滋賀報知新聞(ニュース)平成16年12月25日(土)第13986号


能登川・蒲生を加えた

1市6町に指定変更

=合併重点支援地域 県から交付=

国松知事から指定書の交付を受ける協議会長の中村功一八日市市長
(湖東・広域)
 滋賀県は、八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町の合併重点支援地域に能登川町と蒲生町を加えることを決め、二十二日、県知事室において国松善次知事から指定書が交付された。

 八日市市など1市4町で構成する「東近江市」に、新たに能登川町、蒲生町を加えた1市6町の任意協議会が立ち上がり、特例法期限内の調印、議決、申請を定めて協議を進めており、今月十三日に各首長の連名で合併重点支援地域の指定の変更を県に申請していた。

 これを受け、国松知事を本部長とする県市町村合併推進支援本部会議が開かれ、翌二十二日に指定書の交付式が行われた。

 国松知事は「琵琶湖から鈴鹿山脈の三重県境までが合併地域となった。また、川を行政境界にしていたが、今回は川を挟んで合併するという県内では珍しいケース。私の夢だった鈴鹿山脈から琵琶湖までの“もみじ街道”ができ、大変うれしい」と話した。

 これを受け、協議会長の中村功一八日市市長は「これからがんばりますので、ご支援よろしくお願いします」と述べ、しっかりと指定書を手にした。


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964人がエントリー

第43回八日市元旦マラソン

全国に広がりみせる大会参加
=県外150人 高まる健康づくり熱=

安部友恵選手
(湖東・八日市市)
 八日市市体育協会は、来年一月一日に布引運動公園体育館を発着地点に開催する新春恒例の「第四十三回八日市市元旦健康マラソン大会」への参加申し込み状況をまとめた。総勢九百六十四人がエントリーを終え、布引と沖野の周回コースに今回も千人近くが健脚を競うことになった。

 参加者のうち男子最高齢は、十キロの部に多賀町の川上兼三さん(71)、五キロの部には近江八幡市古川町の高畑緑郎さん(78)、ジョギングの部に竜王町の宮前貞二郎さん(70)がそれぞれ挑戦する。

 女子の最高齢は、十キロに市内御園町の増井美江子さん(50)、五キロの部で草津市東矢倉の阪下美雪さん(66)が走る。市内東浜町の杉山英子さん(71)がジョギングの部に挑む。

 最年少では、信楽町の中久保哲哉君(6)と大津市富士見台の西川星さん(7)が、それぞれジョギングの部に参加する。

 県外からの参加者は百五十人(昨年百五人)、県内(市内除く)五百六十三人(同五百十三人)、市内二百五十一人(同二百四十三人)と、いずれも昨年を上回り、健康熱への高まりは衰えていない。エントリー最高は平成七年の千百六十五人だった。

 京都の四十六人はじめ近畿七十七人、三重十七人を含む東海四十人、福井など北陸十六人、東京の三人を含む関東甲信越から十人、中国の山口から一人ほか、遠くは北海道(二人)も参加するなど、八日市市の元旦マラソン熱は全国に広がる。

 同マラソン大会は、昭和三十八年から八日市市の新春スポーツイベントとして毎年元旦に開かれ、これまで日本を代表する中・長距離ランナーを特別ゲストに招待している。

 今回は、市制五十周年特別企画として、大阪国際女子マラソン二位の実力を持つ安部友恵選手(旭化成)を特別招待し、毎年の全国都道府県対抗女子駅伝の滋賀県代表チームとともに走り、市民らが健康づくりへの気運を高める。

 一般男子(年齢別)と高校男子、一般・高校女子、中学生男子が十キロと五キロを走り、小学生(三年生以上)とジョギングの部は二・六キロに挑む。当日は、同体育館エントランス広場で、午前八時四十分から歓迎セレモニー、同九時から開会式を行い、同十時から新春の沖野路へ各部に分かれスタートとする。


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前田町長への不信任案 否決

責任回避の答弁で4議員提出

「もっと責任感を」と警鐘
=五個荘町=

(五個荘町の偽計入札妨害事件および農業集落排水処理施設の委託業務をめぐる詐欺事件で、職員が逮捕、処分保留となった問題にからみ、五個荘町議会で二十一日、前田清子町長に対する不信任案が議員提案されたが、一人が退席するなか賛成四、反対七で否決された。

