滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月23日(水)第14035号


東近江市長選 かく戦う

西沢陣営 松本光郎選対本部長

世代交代 市政刷新 土壌づくり
=ターゲットは若年、無関心層=

(湖東・東近江市)

 【東近江】 東近江市初の市長選は、中村功一候補(72)と西沢久夫候補(52)が一歩も譲らず、激戦を強いられている。選挙戦に入って、西沢陣営の陣頭指揮を取る松本光郎選挙対策本部長に「かく戦う」を尋ねてみた。

 ――挑戦者として、出遅れの感があるが―― 

 相手候補は、出馬表明以前に組織を固めていた。こちらはの本格的な組織づくりは昨年十二月に入ってから。正直言って、スタートが遅れた。後援会への入会は一万人以上だが、よく約一か月で集められたと思う。支援者のお陰と感謝せざるを得ない。出遅れは否めない。

 ――有権者に訴えたいことは何ですか――

 世代交代、若さ、行動力、重要なのは市政刷新。しがらみを断ち切り、新しい土壌づくりが必要。直ちに効果は出ないだろうが、十年先のことを考えて、今、立ち上がり現職ともいえる相手候補に挑んでいる。

 ――力を注ぐ地域は――

 地域に隔たりなく全市的に力を入れている。ただ言えることは、旧四町が栄えないことには市全体の発展はない。周辺部からの支援を中心部に巻き込む努力をしているところ。

 ――自民、民主の対決色が強まっているが――

 世代交代を訴えている人々の集まりで、これまでのつながりから民主主導に映っているのだろう。決して政党色を打ち出している訳ではない。

 ――国政選挙(衆院・参院)からして有利だが――

 あまり参考にならい。有利とは考えられず、どちらが勝っても不思議でない。それだけ力も入る。ただ、林(久美子)効果を取り込みたいところだ。

 ――投票率の予想は――

 高島市長選は各町の対立が目立ち高率だったが、事情が異なる東近江市では六〇%そこそこではないか。

 ――支持拡大の戦略は――

 若者層、無党派層、無関心層にターゲットを絞り、最終の二十五、二十六日は旧八日市市を重点的に攻める。投票率が上がれば有利になるのではないか。上げる努力が結果に結び付く。

 ――勝算への手ごたえは――

 苦しい選挙を強いられ、今のところ読み切れない。ただ、終盤の盛り上がりを目指し頑張るのみ。


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華やか

五個荘で人間ひな祭り

=白酒やあられ振る舞う=

▲白酒やひなあられなどで観光客をもてなす「にんげん雛まつり」
(湖東・東近江市)

 【東近江市】 女の子にとって、おひなさまの十二単はあこがれの着物。そんな雅やかな衣装をまとった女性たちが雛壇に並ぶ「にんげん雛まつり」が十九、二十日、東近江市五個荘金堂町の近江商人屋敷外村繁邸で催され、観光客らに白酒やひなあられが振る舞われた。雨や雪など天気には恵まれなかったが、訪れた観光客は千五百人にものぼり、華やいだ雰囲気にしばし見とれていた。

 にんげん雛まつりは、商家に受け継がれる家宝雛など、江戸時代から現代までの雛人形約百セットを一斉展示する五個荘観光協会の「ひな人形めぐり」(三月三十一日まで)の一環で、九年前から毎年開催している。

 今年は、観光PRに一役を担う「あきんど大使」の坂田真理さん(26)と市田真有さん(21)がお内裏さまとおひなさまに扮し、近くの専門学校生八人が三人官女と五人ばやしに変身。白酒などで観光客を出迎えた。

 奈良県から家族と訪れた小学生の藤田京佳さん(9)は「とってもきれい。私もなりたい」と話し、御内裏さま・おひなさまの横に座って一緒に記念撮影を楽しんだ。

 開催中の「ひな人形めぐり」は、近江商人屋敷の外村宇兵衛邸、外村繁邸、あきんど大正館と、歴史民俗資料館、近江商人博物館(三月一日から)で同時開催されている。観覧料は五館共通で大人八百円、子ども三百六十円。三館共通は大人五百円、子ども二百五十円。午前九時半〜午後四時半開館。月曜と祝日の翌日休館。詳しくは五個荘観光協会(0748―48―2100)へ。


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50年前の合併(2)

宴会費に喰われる合併

=芸者をあげての散財騒ぎ=

(湖東・東近江市)
 昭和二十八年度の旧八日市、中野村の会計監査にあたり両町村合併当時に支出した五十余万円の予算外支出に対して事務当局が去る十二月の町議会で慌てて予算措置を講じたことが指摘され、暫定予算として町議会の承認を得ておきながら市制発足までそれを放置した事務当局の怠慢と合併に便乗した理事者、関係議員、諸団体の補助金分捕り、宴会騒ぎに警告が発せられている。

 監査報告書によれば、出納について、七月三十一日現在、左の通りにて帳簿尻と相違なく現金二十七万七百五十円(町役場)同三千円(中野支所)、預金四十万四千九百四十七円(町内各金融機関)、未記帳支出一千九十二万五千四百十五円、仮払金三万円(議事主任東京出張費)、合計一千百六十三万四千百十二円。

