滋賀報知新聞(ニュース)平成17年1月26日(水)第14011号


湖東ブロック21保育園から465点

のびのび絵画展

=31日まで アピア情報プラザ=

▲子どもたちの作品を楽しむ買い物客
(湖東・広域)
 八日市と永源寺、能登川、蒲生、日野、安土、竜王の一市六町の公立、私立の保育園に通う五歳児の作品を集めた「湖東ブロック絵画展」が、八日市駅前のショッピングプラザ・アピア四階情報プラザで開かれている。三十一日まで。

 毎年開かれている同展には、今年も四百六十五点のかわいい作品が集まった。動物や乗り物、楽しかった思い出、おはなしの絵、凧揚げや雪合戦など、水彩、クレヨン、版画、はり絵などで、個性豊かに表現している。

 会場では、買い物客に混じって家族連れやお年寄りの姿も見られ、子どもたちの力作に足を止め、思わず目を細めている。出展園は次の二十一園。

【八日市市】聖徳、すみれ、つつじ、みつくり、むつみ、いちのべ、延命、八日市めぐみ【永源寺町】もみじ、かえで【能登川町】ちどり、ひばり、めじろ、こばと【蒲生町】ふたば【日野町】こばと、わらべ、さくら、あおぞら【安土町】安土【竜王町】ひまわり


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優しさとアイデアで素敵な作品に

再生ガラスのアート展

=能登川郵便局で開催中=

▲町づくりグループ「ガラスサークル梅の里」による再生ガラスのアート展
(湖東・能登川町)
 環境への優しさとアイデアで新たな命を生む、ガラスサークル梅の里(米原町梅ヶ原)の「再生ガラスアート展」が、二月四日まで能登川町佐野の能登川郵便局で開かれている。

 梅の里は、限りある資源をリサイクルすることによって、ゴミの減量化と循環型社会への意識高揚を目指す町づくりグループで、調味料やジャムなどの空き瓶を持ち寄っては再利用にチャレンジし、毎週金曜日、地元・梅ヶ原の公民館で活動を続けている。

 出来上がった作品は、醒ヶ井の宿駅ショップで販売しているほか、地域のお年寄りたちへ敬老の日のプレゼントとして贈っており、近年、子ども会や婦人会、障害者施設、学校等の教育機関で手作りガラスの体験教室も開いている。

 今回は、再生ガラスならではの味わいを見てもらい、リサイクルすれば新たな日用品として使えることを知ってもらおうと、同局の待合いロビーを借用して紹介。青や緑、黄色に縁取られた写真立てやミラー、おしゃれなペンダント、箸置き、灰皿などの再生アートが並ぶ。

 また、色や材質の違うガラスを混ぜたことで、不思議な色や気泡が入るなど、温かみある作品に仕上がっている。様々な偶然から形や色をなす再生ガラスアート、「元のビンは何だったのかな」と興味を持たせるのも、その魅力の一つだ。


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本堂から文化財搬出!

檀家や地域住民が宝守る

=日野町仲明寺で消防訓練実施=

▲庫裏の倒壊で下敷きになった人を救出する消防隊員ら
(湖東・日野町)
 「第五十一回文化財防火デー(二十六日)」を前に、日野町佐久良の仲明寺(服部一秀住職)で消防訓練が二十三日に展開され、檀家総代や地元消防団、地域住民ら約七十人が文化財の搬出や一体となった火災防御方法を体得した。

 この文化財防火デーは、先人たちが守り伝えてきた身近で貴重な文化財を火災から守るため、関係機関と消防隊の防火協力体制の充実強化や消防技術の向上、あわせて地域住民の文化財に対する愛護思想・防火意識の高揚を図ることを目的としている。

 気温マイナス一度と酷寒の中、「午前八時半、東近江地域を中心としたマグニチュード六・八、震度六弱の地震が発生。仲明寺の庫裏が倒壊し、住人一人が下敷きとなる。また、庫裏から出火し、本堂および近隣住宅への延焼の恐れあり」との想定で、服部住職が一一九番通報するところから訓練が始まった。

 現場に到着した日野消防署消防隊が、本堂前で木材などが覆いかぶさり下敷きになっている家人を発見、火の粉を巻き上げながら電気ノコギリなど救助道具を巧みに使い分け、わずか数分で救い出した。
 また、檀家総代らが、本堂に安置されている町指定・木造聖観世音菩薩文様立像に見立てた箱を迅速に搬出し、文化財搬出中に転倒したとする檀家総代一人を同消防隊が救護搬送した。

▲本堂から木造聖観世音菩薩文様立像に見立てた箱を搬出する檀家総代
 火災指令により出動した同消防隊と南出張所消防隊、日野町消防団、佐久良自警団らは、適格な放水技術で庫裏の消火と寺院西・東側の延焼防止にあたり、佐久良女性防火クラブメンバーが消火器による初期消火を繰り広げ、鎮火した。訓練を見守っていた地域住民も、きびきびとした動きに感心しきっていた。

 訓練後、服部住職は「面白半分に放火されたりする恐れもあるので、この訓練をきっかけに火災には十分に気を付けたい」と語り、日野消防署の服部巌署長が「厳しい寒さの中、熱心に訓練を展開してもらった。消防署としても、地域のみなさまとともに、大切な文化財を火災から守っていきたい」と地域あげての防火活動を呼び掛けた。

 また、蒲生町では二十五日に、雨神社(市子殿)と梵釈寺(岡本)、竹田神社(鋳物師)、高木神社(岡本)、法雲寺(上麻生)、慶岸寺(宮井)、誓安寺(合戸)、石塔寺(石塔)で予防査察が行われた。

