滋賀報知新聞(ニュース)平成17年3月18日(金)第14055号


第17回 長山杯争奪少年野球

吉沢体育振興事業団主催

ちびっ子シーズン開幕告げる
=あす開会 32チームが長山で激突=

(湖東・東近江市)
 ちびっ子野球のシーズン開幕を告げる「第十七回長山杯争奪・春季少年野球大会」(吉沢体育振興事業団主催、滋賀報知新聞社、東近江市軟式野球連盟、日本少年野球ボーイズリーグ・オーミボーイズ後援)は、十九日に開幕し二十六日までの三日間、東近江市上大森町の長山公園グラウンドで繰り広げられる。

 今大会には、地元東近江市の十二チームをはじめ甲賀六、能登川三、近江八幡と彦根の各二ほか、蒲生・日野・安土・秦荘・多賀・湖南の各一を含む県下三十一チームに、県境を越える三重を加えた総勢三十二チームが出場する。県下最大の出場数を誇り、ちびっ子の今シーズンを占う大会は混戦模様が予想される。

 十九日午前九時二十分(集合八時四十五分)からの開会式では、友情出演の同市立玉園中学校ブラスバンド部が演奏する行進曲に乗って、スタンドからの声援とともに、ちびっ子選手五百人が堂々の入場を果たす。

 吉澤澄雄大会長(同事業団理事長)の開会宣言に続き、冨田正敏滋賀報知新聞社長が開幕のあいさつを行う。岩永峯一衆院議員や小寺裕雄県議ほか中村功一市長、高村与吉議長、野村彭彦教育部長らから激励を受け、玉緒レッドスターズの浦野裕貴主将(玉緒小新六年生)が、出場全チームの団旗を従え力強く選手宣誓する。各コートにおける試合開始は同十時。

 初日は、地元東近江勢が市外から駆け付けた参加チームを迎え撃つなど、一回戦十六試合を四コートに分けて行う。二日目(二十一日)の二回戦と順々決勝を経て、最終日(二十六日)には準決勝、決勝ほか三位決定戦を済ませ、多くの賞品が待つ閉会式で大会の幕を下ろす。

 主力メンバー(六年生)が卒業し、公式戦を間近に控えた今大会に参加するチームの実力は未知数で、冬場に鍛えたちびっ子の力と技が激突し、白熱したゲーム展開が予想される。どのチームが頭角を現わすのか、少年野球の今シーズンを占う同大会の見どころは多い。


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地域みんなで子育て支援

伊庭「あったかホーム鳥仲」

この日はみんなに会える
=世代間交流で地域活性化=

▲昔の暮らしや遊びを話す村田さんと、熱心に聞く子どもたち
(湖東・能登川町)
 子育て真っ最中のママたちや、壮年層、お年寄りら地域住民が一体となり、子どもたちを育てる地域教育力の向上が求められている。そんななか、空き家を活用した子育てサービスが能登川町の伊庭区で始まり、話題の子ども教室「あったかホーム鳥仲」をおじゃました。

 玄関を開けると、子どもたちの元気な声が聞こえ、お絵かきや塗り絵、鬼ごっこなど、年の違う子どもたちが協力しながら一緒に遊んでいる。

 この日は、昔の暮らしを知ってもらおうと、郷土の歴史伝承に意欲を燃やす村田岩男さん(83)が「お話し会」を開催。身振り手振りしながら「昔はね、そのまま飲めるほど川の水はきれいで、いっぱい魚が捕れたの。お風呂も川の水を汲み、みんなのおじいちゃん・おばあちゃんも子どもの頃にお手伝いしていたんだ」などと話し、子どもたちに物を大切にする気持ちや、自分で遊びを見つける楽しさなどを伝えた。

 あったかホーム鳥仲は、町内四つある小学校区でただ一つ児童館がない西学区の「子どもの居場所づくり」として開いた施設で、三児の母である村田祐佳子さんを中心に、子育て層や民生委員、社協職員らが活動し、町の地域子ども教室推進事業支援を受けて昨年十月にスタート。発行するミニコミ紙・みんなの森の“よっといでー”に、近所の子どもたちやママ、パパたちが楽しいおしゃべりタイムを広げる。

