滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月1日(火)第14016号


戦後60年 日本と地方の行方

八日市市「閉市記念講演会」

福岡氏 裏話交え現状と展望ズバリ
=中村市長 50年回顧と新市への思い=

▲閉市を迎えてあいさつする中村市長
(湖東・八日市市)
 永源寺、五個荘、愛東、湖東の四町との合併を十一日に控え、八日市市の閉市を記念した講演会が先月三十日に県立八日市文化芸術会館で開かれ、テレビや新聞・雑誌の政治評論などでおなじみの、また、八日市市民大学の講師も務めたことのある、白鴎大学教授、立命館大学客員教授の福岡政行氏の地方分権、三位一体の改革、市町村合併、合併後のまちづくりを展望する話に、参加者は耳を傾けた。

 講演を前に、中村功一市長が閉市を迎えてあいさつし、「昭和二十九年八月十五日、一町五村が合併して県内五番目の市として誕生、東近江地域の中心都市としてその地位を確たるものにしてきた」と、市制五十年を振り返るとともに、「いよいよ二月十一日からは一層大きな東近江市に生まれ変わります。新しい時代にふさわしく、市民と行政の協働のもとで、新市まちづくり計画のスローガン“みんなでつくる うるおいとにぎわいのまち”に沿って、東近江市の先導的な役割を果たされることを願っております。東近江市のさらなる発展のために、皆様の協力を」と、新市誕生への思いを述べ、さらに、能登川、蒲生、両町との合併に向けても理解と協力を求めた。また、志井弘市議長も「新しい希望のもてる夢あるまちづくりに」と新市への決意を語った。

 福岡氏は講演「これからの日本と地方自治――平成合併と三位一体の改革はどこへ――」の中で、政財界の裏話を交えながら、小泉政権と日本の政治経済、北朝鮮や中国問題などをズバリと斬るとともに、戦後六十年で人口減少時代に突入しようとしている今、財政問題解決のためには消費税一五%(社会保障目的税、日本の一律制ではなく欧州のような高級品ほど高く生活必需品は非課税の総数制)や、公務員の給与削減、子どもや高齢者が安心・安全に暮らせるコミュニティーづくり、を提言し、常に情報や人の話に耳を傾け、“心”を大切にするリーダーの存在が不可欠であると強調した。

 最後に、奥善夫助役が「合併してよかった、住んでよかったと言えるまちづくりへ」と、新市への期待を込めた閉市のあいさつを行った。


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文化財守れ!

五箇神社で消防訓練

=能登川消防署と五個荘町住民=

▲放水する消防隊員と団員ら
(湖東・五個荘町)
 能登川消防署と五個荘町消防団らは先月三十日、国の重要文化財と町文化財指定を受ける五個荘町宮荘の五箇神社で、文化財防火デーに伴う消防訓練を実施した。

 文化財防火デーは、現存する世界最古の木造建築物・法隆寺金堂で火災(昭和二十四年一月二十六日)が起こり、貴重な壁画の一部を消失したことを受けた訓戒の日であり、先人たちが守り伝えてきた貴重な文化財を火災から守ろうと、毎年、全国各地で火災防御訓練等が行われている。

 五十一回目を迎える今年は、江戸期の建築様式を今に伝える五箇神社を舞台に、「午前七時三十分、拝殿から出火し、折からの強風に煽られて重要文化財である本殿へ延焼する恐れがある」との想定で訓練が行われ、第一発見者の宮荘区長が一一九番通報。併せて、女性防火クラブと自警団らに連絡して初期消火にあたり、駆けつけた町消防団が可搬式ポンプ四台で火災を防御した。

▲初期消火にあたる宮荘区の女性防火クラブ
 同七時三十五分、冷たい雨と雪が降る中、自治会の誘導で消防車が到着し、神社東側にある幼稚園プールからホースをつなぐと、迅速な消火活動を行うとともに延焼を食い止める水のカーテンを作った。

 このとき、現場本部に「初期消火に当たっていた住民が逃げ遅れた」との連絡が入り、すぐさま「第一小隊は本殿西側から進入し、要救助者の救出に当たれ。第二小隊はその援護と延焼阻止。救急隊は現場本部に待機せよ」と、本番さながらの緊張感で指示を発し、第一・第二小隊が煙幕の中に進入。救急隊に引き継ぐまでの救出と搬送訓練を行った。

 訓練後、参加した住民らは「先人より受け継いだ貴重な財産、火災には十分に気を付けたい」と話し、防火意識と水利の掌握の必要性を認識した。また、能登川消防署員も「地域のみなさまとともに、大切な文化財を火災から守っていきたい」と、地域あげての防火活動を呼び掛けた。


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蒲生町議会議員補欠選挙

新人の岡崎嘉一氏が初当選

=過去最低の投票率34・43%=

▲当選の喜びをともに分かち、町の発展と町民のために力を尽くすことを誓い合う山中町長(左)と岡崎氏(右)
(湖東・蒲生町)
 議員死去に伴う蒲生町議会議員補欠選挙(被選挙数一)は、千月三十日に投開票が行われ、現同町区長会会長で無所属新人の岡崎嘉一氏(62、桜川西)=無職=が初当選した。  

 二十五日に告示された同選挙には、対抗馬として無所属で元町議会議員の内堀治夫氏(58、大塚)=自営業=が立候補し、五日間にわたって一騎打ちの戦いが繰り広げられた。

 同日に告示された蒲生町長選挙が無投票に終わったことから、投票率の低下が懸念されていた通り、当日の投票率は三四・四三%(投票者数三千七百八十四人)と過去最低となった。特に、有権者の約四割を占める新興住宅地の長峰団地の投票率が一四・二九%と最も低く、無党派層の多い新住民の関心の薄さが露呈した。

