滋賀報知新聞(ニュース)平成16年11月11日(木)第13948号


新幹線新駅

建設費用の負担前向き

合併特例債 歳入増につながる活用
=防災 避難場所の安全性を再点検=

記者会見に臨む谷畑市長(8日、湖南市役所)
(湖南・湖南市)
 谷畑英吾・湖南市長は八日、同市役所で就任記者会見を行った。このなかで新幹線びわこ栗東駅の周辺自治体の建設費負担について、山田亘宏守山市長と山崎甚右衛門野洲市長が反発するなか、「市民の納得できる範囲で責任を果したい」と前向きな姿勢を示した。このほか、財政改革は商工業振興による歳入増、防災面では避難所の安全点検や、自主防災組織の強化を図りたいとした。

 ----財政改革については

 歳出を削減するとともに、職員のコスト意識を徹底させる。また広報誌など通じて市民にも厳しい財政状況を正確に伝え、行政サービスと財源の関係を知ってもらいたい。

 歳入では、市民に税負担を強いるのではなく、企業活動を活発化させることで、税収や雇用など社会的利潤を求める。

 ----合併特例債の運用は

 特例債といっても借金なので、その場しのぎの使い方を避け、後世に負担を先送りしないよう責任もって運用する。具体的には、歳入増加や市民の生命・財産保護につながる基盤づくりに重点をおく。

 ----新幹線新駅の負担は

 県と地元・栗東市の大きな建設費負担を前提に、湖南市も同市に隣接しているので市民の納得できる範囲で責任を果す。ただし、市民に理解してもらうためには、現在の情報は不十分であり、栗東市はもっと納得できる資料を出すべきだ。
 (野洲市、守山市の首長が負担に対して反発する発言をしているが、)それぞれ自治体の事情もあり、その時の情勢で判断していくものだ。湖南市は設置促進協議会の一員なので、その中で主張すべきことはする。

 ----防災面については

 新潟県中越地震や度重なる台風による水害で、避難場所の安全性をしっかり確保することを再認識した。このため、安全性の再点検を行うとともに、避難場所を知らない住民へ周知徹底したい。このほか、地域の自主防災力を高めるため消防署との連携強化、団地内の道路事情の改善にも取り組む。


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温かみある特製和紙つづった

来年の手作りカレンダー

=バンバン(湖南市)が注文受付中=

社会福祉法人オープンスペースれがーと・バンバンが制作したカレンダー

(湖南・湖南市)
 社会福祉法人オープンスペースれがーと・バンバン(湖南市西峰町)は、来年の「手作り和紙カレンダー」の注文を受け付けている。カレンダー(縦二十七センチ×横十七センチ)には、利用者が一枚一枚丹精込めて漉いた黄や緑、ピンクの和紙が使われている。カレンダーをめくる楽しさをいれようと、月ことにローマ字で時候のあいさつも添えた。

 職員の白石王水さんは「カレンダーの和紙は独自の製法でグレイを基調にして温かみのある出来映え」と話している。

 一部千二百円。問い合わせは、社会福祉法人オープンスペースれがーと(電話0748-75-7110)へ。


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新幹線新駅建設の是非問う

住民投票条例求め署名提出

=国松栗東市長「誠に残念」=

(湖南・栗東市)
 住民団体「新幹線栗東新駅・住民投票の会」は四日、栗東市に計画されている新幹線新駅建設の是非を問う住民投票条例制定を求めて、直接請求で必要な八千五百二十八人分の署名を同市選管に提出した。請求には同市有権者数の五十分の一(八百九十人)が必要だが、十倍近い署名が集まった。

 市選管が二十日以内に署名簿の有効性を審査したあと、同会があらためて五日以内に本請求することになるが、同会は十二月三日を予定している。本請求を受けた市長は意見を添えて条例案を十二月議会に提出し、可否を議論する。

 国松正一市長の話「JR東海との基本協定締結後、県と設置促進協とともに早期開業に向け条件整備を進めてきた。住民投票は法に定められた市民の権利であるが、今までの経緯を考えると、多数の市民の署名があったことは誠に残念。今後も、本事業推進に向け市民の理解が得られるよう努力を続けたい」


