滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月15日(火)第14028号


決起集会 西沢久夫後援会

アピアホールに400人

東近江市初の市長選に向け
=民主色 強まる マニフェスト発表も=

▲応援に駆け付けた民主党地元国会議員
(湖東・東近江市)
 二十日告示の東近江市初の市長選に向けて、立候補表明の西沢久夫県議(52)の後援会は十日、八日市駅前のアピアホールで総決起集会を開き、集まった約四百人が組織の広がりへ結束を誓った。今後十年間に取り組むマニフェストの概要説明も行われ、新旧交代と市政刷新を迫った。

 堀口豊司後援会長は「新しい風を吹かせ、西沢氏に東近江市の舵取りを託し、皆さんと共に将来まちづくりに取り組もう」と訴え、応援に駆け付けた民主党の奥村展三、田島一成衆院議員と林久美子参院議員も「このまちの将来づくりに応援してやってほしい」と、支援拡大へ協力を促した。

 スライドに写し出された西沢マニフェスト三本柱に沿って、トーク形式で概要説明が行われた。少子高齢化への対応では、教育・子育てほか出産への環境づくりが必要とし、高齢化には介護制度の充実とともに生きがいづくりが重要とした。近江八幡市民病院に開設予定の救命救急センターに対する地元負担にも理解を求めている。

 産業の活性化については、地元の農産物、特産品を生かした休養圏構想「スローライフ構想」を永源寺地区に求めている。観光面には、点在する資源を線で結び、面としてとらえることが重要とし、行財政改革では、合併した以上「人件費を削減しなければ意味が無い」と強調し、三年で一三%、十年後の二割削減を目標に掲げている。

 最後に、西沢氏は「市民の期待にこたえる自治体にしなければ」との思いから立候補を決意した。ひっ迫する財政への危機感と経営感覚を持って「新生まちづくりに取り組みたい」との意向を示し、集まった支援者に「思い切って変えなければ」と訴えた。


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合併の是非を住民投票で

条例制定求め直接請求

谷本氏が意見陳述の場を要求
16日の臨時議会で裁決
=能登川「よくする会」=

▲宇賀武町長(右)に請求書を提出する谷本善弘会長
(湖東・能登川町)
 能登川町の住民グループ「ふるさと能登川を守りよくする会」(共産党、教職員組合、母親連絡会ら六団体で構成、会長=谷本善弘氏)はこのほど、東近江市への編入合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、千百六十四人分の署名簿を添えて宇賀武町長に直接請求した。

 合併の是非を最終判断するには住民投票で民意を問う必要があるとして、住民投票条例の制定を求める請求で、町の有権者(町内に三カ月以上在住している外国人登録者も含まれる)を資格者に投票を実施し、有効投票の過半数を得た結果を尊重しなければならないとしている。

 会長の谷本氏は、合併を最大の争点にした昨年十月の町長選で、編入合併を訴えた宇賀氏に敗れて落選した。しかし「町長選は町長にふさわしい人を選ぶものであって、政策を決めるものではなく、選挙結果イコール合併の承認ではない」と話し、さらに「新市計画には、特例債をどのように使うのかなど不透明な部分が多々あり、任意協議会を通して編入の厳しさも見えてきた。編入合併でよいのか、住民の判断を仰ぐ必要がある」とし、昨年十二月から一カ月間、請求に必要な有権者の五十分の一(約三百六十人)を越える千二百二十九人分を集め、重複等を除く千百六十四人分の署名を提出したもの。

 受理した宇賀町長は「合併成就を最大の公約に掲げた私を町長に推していただき、町民みなさんの意思は明確になっている。また、全字巡回の住民説明会でも一定のご理解をいただき、町民のために何が出来るかという前向きな議論が進んでいる」とし、選挙結果は合併に対する町民の意思の表れと話した。

 同請求は、条例制定に関する議案として十六日の町臨時議会で諮られることになっており、意見陳述の場を議場に設けるよう、谷本氏から申し入れがあった。町議会では同件について協議中で、合併特別委員会に付託される見込み。また同日、東近江市・能登川町・蒲生町の任意協議会から法定協議会へ移行する合併協議会設置に関する議決を求める議案も上程される。


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蒲生町の最後のかじ取り役

山中町長 2期目の初登庁

=「4年分の知恵と力を」=

▲職員が出迎える中、2期目を迎え初登庁する山中町長
(湖東・蒲生町)
 無投票で当選を果たした蒲生町の山中壽勇町長(68)が、二期目を迎えた初日の十四日、町役場に初登庁した。

 午前八時十分頃に町役場玄関口に着いた山中町長は、女性職員から花束を受け取り、町職員が拍手で出迎える中を、蒲生町の最後を飾る新たな決意を胸に秘めつつ笑顔で庁舎内へと足を踏み入れた。

