滋賀報知新聞(ニュース)平成17年3月28日(月)


3市町とも合併議案可決

「新・東近江市」事実上決まる

30日に申請書提出
=9月までに公示の見通し=

(湖東・広域)
 東近江市、能登川町、蒲生町の各議会は二十三日、それぞれの本会議で、能登川町と蒲生町を廃し、来年一月一日に「新・東近江市」を発足する合併関連議案(廃置分合)を賛成多数で可決した。今月三十日に国松善次知事に合併申請書が提出される。

 議案は▽能登川町と蒲生町を廃し、その区域を東近江市に編入する▽二町の財産および負債を東近江市に帰属させる▽農業委員選挙で選出された委員から五人を互選し、東近江市の同委員会の在任期間中、引き続き市の農業委員とする―の三議案。

 一自治体、一議案でも否決されれば無効となるが、東近江市が圧倒的多数で賛成(七十議員と多数のため、賛成・反対の人数が不明)、能登川町が二人欠席し、賛成八・反対一、蒲生町が賛成十三・反対二となり、いずれの議会も賛成多数で可決した。

 平成の大合併を行った新市が、さらに合併するのは京滋では初めて(広島県呉市、廿日市などで先例)。県内では甲賀市、野洲市、湖南市、高島市、東近江市、米原市などに続く合併議決で、今月三十日に知事申請を行い、六月の県議会を経たのち総務大臣に届け、九月上旬までに新市の発足が告示される見通し。

 ●能登川町議会

 能登川町では、議会開会中の十四日に合併関連議案が追加提案され、付託を受けた合併特別委員会(川南博司委員長)が審議した結果、三議案ともに異論なく全員賛成で可決。この日、議場において川南委員長から報告があり、各議案に対する反対・賛成討論が行われた。

 反対討論に立った共産党の藤田淳子議員は「東近江市に合わせる吸収合併で、協議会も形式的なものに過ぎず、住民サービスの低下が懸念される。合併特例債を期待しての期限内合併であり、駆け込み合併は反対」と述べた。また、農業委員の減員についても「七月の選挙で二十人から十人に削減され、合併時からは五人に縮小される。食料生産のみが農業ではなく、減員は地域農業の低下を招く」とした。

 一方、賛成討論の日根野繁議員は「任意協議会、法定協議会で十分に審議し、すべての協定項目をもって合併調印が行われた。地方自治法に基づく申請に向けて議決を得なければならない」とした。農業委員については、村田正弘議員が「減員されるが、在任期間中、引き続いて市の委員として活躍される。また、改良組合を中心とした補助委員制度も設けられ、きめ細かく対応できるはず」と話した。

 審議の結果、採決に加われない議長と欠席の二議員を除く九議員中、八人が賛成し、三議案とも賛成多数で可決された。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

女性も農業の時代を報告

中村さん 国松知事と会談

=大粒イチゴをプレゼント=

▲「ジューシイ」と国松知事
(湖東・東近江市)
東近江市立沖野幼稚園西隣でイチゴ農園「グラス・ホッパー」を営む中村身江さん(35)は、このほど県庁を訪れ、国松善次知事に全国表彰の受賞を報告するとともに、収穫した百グラムの大粒イチゴをプレゼントした。

 中村さんは昨年、第十六回全国農業青年交換大会の展示部門で、全国青少年教育振興協会長表彰を受賞している。まったく農業を知らない新規参入の女性が高品質のイチゴを目指し、栽培方法の改善や販売方式に着目した意欲と努力が認められた。

 これを知った国松知事は、早くから中村さんとの会談を申し出ていたが、栽培するイチゴを口にしてもらわなければ意味がないと、大粒イチゴの収穫時期を待って県庁知事室を訪れた。

 プレゼントされたイチゴにかぶりつき、大きくてびっくりしたが「ジューシイで味も抜群」と絶賛し、これまでの苦労をねぎらう知事に対し、中村さんは「東近江地域農業改良普及センターのお陰」と感謝を述べた。
▲大粒イチゴを贈る中村さん

