滋賀報知新聞(ニュース)平成16年12月4日(土)第13968号


中村功一市長が出馬表明

来年2月の東近江市長選

合併を進めてきた責任を痛感
=新市スタートのかじ取りが責務=

4町長の要請受け出馬表明の中村功一市長(中央)
(湖東・八日市市)
 八日市市の中村功一市長は一日、合併で来年二月に誕生する新市「東近江市」初の市長選に立候補する決意を固め、新市の出発へ「合併を進めてきた責任者の一人として、かじ取りをしっかり果たす責務がある」と、要請する四町長の同席を得て出馬表明を行った。

 中村市長は、合併後の東近江市まちづくりの方向性について、これまでの合併協議の中で温めてきた新市に対する夢や思いを明らかにし、みなさんと相談しながら「将来に向けての展望が開けるよう努力したい」との決意を語った。

 新市では、市民と行政が一体となり、合併効果を最大限に引き出しながら「合併してよかった」と感じられることが重要とした上で、まちづくりの目標を「美しい元気都市・東近江」に掲げ、基本方針を「みんなで築く、地域の個性が光るまち」に置いた。

 新市誕生まで残された職責は、あくまで市長として八日市市の最終の美を飾る市政伸展としながらも、とりわけ「能登川・蒲生両町との合併協議にも全力を尽くしたい」との意向を示した。

 同席した合併四町の町長が、こぞって「地域の特性を生かし、東近江市全体のまちづくり」を望む中で、前田清子五個荘町長は「能登川町の参画に力を貸してほしい」と、これまで合併協議に汗を流してきた中村市長に望みを託した。

 中村市長は、八日市市議会議員だけでなく関係各町の町長や議会議長らの強い要請を受け「出馬の決意に至った」との経緯から、選挙戦に向け「各政党の推薦が取り付けられるよう努力していきたい」との方針を示している。

東近江市長選に向け準備会

西沢久夫県議も意欲

支援者らを集め決意を表明


後援会設立準備会で決意表明の西沢久夫県議
 中村功一市長が東近江市長選に立候補表明した前日の三十日、同市長選に意欲を燃やす西沢久夫県議は、東近江後援会の設立準備会(発起人代表・小梶猛NPO法人しみんふくしの家八日市理事長、司学館高等学校長)をアピア研修室で開き、集まった支援者ら約六十人を前に事実上の出馬表明を行った。

 準備会で西沢県議は、六年間に学んだ経験を生かし「政治生命を懸け新しいまちづくりに挑戦したい」と支持を訴えた上で、強いリーダーシップの発揮と市民の声を聞く情報公開などを柱にした「東近江市基本条例を制定する」との方向性を示した。

 また「(借金に当たる)合併特例債は必要不可欠の最小限にとどめ、点在する文化施設、病院は地域重視を念頭に考える。少子高齢化の解消へ子育て・教育に力を入れ、(合併の柱である財政効率面から)三年をめどに人件費カットに取り組む」とも。

 これらを含め、年内中に西沢久夫マニフェストを示し、支援者の声を反映させながら「現職との違いを明らかにしていく」とした。一方、能登川・蒲生両町の参入問題に関して「早急な結論は混乱を招く」と、法定期限内の合併に慎重論を唱えている。

 小梶代表は「ゼロからのスタートになる。ゼロから積み上げられるよう頑張っていきたい」と選挙戦に向けての支援を訴え、組織づくりを固めた上で「正月明けにも設立総会を開き、正式表明となる場を持ちたい」との意向を伝えた。


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健康と発見は足元から

能登川町「健康ウォーキング」

=参加者300人、楽しい汗=

自然や遺跡スポットなど、まちなかを探索する「健康ウォーキング」の参加者ら
(湖東・能登川町)
 爽やかな汗を流し、健康づくりと参加者間の親睦を深める「健康ウォーキング」が能登川町内でこのほど行われ、町内外から参加した親子連れら約三百人が初冬の町並みを楽しんだ。

