滋賀報知新聞(ニュース)平成17年3月5日(土)第14045号


東近江市 暫定予算組む

開会の三月定例議会に提案

本予算には中村カラー盛り込む
=3か月間 5月に再編成し直す=

(湖東・東近江市)
 【東近江】 東近江市は三日、四月から六月までの平成十七年度暫定予算を定例議会に提案した。一般会計が歳入六十八億八百万円、歳出九十二億五千万円で、特別・事業会計を併せた総額は歳入百六億八千四百万円、歳出百四十九億五千九百万円となった。

 歳入・歳出に差額が出ているのは、施設管理委託料など年度当初に年間契約が必要なものや、大型継続事業の入札執行時期などから予算措置を講じでいるめ、歳出が歳入を上回った。また、普通会計にケーブルテレビ事業特別会計(三千二百万円)が新しく設けられた。

 先月二十七日の市長選で中村功一新市長が就任したが、政策などを盛り込んだ予算編成が日程的に無理なことから、三か月間の暫定予算を組んだ。経費には、原則として義務的経費(人件費、扶助費など)や継続的な事務事業、施設管理費などが計上されている。

 一般会計における歳入の主なものは、市税四十一億一千万円、地方交付税十七億九千万円、国・県支出金六千万円、諸収入一億五千万円など。歳出は、人件費十八億八千万円、物件費二十二億二千万円、扶助費十九億二千万円、補助費など十三億円、普通建設費十九億二千万円、繰出金五億八千万円など。 

 投資的経費や政策的経費を含む十七年度本予算は、中村カラーを盛り込み編成し、六月定例市議会に提案する。新予算は、新たなまちづくりの第一歩となり「市長の政策方針」「合併協定」「新市まちづくり計画」「合併協議会の協議結果」の内容を指針とした上で、厳しい財政状況の中で健全な財政運営を考慮し編成される。

 一方、二月十一日から三月末までの十六年度暫定予算(専決処分百二十五億三千万円)は、旧一市四町の執行残額に市長選挙費用(四千百万円)をプラスして編成され、二月十六日開催の臨時議会で承認された。ほぼ同額を十六年度の本予算として、中村市長が今議会に提出した。

 このほか、地方公務員法の一部改正に伴い、人事行政の運営状況を公表する条例を新たに制定する。職員数や給与、勤務時間、服務状況、勤務成績の評定などを広報、閲覧、インターネットを利用し、四月一日から施行する。合併に伴い条例制定、一部改正、規約改正なども審議される。人事では、高野治幸氏(56)=祇園町=の固定資産評価員の選任に同意を求める。

 三日に開会した東近江市三月定例議会には、三月末までの新市本予算ほか十七年度暫定予算など予算二十七件、条例五件、人事一件、その他四件の計三十七議案が提出された。十四、十五両日に総括質問を行い、文教民生(十七日)、産業建設(十八日)、総務(二十二日)の各常任委員会を経て、二十三日に閉会する。


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協定項目を提案、確認

東近江市と2町の法定初会合

=次会の会合で合併調印=

▲1市2町合併協議会の法定初会合
(湖東・東近江市)
 【東近江】 法定合併協議会を設置した東近江市と能登川町、蒲生町の初会合が二日、東近江市愛東福祉センターじゅぴあで開かれ、合併期日など協定二十二項目を再確認したほか、次回の会合で交わされる合併調印の説明が行われた。

 会長に選任された中村功一東近江市長は「先の市長選挙では、多くの支持をいただき大変ありがたく思う。いよいよ十万都市を目指した1市2町の法定協議が始まり、これまでに議論した内容を改めて確認し、活発な意見を出し合っていただきたい。期限まであと一カ月と限られた時間だが、次の世代に引き継げる『賑わいと潤いあるまち 新・東近江市』として議論を進めたい」とあいさつした。

 また、副会長の宇賀武能登川町長と山中壽勇蒲生町長も「1市2町合併を推進される中村市長が当選されたことは、二町にとっても喜ばしいこと。住民の安心生活のため、将来にわたるまちづくり議論を深めていきたい」と話した。

