滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月13日(日)第14027号


新市への期待・灯火に託す

愛東町で「さよならイベント」

ぺットボトルの灯りで
=去りゆく町を惜しむ=

▲ペットボトルとイルミネーションを前に思い出の1枚を撮る参加者
(湖東・東近江市)
 東近江市が誕生した前夜の十日、愛東町役場前芝生広場で愛東町50年の歴史を閉じ、新しい東近江のまちに希望の明かりを灯すイベント「愛の田園(まち)の灯り」が行われた。

 同町商工会青年部と町が新市・東近江市の誕生を多くの人と共に祝おうと開催。冷え込む夜に約200人の人々が集まった。

 午後7時から始まったイベントでは、町が制作した町の紹介映画「ひらけゆく愛の田園あいとう」やスライド写真の上映、年越しと引っ越しそばになぞらえた一杯百円の「まち越しそば」のバザーが開店。町の移り変わりを回顧しながら、そばで冷えた体を温めた。

 役場入口前では、ペットボトルの容器にいれた廃食油の灯りが用意され、訪れた人々が「ありがとう」、「愛東」と浮かび上がったイルミネーションの前に並べで灯りのオブジェを作りあげた。

 最後に花火の煙幕とともに「愛東」に替わって「東近江市」の電飾文字が浮かび上がり、新市の誕生を祝った。

 美しく輝くイルミネーションの前では、携帯やデジカメで記念写真を撮り合い、最後の思い出を心にも写し込んでいた。


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こちら新市「東近江市」

全国にPR交信

=昭和町の早苗さん=

▲新市誕生の11日、ハム交信で全国に東近江市をPRする早苗さん
(湖東・東近江市)
 東近江市が誕生した十一日、新市役所や各支所で開庁式が行われ、新市の行政機関とそのシステムが始動した。

 八日市市昭和町のアマチュア無線家、早苗恵造さん(50・会社員)は、アマチュア無線の交信を通して全国に「東近江市」誕生のPRに一役買った。

 アマチュア無線の楽しみ方の一つに全国の市や郡と交信してお互いの交信カードを交換するルールがあり、市町村合併により全国で誕生している新しい名称の市や町から、交信相手を求める電波が出されている。

 35年前、JH3AZCのコールサインで開局した早苗さんは第1級の資格を持つベテラン。この日は短波帯(7メガヘルツ)の電波を使って自宅の無線室から「東近江市が本日、誕生しました」とアナウンスすると全国から交信を望む応答が相次いだ。

 早苗さんは「全国のハムに新しいまち、東近江市が知ってもらえたらうれしい」と話していた。


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協働のまちづくりへ第一歩

東近江市が誕生 晴れの門出

=首長ら「銘板」を除幕=

▲銘板の除幕を行う旧1市4町の首長ら(東近江市役所正面玄関前)
(湖東・東近江市)
 八日市市と永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町が合併し、十一日に「東近江市」が誕生した。市内では開庁式やイベントが相次ぎ、愛知川河川敷では、新たな船出を祝う大凧が元気よく大空を泳いだ。

 午前九時から市役所本庁ロビー(旧八日市市役所)で開庁式があり、旧一市四町の首長と、新たに東近江市議となった七十議員のほか、市職員、自治会長ら約五百人が参加した。

 式典で、久田元一郎・市長職務執行者(旧永源寺町長)は「豊かな自然環境を守り、地域固有の歴史や文化が輝き、七万九千市民が主役となる夢と希望に満ちた東近江市の創造に向けて、協力をお願いします」とあいさつした。

 このあと、正面玄関前で旧一市四町の首長や議長らが「東近江市役所」と刻まれた銘板の除幕とテープカットを行い、新しい市の誕生を喜んだ。また、旧町ごとに置かれた支所でも開庁式があり、住民と共に晴れの門出を祝った。

