滋賀報知新聞(ニュース)平成16年11月8日(月)


真っ赤な秋、見に行こう!

湖東三山・永源寺

ぐる〜っと「紅葉バス」

(湖東・広域)
 本格的な紅葉シーズンを前に、湖東三山と永源寺を巡るシャトルバスの運行が始まった。十一月三十日まで。

 鈴鹿山麓に抱かれた西明寺・金剛輪寺・百済寺の「湖東三山」と、臨済宗永源寺派総本山の「永源寺」は共に紅葉の名所として親しまれ、木漏れ日を受けた木々は錦の万華鏡のように美しい。

 だが毎年、車の渋滞に悩まされ、排気ガスによる人や紅葉への影響が心配される。そこで、地球温暖化防止と、気楽に紅葉めぐりを楽しんでもらおうと、環境に配慮したバイオディーゼル燃料(廃食油から精製した燃料)のシャトルバスを走らせ、尼子駅(甲良町)から西明寺(甲良町)、金剛輪寺(秦荘町)、百済寺(愛東町)、永源寺(永源寺町)を結ぶ。料金は一回乗車で二百円、一日フリーは八百円(永源寺前―八日市駅間の路線バスも可)となっている。

 また、バスや近江鉄道全線、拝観料をセットにした特産ワインプレゼント付きの「湖東三山・永源寺フリーきっぷ(二日間有効)」も販売中で、尼子駅から三山を経由し、永源寺までの四寺を巡る。通常四千百六十が、大人二千六百八十円、中学生千九百五十円、小学生九百二十円。

 期間中は、秘仏の特別公開などが行われる。

龍應山 西明寺
 【西明寺】湖東三山最北の名刹で、生まれた年の十二神将に願いを託す「干支寺」として有名。満開の不断桜も楽しめる。▼「三千仏画像特別公開」(十二月十日まで)▼「国宝三重塔内壁画特別拝観」(入館一千円、十一月三十日まで、雨天中止)

松峰山 金剛輪寺
 【金剛輪寺】湖東三山真中の巨刹。歴史ある建造物や、人目を惹く鮮やかな「血染めの紅葉」は圧巻。▼「寺宝・豆の木太鼓特別公開」(十二月五日まで)▼「国宝本堂内で重文指定仏像十体公開」

釈迦山 百済寺

 【百済寺】湖東三山最南にある近江の最古刹。庭園からは湖東平野、琵琶湖、比叡比良が一望できる。▼「石曳の絵馬と三百坊の図特別公開」(入館五百円、十一月三十日まで)

瑞石山 永源寺

 【永源寺】紅葉の名所として有名な古刹。本尊の聖観音像は「世継観音」とも呼ばれ、優れた世継を授かるとの信仰を集めている。▼「標月亭庭園鑑賞」(十一月二十八日まで)

 キップは、近江鉄道の各駅窓口で。問い合わせは湖東三山・永源寺周遊観光フォーラム湖東三山観光振興連絡会・秦荘町産業耕地課(0749―37―8059)、または永源寺町観光協会(0748―27―1121)、近江鉄道株式会社鉄道部運輸課(0749―22―3303)へ。


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八日市神崎と日野の理容師会

衛生・消毒 講習会で知識深める

=理容師の健康管理や経営面も=

会員を集めて開かれた「衛生消毒講習会」
(湖東・八日市市)
 八日市神崎理容師会(小菅利裕支部長)と日野理容師会(横山昇支部長)は一日、平成十六年度全国理容組合衛生遵守強化運動の一環として「衛生消毒講習会」を八日市市役所別館二階大ホールで開催した。

 これは、理容業界の衛生水準の維持向上や理容所の衛生管理の周知徹底などを目的に毎年開いているもの。

 講習会では、「理容所の衛生管理と営業時間の制限」について、八日市保健所生活衛生課の島田伊久三副主幹から、県理容師法施行条例と照らし合わせながら皮膚に接する布(タオルなど)・器具の消毒や保管設備の設置、店内の換気・手指の消毒徹底などを学んだ。

 立ちっぱなしで体に負担がかかる理容師の仕事柄、スポーツ指導員の国本正子さんが、理容師の健康管理の観点から、空き時間を利用して理容所で音楽に合わせて簡単にできる健康体操を伝授し、参加した会員も体験した。