 使用する施設は、伊庭福祉推進委員会が管理する店舗付空き家「鳥仲」を無料借用し、不定期だが火曜日を活動日に伝承遊び、竹パンづくり、カルタ大会などを開く。

 近年、同町でも核家族化の進行や転勤者の増加などから、子どもを預けられない、頼れない、相談者がいない、という悩みを持つ保護者が増え、見知らぬ土地での子育ては「自分がしっかりしなければ」という重圧感がのしかかる。

 また、子どもたちも同年の友だちが近所に居ない―など少子化の弊害で一人遊びが多くなり、元気よく外で遊ぶ光景が少なくなってきた。

 鳥仲は、こうした悩みや問題を地域の課題として取り組み、連携して子育てする活動拠点でもあり、遠く離れた両親、祖父母に代わってアドバイスする住民も増えてきた。

 地区担当の村田さんは「ここに来ればみんなに会えるという場を目指しています。大人と子どもの絆がより深く、豊かなものになればいいな」と話し、ここでエネルギーを充電したあとは、また明日から頑張ろうという気持ちにさせてくれる。


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藤澤町長就任後初の新年度予算

一般会計 実質マイナス6・6%

平成17年度末 貯金は約2億5千万円
=日野町議会=

(湖東・日野町)
 三日に開会した日野町議会には、町職員の給料月額三%カット(期末・勤勉・退職手当は適用外)するための条例改正案や、“町長公室”の廃止と“産業経済課”を“農林課”と“商工観光課”に分割する課制条例の一部改正案、平成十七年度一般会計予算案など計四十議案が提案され、各委員会で審議された。また、十日に行われた一般質問には議長を除く十七議員全員が登壇。閉会日の二十三日に、委員長報告を受け採決する。

 昨年十二月、町が議員に対して「現在と同様の行財政運営を継続すれば、今後三年間に約二十八億円の財源不足が生じる。基金残高は残り少なく、工夫や節約による財政運営だけでは限界に近づいている」との資料を提出した経緯もあり、一般質問では藤澤直広町長が選挙公約に掲げていた日野中学校改築に係る建設費用のねん出方法や今後の行財政運営に関する質問が相次ぎ、具体的なまちの将来像の早期提示を求める声もあがった。

 藤澤町長就任後初の一般会計当初予算の総額は七十一億六千百万円で、前年度対比十一億一千九百万円、一三・五%の大幅減となった。平成十六年度に見込んでいた減税補てん債の借換債や蒲生町との合併準備のための電算システム統合整備経費などを差し引いても、実質の伸び率はマイナス六・六%の緊縮型となっている。

 歳入面では、固定資産税や法人税の増収見込みにより、町税収入を二十九億七千四百万円(全体構成比四一・六%)と見積もる一方、国の三位一体改革により国庫補助負担金の削減(約一千四百万円減)や地方交付税の見直し(臨時財政対策債を含み約二億六千万円減)などの影響で大幅な財源不足が生じた。

 この不足分を補うため、町職員給与三%カットや管理職手当一〜四%カット、税務手当の廃止など約八千五百万円の人件費削減に着手したほか、各種補助金・負担金の見直しによる経費節減に取り組み、投資的経費約四億円分を精査した。

 しかし、扶助費五・八%増や地方交付税の大幅な削減が重くのしかかり、福祉対策基金をはじめ特定目的基金、財政調整基金三億八千八百万円も取り崩して対処し、自主財源比率五七・三%(前年度対比一・五%増)を確保した。その結果、同十七年度末の財政調整基金残高は約二億五千万円、地方債残高は六十五億一千八百六十二万円となる見込み。

 また、同十六年度分も含めた三位一体改革の影響額は約五億八千万円、県の財政危機回避のための改革の影響額は約三千三百万円と試算している。

 歳出面では、住民の福祉や暮らしに密着した事業や自律のまちづくりに向けて必要な事業を優先し、民生費四・〇%や衛生費二・九%、商工費四・〇%と増加する一方、総務費二一・六%や農林水産業費九・九%、土木費二九・一%と減少している。

 主な新規・重点事業は、▽戦後六十年事業(三十三万円)▽自律のまちづくり推進事業(百六十万円)、コミュニティー活動支援事業(百万円)▽電算システムの更新(六千五百八十七万円)▽障害者グループホーム整備補助(九百四十五万円)▽南比都佐地区での学童保育所施設整備(二百五十一万円)▽日野菜生産拡大補助(二十万円)▽グリーン・ツーリズム推進事業(八十五万円)▽エレベーターと多目的トイレを設置する日野小学校バリアフリー整備事業(三千六百六十六万円)▽中学校整備検討事業(五十七万円)―など。