 午前十一時過ぎ、愛知川の河川敷では、新市誕生を祝う八日市大凧保存会による二十畳敷の大凧揚げが行われた。東近江市の市章を中心に、勢いよく跳ね上がる二匹のタイと「舞」の文字を描いて「舞台(舞・タイ)は東近江市へ」とする祝い凧で、各市町が一つの大舞台に立ち、市民と行政が協力してかけがえのない人生を送れるように―の願いが込められている。

 凧の大きさは縦五メートル、横四・八メートル、重さ約四〇キロ。太鼓の音に合わせて綱を引き走ると、風に乗った大凧はフワリと大空へ揚がり、続々と集まった見物人から拍手が湧き起こった。

 「誕生おめでとう」と見上げていた主婦は「一日も早く一つの行政として軌道に乗ってほしい。まちが活性化し、若者が定住する住み良い市を願います」と、期待を寄せていた。

 東近江市の人口は七万九千二百三十一人(二月一日現在)。市と町の合併は県内初となる。また、市の発足により、県内の自治体は十二市二十三町となった。初代市長選は二十日に告示、二十七日に投開票される。


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東近江市への編入合併の是非問う

住民投票条例案 賛成議員と文言訂正

=15日の臨時議会で上程・審議=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会議員が提案した議案「東近江市への編入合併の是非を問う住民投票条例案」について、提出議員である西村武一議員が十日、賛成議員と文言に関する訂正申請を行った。あらためて提出された議案は、十五日の臨時議会に上程され、審議される。
 
 当初は、賛成議員として朝比兼吉議員と吉田孝一議員が署名・捺印していた。しかし、今回の訂正申請で、朝比議員と吉田議員の名を消し、新たに田郷正議員のみが賛成議員となる変更を行った。このことで、提出議員が西村議員、賛成議員が田郷議員となり、二議員によって議案が提出される形となった。

 提出された条例案は、東近江市への編入合併について町民の最終意思を明らかにすることを目的に、「東近江市への編入合併」に賛成の場合は“合併する”、反対の場合は“合併しない”のどちらかに丸印を付ける二者択一方式で投票するもの。

 投票資格者は、蒲生町内在住の十八歳以上の日本人と永住外国人で、条例の成立した日から六十日以内に投票を実施し、有効投票の過半数を得た結果を尊重しなければならないとしている。

 また、町長は、住民投票の適正な執行を確保し、東近江市へ編入合併することについて町民が意思を明らかにするための必要な情報提供に努め、住民投票の結果が確定するまで東近江市への編入合併に関わるすべての行政事務の執行を停止するよう規定している。

 この十五日に開かれる臨時議会には、今回訂正された住民投票条例案制定に関する議案と、東近江市・能登川町・蒲生町での任意協議会から法定協議会へと移行する合併協議会設置に関して議決を求める議案が一度に上程、採択される。 


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近江八幡市長と安土町長

竜王町に合併参画を要望

=山口町長「議会・住民に諮り回答する」=

▲山口町長に合併の要望を伝える川端市長と津村町長
(湖東・竜王町)
 一市一町で合併協議を進めることを決めた近江八幡市の川端五兵衞市長と安土町の津村孝司町長は十日、竜王町役場を訪れ、山口喜代治町長に、十四日の臨時議会で議決を得てまずは一市一町の法定合併協議会を立ち上げることになった経過と、近い将来において合併を一緒に取り組みたいとの意向を伝えた。

 この日は、両市町の議長も出席し、一市一町が揃って要望を伝えたのは初めて。

 会談後、川端市長は「国の財政の先行き不安もあり、地方自治体も変化への対応が迫られており、安定した財源が見込めなくなるということを県も指導している。津村町長とは、基本的に最低限一市一町を核たるものとし、その延長線上に蒲生郡や東近江市一つという共通の思いがある。法定期限は別として、将来の展望やまちづくりを見据えて、一市二町での合併についても考えてほしいということを伝えた」と語った。

 これを受け、山口町長は「現在の状況を、議会や住民に諮り意見も聞いた上で回答させていただきたい」と答えた。 

 


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