滋賀報知新聞(ニュース)平成17年3月11日(金)第14049号


春の切符にかける!

県立高校で入試

▲国語の問題に取り組む受験生
(湖東・東近江市)
県立高校の入試が九日、各学校で行われ、推薦を除く九、三一八人の定員に対して一万○、一二三人が十五の春に挑んだ。県内平均の競争倍率は一・○九で昨年と同率となった。

八日市南高校(江見和綽校長)では、農業技術、食品流通、緑地デザインの三学科合わせて九十人(二人欠席)が、各学科の試験教室に別れて問題に取り組んだ。中学校別では、聖徳中学校の十八人をトップに永源寺中、玉園中の順で東近江市内を中心に三十一校から受験生が志願。 教室の中に無音の緊張した空気が張りつめる中で、答案用紙に向かっていた。

同校では、各学科定員四十人に対してすでに十六人の推薦入学が決まっていることから、学力試験での入学枠は二十四。中でも食品流通科は三十一人が受験し競争倍率は一・二九となり、県内五番目の狭い門となった。

受験生は、一般注意のあと、午前九時二十五分から国語、数学、社会、午後から理科、英語の順に試験に挑んだ後、三会場に別れて面接試験も受けた。合格発表は、十六日午前八時に正面玄関に合格者の受験番号を掲示する。


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1市2町合併調印

 「新・東近江市」元旦誕生へ

▲合併調印を交わし、固く手を取り合う1市2町の首長と国松知事(左から山中壽勇蒲生町長、宇賀武能登川町長、国松善次知事、中村功一東近江市長)=8日午後4時ごろ、八日市商工会議所=
(湖東・東近江市)
 東近江市と能登川町、蒲生町の合併協定調印式が八日、東近江市東浜町の八日市商工会議所で行われ、来年一月一日に「新・東近江市」を発足させる合併協定書に調印した。二十三日に開かれる各市町議会で議決されれば、三十日にも知事申請する予定で、合併すると面積百八十三平方キロ、人口約十一万六千人の県内三番目の広大な市となる。

 調印式では、1市2町の議会議員や協議会委員、特別立会人の国松善次知事をはじめ、地元選出の県会議員、旧1市4町の首長・議長・助役ら約百五十人が見守るなか、中村功一東近江市長、宇賀武能登川町長、山中壽勇蒲生町長が合併協定書に調印。続いて、協議会委員と国松知事が署名し、各首長へ協定書の引き渡しが行われた。

 協定書には、▽合併方式は「編入合併」▽合併期日「平成十八年一月一日」▽新市名称は「東近江市」▽東近江市役所を本庁とし、二町役場は支所とする▽議員定数は初回に限る選挙区制で「能登川選挙区五人、蒲生選挙区四人」―などの協定二十二項目が明記されている。

 会長である中村市長は「地域の未来を考えた時、日常生活圏を一緒にする二町が一緒に入ることは素晴らしい。編入合併という方式ではあるが、対等な立場で常に建設的な審議を重ねていただいた。蒲生野、そして鈴鹿から琵琶湖にいたる県内で三番目の広大な面積と人口を持つ新・東近江市を、均衡のとれたまちとして、1市2町のみなさんと手を携え、まちづくりに努力していきたい」とあいさつした。

 また、特別立会人の国松知事は「天候にもめぐまれ、天が祝っているかのような調印式だ。ここに至るまでには苦労があったと思うが、新市建設計画の基本的な考えとして『市民と行政の協働』を掲げ、まちづくりを進めようとしていることに敬意を表するとともに、来年一月一日の合併に向け、引き続きご努力をいただきますようお願い申し上げます」と祝辞を述べた。

 1市2町の合併は昨年十一月二十二日、東近江市を構成する1市4町と能登川町、蒲生町の任意合併協議会が設置され、十二月から計四回の協議会を開いたのち、今月一日に法定合併協議会を設置。すべての協議項目を協議し終えた。

 各市町はそれぞれ、二十三日の三月定例議会に廃置分合議案を提案し、全議会で可決されれば県知事に申請、六月県議会の議決を経て総務相に申し入れ、八月下旬から九月初旬に告示される予定で、来年一月一日の「新・東近江市」誕生を目指している。


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てんびん太鼓・郷音の

和太鼓『体験道場』

15日から 参加者募集

▲てんびん太鼓・郷音の練習風景
(湖東・東近江市)
 東近江市五個荘地区を中心に和太鼓演奏に取り組む、てんびん太鼓「郷音」は、太鼓のリズムを多くの人に楽しんでもらおうと、今月十五・十八・十九日の三日間『創作和太鼓 体験道場』を開く。

 重低音の大太鼓や、軽快なリズムの締太鼓、長胴太鼓、桶太鼓など各種の太鼓が揃っており、響く鼓動や跳ね返るバチの感触を満喫し、和楽器や伝統芸能に親しんでもらおうとする催しで、東近江市在住または通勤、通学の十六歳以上の男女を対象に参加を呼びかけている。

 開催時間は、各日とも午後七時半から九時半(一日だけの参加も可)。参加無料。会場は、五個荘竜田町の五個荘支所前にある中央公園内練習場。希望者は、郷音代表の深尾さん(090―2198―4086)まで問い合わせる。



 てんびん太鼓「郷音」

 異年齢教育の核として取り組もうと、平成十一年に発足した創作和太鼓チーム。指導は、ソウルオリンピックやイスタンブール国際音楽祭に出演するなど世界各国で活躍する「舞太鼓あすか組」の主宰・飛鳥大五郎氏で、婦人層を中心とするメンバー三十人がユニットを組んで演奏している。