 また、ビデオやアンケートを用いた八日市市健康福祉部長寿社会政策室の野沢淳氏の話しから、痴呆についても認識を深めた。

 午前中の講習会に引き続き、午後からは“八日市神崎・日野支部サロンセミナー”が開かれ、タカラベルモント株式会社理美容事業部販売促進部サロン開発総括マネージャーのあべ松隆志氏が、「良いサービスは良い環境から〜貴方のお店は今のままでいいですか〜」と題してスライドを交えながら講演し、参加者は熱心に聞き入った。

 今回の受講者と理容店には、全国理容生活衛生同業組合連合会と県理容生活衛生同業組合から修了証が交付された。

衛生と消毒を再認識
「衛生遵守消毒講習会」開催


 全国理容組合衛生遵守強化運動に合わせて「衛生遵守消毒講習会」が1日、八日市健康福祉センター八幡支所で開かれ、主催者である八幡理容師会(山中利和支部長)の組合員やその従業員ら44人が参加した。

 同講習会は、理容業界の衛生水準の維持向上や消費者利益の擁護のため、理容師法に基づく消毒の普及徹底を図り、併せて公衆衛生の意義を強く消費者にアピールすることを目的としている。 

 午前10時から始まった講習会では、近江八幡警察署生活安全課の永井守課長が、「子ども110番について」をテーマに講演し、県理容組合加盟店が子どもたちの緊急避難場所として「こども110番チョキちゃんの店」の指定を受けていることから、犯罪の未然阻止と安全で安心できる地域社会の実現を目指して協力を呼び掛けた。

 また、「衛生管理と営業場所の制限」と題して、八日市健康福祉センター生活衛生課の島田伊久三副主幹が、理容所内を清潔に保ち、客の皮膚に触れる手・指、刃物などの消毒徹底を強調し、参加者らは理容師法遵守の重要性を再認識した。

 体力がいる理容師の健康管理に関しては、スポーツ指導員の国本正子氏の指導を受けながら、参加者自身も体を動かし理容所で簡単にできる健康体操を学んだ。

 最後に、受講者と理容店に対して、全国理容生活衛生同業組合連合会と県理容生活衛生同業組合から衛生消毒講習修了証が交付された。


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遺構は出たが、謎の空間

郭と虎口並ぶ

=安土城跡発掘調査=

新たに見つかった郭への虎口(通用門)の石段
(湖東・安土町)
 安土城郭調査研究所は1日、今年度上半期の安土城跡発掘調査について発表した。

 今年度の発掘調査は、県道能登川長浜線(朝鮮人街道)に面した蓮池の上段東側地域を対象に実施。昨年の西側域調査で、雛壇状の地形は、築城当時からの郭遺構であるが、城内にあって屋敷跡が見られない特異な規格性を持つことが確認された。

 今年度の調査では、こうした成果を受け、郭の区画のあり方や虎口状遺構の詳細と機能の確認、郭内での建物等の確認などを焦点に蓮池周辺に広ろがる郭群の性格と機能を明らかにすることに力を入れた。

 その結果、郭は一辺がおよそ15メートル四方の「田」の字形に形成されて東西に並ぶことが明らかになり、郭への入口と考えられる虎口遺構が出土したが、建物跡は見つからなかった。

 同研究所では7日に今回の発掘調査現場を公開する一般向けの現地説明会を開く。午前10時半からと午後1時半からの2回でそれぞれ30分前に安土城跡大手門前広場に集合する。参加自由で無料。予約の必要なし。参加者は当日に限り、安土城考古博物館と信長の館に団体割引料金で入館できる。問い合わせは同研究所(46−6144)へ。


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文化の日の3日

12個人に教育功労者表彰

=近江八幡市教委=

文化の日、市役所で行われた教育功労者表彰式
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市教委(川嶋冨美子委員長)の平成16年度教育功労者表彰式が文化の日の3日、市役所で行われ、学校や生涯教育の発展、向上に寄与した12個人に表彰状が贈られた。

 式では川嶋委員長が「それぞれの立場で市教育の発展にご尽力いただき、深甚の敬意と感謝の意を表します」と式辞を述べ、続いて川端五兵衞市長は「若い世代を育む最も難しいことに取り組まれました。社会教育、体育振興は古くて新しい問題です。青少年の健やかな成長のために大人の役割を見直していきたいと思います」とあいさつした。