 この催しは、親しみやすいウォーキングを通して親子やグループ、友だち同士の交流を深め、能登川の魅力を巡りながら健康増進を図るもので、町民スポーツセンターを発着点に、一五キロ(自然・公園コース)、一〇キロ(遺跡・文化コース)、七キロ(ふれあいコース)の各コースに分かれて出発。のんびりと歩きながら、古寺や小川、町並みを見て回った。

 一〇キロの遺跡・文化コースでは、猪子山の山裾を廻りながら善勝寺や瓜生川の新浄土橋を通過、同伴した植田文雄町埋蔵文化財センター副所長から日本最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳の説明を聞き、古代に思いを馳せながらじっくりと見学した。趣ある町並みを北進すると、銘酒薄桜の増本酒造店や法堂寺遺跡公園、躰光寺東国領、西郡神社前を通り、ゴールのスポーツセンターまで完歩した。

 センターでは、町青年団による豚汁などの炊き出しがあり、温まりながら参加者らは「楽しく廻り、心地よい汗を流せました」や「普段、何気なく通り過ぎる道沿いにも、歴史ロマンや季節を感じる良い物はたくさんあるものですね」と話し、楽しみながらの健康づくりや足元からの発見を喜んでいた。


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五個荘小の児童たち

まちの歴史・文化・自然を大研究

=地域住民に「学習発表」=

各学年ごとにテーマを決め、工夫を凝らした五個荘小学校児童の「学習発表会」
(湖東・五個荘町)
 五個荘町立五個荘小学校(山田栄治校長 児童数七百九十九人)でこのほど、生活科や総合的な学習の時間の発表の場として、子どもたちが創意工夫した「学習発表会」が行われ、保護者や地域の人々、保育園や幼稚園児が参観した。

 学習発表会は、学年ごとにテーマを設けて、一学期から取り組んだことや二学期から挑戦した内容を、図や表で説明したほかビデオを製作して上映。それぞれの学級で工夫を凝らした発表となった。

 各学年の取り組みを紹介すると、六年生は「私の町づくりプラン(再発見 我が町の歴史・文化・観光)」をテーマに地域の文化財を調べたほか、近江商人の暮らしや商いの様子を再現。五年生では、手づくり米のおにぎりを参観者に試食してもらい、米作りや農家の仕事について発表した。四年生は、川の汚れを調査する「自然たんけんたい」をつくり、ハリヨが棲める美しい河川づくりを呼びかけた。三年生の「五個荘町のじまんを見つけよう」は、町内の施設やお菓子工場などを見学。二年生と一年生は、落ち葉などを使った展示・遊びを紹介するなど町探検の成果を発表した。

 一年生と二年生のクラスには、町内の幼稚園・保育所の幼児らが訪れ、熱心に説明するお兄さん・お姉さんの姿に見入っていた。また、保育実習で訪れた中学生の姿もあり、保幼小中の子どもたちが一緒になって、遊び微笑ましい場面も見られた。

 参観者からは「みんな、よくがんばって発表している。この取り組みは、とても良いと思います」や、「各学年で大きなテーマを決め、それぞれグループに分かれて発表方法を工夫するなど、独創的、個性的に発表できたのではないでしょうか。熱心に取り組む子どもたちの姿に感動しました。料理レシピや小冊子がいただけて、とてもうれしかったです」などの感想が聞こえた。


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事件・事故ゼロ目標に厳戒体制

取り締まりや検問、巡回強化

=日野警察署が歳末警戒出動式=

歳末特別警戒に向け気を引き締める署員と来賓者ら
(湖東・日野町)
 師走に入り何かと気忙しくなる歳末を前に、日野警察署(安居弘署長)は一日、特別警戒出動式を同署で行い、署員約三十人が気を引き締め事件事故ゼロを目標に、パトカー十台に分乗して管内パトロールへと向かった。
 
 午前八時半から始まった出動式には、日野地区防犯自治会会長・山中壽勇蒲生町長と同会副会長・藤澤直広日野町長、山田尚夫県議会議員、日野交通安全協会・朝比淳一会長代理、日野安全運転管理者協会・加藤喜一郎会長、日野蒲生少年センター・水上正一所長、日野蒲生少年補導員・田中昭司会長、日野地区警察官友の会・小森昭会長、日野警察署協議会・朝日晋会長ら九人が署員激励のため出席し、まず、拳銃を装備した署員の服装点検を行った。

