滋賀報知新聞(ニュース)平成17年1月19日(水)第14005号


全国初 GMOフリーゾーン運動

2畳の大看板をほ場に設置

全国から生協関係者らが集結
=29日 高島市でキックオフ宣言=

(全 県)
 GMOフリーゾーン(遺伝子組み換え作物拒否地域)運動がいよいよ日本で始まろうとしている。この運動は、自らの耕作地でGMOを栽培しないという宣言を行い、その旨の表示をほ場に掲げて、種苗業者や近隣の耕作者にもGMO(遺伝子組み換え作物)の拒否を訴えようとするものだ。

 この一環として、生活協同組合連合会きらり(大阪府堺市、山口節子会長)が昨年十一月、GMOフレーゾーン自主設置運動暫定事務局を設置し、この運動のキックオフとして、この二十九日に高島市新旭町の生産者八人の「針江げんき米ほ場」で畳二枚分の大看板(図=看板のマーク)を設置し、生産者と消費者が一堂に会するイベントを行なう。

 国内各地ではGMナタネ、GM大豆、GMトウモロコシの自生が確認され、GMOの花粉汚染が心配されている。加えてGMOの輸入と消費も歯止めがかからない状況にある。また北海道、茨城、岩手、滋賀県などでは、GMO栽培の指針や条例が定められているが、GM大豆の栽培指針にとどまらず、商業栽培を強行しようとする農業者も現れている。

 欧州では現在、GMOフリーゾーンが拡大し、市民団体が呼びかけて、農家や地方政府・自治体が宣言を行なっているところもある。日本でも同様のGMOフリーゾーンを広げようと、現在、生協連合会きらりが先行して運動を進め、同暫定事務局の主催で二十九日、高島市新旭町で二畳大の看板を立てて、GMOフリーゾーン運動の開始宣言をする。

 同暫定事務局では「当日は東京を中心にGMO反対運動に取り組んでいる市民団体や生協関係者、地元の生産者らが参加するが、県内の多くの人にも参加してほしい」と呼びかけている。


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意識向上と自己啓発推進へ

消防職員意見発表会

=あす 東近江消防本部が開く=

(湖東・広域)
 東近江行政組合消防本部(木村勝消防長)は、二十日午前九時半から「消防職員意見発表会」を屋内訓練場で開催する。

 消防職員の自己啓発推進を目的に開かれ、本部ほか近江八幡、八日市、日野、能登川の四消防署から十二人が、日ごろの消防活動から得た体験を基に意見発表(一人五分以内)を行う。

 優秀に選ばれた二人は、来月二十二日に県消防学校(能登川町)で開かれる第三十回滋賀県消防職員意見発表会への出場権を得る。意見発表を行うのは次のみなさん。

 【消防本部】栢木健一「災害からの復興」

 【近江八幡消防署】藤井敬吾「地方公務員として見た地域」▽高木かず美「消防吏員になって」▽西川義起「責務」

 【八日市消防署】中村亘孝「笑顔」▽辻徹也「私にできること」▽大林賢司「自分への挑戦」

 【日野消防署】村田和彦「原点」▽西村卓也「心の声」▽山田直樹「表情からの声」

 【能登川消防署】辻友恵「現場から…」▽山下賢一「志」


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ユニック上げたまま踏切を通過

架線と信号ケーブルを切断

=近江鉄道八日市線 35本が運休=

▲冷たい雨の中続けられた普及作業
(湖東・八日市市)
 八日市市糠塚町の近江鉄道糠塚道踏切で十七日午前十時五十分ころ、安土町常楽寺の会社員、明神成紀さん(32)運転の四トンユニック車が架線を引っかけて切断する事故が発生し、八日市線の八日市・近江八幡間が約七時間にわたって不通になった。

 家畜用飼料の積み降ろし作業中にユニックを上げたまま、踏切を市公設卸売り市場方面から国道421号方向に通過し、高さ五・二メートルの架線と信号ケーブルを引っかけたもので、架線約五十メートルを切断、信号ケーブルも約四百メートルにわたって垂れ下がった状態となった。