 同町あかね文化センター小ホールに集まった職員約八十人を前に、山中町長は一期目を振り返りながら、「市町村合併については紆余曲折を経て、住民アンケートの結果、東近江市へという意向が大半であった。四回の任意協議会を終え、新市誕生に向け法定協議会へ移行し、最終協議を整える段階に入っている。

▲約80人の町職員を前に訓示を述べる山中町長
 平行して行財政改革に対応すべく厳しい見直しを進めていかなくてはいけない。最後のピンチを切り抜けるためにも、それぞれが四年分の知恵と力を、今年いっぱいの短期間に出し合い取り組んでいきたい」と訓示を述べた。

 また、蒲生町病院の新市での位置付けや図書館建設、インター用地の活用など町が抱える課題も挙げ、蒲生町として最後のかじ取り役、奉仕者として課題解決に向け全力を傾注する決意を語った。    

 任期は、平成二十一年二月十一日までだが、東近江市への編入合併が進めば来年一月一日に合併することから平成十七年十二月三十一日で失職することとなる。


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日野町史 ページをめくる旅 

身近な自然・古代の歴史文化と出会う

第1巻「自然・古代編」
=20日には記念講演会=

(湖東・日野町)
 近江日野商人や名将・蒲生氏郷など数多くの偉人を輩出した日野町。後世に伝えるべき先人たちの足跡を詰め込んだ「日野町史〜近江日野の歴史〜」(全九巻)の第一巻「自然・古代編」(B5版、約六百頁)が、十五日に発刊される。また、新町史誕生を記念して「発刊記念講演会」が二十日午後二時から、日野町町民会館わたむきホール虹で開かれる。入場無料(事前申し込み不要)。

 日野町史編さん事業は、昭和五年に旧日野町史(全三巻)が発刊されてから七十年以上が経過していたことから、町内の歴史や文化の整理・検証するとともに、古文書などの史料の散逸を防ぐことを目的に、平成十四年度から本格的に始まった。当初は、昨年十二月中旬頃に第一巻発刊を予定していたが、原稿や校正に時間を要し、発刊が遅れていた。

 待望の第一巻「自然・古代編」は、綿向山から平野部まで変化に富んだ地形や一つの町に五つもある天然記念物、約二年にわたる調査で確認した何百種類もの動植物の中から特徴的なものなどが紹介されており、身近にありながらも見過ごしがちな日野の自然が探訪できる。

 また、古代編に関しては、主に、現代まで交流が続いている朝鮮半島からの渡来人との関わりを、蒲生郡から県内まで幅広く捉え、平安時代以前の日野に刻まれた歴史・文化に触れられる。

 発刊記念講演会では、監修を担当した編集委員長の木村至宏氏(成安造形大学学長)が「『近江日野の歴史』の編さんにあたって」、自然編を担当した編集委員の小林圭介氏(滋賀県立大学名誉教授)が「日野町の豊かな自然」、古代編を担当した編集委員の井上満郎氏(京都産業大学日本文化研究所所長)が「渡来人と近江日野」、日野町史編さん委員の北村誓氏が「『近江日野の歴史』を手にとって」とそれぞれにテーマを掲げ思いを語る。

 会場では、事前購入予約者への引き換えと一般向け販売が行われる。二十二日以降は、日野町役場内教育委員会窓口または町内七公民館でも購入できる。第一巻の作成部数は二千部。価格は、一部四千円(消費税込み)。詳しくは、日野町教育委員会町史編さん室(電話0748―52―3812)へ。


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高島市長選 海東氏が当選

=合併協会長の手腕に評価=

(湖西・高島市)
 高島市長選と市議選(定数三十)が十三日、投開票され、市長選では、旧新旭町長の海東英和氏(45)=無所属新人=が一万二千七百四十四票を獲得し、前県議の石田幸雄氏(72)(得票一万千九百二十八票)=同=、旧安曇川町長の福井俊一氏(67)(八千九百四十九票)=同=、旧高島町長の万木綱一氏(67)(二千五十五票)=同=の三人を接戦の末に破り、初代市長に輝いた。

 海東氏は、合併では高島地域合併協議会会長として手腕を発揮したことで全市的な支持を取りつける一方、ボランテイアなどの協力を得ながら幅広い運動を展開した。旧今津町など北部を地盤にする石田氏は、旧マキノ町が予想外の切り崩しにあったことや、万木氏の出馬が響いて惜敗した。福井氏は、旧安曇川町を固めたものの、全市的な取り組みができずに涙を飲んだ。万木氏は、告示直前の出馬だっただけに立ち後れが最後まで響き、結果的には海東氏を利する結果になった。

 


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