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奥石神社に新「絵馬」奉納へ

日本画家・藤井さんが描画

中山道400年祭を記念
=祭礼継承と無病息災祈る=

できあがった絵馬の図画を見る藤井さんと額縁を作る大工の林さん
(湖東・安土町)
 安土町東老蘇の奥石神社に奉納される新しい絵馬の図画ができあがり、現在、額縁の製作が近くの大工・林良巳さん方の作業場で進められている。

 2年前、同神社を囲む老蘇の森で中山道400年祭が開催されたのを記念して、新しい絵馬を奉納することが氏子の間で話し合い、同神社絵馬会を組織。今年始めに同町桑美寺の日本画家・藤井靖子さんに絵図の制作を依頼した。

 これまでにも絵馬を手がけたことがある藤井さんは、日本中の古図を調べたり、取り寄せたりして創作作業に備え、ことし1月から10ヶ月かけて描きあげた。

 できあがった絵馬の絵図は、縦1、6メートル、横3メートルの大作で、美しい木目が浮かび上がった杉板に賑やかに祭礼が営まれている様子を鳥かん図風に描いたもので、春の季節に地域の氏子が祭り衣裳で、拝殿から御輿を担ぎ出しているところを繊細に描かれている。

 絵図中央に奥深い森で被われた神社境内を詳細に描き、背後の山に観音正寺、右上部に金泊をちり詰めた太陽を、反対の左上部には銀とプラチナ粉をちり詰めた月、中央には青い地球を描いて宇宙を表現している。

 大作の絵馬を描きあげた藤井さんは「地元から依頼を頂いてうれしい。杉板に色がにじまないように陶砂(どうさ)を何回も塗る工夫を施しました。とにかく、一生懸命描きました。作画や色づけなど技巧なども含め、大変いい勉強をさせていただく機会を与えて頂き、感謝しています」と話している。

 奥石神社の杉原養一宮司は「立派な絵馬に仕上げていただきました。岩彩で描かれた祭礼の風景はすばらしいものです。この絵馬を奉納し、氏子の無病息災といつまでも祭礼が継承されることを願います」と新しい絵馬が、境内に掲げられるのを心待ちにしている。

 同神社絵馬会では、現在、額縁の彫刻作業を進めており、12月中に奉納し、新年の初詣には、多くの参拝客に披露出来るようにする予定。


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チベットに学校を

ヤンジンさんのコンサート

=23日文芸セミナリヨ=

バイマーヤンジンさんのコンサート「歌と講演の夕べ」のパンフ
(湖東・安土町)
 能登川町本町の新しい婦人サークル「オリーブクラブ」が23日午後6時半から安土町の文芸セミナリヨでチベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさんのコンサート「歌と講演の夕べ」を開く。

 ヤンジンさんは、歌や講演活動を通して故郷の学校建設に取り組んでおり、この活動を知った同クラブが、簡易保険など集金手数料を貯めて2年前に続いて2回目のコンサートを開催するもの。

 ヤンジンさんは、チベット・アムド地方出身。中国四川音楽大卒業後、同大講師として務める傍ら中国各地でコンサートを開催して、その実力が認められた。その後、日本人男性と結婚し10年前から大阪府に在住している。

 故郷の学校は現在6校が開設され、さらに活動を続けてチベットの子どもたちに教育の場を与えてやりたいとの熱意を持っている。その活動が、テレビ番組で紹介されるなど広く知られるようになった。

 当日のコンサートでは、華麗なチベットの民俗衣裳でステージに立ち、チベット民謡や日本の唱歌などを中心に美しいプロの歌声で客席を魅了する。また、曲の間に流暢な日本語のトークやパイプオルガンの演奏も加わり、楽しいコンサートに盛り上げる。

 入場料は1千円で、うち200円はチベットの学校建設費用に充てられる。チケットは文芸セミナリヨかオリーブの会(<CODE NUM=013E>48−7088・プリント工房ガト)などで発売中。 

 


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