滋賀報知新聞(ニュース)平成16年12月6日(月)


佐々木氏の本拠地「小脇の館」

機関誌「蒲生野」(第36号)を発行

検証の高橋教授が巻頭を飾る
=過去最高19人の力作ぞろい=

(湖東・八日市市)
 八日市郷土文化研究会(出目弘会長、会員二百十人)は、主に湖東地方の歴史や文化を中心に、地域史など会員の研究レポート、随筆などを集めた機関誌「蒲生野」を年一回のペースでまとめ、このほど「第三十六号」(A5判、百五十一ページ)を発行した。

 蒲生野三十六号は、同研究会が昨年三十五周年を記念して開いた講演会で、元八日市市史の執筆者でもある神戸大学文学部の高橋昌明教授の講演記録が巻頭を飾っている。

 高橋教授の巻頭論文「日本史の中の佐々木氏」は、源頼朝の挙兵に参加し鎌倉幕府を支えるとともに、後に観音寺城を築いた戦国の勇者として、織田信長の上洛を阻止しようとした名族・佐々木氏についてまとめられ、歴史上に位置付けられた「八日市の小脇」にも触れることができる。

 鎌倉時代から戦国末期まで、一貫して近江源氏・佐々木氏が近江の守護職にあった歴史的意義を指摘するとともに、その本拠地であった八日市市の「小脇の館」について検証している。

 機関誌「蒲生野」は一般にも一部二千円で頒布され、希望者は同研究会事務局の中島伸男さん(TEL23−2255)へ申し込む。高橋教授以外の寄稿は次のみなさん。

 越中万葉と近江万葉の世界展(出目弘・藤本長蔵)、大伴家持と越中(川崎晃)、幻の紫草を語る(清水良三)、夷街道(森山宣昭)、近江の古代を想う(外村芳夫)、観音寺城の築城・考(和田徳蔵)、中世近江馬淵庄の沿革と祭礼の意義―宮座と水配分の一考察―(高橋一)

 古文書で見る天保騒動(山田冨二男)、古文書で見る明治維新以前の八日市(日比野渥美)、昭和初期の八日市の思い出(塚本千鶴子)、幻の爆撃機(小森章次)、「ちんちん」のついた狛犬さん(中島伸男)、日吉の「沢」(ゆるが井)懐古(寺井詔一郎)、柿渋覚書(村田昌平)、進化学(松岡教理)、紫香楽宮跡見学研修会(大西実)


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朝桜中学校・職場体験記

ふたば保育園を訪ねて

=滋賀報知新聞社体験生 藤田奈巳=

中学生と手をつなぎどんぐり拾いに行く子どもたち
(湖東・八日市市)
 十一月十七日、ふたば保育園に取材をさせていただきました。私たちは、コスモス組さんのどんぐり拾いを取材させてもらいました。お昼を過ぎた頃だったので、子どもたちは同園体験生の中学生の人たちとはとても仲良くなっていました。子どもたちは、中学生のお姉さんを取り合いしていました。みんな、とても必死でした。

 そして出発すると、中学生の人が「危ないよ」などと子どもたちをしっかり、リードしていました。

 どんぐり拾いでは、また、子どもたちが中学生のお姉ちゃんを取り合っていました。「お姉ちゃん、行こう」と中学生の人を引っ張って行きます。そして、中学生の人たちとどんぐりをたくさん取って、カメラを持っていた私たちに「お姉ちゃん、とって」とどんぐりと一緒に撮りました。

 その時の子どもたちの顔はとても最高でした。子どもたちは袋にたくさんどんぐりを詰めて帰り道も、中学生の人たちとたくさんお話をして帰りました。

 最後に子どもたちに「楽しかった?」と聞くと、ニコッと笑って「うん!!」と答えてくれました。

 この体験で、中学生の人はとても充実して楽しそうでした。


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朝桜中学校・職場体験記

ふたば保育園の取材

=滋賀報知新聞社体験生 山田紗矢香=

手をあげて横断歩道を渡って保育園に戻る子どもたち
(湖東・八日市市)
 私が、一番最初に思った事は、園児の皆がすごく元気だと、という事です。
 気持ちよさそうにお昼寝をしている子もいました。

 私たちは、コスモス組の皆がどんぐり拾いへ行く所に同行させてもらいました。

 子どもたちは、とても楽しみにしていたのか行く時からすごく楽しそうでした。中学生のお姉さんと手をつないで歩いている子どもの顔は、みんな笑顔でした。
 どんぐり拾いが始まると、子どもたちは一生懸命どんぐりや松ぼっくりなどを拾っていました。中には、きのこなどを拾っていた子もいました。

 保育園へ帰る時には、「危ないな」と思う場面もあってヒヤヒヤしましたが、皆ちゃんと帰る事が出来ました。
 一人ひとり、拾った物や量は違うけれど、楽しい思い出になったと思います。

 保育園のお仕事は、お昼寝の為に寝かしつけたり、おやつを配ったりと、とても体力のいるお仕事で、忙しくして大変だと思いますが、これからも頑張ってほしいです。


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I Love能登川

まちを被写体に写真展

=選りすぐりの力作48点=

I Love Notogawa写真コンクールの会場風景
(湖東・能登川町)
 こころ和む原風景や、まちのニューフェイス・駅西広場など、能登川町を被写体にした「第八回 I Love Notogawa写真コンクール2004」が、同町立博物館ギャラリーで始まった。十九日まで。

 コンクールは、素晴らしい風景が身近に隠れていることを発見してもらいたいと、能登川のまち全体を被写体にした恒例の人気企画で、水面に写る水車や七色に輝く駅西の噴水、まちかどで語り合う人々の笑顔などが収められている。

