滋賀報知新聞(ニュース)平成17年1月22日(土)第14008号


各市町で候補地検討

湖東三山IC

スマートIC制度未整備のまま
=地元負担不明に委員から不安感=

(湖東・広域)
 名神高速道路の彦根インターチェンジと八日市インターチェンジ間にノンストップ料金収受システム(ETC)専用インターチェンジ(スマートインターチェンジ)の誘致をめざして彦根市と愛知郡、犬上郡の一市七町の首長、議長、県市町担当職員で組織する「(仮称)湖東三山インターチェンジ建設推進期成同盟会」の総会が、十九日に豊郷町役場で開かれ、県道路課から示された三か所の候補地(多賀サービスエリア・甲良パーキングエリア・秦荘パーキングエリア)に関する調査や試算を元に協議した。

 山下和幸県道路課長から、昨年中に二回開かれた正副会長勉強会で示された平成十五年度実績を元にした彦根インターと八日市インターの一日平均利用交通量と方面別利用交通量、湖東地域の工業系団地分布、アクセス道路状況(国道へのアクセスと新幹線・近江鉄道通過地点)、候補地ごとのインターチェンジ接続概要と建設費試算などとともに、スマートインターチェンジ制度については国ではまだ整備が進んでおらず社会実験段階であるため、設置の要件や基準、地方の負担割合が明確になっていないことなどが報告された。

 会長の大野和三郎豊郷町長が開会のあいさつで「次回の総会では候補の選定を」という意向を示したことを受けて、委員から「(新幹線栗東駅誘致と同じてつを踏まないためにも)事業主体は県なのか、地元の費用負担の割り合いはどれくらいになるのかを明確にしておかないと、候補地決定後の費用負担が地元にとっては大きな障壁となる」などの意見が出された。

 山下課長はあくまでも制度が未整備であるとしながら、地域活性化インターチェンジを甲南町(現在甲賀市)の単独で費用を負担することになっている第二名神の甲南インターチェンジの例を紹介、大野会長は「いずれがベターかしぼっておかないとあとが進まない」と理解を求めた。

 結局、この報告を各市町に持ち帰って、検討した上で、早い時期に総会を開き、(候補地選定の)方向性を決めることになった。


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愛知郡消防連合出初式

新年の防火・防災誓う

=消防団など200人参加=

▲元気よく行進する幼年消防クラブ員
(湖東・愛東町)
 愛知郡消防連合出初式(県消防協会愛知支部主催)がこのほど愛東町で開かれ、参加した郡内の消防団員、消防職員、女性防火クラブ、幼年消防クラブ合わせて約二百人が、ことし一年の防火・防災の誓いを新たにした。

 愛東町文化センター大ホールで行われた第一部では、消防団員や住民団体の防火・防災への貢献や勤続をたたえて、表彰状、感謝状の授与が行われた。

 愛東町総合福祉センターじゅぴあ駐車場での第二部では、分列行進や消防自動車の車列行進が行われ、参加した愛東町のかすが保育園の幼年消防クラブ員も元気よく行進し、「火遊びはしません」と大きな声で約束した。続いて、消防署員による訓練が披露され、最後にカラフルな一斉放水で出初め式を締めくくった。

 主な表彰は次のみなさん。(敬称略)

【県消防協会長表彰】功績章 吉岡新次(愛東町副団長)松本和男・冨江隆(愛知川町副分団)石森文和(愛東町機関部長)▽勤功章 上林市治(秦荘町部長)東幹夫・藤野喜久(愛知川町部長)堤英郎(愛東町団員)▽勤続章20年 上川喜久(愛東町団員)▽同10年 中島亮(湖東町班長)藤野昌弘・中村廣一・久保川瑞穂・楠真二(愛知川町団員)▽精励章金章 村川繁明(秦荘町機関班長)▽同銀章 富田桂司郎(秦荘町機関長)西澤弘幸・古川暁(湖東町団員)村田一秀・中村誠司(愛知川町団員)山本善洋(愛東町団員)▽同銅章 植田憲明・西澤洋樹(愛東町団員)宮川浩・丸山満・小林充周・野々村直幸(秦荘町団員)原田誠人・清水恵一(愛知川町団員)▽感謝状15年以上30年未満 高橋治(秦荘町元部長)▽同5年以上15年未満 岡村佐市郎(湖東町元団長)廣田勇二(愛知川町元機関班長)

【愛知支部長表彰】▽勤続章15年 森下正人(愛東町部長)上林市治(秦荘町部長)堤英郎(愛東町団員)▽同5年 村川繁明(秦荘町機関班長)山本剛司(秦荘町機関長)岡部善幸・上林章宏(秦荘町団員)重森忠(愛知川町団員)▽感謝状30年以上 平塚真一(愛知郡消防本部元消防長)▽特別表彰 石森文和(愛東町部長)秦荘町岩倉班(優秀消防班)百済寺丁女性防火クラブ(自主防火団体)愛東町大字外区(防火協力団体)