 不信任案は、職員の不祥事に対する一般質問および全員協議会で前田町長が「職員がやったことで、私は知らなかった」などと答弁したのを受け、「町長責任を回避している」と批判するもので、西村吉平議員を提出者に、諏訪一男議員、北川満雄議員、川嶋重剛議員の賛成署名を添えて提出。演壇に立った西村議員は「町長の政治的、道義的責任を果たしていない」と指摘し、町長への不信任理由を述べた。
 これに対し、大橋保治議員は「合併を控え、建設的な話し合いをすべき時に混乱を起こすべきではない。来年二月の新市発足まで責任を全うすべきである」と反対討論した。

 地方自治法によると、不信任案の採決には議長も参加でき、四分の三を超える賛成で可決される。同町議会(定数十四、欠二)で可決されるには九人以上の賛成が必要だが、採決の結果、賛成四、反対七、退席一で否決された。
 閉会後、西村議員は「数の上から見ても、不信任案を通すこと自体が目的ではない。責任を回避するなど、前田町長に町長としての責任感をもっと持ってくれと警鐘したかった」と反省を求めた。

議長不信任案は取り下げ
同僚議員ら「理由成り立たず」


 またこの日、議員五人による寺村茂和議長への不信任決議案も出される予定にあったが、書類不備を理由に取り下げた。

 提案しようとしていたのは、森沢文夫議員、諏訪一男議員、西村吉平議員、北川満雄議員、川嶋重剛議員の五人。理由は、議会初日の十日に、議会推薦として市田治夫議員を監査委員に任命する人事案件が否決され、その責任を寺村議長が取るべき―とするもの。

 しかし、提案前に開かれた全員協議会の場では、町当局および議長からの説明に誰一人として反対を述べる議員はおらず、採決の場になって賛成三、反対八で否決された。これを見た賛成議員と職員らは「意見を述べる場で何も言わず、議場で否決させるなど、論議を求められる議員としての役目を果たしていない」「五個荘町議会としての質が問われる恥ずかしい行為だ」と避難し、合併の関係市町も「なにをやってるんだ」と呆れ顔。否決された責任は議長にあるとする提案理由に疑問が集まった。

 このため、閉会を前に全員協議会が開かれ、再度、提案理由が求められたが、議長不信任の規定および法的効力はないことから意気消沈し、さらに、この内の一議員は、詐欺事件で逮捕され、処分保留中の業者に情報を漏らしていた問題を指摘され、他議員から「辞職勧告も辞さない」の批判を浴びたことから、結局、書類不備等を理由に取り下げを行った。


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竜王町でしか味わえない「義経元服料理」誕生!

来年一月の成人の日から販売へ

=町独特の伝統料理「ぬた」も登場=

鎌倉時代の武士の祝膳を基に再現された「義経元服料理」
(湖東・竜王町)
 平家打倒と源氏再興を誓った天才武将「源九郎義経」。京から奥州へ下る途中、元服(大人になるための儀式)し、幼名・牛若丸から義経の初名乗りをあげ、武将として出発した竜王町でこのほど、「義経元服料理」が誕生した。この料理は、鎌倉時代の武士が祝宴の際に食べた祝膳を基に、味付けなど工夫を凝らし現代人の口に合うように再現されたもの。義経も大人になった自覚と決意を胸に祝膳を食べたのではないかと、八百年以上前のことに思い巡らせながら、ゆかりの地で食事が楽しめる。新成人となる現代っ子たちに、義経のように志をたて大人の仲間入りする重みを料理を通して感じてもらいたいと、来年一月十日の成人の日から同町内で売り出される。

 来年一月から放映されるNHK大河ドラマ「義経」を前に、竜王町では、義経ゆかりの地を起爆剤に、県内外から誘客を図り、町の活性化につなげようと、観光振興に力を入れている。

 その一環として、今回、同町観光協会(若井冨嗣会長)と同町商工会(森嶋治雄会長)の料理部会、道の駅竜王かがみの里(林正治駅長)の三者が連携して、「義経元服料理」を企画した。