 今年は、小・中学生の子どもたちにも参加してもらおうとジュニア部門を新設したところ、近隣市町から「一般部門」に八十三点(四十四人)、「ジュニア部門」に八点(四人)の計九十一点が寄せられ、それぞれ選りすぐりの一点ずつ四十八点を展示した。

 審査には、県写真連盟名誉会長の谷本勇さん、県写真展無鑑査資格を持つ町公民館サークル講師で(株)美影代表の小林敏雄氏、全日本写真連盟能登川支部代表の伊藤章さんら五人が務め、両部合わせて最優秀一点、優秀六点、佳作九点、特別賞一点の計十七点を選び、四日、同館ギャラリーで表彰式を行った。
 入賞者と作品名および講評は次の通り(敬称略)。


 ◆一般部門
 【最優秀】「早苗の季節」西村勲(五個荘町)=ほのかな夕景が田植えの終わった頃の季節感とともに光の美しさを端的に表現し、能登川の風物詩をうたい上げている。遠方にある陸橋のゆるいカーブと電柱の光が良いリズムを与える。

 【優秀】「落日(林中央公園)」深田和子(能登川町)=夕陽と建築美のシルエットとハーモニーが上手く、カメラマンの眼によってイメージアップされた▽「ハウスの輝き」薗博(同)=夜の暗さに溶けるまでの時間を利用して、ビニールハウスの光を美しく、動感を上手に表している▽「夏の終わり」南部輝子(同)=湖畔で楽しむファミリーの夏休みのひとときを、浜の夕陽と背景の島影とともに詩的に表す▽「春祭り」荻野正雄(同)=前景の鉦をたたく人、遠景の御輿の群衆、幟を翻す若衆と観客をすばらしい構図で写している▽「カシオペア」中川昭彦(同)=町のシンボルである水車を前景に、大空の星の流れを長時間露光によって表現された素晴らしい作品。

 【佳作】「からくり時計」片山ミチ子(能登川町)▽「すくすくと」里田俊子(同)▽「坂下し」山本藤男(八日市市)▽「湖情」井上先夫(野洲市)▽「灯ろう流し」大前清和(能登川町)▽「ステーション」中川彦千代(同)

 【特別賞】「吉報」朏治雄(甲賀市)

 ◆ジュニア部門

 【優秀】「秋空と水車」田中沙紀(能登川町)=快晴の能登川の景色が水車とともにあり、グリーンの木々と一緒に季節感を上手に表現している。
 【佳作】「飛び魚」大橋巧(同)▽「芋をほっていたらカマキリがやって来た」中川雄紀(同)▽「夕焼け」上林香央里(同)

全日写真連も同時開催


 また、会場内には全日本写真連盟能登川支部による「第四回写真展」も開かれており、各分野で活躍するセミプロ十六人の腕前が披露されている。いずれも、アングルやカメラ技術が素晴らしく、普段は見落としてしまうような小さな虫・草花などにも着目、生命力や神秘性を伝えながらも、楽しく興味を誘う表現で一コマひとコマを写し撮っている。

 熱心に見入っていたある来館者は「ガラスに映る姿を、動物たちは自分だと分かるのでしょうか、想像する楽しさがありますね。また、一刻と色を変えていく空や草木の陰影なども見事。私もカメラを始めようかな」と話していた。

 会期は十日まで。入場無料。


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県民1人 60万3千円の借金

深刻さ増す県の財政事情

県債依存に歯止め掛からず
=法人2税回復も焼け石に水=

(全 県)
 県は、財政の近年の動向や一般会計など平成十五年度決算の概要や十六年度の財政運営、税の県民負担、県債の状況などをまとめた「財政事情」をこのほど公表した。

 十五年度一般会計決算をみると、歳入総額は五千五百六十億円で前年当初に比べ二・三%減少し、県税などの自主財源(二千三百八十七億円)は四二・九%で、地方交付税や県債などの依存財源(三千百七十三億円)が五七・一%を占めた。

 歳入総額のほぼ四分の一を占める県税(千二百九十九億円)は一・三%増え、うち法人二税が六十四億円(一六・五%増)回復している。反面、繰入金が百七十七億円(四七・八%減)と半減し、県債(八百八十一億円)も三・〇%減少したが、地方債依存度は一五・四%(〇・三%減)にまで跳ね上がっている。

 重くのしかかる県民一人当たりの県税負担額は九万五千円と、前年に比べ約千円の微増だが、逆に借金となる県債はうなぎ上り。今年九月末の県債残高は八千二百九十四億円で、県民一人当たりから六十万三千九百円の借金となり、前年に比べ二万千六百円強(三・七%)増えた。

 十六年度は、長引く不況の回復から県税収入が上向きに転じたものの、十三年度から国の地方財政対策(赤字地方債の発行による財源補てん措置)が講じられたこともあり、県債発高額は増加に転じている。一方、財源調整機能を果たす基金残高(現在六百四十一億円)も底を突いた。

 この厳しい財政事情を踏まえ県は、健全性・弾力性を保持し自立的な運営確保へ、第二次財政構造改革の指針に沿って策定した改革プログラムに取り組み、予算編成や執行の点検や見直しを行うことにしている。

 全国からみた県の財政状況は、低いほど良好な経常収支比率は八三・六%(全国平均九三・五%)で三十一番目、一五%(警戒ライン)と二〇%(危険ライン)をメドとする公債費負担比率は一九・三%(同一九・八%)で十三番目、比率が高いほど財政に余裕を示す財政力指数は〇・四四五(同〇・四〇六)の十七番目など、比較的上位にランクされているものの、悪化の一途をたどっている。 

 


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