 得票数は、岡崎氏が二千五百八十九票、内堀氏が一千百十四票で、亡くなった議員の地盤を引き継ぎ、手堅く地元票を固め、さらに知人や親戚など横のつながりを生かし全町的に支持支援を呼び掛けた岡崎氏が一千四百七十五票上回った。

▲初当選を祝う万歳三唱で深々と頭を下げる岡崎嘉一氏(選挙事務所の桜川西公民館で)
 午後九時半頃、当選確定の知らせを聞き、選挙事務所の桜川西公民館に妻を伴いやってきた岡崎氏は、喜びを分かち合おうと待っていた支援者らの拍手で迎えられ、深々と頭を下げた。

 山中壽勇蒲生町長や地元県議会議員らから祝いの言葉が贈られ、集まった支援者約百人と万歳三唱で当選を噛み締めた。

 岡崎氏は、「多くの方のご協力で当選させていただきました。当確を聞いたときは、重責を感じました。みなさんの温かい御支援をいつまでも忘れることなく、町民の代弁者、パイプ役として、掲げた五つのスローガンを肩の上に乗せながら一生懸命がんばります。本当にありがとうございました」と力強く語った。

 任期は、平成十七年一月三十日から同十八年四月二十九日まで。


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保健師と社会福祉士、歯科衛生士

竜王町が「嘱託職員」募集

=受験申し込み受付は3日まで=

(湖東・竜王町)
 竜王町は、平成十七年度同町嘱託職員を募集している。募集している職種と採用人数は、保健師一人、社会福祉士一人、歯科衛生士一人の計三人。

 職務内容は、「保健師」が保健予防と介護予防業務、「社会福祉士」が地域支援の総合相談・援助業務、「歯科衛生士」が診療補助業務となっている。

 応募資格は、平成十七年四月一日現在で五十五歳未満の人。三職種ともに学歴は問わないが、各職種の免許・資格を有し普通自動車運転免許を持っている人に限る。

 採用期間は、平成十七年四月一日から同年九月三十日までで、契約は最長六カ月間の更新あり。給与は、月額十九万円程度(経験年数十年程度)で、このほかに通勤手当などを支給する。

 試験方法は、作文試験(テーマは試験会場で発表)と口述(面接)試験。日時は、二月十日午前九時からで、竜王町総合庁舎二階二〇五会議室で行われる。

 この試験結果は、二月十七日頃に応募者全員に合否を文章で通知する。

受験希望者は、申込用紙を竜王町総務課(〒五二〇―二五九二 竜王町大字小口三番地)に請求する。郵便で請求する場合は、封筒の表に「嘱託職員採用申込用紙請求」と朱書きし、八十円切手を貼り宛先を明記した返信用封筒を同封すること。

 応募方法は、申込用紙に必要事項を記入し、同町総務課へ持参するかもしくは郵送する。受け付け期間は、二月三日まで(消印有効)。執務時間中の午前八時半から午後五時十五分まで受け付ける。

 詳しくは、同町総務課行政係(電話0748―58―3700)へ。


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「みんなBSみたいにきれい!」

安土町にホットテレビ開通

第1期地区でサービス始まる
=契約数、まずまずの出足=

▲町内第1番目となったホットテレビ映像を見る村瀬さんの家族
(湖東・安土町)
 安土町内で28日から、近江八幡ケーブルネットワークのCATV「ホットテレビ」の放映サービスが始まり、一般家庭で観られるようになった。

 この日午前10時前から、同町内初めての幹線から契約者家屋にケーブルを引き込む工事が下豊浦、会社員、村瀬義幸さん(51)方で行われ、約1時間後には、居間に置かれた大型テレビに美しい映像が映し出され、同社安土営業所の奥野幸治準備室長から町内第1号の記念品が贈られた。

 村瀬さん方は、近江八幡市の親戚からホットテレビの話を聞き、同地区はテレビがきれいに映る地域ではあるが、台風時などに屋上に設置したテレビアンテナが気になっていたことから、そうした心配がなく、いつでも安心してきれいな映像が多チャンネルで送られてくるケーブルテレビの契約を申し込んだ。

 工事が終了し、テレビ画面に映り出された映像を見た家族は「みんなBSみたいにきれいだねー」と感激していた。

 同営業所の話しでは、2、700所帯をサービスエリアとした同町中心部の第1期工事では、昨年暮れから合わせて120所帯から問い合わせがあり、そのうちすでに約80所帯が契約し、引き込み工事を待ってもらっているという。

 3月末までは、初期費用を30%前後値引く特典を設けたオープニングキャンペーンを実施。キャンペーン期間中の契約数800所帯を目標に営業活動を展開。自治会などからも説明に来て欲しいという要望にも応えており、すでに半数以上で説明会を終えている。

 ホットテレビの加入契約の初期費用は、アンテナの設置費用とさほど変わらないことや基本契約でアンテナ受信よりも多い19チャンネルとFMラジオ放送が視聴できることや県内で4月から本放送が始まる地上波デジタル放送も対応したテレビで観られるほか、インターネットも楽しめる。

 本拠地の近江八幡市内では、ほぼ2所帯のうち1所帯が契約しており、都市型CATVとしては全国でも高い加入率を誇っている。安土町でも加入率50%を目指しており、平成19年にはサービスエリアが町内全域に広がる予定。 

 


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