 委員は1市2町の首長のほか、各市町推薦の議会代表十人、住民代表二十人、学識経験者一人の計三十四人で、事務局から協議会規約や協議日程などの報告を受けた。

 それによると、次回の第二回会合(三月八日、東近江市別館)で合併建設計画を確認したのち、午後三時から合併調印式(八日市商工会議所)を行い、国松善次県知事をはじめ、1市2町の議長、合併旧首長、地元選出の県議会議員らが来賓として出席する。以降は、五・七・九月の隔月で会合を開き、来年一月一日に新・東近江市を発足させる。

 協議内容は、計四回の任意協議会で審議した協定二十二項目と、合併後の都市構造を図る諸事業と財政計画等を盛り込んだ合併建設計画など八項目にわたり、基本となる▽東近江市へ編入▽平成十八年一月一日の合併▽議員定数は初回に限る増員選挙で能登川選挙区は五人、蒲生選挙区は三人―などを一括審議の結果、全員賛成で承認された。

 このほか、平成十六年度の事業計画および協議会予算が提案され、情報誌「協議会だより」の発行やホームページでの情報提供などが決められた。予算は、任意協議会時の剰余金と預金利子の七百三十万円、県補助金の百六十六万六千円を合わせた計八百九十六万六千万円。


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蒲生町で「子育てサポーター養成講座」

トラブルを人生の糧にできる能力を

=親は基本的に素人 失敗は当たり前!=

▲「育児中の親に寄り添い悩みや不安を聞き、見本を見せてあげてほしい」と語る講師の岩城氏
(湖東・蒲生町)
 【蒲生】 過去の仕事などでの専門性や子育て経験を生かし、子育て真只中で悩みの多い母親の相談相手になったり、絵本やおもちゃの製作を手掛けたり、地域で支え合う仕組みづくりに取り組んでいる「子育てサポーター」。その基本的な役割が全五回で学べる「平成十六年度子育てサポーター養成講座」(蒲生町教育委員会主催)の第二回がこのほど、蒲生町あかね文化センター学習室で開講され、受講生約二十人が子育ての現状と遊び育つことの大切さを体感した。

 第二回の養成講座では、「遊びから見える親子関係〜親子関係を探る視点〜」をテーマに、KID’Sいわきの岩城敏之氏が講師を務め、育児のコツを伝授した。

 畳部屋の会場には、岩城氏が持参した木製のおもちゃなどでいっぱいになり、まず、受講生自らがカードゲームなどで時間を忘れるほど楽しみ、受講生の子どもたちも元気よく遊び回った。

 しかし、中には、突然泣き出し母親にしがみつく幼い子どもも。そこへ、ハンカチを揺らし歌いながら岩城氏が近づいていくと、子どもが一瞬にして泣き止み、受講生らは「おー」と見事なあやし方にどよめいた。

 岩城氏は、「ゆったりとした周波数で、きれいに歌うと子どもは落ち着くもの。泣いているときの子の心理は、ダメな自分に気持ちが向いており、どんなときでもまず『大丈夫』と声を掛け、安心させることが大切」と語った。

 また、子どもの興味を外へ向ける方法など、次から次への実証して見せた岩城氏は、子どもたちを自由に遊ばせながら「(会場で)誰かと関わって遊んでいる子がいない」と指摘し、一人遊びは「見てるだけ」にすぎず、テレビは向き合っているのではなく振り回されているだけで言葉・体験の時間が奪われるとした。

 頭と体を使う遊びを通して、幼い時から「自分の気持ちを相手に伝え、相手のことも理解しようとしながら、妥協点を見つけ、折り合いを付ける言葉の練習も必要だ」とし、他人と仲良くするには大人も含めて“イメージの共有”と“ルールに従うこと”の重要性を説いた。

 何よりも、親が「子は親を幸せにできるということ、そして、みんな大事な子どもであるということ」を愛情で示し、「子どもたちが人生の壁にぶつかったとき、どの作戦で切り抜けるかを、私たちが教えてあげないとテレビの真似をしてしまう。世の中で幸せに生きるためには、人と関わる力も養っていかなくてはいけない。トラブルを怖がらず、それを糧にし、解決していけるような能力を育む子育てを」と呼び掛けた。

 子育てサポーターの心構えとして「大人の価値観と子どもの価値観の違いを分かりながら付き合ってほしい」と語り、「親は基本的に子育ての素人であり、失敗するもの。この町で安心して子育てできるようサポートすることが大切で、寄り添って不安を聞いてあげたり、相談に乗ってあげながら、見本を見せてあげてほしい」とアドバイスした。


