滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月18日(金)第14031号


臨時議場に70議席をセット
16日・東近江市の初議会
=湖東信用金庫5階ホール借用=

▲70人の議席が設けられて開かれた初市議会
(湖東・東近江市)
 東近江市が誕生して初めての臨時市議会が十六日午前九時半から湖東信用金庫五階ホールで開かれた。

 臨時の議場となったホールには、旧一市四町の議員七十人のうち、病気等で欠席した三人を除いて六十七人が出席。議員らは二人掛けの机が並べられた臨時議席に任期順に抽選で決められた席に座った。
▲手狭な議員席と対照的な傍聴席

 議会事務局では、十月三十一日まで七十人の議員で議会を開くことになるため、八日市文芸会館の駐車場が借りられ、比較的空いている日が多い同金庫のホールを新しい市議会議員が決まるまで借用することにした。

 臨時議場には、七十人の議員と市行政の幹部職員二十七人の椅子と机、一般市民と職員用の傍聴席が設けられたが、議員のスペースは狭あいな感じがしたが、開会時に傍聴席を訪れた市民はたった二人と少なかった。ホールの借用料は一回五万円。今後、三月、六月、九月の各定例会と全員協議会、また必要に応じて臨時議会が開かれる。


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東近江市誕生で組織統合

遺族会永源寺支部としてスタート

新旧合同役員総会
=会長に奥居氏 活動方針決める=

▲奥居清一郎会長
(湖東・東近江市)
 永源寺町遺族会(奥居清一郎会長、会員三百二十六人)はこのほど、東近江市の誕生に合わせて「東近江市遺族会永源寺支部」として発足するための新旧合同役員総会を行った。

 戦後六十年、国際社会では極めて憂慮すべき状況が続き、国内においても意識の希薄やモラルの低下が目立つ。先の大戦で肉親を失い苦難の道のりを歩んできた遺族こそ、真の平和を追求する行動が責務だとし、同遺族会では、悲惨な戦争を二度と繰り返さず、体験した悲しみを子や孫世代が味わうことのないように「平和の大切さ・命の尊さ」を訴え、幾多の尊い犠牲があった事実を遺骨収集写真展などで伝えるほか、平和祈願リレー行進などを行い、昨年末には、戦後の苦難を乗り越えてきた戦争未亡人たちを讃える「勲光の妻」を発刊した。
▲昨年の戦没者追悼式、組織統合による平和活動の充実・広域化を図る

 しかし、世代交代が進み、遺族としての意識が薄れつつあるのも事実。こうした問題を直視し、課題に対処する自己啓発・組織の活性化・地域社会との連帯強化を図ろうと、1市4町の合併を機に遺族会組織の統合を検討し、議論を深めてきた。

 今回の総会は、組織統合と初年度の活動方針を審議するもので、新市における地域活動の強化に向けて「東近江市遺族会永源寺支部」を発足させた。

 活動方針は▽英霊顕彰の推進▽平和祈念の啓発▽組織強化と学習活動―の三本柱で、県下の戦没者追悼式や海外戦跡慰霊巡拝、次世代育成、平和祈念館建設の促進を図る県域事業活動や、旧永源寺町内にある二十五基の忠霊塔巡拝、戦没者遺族地域内一人暮らし家庭慰問などの支部活動を計画。歳入歳出予算百十三万七千円とともに全員一致で承認された。

 このあと役員が選出され、会長に奥居清一郎氏、副会長に藤沢喜八郎氏、岩嵜五三郎氏、辻光嘉氏、女性部長に高木節子氏、会計に坪倉徳太郎氏が就任した。


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オープン5周年記念

広重の「中山道展」

=るーぶる愛知川=

▲コミュニティーハウス・るーぶる愛知川で開かれている広重の宿場浮世絵展
(湖東・愛知川町)
 近江鉄道愛知川駅舎に併設されているコミュニティーハウス・るーぶる愛知川のギャラリーで「中山道展」が開かれている。三月七日まで。

 同ハウスのオープン五周年記念の企画展で一月二十日、八日市市制50周年記念としてNHKが放映した番組「道中でござる」で使われた歌川広重の恵知川(愛知川)絵図が寄贈されたことを受け、広重が描いた中山道の宿場を描いた浮世絵二十四点を一堂に展示している。