 訓示に立った安居署長は、管内の状況(十月末現在)について数字を挙げながら説明し、刑法犯発生件数が四百十件(昨年同期比五十九件増)、非行少年の補導件数が四百六十七件(同百二十一件増)といずれも増加傾向にあることから「凶悪事犯の発生が懸念される。冬休みを前にした少年らが気の緩みから非行に走ることも考えられる」と危機感を募らせた。 

 また、交通事故に関しては、死者・傷者ともに昨年よりも減少しているものの「毎年、十二月は飲酒機会も増え、交通事故発生件数が増加している」と指摘し、「両町民が家族で安心して新年を迎えられるよう諸君の奮闘を期待する」と署員の気持ちを一つにした。

 同署では、歳末特別警戒期間中の重点推進事項として、(1)街頭犯罪等の抑止と検挙活動の徹底(2)交通事故の抑止(3)少年非行の防止―の三点を掲げている。

 具体的には、六日の県下一斉検問以外に、署独自で十四日と二十七日に管内で検問・巡回を行うほか、交通事故に直結する信号無視や一時不停止、飲酒、運転中の携帯電話使用といった違反行為の取り締まりを強化し、金融機関やスーパーなどを狙った強盗犯抑止のための深夜パトロールなど厳戒体制を敷く。

 さらに、深夜徘徊する少年少女のたまり場になりやすいコンビニ店などを中心に、少年補導員と署員合同で六日と十七日の夕方から夜間にかけて、両町で街頭補導を展開する。


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一般会計2億9,900万円追加補正

12月定例市議会・6日開会

沖島小を一般開放
=市営住宅の和解報告など=

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市の12月定例市議会は6日に開会され、市当局から予算関係6件、条例関係2件、議決案件6件の計14件を一括上程し、審議に入る。会期は22日まで17日間の予定で一般質問は14〜16日の3日間行われる。

 予算関係は、特別、一般会計の追加補正が主で、そのうち一般会計は2億9,900万円増額し、総額232億2,100万円にするもの。

 内容は、障害者支援サービスの増加に伴い事業費経費の増額7,495万円、災害備蓄品の購入費660万円、高齢者へのインフルエンザ予防接種対策費など860万円、近江兄弟社高校北館の施設整備の助成に1千万円、文化会館大ホールの照明ケーブル等の設備改修工事費1,100万円。NPO法人・ほっとはうすが為心町に新しく開設するデイホーム施設の補助金533万2千円、昨年夏、西庄町の県道で発生した水道管の破損漏水事故で損傷を受けたびわこ揚水送水管の第2期本復旧工事費に403万円(管轄行政間の責任問題は未決着)、このほか、老人保険、国保の負担金、福祉医療費などの増額が目立っている。

 条例関係では、沖島小学校を一般開放するに当たり島民以外の利用について使用料を徴収する条例の一部改正が盛り込まれた。これは、沖島で社員研修や市民グループの合宿を希望する声に応えて規定するもで、1時間当たり体育館は1千円、多目的ホールは800円、作法室700円、家庭科室700円となっている。

 議決案件では、下水道事業で上田汚水枝線と武佐汚水幹線の埋設工事にあわせて3億9,625万円の工事請負契約について議決を求める。

 このほか、専決処分として市営住宅の明け渡し裁判のうち1件との和解成立の報告がある。和解の内容は、市営岩倉団地の入居者Aさんとの間でまとまったもので、内容は、(1)市はAさんに使用許可の取り消しを撤回し、引き続き使用を認める(2)Aさんは、市に家賃を毎月納付期限に納める(3)Aさんは、市に対し未払いの家賃53万1千円と督促手数料2,500円を合わせた金額を分割して支払う(4)Aさんが、分割金の支払いを連続して2回以上怠った時は、残金を直ちに支払う(5)市は、Aさんが家賃の支払いを3ヶ月以上、また、分割金を連続して2回以上怠ったときは、市は使用許可を取り消すことができるものとし、その旨を通知した時、Aさんは、住宅を市に明け渡すとともに、明け渡しが済むまで2倍の家賃に相当する損害金を市に支払う。となっている。 

 


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