 日野町では、法光寺(北脇)と仲明寺(佐久良)、西明寺(西明寺)、熊野区(熊野)、正明寺(松尾)、金剛寺(大谷)、信楽院(村井)、綿向神社(村井)、松林寺(小井口)、正法寺(鎌掛)、安楽寺(下駒月)、金剛定寺(中山)、光明院(中山)で二十六日に実施される。 


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懐かしのガリ版や個性光る手書き

=例年の3倍 応募総数430点=

▲蒲生町で「年賀状作品展」
(湖東・蒲生町)
 今年の年賀状をテーマとした「第五回あかね年賀状コンクール」(主催=蒲生町教育委員会社会教育課、蒲生町あかね文化センター)の作品展が、蒲生町あかね文化センターで開催されている。会期は、二月二日まで。

 蒲生町は、簡易印刷機「謄写版(愛称=ガリ版)」を発明した堀井新治郎親子の出身地。人から人へと広がり、暮らしの中で息づいていた「ガリ版文化」の継承も込めて、毎年、年賀状コンクールを催している。

 今回は、蒲生北小学校や朝桜中学校など学校あげての取り組みが功を奏し、応募総数四百三十点と例年の三倍の作品が町内外から寄せられた。
 部門は、ガリ版の部と手書きの部で、紙を引っ張ると「酉」と書かれた卵がにわとりのお尻から出てくる仕掛けが付いていたり、貼り絵や和紙を活用して立体感を出しているものなど、展示作品はどれも個性が光る。

 来場者の中には、「小さい頃はよく学校でガリガリと鉄筆で絵や文字を書いた」と指差しながら、子どもたちがガリ版で作った年賀状に自分の思い出を重ねている人もいた。

 絵だけでなく、「トリあえず今年もよろしく」や「トリのように希望という名の風に乗って未来という大空へ羽ばたこう」といった新年のあいさつ文にも工夫が見られた。

 部門・対象者別で優秀作品に選ばれたのは次のみなさん(敬称略)。

 【ガリ版の部】小学三年生以下=金賞・高岡恭平、銀賞・熊倉侑子、銅賞・外川有紀、杉村理紗▽小学四年生以上=金賞・竹内夏希▽一般の部=金賞・西川敦子、銀賞・安田素也子、銅賞・土田光子

 【手書きの部】小学三年生以下=金賞・北崎喬也、銀賞・高森詠人、銅賞・藤野義人▽小学四年生以上=金賞・奥村泉、銀賞・川西寧々▽中学生の部=金賞・横田悠貴、銀賞・松本希幸、松尾杏結美、銅賞・橋本由美子、岡田康平、石岡夕紀▽一般の部=金賞・小林すず子、銀賞・奥野希子、銅賞・川島せい子 


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山田良定と郷土の弟子たち展

彫刻家・僧侶・教育者としての生涯

来月2日から市文化会館で開催
=11日には講談と室内音楽会=

▲展覧会を前に作成された出展作品集
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市は、市制50周年記念事業の1つとして2月2日から11日まで市文化会館で「山田良定と郷土の弟子たち」と題する彫刻展を開催する。

 故・山田良定氏は、同市白王町、専念寺の住職で、滋賀大教育学部卒業後、県内の小・中・高校で教べんをとる傍ら1962年(昭和37年)に彫刻家の道をめざし、文化勲章受章者の富永直樹氏に従事。翌年の日展で初入選して以来、毎年出展を続け、95年の第7回日展で作品「湖風」が特選に選ばれた。さらに次年の日展でも「草原」が特選を受賞するなど、その実力が美術界で認められた。その後、数々の秀作を世に出した。

 76年には滋賀大助教授に迎えられ、2年後には教授に昇任。以後、第10回日本彫刻会審査員、第13回日展審査員を務めた。また、びわこ国体では、参加賞、記念賞、モニュメント等の制作にも携わった。

 個人作品では、市文化会館の「草原」、八幡幼稚園の「日なたぽっこ」、沖島小の「美しい琵琶湖 学びの舎」のほか、市立図書館の「みずうみの詩」、地元白王町に「湖風」などが建立され、優れた創作活動の足跡を伝えている。

 91年には、文部大臣表彰を受賞、2000年には生誕地の五個荘町から名誉町民に選ばれている。晩年は、滋賀大名誉教授や日展理事に就任し、後進の指導に力を注いだ。02年、大阪天王寺一心寺三千仏三形式原形・十二神将像の建立を最後に70歳で世を去った。この年、勲三等瑞宝章が贈られた。近江八幡市は、没後の04年に市特別功労賞を贈っている。

 点在する遺作品の中で、大津市生涯学習センターに建立されている「彩華」に刻まれている「二つのパンがあるならば、一つを売って華を買え、パンは体を養うが華は心を養う」は僧侶としての生き方も伝える銘文として知られている。

 今回の彫刻展は、山田良定の遺作品と氏の影響を受け県内で創作活動を続けている11人の弟子たちの逸品を集めた回顧展で、会場には日展初入選の「立女」や第26回日展で文部大臣賞を受賞した「秋ふたり」、第30回日展の芸術院賞「開幕の刻」など氏の作品と弟子らの作品計41点が展示される予定。入場無料。

 最終日の11日午後6時から同会館小ホールで「講談と室内音楽で綴る山田良定」が開かれる。

 旭堂南左衛門の講談とピアノ、オーボエによる室内音楽曲を演奏する。こちらは入場料1千円で定員200人。参加申し込みと問い合わせは、市役所文化振興課(36−5529)へ。 

 


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