滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月26日(土)第14038号


東近江市長選 かく戦う

中村陣営 上野幸夫選対本部長

出たい人より、出したい人
=旧・4町長バックアップ力説=

(湖東・東近江市)
 東近江市初の市長選は、中村功一候補(72)と西沢久夫候補(52)が一歩も譲らず、激戦を強いられている。そこで、中村陣営の陣頭指揮を取る上野幸夫選挙対策本部長に「かく戦う」を尋ねてみた。

 ―後援会の組織づくりは順調でしたか―

 当初は順調でなかったが、自治会や老人会、推薦団体などの努力で三万人近くの加入をいただいた。旧武村同友会代表代行で奥村展三後援会八日市会長の谷宇一郎氏の幹事長就任が何と言っても心強い。

 ―締め付けがキツイと言われていますが―

 そんなことはない。皆さん積極的に出てきてもらっている。キツイと感じられるならば、それだけ危機感を持って活動いただいているということだろう。ありがたいことだ。

 ―有権者に訴えたいことは何ですか―

 いかに安心して新市がスタートできるか。出馬要請を受けた旧四町の町長や議会、協議会の皆さんの支援を受けていることを浸透させたい。合併協議会のまとめ役として汗したからこそ、その痛みが新市まつづくりに役立つものと信じている。

 ―力を注ぐ地域は―

 全市全域で特に無い。あえて言うなら、無関心層の多い新興地だろう。投票率アップにもつながる。

 ―自民、民主の対決色が強まっているが―

 そんなことはない。相手候補は、これまでの立場、しがらみから民主の色が強まったと受け止めている。こちらでは、谷幹事長ほか民主系市議の支援も受け、公明党市議らと共に積極的に活動してもらっている。あくまで良識ある市民集団だ。

 ―投票率の予想は―

 六〇%前後とみている。現段階では五五%と関心は今一つ。東近江市にとって初の市長選でもあり、特に将来を決める大事な選挙だけに、関心を高める努力が必要であろう。

 ―獲得目標は何票でしょう―

 有権者六万人、投票率六〇%として三万六千票。何とか二万票の大台に乗せたいが。

 ―支持拡大への戦略は―

 合併への手腕と人間性を無党派・無関心層に浸透させたい。旧四町長の要請、市議三分の二の支援などから、出たい人より、出したい人の選択を訴えることだ。

 ―勝算への手ごたえは―

 厳しい選挙だ。危機感を最後まで持って頑張るしかない。支持する気持に間違いがないと確信し、その心が活動によって伝わり広がれば、終盤の手ごたえになって必ず返ってくる。


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歴史に残る市長選挙にぜひ投票を

=不在者投票の出足は好調=

▲西友八日市店前で投票を呼びかける明るい選挙推進協議会の委員
(湖東・東近江市)
 東近江市の市長選挙は、二十七日に投・開票が行われ、歴史に残る初代首長が選出される。

市選管では、投票を呼びかける選挙カー三台をフル活動し、東近江市全域を隈無く巡回するとともに旧四町ではケーブルテレビ、オフトーク通信、同報無線、有線放送などの通信手段を活用し、棄権防止を呼びかけている。

選挙戦の折り返し点を迎えた二十三日には、明るい選挙推進協議会の委員ら十五人が二班に別れて投票を呼びかける街頭活動を行った。

午後五時から西友八日市店とユーストアーの二カ所に別れ、はっぴを着た委員らが買い物に訪れる有権者ひとり一人に啓発用のティッシュペーパーを「投票をおねがいします」と声をかけながら手渡した。

 市選管では、新市が誕生して初の選挙をスムーズに遂行出来るよう合併前から旧市町の担当職員らが幾度も打ち合わせを行い、万全な体制を整えた。選挙体制は、概ね旧市町の執行状況を引き継ぐ形で実施するが、投票所七十二カ所に職員と選管委員など三百人、開票作業には市職員百二十人を動員するなど、大所帯となっている。経費は約四千万円を見込んでいる。