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日牟禮八幡宮「左義長まつり」

湖国の春 もうそこまで

12・13日 お菓子の山車も必見

▲力作の左義長山車「信長と小雪」と提灯「祝・御成婚」を飾り付ける野村さん(左)と西村さん――「近江八幡日牟禮ヴィレッジたねや」で――
(湖東・近江八幡市)
 戦国の時代に安土城下で毎年正月に盛大に繰り広げ、織田信長も華美な姿で参加したと伝えられ、豊臣秀次が築いた八幡山城下に安土から移住した人々によってその伝統が引き継がれ、以来四百年、湖国に春の訪れを告げる風物詩の一つとして知られるようになった近江八幡市の「左義長まつり」が、十二・十三日に日牟禮八幡宮周辺で開かれる。

 各町が競い合って海産物や穀物等の食材で作るその年の干支(えと)の飾りを付けた勇壮な山車(だし)十数基は、女装した男たちが担いで町内を練り歩き、二日目には「けんか」と呼ばれる組み合わせ、午後八時から無病息災を祈っての奉火でクライマックスを迎える。

 JR近江八幡駅には、関西看板(西元町)から寄贈されたまつりを盛り上げるための提灯(ちょうちん)やのぼりが飾られ、駅利用者や観光客にまつりをアピールしている。

 また、日牟禮八幡宮隣の近江八幡日牟禮ヴィレッジたねやでは、同社の工芸菓子職人の野村直仁さん(39)と西村守さん(39)により、もち粉、砂糖、白あん、海苔などを使って紙の一枚一枚、羽の羽毛の一本一本まで素材を生かして精巧に製作された、織田家の紋の盃に信長の愛した雪白の鷹「小雪」を配した左義長山車「信長と小雪」(縮尺五分の一 高さ約一三〇センチ)と、天皇家紀宮さんの結婚を祝って提灯行列をイメージし、いつまでも仲むつまじくと願ってチャボのつがいを配した提灯「祝・御成婚」(高さ約一三〇センチ)が展示され、まつりと一緒に楽しんでもらう。


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新焼却施設

ガス化溶融炉流動床式

中部清掃組合議会
平成17年度一般会計予算総額55億円
求められるゴミの分別と減量化

▲中部清掃組合議会の平成17年第1回定例会議
(湖東・日野町) 中部清掃組合(管理者=藤澤直広日野町長)は先月二十五日、同組合議会の平成十七年第一回定例会議を開き、先決四件、工事請負契約二件、予算二件の計八議案について審議し、すべての議案を起立全員で可決した。

 今定例会議には、日野町北脇の国道307号線沿い山林約一・七ヘクタールに新設するガス化溶融炉の施設整備に伴う造成・建設工事の請負契約に関する議案が提案された。

 新焼却施設は、平成十九年四月の稼動を目指しており、総事業費は約九十三億円。先月二十二日に行われた指名競争入札では、造成工事が十二社の中から大島組(日野町村井)、建設工事が六社の中から流動床式を採用している荏原製作所大阪支社(大阪市北区)がそれぞれ落札した。また、建設工事の監理業務は、日建技術コンサルタント滋賀事務所が落札した。落札結果により、新施設はガス化溶融炉流動床式に決定した。

 また、平成十七年度一般会計予算案も示され、歳入歳出総額は五十五億九十万五千円で、新焼却施設建設の本格的な実施年度となることから今年度と比べて十一億五千八百九十一万七千円増となっている。

 財源の内訳は、国県支出金が七億六千二百万円、地方債が二十八億九千万円、清掃センター整備基金の繰り入れ(四億七千万円)や構成市町の負担金(東近江市=五億二千七百万円、蒲生町=一億一千百万円、日野町=一億六千五百万円、竜王町=九千二百万円、能登川町=一億七千万円、安土町=九千二百万円)を含め一般財源が十八億四千七百万円。県補助金については、ごみ処理施設整備事業への補助が平成十七年度より改正されるため、今年度よりも七千万円少ない三千四百万円と大幅に減少した。

 歳出の中には、北脇地区と同組合管理者間で結んだ協定書と覚書により更新協力金四千九百万円と、土地所有者である北脇農業協同組合との賃貸契約による土地賃借料九百万円が計上されている。更新協力金は、総額一億四千七百万円を、造成開始時と建設開始時、完成時の三回に分けて支払われ、この三月から造成が始まることから平成十六年度一般会計補正予算案で第一段の更新協力金四千九百万円が計上された。

 一般質問や質疑では、新しく建設される焼却施設“ガス化溶融炉”について、議員から「メーカー(施設建設業者)の保障期間は通常二年であるが、メンテナンスコストがかかることから保障期間を伸ばす措置をとっているのか」や「ガス化溶融炉はゴミをほしがり、ゴミの減量化や資源化とは矛盾する施設であり、不燃物の拡大解釈にもつながりかねないことから、ゴミの分別をどう考えているか」、「生ゴミ処理など住民への啓蒙活動を進めて無駄なお金を使わない取り組みが必要であり、検討しているのか」といった質問のほか、「(建設工事を入札した)業者の実績を、トラブル例も含めて示してほしい」との要望が出た。

 これに対して、管理者の藤澤日野町長は「安全・安心な運用と建設に務めていく」ことを強調し、保障期間に関しては施設引き渡しより五年間とし、受注者負担で年一回以上、同組合立ち会いのもと総合的な点検実施を行うことを明らかにした。

 ゴミ減量化に向けては、削減目標を掲げ、高いレベルで分別収集に取り組んでいる市町に合わせる方向で検討していくとした。 

 


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