 寄贈を受けた恵知川絵図は、縦一・八メートル横二・七メートルに拡大されたもの。同時に展示されている宿場の浮世絵は、町立図書館が所蔵する岐阜県大井宿から大津宿までを集めたもので、県内では「大津」、「草津追分」、「守山」、「武佐」、「恵知川」、「高宮」、「鳥居本」、「番場」、「醒ヶ井」、「柏原」の十宿場を描いたものが並んでいる。 

 このほか、江戸時代の湖東地域の古地図や古い時代の宿場町の浮世絵も同時に展示されており、訪れる人の興味を引いている。


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任意協議会から法定協議会へ

蒲生町議会 賛成多数で議案可決

住民投票条例制定に関する議案
=開会日に撤回 議題に上がらず=

▲基盤の強い自治体づくりのため合併の必要性を説く山中壽勇町長
(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会は十五日、臨時議会を開き、任意協議会から法定協議会へと移行するための「東近江市、能登川町、蒲生町合併協議会の設置につき議決を求める」議案を、賛成多数(賛成十二人、反対二人、退場一人)で可決した。また、二議員から提案されていた「東近江市への編入合併の是非を問う住民投票条例案」の制定を求める議案は、同日早朝になって、提出議員である西村武一議員が外池文次議長宛に撤回を求める請求文書を提出し、それが許可されたため、急きょ議会運営委員会と全員協議会が開かれ議題から削除された。

 冒頭、開会あいさつに立った山中壽勇町長は、「基盤の強い自治体づくりに向け、市町村合併に関して時間・経費・エネルギーを費やし、住民の意向を尊重して、東近江市との合併協議を進めている最中である。東近江市との合併成就が果たすべき役割と認識しており、時代の変革期を迎え、先人から受け継いできたまちを次世代に継承することが我々の使命でもある。今臨時議会に提案する議案は、任意の協議会で検討してきた基本項目などを法定協議会へと協議の場を移すという合併協議の基本を成す審議であり、今日までの住民意向を受け止め、慎重審議の上、適切な執行をお願い申し上げる」と理解を求めた。

 引き続き、外池議長が諸般の事情を理由に住民投票条例制定を求める議案の撤回請求があり、許可したことを報告。議会終了後、西村議員は、撤回理由について「住民投票条例制定を求める議案を提案した際に、多くの方々の激励もあり、住民のたくさんの声があることも受け止めた。しかし、それ以上に住民理解が得られるか、強引にやることで他に迷惑をかけてはいけないとの思いに至った。また、強力な抗議や嫌がらせがあり、議員各位が純粋に議員活動をしようとするところまで、見えない圧力があることを身を持って体験し、議会制民主主義に危機感を感じたことも事実だ」と述べた。

 法定協議会設置に関する議案に関しては、編入合併のデメリットや町政課題への特例債適用の可能性、町独自施策の今後の方針、協定項目の方向性の明確化、基金・職員退職手当の持ち寄り額の住民への提示、社会的弱者に対するサービス低下への懸念、東近江市長選挙の結果を待たずして行う議決の必要性などについて、議員から質問が出された。

 山中町長は、「対等合併ではないので(協定項目の)一定の追認はやむをえない。この時期に基盤の強い自治体を作るには合併は最良の手段であり、将来を見据えた選択でもある。一日も早く協議を進め、その内容を明らかにし住民に示すことの方が大切ではないか」と合併の必要性を強調した。
▲法定協議会設置に関する議案の採決は賛成12人、反対2人、退場1人の賛成多数で可決(蒲生町役場内議場で)

 討論では、「協議内容をもっと吟味し、慎重に考えるべきだ。当てにできない特例債に頼っていいのかどうかも含め議論するべきだ」や「編入合併のリスクがまったく住民に理解されておらず、行政側も説明責任が果たせていない」と反対の声があがった。

 一方で、賛成する議員は、住民アンケート結果から町民意向が明確になったことを挙げ、「たとえ編入合併であっても三月末までに(知事への)合併申請が終わるところまでもっていかなくては住民の反発を買うことになる」や「マイナス部分だけでなくプラス面にも目を向けてほしい。特例債の交付が受けられる期間でなくては行財政の効率化ものぞめず、合併相手すらなくなってしまう」と反論し、最終的に起立投票で賛成が多数を占めた。