【知事表彰伝達】優良自衛消防隊(地域団体) 湖東町小八木自警団


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あいとうエコプラザ菜の花館

循環型社会の拠点あすしゅん工

=23日にはオープニングイベント=

▲完成した「あいとうエコプラザ菜の花館」
(湖東・愛東町)
 愛東町の資源循環型地域づくり拠点施設「あいとうエコプラザ菜の花館」が同町妹のあいとうマーガレットステーション北側に完成し、二十二日午前十時からしゅん工式が、また、翌二十三日午前十時からしゅん工記念のオープニングイベントが開催される。

 住民の積極的な参加のもとで取り組まれている「あいとうイエロー菜の花エコプロジェクト」やゴミの集落単位での自主分別回収と再資源化活動「あいとうリサイクルシステム」、同町の基幹産業である第一次産業から排出されるもみ殻や木くずを炭化して再利用する「バイオマス利活用」といった地域循環システム『愛東モデル』の実施と学習、情報発信の拠点施設として機能を果たす。

 この十三日には植田茂太郎町長が小泉純一郎首相に招かれ上京し、「あいとうイエロー菜の花エコプロジェクト」など同町の資源循環型地域づくりの取り組みについて直接解説するなど、同町の取り組みは全国規模で注目を集めており、今回の拠点施設完成で、資源循環型社会づくりの全国モデルとしての期待もさらに膨らんでいる。

 オープニングイベントは「環境まちづくり 孫や子に伝えるもの」をテーマに、クイズや抽選などで知る新エネルギー展をはじめ、リサイクル作品展示、施設見学などが行われるほか、廃食油から作られた燃料で走るBDFカートの試乗、まき割り体験、ペットボトル工作やガラスアート体験の各コーナーが開かれる。

 屋外広場では、若鮎太鼓演奏、子どもたちによる環境メッセージの発表に加え、エコ漫才や環境マジック、菜の花ビンゴ大会など催しや、うどんやぶた汁など模擬店の出店などを午後三時まで繰り広げ、楽しみながら環境への関心を深めてもらう。


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安楽寺の橋本住職ら

息も白く「寒行托鉢行」

=無病息災願い1日6時間=

▲26日まで約900世帯を回る寒行托鉢
(湖東・能登川町)
 一年で最も寒い「大寒」の二十日、能登川町安楽寺にある天台宗安楽寺の「寒行托鉢行」が始まり、二十六日までの一日六時間、お経を唱えながら約九百世帯を廻り歩く。

 禅の修行は厳しいことで知られるが、この季節は「寒行」の言葉通りに特に厳しく、風雪に耐えながら歩く托鉢は、生きることの尊さを説いた弘法大師の精神を継承し、自らの修行とともに地域の無病息災、家内安全を願う「歩く座禅」とも言われている。

 この日の朝は気温〇度と氷の張る寒さ、集まった信者たち十人は、橋本慈弘住職(67)とともに朝の読経を行い、手甲脚絆(きゃはん)と素網代笠を被って寺を出発。「ホォー、ホォー」とホラ貝を吹きながら、伊庭・須田・能登川・浄土などの西学区を歩き、頬を真っ赤に染めながら一軒一軒に般若心経を唱え上げた。

 声を聞きつけ、玄関先まで出迎えるお年寄りや、留守宅の玄関に「お寒いのにご苦労さま」と手紙を添えておく住民もおり、「がんばってくださいね」の声と共に渡される浄財に深々と合掌した。

 橋本住職らは「喜捨くださる行為は、人々の中の仏様の表れではないでしょうか。体を温めて下さいと、ストーブを焚いてくれる人もおられ、力が湧いてくるありがたさです」と、喜びを見せていた。

 集まった浄財やお米の布施は、地域福祉のために町へ寄付する。


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特別報告や4つの分科会など

身近な人権問題を本音で語る!

=22日 蒲生町で「町民のつどい」=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町人権学習推進協議会は二十二日午後一時から、個々の人権が尊重される社会の実現に向け、身近な問題について語り合う「明るいまちづくり町民のつどい」を同町あかね文化センター小ホールで開催する。入場無料。

 これは、地域住民の人権意識向上や青少年の健全育成に重点を置き、蒲生町が取り組んでいるまちづくりの一環として開かれるもので、今年で二十六回目を迎える。

 つどいでは、開会行事の後、人権ふれ愛メッセージ入選者の表彰式や特別報告が行われる。特別報告では、同町少年補導員の森田耕作さんが「青少年の健やかな成長を願って」、寿クラブ連合会事務局長の西田嘉五さんが「元気なお年寄りの声を聞いて」、中国人研修生の高華さんが「日本に住んで思うこと」を実生活での体験を交えてそれぞれ語る。

 引き続き、四つの分科会が催される。第一分科会「子どもと大人のミニ・シンポジウム」は、町内の小中学校から子ども各一人と大人代表のPTA関係者四人が、本音をぶつけ合う。

 また、第二分科会「青少年の健やかな成長を願って」や第三分科会「元気なお年寄りの声を聞いて」、第四分科会「日本に住んで思うこと」が催され、ケーキとコーヒーが用意される和やかな会場で意見を交わす。

 町外在住者の参加可。当日受け付けは午後零時半からで、事前申し込み不要。詳しくは、蒲生町教育委員会社会教育課内の同町人権学習推進協議会事務局(電話0748―55―4893)へ。 

 


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