 受賞者を代表して西田毅さん(京都府在住・68歳)が「地域の伝統と個性を生かすことが国の発展につながります。学校教育だけでなく生涯学習の重要性が高まっています。これからも教育の推進に微力を尽くしていきたい」と謝辞を述べた。

 受賞者は、次のみなさん(敬称略)。
石井巳佐雄(60・スポーツ少年団副本部長10年間)、廣田健一郎(48・体育指導委員10年間)、中江欽一(41・同)、中川進(46・同)、北昇(36・同)、北村公史郎(53・学校歯科医17年間)、富永章一(46・同16年間)、磯部祥久(43・同15年間)、川端茂幹(43・同薬剤師17年間)、西田毅(68・社会教育委員15年間・青少年問題協議会委員15年間)、山岡悟朗(68・公民館長16年間)、辻正博(66・同15年間)。


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文化高揚に貢献

県文化賞等受賞者表彰

=木村・笹山両氏に文化賞=

(全 県)
 県の文化高揚に貢献し、その功績が顕著な個人および団体に贈る「第二十九回滋賀県文化賞等受賞者表彰」がこのほど県公館で行われ、文化賞に二人、文化功労賞に三人、文化奨励賞に一人と二団体が賞された。

 部門は、美術・文芸・音楽等の「芸術文化部門」、民話・郷土史・郷土芸能等の「郷土文化部門」、学術等の「その他部門」があり、昭和五十一年度からの受賞者数は、文化賞七十六人、文化功労賞三十一人・一団体、文化奨励賞四十七人・三十九団体の計百九十四件となった。今年度の受賞者は次のみなさん(敬称略)。

 【文化賞】
 ▽日本文化史=木村至宏(69、大津市)=大津市歴史博物館初代館長、成安造形大学教授を経て同大学学長に就任。主な著書に「日本歴史地名大系滋賀県の地名」「近江の道標―歴史街道の証人」など多数。湖国文化と歴史を通じて県をPRするとともに、近江歴史回廊構想策定委員など多方面にわたって活躍する。
 ▽陶芸=笹山忠保(65、甲賀市)=信楽を代表する前衛陶芸家。世界陶芸祭専門委員、県陶芸の森評議員などを歴任し、信楽焼振興協議会・信楽焼グランドデザイン研究アドバイザーとして活躍。さらに、国際陶芸アカデミー会員として世界各地で信楽をPRし、芸術文化の振興や産業としてパイプ役を果たす。

 【文化功労賞】
 ▽美術=安土優(66、大津市)=日本画家として優秀な作品を創作し、造形美術教育に多くの人材を育成。また、県造形集団の結成や県美術協会の再編など、多数のグループ・団体の創設や運営等に指導的役割を果たした。現在、県立大学名誉教授。
 ▽文芸=羽生道英(68、永源寺町)=歴史小説を多数発表し、主な著書に「紀伊国屋文左衛門」「佐々木道誉」などがある。また「湖国と文化」などへの連載や、講演活動を通して近江の人物紹介に努める。滋賀文学散歩の会会長、滋賀文学会会長。
 ▽文化財=吉見靜子(66、彦根市)=民家研究の第一人者。間取りや造意匠など建築学的、家政学的、民俗学的な面に及ぶ。これらの研究成果は「総覧日本の建築」でも紹介され、文化財の指定促進に貢献するほか、より豊かな住文化の向上に寄与した。

 【文化奨励賞】
 ▽美術=岩下哲士(35、甲賀市)=大病による後遺症を克服し、絵画の才能を開花。おおらかな感性と豊かな色彩感覚で、生きる喜びや感謝の作品を描き、NHKスペシャル「脳と心」や「徹子の部屋」などでも紹介。人間の可能性の偉大さを伝える。
 ▽文芸=近江八幡おはなし研究会(37年、近江八幡市)=教育機関と連携し、おはなしボランティアや子育てサポーター養成講座などを広げる。また「近江昔ばなし大学」を主催し、県内活動団体の先導的な役割を担う。子どもの読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰受賞。
 ▽音楽=合唱団「輝らりキッズ」(20年、長浜市)=長浜市少年少女合唱団として発足以来、定期演奏会や老人ホーム訪問、姉妹都市での海外公演など地域活動を展開。近江を題材にしたオリジナル曲にも取り組み、技術水準の向上と今後の飛躍が期待される。

 


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