 今後、三月二日に第一回の法定協議会が開かれ、計五回の協議会が開催される予定。また、同月八日には合併調印式、三月下旬に廃置分合に関する議会議決を得て、同三十一日までに知事へ合併申請するという日程が組まれている。 


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近江八幡市・安土町合併協議会設置

3月末の法定期限内申請めざす

=民意反映できる1市1町対等合併へ=

▲合併協事務局の看板を設置する川端近江八幡市長(左)と津村安土町長――近江八幡市マルチメディアセンター玄関で――
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市・安土町合併協議会が十四日に設置されたことを受けて、十五日、近江八幡市出町にある市マルチメディアセンター二階に協議会事務局が開設され、川端五兵衞近江八幡市長と津村孝司安土町長が玄関に看板を取り付けた。三月末の法廷期限内の合併申請をめざして、十七日から週一回のペースで協議が進められる。

 合併協事務局に配属された職員十六人に辞令を交付した川端市長は、戦国の武将・織田信長の「進取の気性」を引き合いに出して、「ナンバーワンやオンリーワンではなく、先導的役割を果たすことができる、他の市に引けを取らない立派な市づくりを」と、また、津村町長も「ハードスケジュールになるが、力を合わせて、がんばっていただきたい」と、職員を激励した。

 安土町内ではこの日、町議五人が「安土を愛するみんなの会」を結成し、「合併の是非にについて住民の意向を問うべき」とする署名活動をはじめた。

 津村町長は十四日の臨時議会の中で出た、「自律のまちづくりから合併への決断に民意を聞くべきではなかったか」「特例債でどんなまちづくりができるのか」「町民のメリットは」などの質問に、「法定協を立ち上げて民意を聞くことになる」「期限内合併の切符を手にした。使うか使わないかは住民のみなさんと一緒に考えて行きたい」「前回アンケートでは大ざっぱな提案しかできなかったが、今回は新市建設計画を提示しながら一歩つっこんだ形で聞くことができる」「近江八幡との合併は法定期限内でしか考えられない」「民意に従う」などと、答弁している。

 民意が本当に反映され、将来に誇れる対等合併が実現できるか。安土町民、近江八幡市民一人ひとりが、協議会の協議内容をしっかりとチャックしなければならない。

 近江八幡市議会で合併協負担金七百七十万円を追加する一般会計補正予算案、安土町議会でも合併協負担金七百七十万円など合併協議に伴い追加する千一万三千円の一般会計補正予算案を、十四日開いた臨時議会で、賛成多数で可決した。

 合併協議会設置に伴う人事異動は次の通り。敬称略。( )内は前任。
◇近江八幡市◇

【次長級】文化政策部次長広域行政担当 大森善三(文化政策部次長兼企画課長)▽同次長景観再生推進担当兼文化政策課長兼企画課長 立岡功次(同担当兼文化政策課長)▽同次長広域行政担当兼総務部次長兼総務部都市経営推進室長 中江義一(総務部次長兼都市経営推進室長)

【課長級】市民環境部市民課長兼末広出張所長兼窓口係長 山田義和(同課長兼末広出張所長)

【課長補佐級】文化政策部広域行政推進室主幹 北川清次(市民環境部市民課長補佐兼窓口係長)▽同 蔵立清和(総務部都市経営推進室主幹)

【係長級】文化政策部広域行政推進室専門員 小西正彦(同部文化政策課専門員景観再生推進担当)▽同室副主幹 鳥居広子(同部文化政策課副主幹)▽同 山本知子(総務部都市経営推進室副主幹)▽同 久郷浩之(人権政策室人権政策課副主幹)▽同 岡田伊智朗(総務部財政課副主幹)▽市民環境部下水道課普及計画係長兼文化政策部広域行政推進室副主幹 長村周作(同係長)
◇安土町◇

【課長級】総務課長兼合併協議会事務 堤良彦(同課長)

【参事級】総務課合併担当参事合併協議会担当 山梶善蔵(同参事)

【係長級】総務課合併担当係長合併協議会担当 嶋川明夫(同係長)

【主事級】総務課 黒川崇(企画観光課)▽同 坪田秀士(産業振興課) 

 


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