▲代行バスで到着した近江八幡方面からの乗客
 さらに、信号ケーブルを引っかけたまま走行したため、踏切近くの民家の屋根瓦が一部はぎ取られたが、住人にけがはなかった。

 この事故で太郎坊宮前駅と市辺駅間が不通となり、八日市駅十時四十三分発と近江八幡駅十一時八分発の列車が運行を停止、八日市・近江八幡間で、バスによる代行運転を行った。

 八日市駅では、駅員にJRとの連絡方法や復旧のめどを訪ねる利用者の姿が見られたが、大きな混乱はなかった。

 復旧作業は、時折降る霰(あられ)混じりの冷たい雨と寒風の中での七時間あまりにおよぶ懸命の作業となり、午後六時にようやく全面復旧した。

 この間、運休した列車は、上下合わせて三十五本に及んだ。


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蒲生郡青少年美術展

園児・児童の絵画作品

=計93点を紹介=

(湖東・蒲生町)
 蒲生郡四町の保育・幼稚園児と小学生の絵画を紹介する「蒲生郡青少年美術展」(蒲生郡美術教育研究会主催)が、日野町立図書館内ギャラリー=写真=で開催されている。多くの人が絵画の前で足を止め、子どもたちの自由な発想と純真無垢な感性を作品を通して感じ取っている。

 同美術展で紹介されている作品は、蒲生郡の作品審査で入選した平面作品の中から、展示用に選りすぐられたもの。

 園児たちの絵には、人や動植物などが色彩豊かにいきいきと描かれている。年齢が上がるにつれ、描写が細かくなり、色画用紙や折り紙、毛糸、広告などをはり付けて立体的に仕上げるなど工夫が凝らしてある。

 また、小学校高学年になると、花が咲き乱れる地球と地球破壊プロジェクト用のロケットを書いた「地球があぶない」や、蒲生氏郷公や観光スポットを紹介する「見て下さい!私の作った日野町観光パンフレット」、こうなったらいいなという児童の希望が詰まった「夢いっぱいの未来都市」など、絵にメッセージを込めた作品が多い。

 会場には、園児・児童の作品計九十三点が飾られており、自分の作品が展示されている子どもと親が記念撮影に訪れる姿も見られた。

 会期は二十一日まで。休館日は、月曜日と火曜日。


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育てたサツマイモ使って

スイートポテト作り

=蒲生町の「ガンバクラブ」=

▲蒸したサツマイモの皮をむく子どもたち
(湖東・蒲生町)
 障害を持つ子どもたちと同世代の子どもたちが体験活動を通して交流を深めている蒲生町マックスクラブ「ガンバクラブ」がこのほど、自分たちで育てたサツマイモを使ってスイートポテトを作った。

 参加したのは、同クラブに所属する小学二年から中学一年生まで七人と、朝桜中学生四人を含むボランティア六人。

 エプロンと三角巾を身に付けた子どもたちは、サツマイモを洗い切って、蒸し器に入れる作業から始めた。時間が経つにつれ湯気とともに、会場の同町立蒲生北小学校調理室には甘い香りが充満し、蒸し上がった熱々のサツマイモの皮むきに取り掛かった。

 食欲をそそる甘い香りにたまらず、子どもたちはすりつぶしながらペロリとなめ、味を確かめつつ砂糖やバターなどを加えていった。アルミ箔に丸めたサツマイモをのせ、卵を塗ってオーブントースターで約五分焼いて出来上がり。

 外はサクッとした歯触りで、中は柔らかくサツマイモ本来の自然の甘味が感じられるスイートポテトに、「おいしい」とホクホク顔でほお張っていた。

 サツマイモの苗から育て、収穫し調理するまでの一連の作業に、多くの人が携わり、つながり合えたことが子どもたちにとって一番の収穫となった。   

 


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