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町の観光スポットに

サクラの苗木30本植樹

=蒲生町商工会=

▲気温3度まで冷え込んだ早朝に一丸となってソメイヨシノの苗木を植える商工会理事・役員ら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町商工会(津田久蔵会長)が十三日、同町木村地先にあるあかね古墳公園駐車場隣りの多目的広場に、サクラの苗木を植樹した。

 同商工会の会館は、昭和四十九年の竣工以来、三十年近くが経過し老朽化による建物の損傷が激しかったため改修が進められ、今年度工事が終了した。今回は、無事に改修工事が完了したことを記念し、町民への感謝の気持ちも込めて植樹を企画。

 気温三度と冷え込んだ早朝に、同商工会理事・役員ら約二十人が、同町が誇る観光スポットの一つであるあかね古墳公園駐車場隣りにある多目的広場に、まずスコップで穴を掘った。そこへ、里桜の代表格“ソメイヨシノ”の苗木三十本を丁寧に植えた。

 高岡武志副会長は、「きれいなサクラが咲くように願いながら植えました」と語り、いつの日か見事な花を咲かせ、多くの花見客で賑わうあかね古墳公園を夢見ていた。


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蒲生町寺地先に建設へ

重症心身障害者の拠点施設に!

=ようやく願い届き「起工式」=

▲施設運営にかける意気込みを述べる社会福祉法人くすのき会の安井理事長
(湖東・蒲生町)
 蒲生町寺地先に新設される「知的障害者通所更生施設(仮称)くすのき」の安全祈願祭と起工式が十日、地元の山中壽勇蒲生町長や東近江地域振興局地域健康福祉部の伊藤直部長ほか県職員、東近江重症心身障害者(児)の地域福祉をすすめるすずらんの会の北村千代子会長、地元区長、社会福祉関係者、設計建設施工業者ら約四十人が出席して行われ、工事の安全と成功を祈った。


 東近江地域の二市五町は、近江八幡市の市民保健センター敷地内にある施設「くすのき」で、重症心身障害者(児)の訓練・指導など療育を行っている。

 対象者は、養護学校卒業後の重度障害者で、知的な面での遅れと身体の障害のほかに、さまざまな障害(てんかんや行動障害など)を持っている人。施設運営は、社会福祉法人びわこ学園に委託しており、現在、十三人が通っている。

 しかし、現施設は老朽化と狭あいでスペース不足のため、養護学校を卒業する重症心身障害者(児)の受け入れが困難となってきており、卒業後も地域での日中活動の場が確保できるような新施設の建設が望まれていた。

8月1日に 開設予定


 国の制度を活用して平成十六年度の新設を目指したが、国庫補助選定から漏れ、一時は建設すら危ぶまれた。その後、近隣市町や障害者、その家族、福祉関係者らの強い要望活動が実り、県単独補助が決定、起工式までこぎつけた。

 蒲生町寺地先の町有地に建設される施設は、鉄骨造平屋建てで、延べ床面積は三百九十二平方メートル。施設内には、プレイルームやグループ活動室のほか、食堂、特殊浴室を完備する。定員は二十人。総事業費は、約一億五千三百万円で、県が約二千万円を補助、同すずらんの会が六百万円を寄付し、残額については二市五町が均等・人口割で算出した額を二カ年(平成十六、十七年度)に分け負担する。設計施工監理は株式会社中田設計、建設工事施工は川重株式会社がそれぞれ請け負う。

 施設には、通所者の日常生活動作・運動機能などの指導や生活支援・健康管理を行う「デイセンター部門(通園事業)」を置くほか、重症心身障害者が在宅での生活が続けられるよう支援する「生活支援部門」も設ける。

 運営は、新たに創設した社会福祉法人くすのき会(安井一嗣理事長、事務局=東近江地域振興局地域健康福祉部内)が、びわこ学園より事業を引き継ぐ。平成十七年度八月一日に同施設を開設し、想定している同年度通園利用者十五人を、職員九人が支援・看護する。また、送迎も行う。

 くすのき会の安井理事長は、起工式で「各市町が取り組んできた事業を発展させることが使命であると考えている。園児の声が届く立地でもあり、利用者が楽しく明るく過ごせる施設になると確信している。障害者の拠点として地域に開かれた施設にしていきたい」と意気込みを語った。 

 


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