 本庁と支所に設けられた不在者投票所には、二十二日までの二日間で二七二人が訪れ、投票を済ませた。そのうち本庁が一八七人と全体の六七パーセントを占め、集中している。

 市選管では、有権者に送付した入場券がなくても投票が行えることもあって旧四町から本庁に来た人や買い物帰りに投票していく人が多いのではと見ている。前市長選の時と比べて出足がよいことから、当日の投票率アップに期待を寄せている。有権者数は、六○、三三六人。

 投票は午前七時から午後八時まで(旧永源寺町の一部は午後七時まで)。開票作業は、午後九時から聖徳中学校体育館で行われ、同五十分から二十分刻みに二候補の得票数を発表する。


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伊庭内湖の自然を守る会

発足準備会を開催

自然・歴史・文化の有志17人
=次回は湖辺の清掃活動=

▲伊庭内湖
(湖東・能登川町)

 【能登川】 伊庭内湖をこよなく愛し、その自然環境を守ろうとする仲間たちが集まって、能登川町でこのほど「(仮称)伊庭内湖の自然を守る会」の発足準備会が開かれた。

 伊庭内湖は、湧水が流れる水路から躰光寺川、大同川が合流して注ぎ込まれる湖で、かつては、琵琶湖の周辺にあった大小四十数湖の一つとして湖上交通の要所を担っていた。戦前・戦中の食料増進のために十五カ所の内湖が干拓され、その中で最大のものが安土町、近江八幡市に位置する大中の湖。伊庭内湖はその一部を承水溝として干拓されずに残った湖であり、幾多の生物や植物、自然の豊かさから、県の「滋賀県で大切にすべき野生生物」で、保全すべき群集の中に含まれている。

 また、冬期にはオシドリ、カルガモ、カンムリカイツブリ、ノビタキ、コハクチョウなど百四十五種、二千羽を越える水鳥たちが羽根を休め、そのかわいらしい姿で見る人の心を癒してくれる。

 伊庭内湖の自然を守る会は、ラムサール条約登録湿地である琵琶湖や伊庭内湖をはじめとする、能登川町の自然環境の保全を図ろうとする会で、元町議会議員で町内の歴史文化や自然保護活動を続ける長谷川美雄さんと、県野鳥の会などで水辺環境の保全に取り組む石井秀憲さんを呼びかけ人に、十七人の有志たちが集まった。

 まず、フィールドに出かけて水鳥観察と現状把握に務めたあと、内湖の水車公園内にある水車資料館で発足準備会を開催し、会の趣旨と規約説明が行われた。

 このあと、役員選出が行われ、会長に長谷川美雄氏、副会長に寺井好男氏、村田正弘氏、田邊嘉右衛門氏の各町会議員、事務局長に石井秀憲氏、顧問に宇賀武町長と小島隆司議会議長が選ばれた。任期は二年間。

 主な活動内容は、▽現状把握のための動植物調査や研究▽保全啓発を目的とした催しものの開催▽湖辺清掃等の自然環境の保全▽その他同会としての必要な諸活動―としており、年次計画のなかに、水質悪化にもつながるホテイアオイ(水草)の清掃や、探鳥舎の設置などを盛り込む意見が出された。次回の三月二十一日には湖辺の清掃活動を実施する。


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惜しまれつつ

町民サロン「ひのき」閉店へ

観光情報発信の拠点に!!
=日野観光協会が事務所移転=

▲アットホームな雰囲気が漂う町民サロン「ひのき」
(湖東・日野町)
 日野町役場の玄関を入ると、思わず一服したくなるようなコーヒーや食欲をそそるカレーライスの匂いがどこからともなく漂ってくる―。その元をたどると、日野観光協会が運営している町民サロン「ひのき」(町役場一階)へと到達する。町民に親しまれてきた喫茶コーナーも、同協会の事務所移転にともない二十五日午後一時で閉店する。閉まることを知った人たちは「寂しくなるなぁ」と培煎コーヒーを味わいながら、名残惜しそうにしている。

