三味線特有の緊張感がみなぎる「去来」、琵琶弾き語りの「青葉の笛」、尺八と箏の「キビタキの森」では、それぞれ伝統楽器が持つ独特の美しい旋律や節調が味わえる。

 入場料は千円、小・中学生は無料だが、小学生は保護者同伴のこと。

「日本音楽集団と共に」へ
ペア50組を招待 滋賀報知新聞社

滋賀報知新聞社は、八日市市芸術文化祭コンサート「日本音楽集団と共に」へカップル五十組(百人)を無料招待します。

希望者は、下記メールフォームまたは、ハガキかファックスに紙面への感想を書き 郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、職業を明記し、10月31日までに〒527―0015八日市市中野町1005滋賀報知新聞社「日本音楽集団と共に」招待係まで。チケットの発送をもって発表にかえさせて頂きます

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百済寺本堂 重要文化財に指定

近世建築の特徴が顕著

=信長焼討後、江戸初期の復興再建=

国の重要文化財に指定された百済寺本堂
(湖東・愛東町)
 文化庁の文化審議会が十五日開催され、百済寺(愛東町百済寺丁)の「本堂」が重要文化財に指定されることが決まった。これで滋賀県の重要文化財(建造物)の指定件数は、国宝を含め百七十九件、二百二十七棟となった。

 今回、重要文化財に指定された本堂は、間口、奥行きいずれも約十七メートルで、背面にひさしの付く檜皮葺(ひわだぶき)一重入母屋(いりもや)造で、正面に唐破風(からはふ)の軒がある。建築は、慶安三(一六五〇)年。流派的又は地方的特色において顕著なものであるのが指定理由。

 百済寺は天台宗寺院で、金剛輪寺、西明寺と共に湖東三山として知られている。参道両側には石垣を築いた坊跡が連なり、伽藍(がらん)中心部は、本坊の喜見院(きけんいん)から、仁王門を過ぎた高台にある。斜面を削り、西方に石垣を築いた南北に長い平坦地で、中央に本堂、北に鐘楼、南には三所権現杜が建つ。

 百済寺の創建は、聖徳太子によると伝えられているが明らかではない。平安時代後期には比叡山を中心とする天台仏教圏で大きな勢力をもち、戦国時代には戦乱に巻き込まれ数度の火災にあいながらもその都度再興されたが、天正元(一五七三)年、織田信長の焼き討ちによって全山焼失した。

 近世には、徳川家康の日光山改葬などで知られる天台宗の僧・天海(てんかい)の弟子の中でもとくに優秀だった亮算(りょうさん)が入寺して、寺の復興がはじまった。寛永十一(一六三四)年に本堂の再建に着手し、慶安三年に完成した。

 内部を外陣、内陣、後陣に三分割する建物は、中世以来の伝統的な仏堂形式に則って、厳重な内陣と開放的な外陣の対比的な空間秩序を保持しながら、桁行(間口)五間のうち中央の柱間を広く取るが他の柱間は同じ、脇陣をもたない、後陣で張り出し部が一体、虹梁(こうりょう)などの架構を見せない平坦な樟縁(さおぶち)天井、内外陣境の結界は非常に低い中敷居(ちゅうじきい)等、平面的にも造形的にも近世らしい平明な構成を創りあげ、価値が高く、中世以来の仏堂形式が変容する過程で、近世的な特質を顕著に現した代表的な遺構として貴重とされる。


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投票整理券を配布

24日投票の能登川町長選

=期日前投票は20日から=

(湖東・能登川町)
 能登川町長選挙が告示され、二十四日に投開票される。投票は、午前七時から午後八時まで町内二十カ所で行われ、午後九時から町やわらぎホールで開票、同九時三十分を初回に、確定まで二十分ごとに選管発表(場内の掲示板)が行われる。

 当日、仕事や旅行、出産などの理由で投票に行けない人は、期日前投票・不在者投票・郵便不在者投票ができる。

 【期日前投票】
 二十日〜二十三日までの午前八時半〜午後八時、役場玄関ホールで投票する。従来の不在者投票とは異なり、投票用紙を封筒に入れずに直接投票箱に入れることが出来る。

 【不在者投票】
 選挙当日には二十歳を迎える人で、事前に投票しようとする日に未だ十九歳の人と、都道府県選挙管理委員会の指定する病院や老人ホームなどに入院(入所)している人(病院などで不在者投票ができる)および、出張などで町外に滞在している人(滞在先の市町村選挙管理委員会で不在者投票ができる)が対象。投票日時と会場は期日前投票と同じ。

 【郵便による不在者投票】
 身体障害者手帳、戦傷病者手帳を持つ移動機能と、心臓・呼吸器等の障がいがある人。また、介護保険法上の要介護者で、介護保険の被保険者証に要介護状態区分が要介護5である者として記載されている人が対象。この場合、選管が発行する郵便投票証明書が必要で、投票用紙の請求は投票日の四日前までに請求する。

 詳しくは、総務課内の町選挙管理委員会事務局(0748―42―9921)へ。


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「住民アンケート」実施へ

―蒲生町 全員協議会で決定―

選択肢は4つ 20歳以上が対象
=「公平な判断できる資料提供を」=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会の全員協議会が十八日、町三役と合併担当職員出席のもと同町役場で開かれ、合併問題に関して住民意向の把握を目的に「住民アンケート」を実施することを決めた。

 日野町との合併が破たんし、進むべき道を模索している同町は、十三日から「住民説明会」を開いている。説明会では、合併破たんに至った経過説明をした上で町民に対して謝罪し、これからの方向性を見い出すためにと住民意見の把握に重点を置いている。

 合併問題は将来にわたり影響を及ぼす町の最重要課題であり、住民説明会でも「町民の意見をもっと聞くべきだ」や「有権者全員にアンケートをとって決めてほしい」といった意見が出ていることから、行政側は説明会に参加していない町民の考えや次代を担う若者の意見集約を図る必要性も考慮し、住民アンケートの実施を議員に提案した。

 行政側が提案した住民アンケートは、設問として▽東近江市との合併▽近江八幡市との飛び地合併▽新たな枠組みでの合併▽単独―の四項目を掲げ、二十歳以上の町民の考えを問うというもの。

 議員からは、「住民の判断材料やアンケート内容によって、町民の判断が変わり影響を受けやすい。公平な判断ができる材料が必要であり、(設問の四項目について)同一レベルの資料があった方がいいのではないか」や「人気投票のようになってしまうことも考えられる。どの道を選ぶにしてもリスクはあるのだから、そのリスクをきっちりと示すべきである。特例法期限もあるが、何をバタバタしているのかといった部分もあり、もう少し慎重になってアンケートを取る方法と資料提供、実施時期を検討すべきだ」との声があがった。

 また、設問事項に関して、東近江市との合併ならば「編入」や単独ならば「当面の間」など、四項目をより細分化して設定した方がよいのではないかとの意見も出された。

 これに対して、行政側は、他市町との事業のすり合わせなどができていない状況下で、設問の項目別に合併後の予測や見通しといった具体的なシミュレーションを提示することは難しいとの見解を示し、法定期限内の合併という選択肢を残しておくためにも一早くアンケートを実施したい意向を強調した。

 「行政や議会の方向性を明確にするために、アンケートの結果をいかに生かしていくのか」との議員からの指摘もあり、アンケートの設問内容や資料提供なども含めて、再度全員協議会を二十八日午前九時から開き検討することにした。

 


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