 元服料理そのものの資料がないため、鎌倉時代の武士・庶民の暮らしぶりや歴史背景などを研究している東京の玉川学園・多賀譲治研究員による時代考証や当時の食の営みに関する文献・意見を参考に、同商工会料理部会(西村治男部会長)が中心となってメニューを考えた。

 考案されたメニューは、塩漬けしたぶりを辛子みそに付けて食べる「ぬた」と塩漬けしたさばの焼き物、鶴の形にむいた里芋の煮物、茹でた車えび、菊のように飾り切りし出汁をしみ込ませたかぶらと鴨のあつもの、紅白のかぶらの漬け物、白米、船に見立てたかきもちの上に盛り付けられた里芋を油で揚げた菓子、地酒の白酒―の全九品で、地元の食材をふんだんに使用している。

 特に、同町独特の伝統料理「ぬた」は、生のぶりを塩漬けし保存食として地元住民の間で今でも食べられているもので、内陸部に位置する同町鏡の宿の地理的条件や食品流通状態、冷蔵庫がなく焼く・煮る・蒸すが料理の基本だった鎌倉時代の食文化を加味すると、魚介類は当時も塩蔵したものや干物であったと考えられる。

 調理を担当した料理旅館「八幡屋」(同町川守)の福本信次さんは、「旧家で保管されている器を見ても、すべてつゆがこぼれないように作られた形のものばかりで、当時の調理方法が想像できる。味付けや盛り付けは謎が多いが、めでたい最高の料理だと思って味わってほしい」と語り、最後の調味料として料理人の思いを加えた。

 当時の武士の食事は質素だったとされるが、「義経元服料理」は食べ応え・ボリュームともに十分で、野菜の旨味が感じられ、目玉である“ぬた”は酒の肴(さかな)にもぴったり。

 義経に扮して元服料理を味わった町職員は、「重みを感じ、感慨深い」と襟を正しじっくりと味わっていた。

 また、林駅長は、「義経元服料理を食べたら、必ず、鏡神社にも参拝してもらって、さらに御利益を受けてほしい」と話していた。

 料金は、一人前二千百円(消費税込み)。来年一月十日から道の駅「竜王かがみの里」と「八幡屋」などで食べられる。前日までに予約が必要で、予約は五人以上から受け付ける。申し込みおよび問い合わせは、同町観光協会(電話0748―58―3715)まで。なお、同町鏡と義経の歴史などについては、ホームページ「鏡宿 義経元服ものがたり」(http://www.town.ryuoh.shiga.jp/yoshitune/)に詳しく紹介されている。


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7個人にスポーツ特別功労賞

市体協50周年記念式典

=半世紀を回顧し発展を祈る=

川端市長からスポーツ特別功労賞を贈られる受賞者
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市体育協会の設立50周年を祝う記念式典が19日、ホテルニューオウミで開かれ、出席した来賓と会員合わせて約200人が、半世紀の歩みを振り返ると共に今後の発展に期待を寄せた。

 八幡中生徒8人による八中太鼓でオープニングした式典では、中島正峰会長が「半世紀の歴史とともに現在の発展につながりました。皆さんのお力添えにより記念誌も完成しました。半世紀の歴史を振り返ると共に今後の発展のために皆さんの協力をお願いします」と式辞を述べた。

 来賓として出席した川端五兵衞市長は「スポーツの振興はまちづくりにも大切なことです。スポーツを通じて健康で明るく活力に満ちた近江八幡になることを祈ります」と祝辞を送った。

 続いて、スポーツの振興に尽力した7個人に川端市長から「特別功労賞」が贈られ、これまでの尽力を称えた。

 受賞者を代表して剣道の奥川省一さん(永原町)が「記念すべき年に賞をいただき感謝いたします。多くの人の支えにより本日の受賞になりました。栄誉を分かち合い、共に喜びたいと思います」と返礼した。最後に剣道連盟にによる日本剣道の演武が披露され、式典に華を添えた。

 スポーツ特別功労賞の受賞者は次の通り(敬称略)。
奥川省一(剣道)、森春男(学区体育振興)、矢田幹治(サッカー)、福永博昭(スキー)、木村隆一(ソフトテニス)、伊田稔(軟式野球)、中江キン子(バレーボール) 

 


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