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「ごへえ市長と語る会」開き

子どもたち 夢や希望熱く問う

=ハートランド八幡議会ジュニア=

▲川端市長の話を真剣に聞く参加者
(湖東・近江八幡市)
 子どもたちが参画できるまちづくりをめざして近江八幡市内の小学五年生から中学三年生までの児童生徒が取り組んでいるハートランド八幡議会ジュニアが、川端五兵衞市長を囲んでこのほど「ごへえ市長と語る会」を市役所西別館で開き、高校生サポーターを含む参加した約二十人が、子どもの視点から感じた疑問や希望を聞いてもらった。

 「近江八幡市のいいところ探し 二十年後三十年後、住みたいと思う私のまち、ぼくのまち」をテーマに、これまで取り組んできた「八幡いいところ探し」「十年後、二十年後の近江八幡」などの活動の中で感じたことや気がついたことなどについて、それぞれ参加者が質問を用意して語る会に臨んだ。

 用意された自然・合併・教育・遊び・安全などのテーマカードを市長がひき、そのテーマに関する質問が参加者から出され、市長が答える形式で、会は進められた。

 子どもたちからは、「安心して遊べる川や安全な遊び場が欲しい」「学校の相談室に先生ではなく専門の人を置いてほしい」「街灯がほしい」「市長になってよかったと思うこと」「未成年や歩きたばこなどの喫煙をやめてほしい」「野球場をつくってプロ球団を呼んでほしい」「大型観光施設をつくって」など、子どもたちにとって切実な問題や奇抜なアイデアなどが次々と飛び出した。

 川端市長は、一つひとつの質問に対し、子どもの頃に琵琶湖の水で米を洗ってご飯を炊いた思い出などを交えながら、琵琶湖の環境を取り戻すためには生活しているみんなの協力が必要、何が一番大切で必要なものは何か優先順位をつけて計画をつくていることなどを、子どもたちにわかるよう懇々と説明し、答えた。

 八幡小六年の奥野敬太くんは、「いろいろなことを教えてもらってよかった。琵琶湖の水はみんなできれいにしなければならないということが一番印象に残っている」と、目を輝かせていた。

 昨年度は未来への提案を市に行い、市長や各部長から回答を得ることができた。今年度は市長と直接ひざを交えての意見交換となり、子どもたちのまちづくりへの夢はさらに大きくふくらんだようだ。


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安土町の魚善

能登川町の田井中水産など

=県水産物加工品評会に受賞=

(全 県)
 県水産加工業協同組合主催の「第二十二回滋賀県水産物加工品品評会」の各賞受賞者が決まり、このほど守山市内のホテルで表彰式が行われた。

 品評会は、技術改善意欲を増進し、水産加工業の発展と琵琶湖特産の水産物加工品の品質向上を図るもので、同協同組合に所属する組合員三十二人が参加した。

 出品数は、佃煮類(アメ煮、甘露煮、醤油煮等)七十六点、なれずし類(フナ、ハス等)十九点、その他の加工品五十八点の計百五十三点。

 受賞者と受賞品目は次の通り(敬称略)

 【農林水産大臣賞】魚善「氷魚山椒煮」(安土町下豊浦)

 【水産庁長官賞】今西商店「鮎の木ノ芽煮」(高島市マキノ町)

 【滋賀県知事賞】魚治「若鮎木ノ芽煮」(同)

 【県議会議長賞】鮎家「若鮎生姜煮」(野洲市吉川)

 【ビジターズビューロー会長賞】中弥「小えび佃煮」(高島市マキノ町)

 【県漁業協同組合連合会長賞】古源「小鮎しょう油煮」(同)

 【県水産加工業協同組合長賞】奥村佃煮「もろこ佃煮」(近江八幡市多賀町)・魚元淡水「ごり醤油煮」(同市白王町)・西友商店「いさざ醤油煮」(高島市今津町)・近江屋「えび豆」(同市マキノ町)・土肥太商店「えびごま風味佃煮」(同)・西川栄一「ます甘露漬」(日野町小谷)・マルマン「鮒ずし」(びわ町南浜)・田井中水産「えび豆」(能登川町福堂) 

 


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