 税収入の状況(五月三十一日現在)、二十七年度以前、旧八日市町四十八パーセント、旧中野村三十一パーセント、二十八年度分、旧八日市町九十一パーセント、旧中野村八十パーセントとなっており、証拠書類の提出なく金銭の出入りが行われているほか、合併協議の支出には二次会とみられる支出が相当あり、この中には助役をはじめ教育委員らが芸者をあげての散財をはじめ、彦根市まで遠征した慰労費まで含まれ、業者からの請求高でも五十四万円(新車一台分)にのぼっている。

(週刊・湖東よみうり、昭和29年8月28日付)

 記事は、当時の新聞に掲載されいている内容を再掲載したものです。


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壇信徒が心一つに

「千本地搗き」

=竜王町の西光寺 本堂建築の地鎮・起工式=

▲本堂建設予定地で住職や壇信徒らが棒をつきながら円になって歩き踏み固める「千本地搗き」
(湖東・竜王町)

 【竜王】 竜王町山之上にある浄土宗の法正山西光寺(永岡孝信住職、檀家二百十四戸)の壇信徒たちがこのほど、本堂建設のため開いた地鎮・起工式の中で、これから先いつ行われるか予想もつかないという珍しい「千本地搗き」を安全祈願を込めて繰り広げた。

 西光寺は、応永年中に山之上の「刑部大輔」が建立し、一五七一年に織田氏の兵火にて全焼。その後、一五八〇年に長誉知玄上人が再興した。今回解体された旧本堂は、明治三十六年、今から約百年前に改築されたもので、長い歳月による老朽化で大修理か改築の必要性に迫られていた。

 そこで、平成十年に壇信徒らで検討委員会を発足し協議を重ね、同十一年九月の総集会で本堂の新築を全員賛同で決定した。以後、建設委員会(山口喜代治会長)を中心に、厳しい社会情勢ではあるが、愛山法護の念による壇信徒からの多大な浄財で、ようやく建築着工の運びとなった。

 入母屋流れ造向拝付きとなる本堂(木造平屋建)は、既存の建物西側に南向きで建築される。延べ床面積は三百十二平方メートルで、総事業費は約二億円。設計は森野設計事務所、建築工事は桑原工務店が手掛ける。工事着工は三月で、平成十八年七月に竣工予定。

 永岡住職は、「西光寺は約六百年、前身をあわせると約九百年の歴史がある。後世に残そうと、子々孫々と本堂を壇信徒の皆様で守り続けていただき、ようやくここに起工の日を迎えさせていただいた。心を一つにして立派な本堂が完成することを願い法要を行う」と語り、仏式に乗っ取った起工式に続き千本地搗きを執り行なった。

 この千本地搗きは、鎌倉時代に、神社仏閣の建立時、地盤を固める機械などない時代だったため、信徒らが人力で地固めをしたことが起源だという。永岡住職は「心を一つにして、気持ちをまとめ固めながら本堂の完成を祈ってほしい」と呼び掛けた。

 背丈以上ある木の棒を持った壇信徒約二百人は、本堂の建築予定地で円になり、「あ〜そりゃ〜、よ〜おいさ〜」といった音頭取りの唄や拍子木のリズムに合わせて、棒で地面をたたき、歩くことで地を踏み固めながら、ゆっくりと回った。子どもからお年寄りまで幅広い年代層が参加し、約四十分にわたり千本地搗きを無心に行い、住職の言葉通り心を一つにして立派な本堂完成を祈った。


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目にも鮮やか新車両

八幡山ロープウェー

26日にリニューアルオープン
=限定サービスやキャンペーンも=

▲「さくら号」(イメージ画像)
(湖東・近江八幡市)
 近江鉄道の「八幡山ロープウェー」の車両がリニューアルされ、二十六日午前十一時から運行を再開する。オープニングサービスとして、二十六・二十七日の二日間、来場者全員に甘酒が振る舞われるほか、ちびっこにはお菓子のプレゼントもある。また、二日間限定の記念乗車券も発売される。

 新しい車両は、これまでのシルバーを基調にしたものから、八幡山を一面に染めるサクラとモミジをイメージした「さくら号」と「もみじ号」で、かわいいデザインは女性客や子どもたちにも喜ばれそう。

 新車両は、乗車定員も二十五人と旧車両より四人増加し、ロープの更新、機械室の装置などの交換で、稼動力と安全性も高めた。また、山麓売店も改築し、季節や天候にかかわらず、快適に利用してもらえるようにした。当日は、午前十時から安全祈願祭を行ったあと、テープカットやくす玉割りでリニューアルを祝う。

 近江鉄道では、今回の八幡山ロープウェーリニューアルオープンを記念して、「近江八幡・七つの秘密を探せ!!」キャンペーンを実施する。四月二十八日までのキャンペーン期間中に、八幡ロープウェーをはじめ周辺のかわらミュージアム、白雲館、市立資料館を訪れると、応募用紙とヒントがあり、クイズに全問正解すると抽選で、ホテル宿泊券、食事券などが当たる。

 八幡ロープウェーの営業は午前九時から午後五時まで。乗車料は、大人片道三百六十円、往復六百十円、六歳以上十二歳未満片道百九十円、往復三百二十円。問い合わせは、八幡ロープウェー(電話0748―32―0303)まで。 

 


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