 【日野】 この町民サロン「ひのき」は、昭和六十二年に、役場一階にあった観光協会事務所を改装して開設された。町内外から訪れる観光客への観光案内サービスの充実や役場来訪者のための休憩所確保を目的に、県内でも稀な喫茶コーナーも併設。

 開設当時は、「役場内でコーヒーの匂いがするのはいかがなものか」といったさまざまな意見があったというが、現在では町職員も含めて一日約三十人ほどが利用し、役場の顔としてすっかり定着している。

 約三十平方メートルほどのサロンには、四人掛けのテーブル・椅子が三セットとカウンター七席があり、昼食時間帯になると役場職員らも訪れ、カレーライスをほお張る人らでにぎわいを増す。

 平成二年から喫茶コーナーを担当している臨時職員の徳井弥恵さん(50)は、「ここへ来て、幅広い年代層の方と出会えた。日野町へ嫁いで来た私にとって、多くの方とお知り合いになれたことが一番の財産」と十五年間を振り返る。

 笑い声の絶えないアットホームな喫茶コーナーには欠かせない徳井さん。ある来訪者は「徳井さんがいないと来る気がしいひんねん」と語り、誰もが「寂しくなるな」と漏らす。

 同観光協会の藤澤一浩アシスタントマネージャーは、「常連さんもでき、固い町役場のイメージから訪れやすい柔らかい雰囲気を作り出すきっかけになったと考えている。サロンは、町民が気軽に立ち寄れるスペースでもあり、憩いの場でもあった。三月一日から開設する新事務所にも、蔵を改装して飲み物を中心とした喫茶コーナーを設ける。ぜひ足を運んでほしい」と話していた。

 今までは実施していなかった観光客の多い土曜日や日曜日、祝日に案内業務を行うため、同観光協会は、新事務所として日野町村井にある旧正野薬店を改修し、三月一日から業務を始める。オープンを記念して、同月五、六日には、お茶席を設けて一般の人々にもお披露目する予定。

 また、役場一階にある町民サロンや同観光協会の旧事務所は、今後、町長室を含めて事務室としての活用方法が検討される。


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「ボランティア養成講座」

地域と自分 新たな一面発見!

=蒲生町観光協会が受講生募る=

(湖東・蒲生町)
 【蒲生】 緑豊かな田園風景が広がり、石塔寺をはじめ数多くの歴史遺産や古代から歴史の舞台に何度となく登場する蒲生町。そんな町の魅力を、地域住民が主体となってより多くの人に発信してもらおうと、蒲生町観光協会は「生涯学習・観光ボランティア養成講座」(蒲生町教育委員会共催)の受講生を募集している。受講無料。

 主催者の同観光協会は、人生八十年時代を迎えた今、より豊かな人生を送るための「新たな自分探し」や住んでいる地域のために何かしてみようと思っている人のきっかけに講座を活用してほしいと、広く受講を呼び掛けている。

 講座は、三月四、七、十一、十四日の四日間で、あかね文化センター学習室で開かれる。開講時間は、いずれも午後一時半から同三時まで。

 受講対象者は、ボランティア活動に関心のある人。定員は先着六十人。受講希望者は、二十八日までに、同町観光協会事務局に電話もしくはファックスで申し込む。

 詳しくは、同町役場産業課内の観光協会事務局(電話0748―55―4885、FAX0748―55―1160)へ。

 なお、養成講座の内容と講師は次の通り(敬称略)。

【第一回(三月四日)】講義「学ぶ楽しさ、いかす喜び〜ボランティアって楽しいな〜」▽講師=八日市国際交流協会理事・中島伸男

【第二回(三月七日)】講義「蒲生町の文化財」▽講師=滋賀県文化財保護指導委員・奥野秀雄

【第三回(三月十一日)】講義「生活の中の行事〜民俗学からみる蒲生町〜」▽講師=京都文化博物館学芸員・大塚活美

【第四回(三月十四日)】講義「蒲生町のあたらしい見どころ」▽講師=蒲生町役場企画課職員 

 


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