 今後について国松知事は、環境こだわり県を支える農業に、女性の視点を生かした栽培や販路を定着させ、新規参入を目指す人(特に女性)の先頭に立って、後進の指導にあたって欲しいと、中村さんに要請した。

 この意向を受け、男女共同参画センター(近江八幡市)で開かれる女性のチャレンジ支援講座のパネラー(七月)に招かれ、発表を通して「(農業に限らず)女性が活躍できる場の広がりは無限にある」と訴える。  同時に、良き指導者と良き理解者に恵まれた点を強調し、何事も「独りではできない」との実感から、普及センターの熱心な指導とともに、夫の真二さん(47)はじめ家族や友人の陰ながの支援の重要性を説く。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

ビーチボール熱戦

若者の手づくり大会

つながり深めて地域活性
五個荘青年会

▲ビーチボールバレーで熱戦を展開する選手たち
(湖東・東近江市)
 五個荘青年会(辻都会長)主催で、東近江市五個荘支所、教育分室、体育協会、滋賀報知新聞社などが後援する「第3回ザ・ビーチボール大会」がこのほど、五個荘竜田町の五個荘体育館で開かれた。

 同大会は、スポーツを通じて人々のつながりを深め、豊かな地域社会を目指す若者手づくりの大会で、旧五個荘町在住、在勤の小学生以上に参加を呼びかけたところ、ベテランの『とことんリーグ』にブラックデビル・レッドデビル・紅一点・Drom Two・カノン・しょうたあ〜ずの六チームが対戦。リフレッシュ運動の『お楽しみリーグ』にはどっこいしょ・マロングラッセ・笑―YA・よっこらしょ・ONES小幡・Smilsの六チームが参加した。

 開会式では、県青年団連合会副会長の船川泰弘さんと、能登川町青年団で第三ブロック協議会の北村貴明さんが来賓あいさつに立ち、「日ごろの練習の成果を十分に発揮されるとともに、少しでも運動不足を解消していただければと思います。きょう一日、楽しいプレーをして」と話した。

 試合は、「とことんリーグ」は六チームの総当たり戦となり、直径約六〇センチのビーチボールが矢のように飛ぶ迫力レシーブが展開された。

 一方、「お楽しみリーグ」は三チームを一ブロックとした予選が行われ、中学生対小学生や、大人対子どもなどの組合せで攻防。アタックが決まると手をたたき合って喜び、楽しい汗をコートに流した。

 また、お昼には、青年会メンバーによる手づくりカレーや、餅つき大会でアツアツの餅を頬張り、選手たちや見学の保護者らが談笑して交流を楽しんだ。

 試合結果は次の通り。
 ▽とことんリーグ=1位・Drom Two、2位レッドデビル
 ▽お楽しみリーグ=1位・笑―YA、2位・よっこらしょ


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

議員報酬5%カット

賛成少数で否決

蒲生町議会

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会定例会閉会日の二十三日、議員提案により同町議会委員会条例の一部改正案や議員の報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正案など計四議案が追加提案された。

 中でも、議員報酬に関する条例の一部改正案は、二議案が上程された。

 一つ目の議案は、これまでは議員が議会で設置している委員会に出席した際に、報酬とは別に日額一千円が支給されていたが、議会閉会中に開かれた委員会に出席した場合に限定し、県内日当の額についても平成十七年四月一日から当分の間まで全額減額するというもの。定例会では、質疑・討論もなく、全員賛成で可決された。

 二つ目の議案は、平成十五年一月から報酬月額二%カットが実施されているが、さらに同十七年四月から当分の間まで報酬月額を五%減額するもの。 

 この議案に対しては、定例会開会前に開かれた全員協議会でも意見が分かれていた。提出議員の一人である大澤貢議員は、厳しい財政状況や近隣市町の動向を提案理由に挙げた。

 討論では、賛成議員二人のみが発言し、岡崎嘉一議員は「蒲生町を一つの会社だとすると赤字会社であり、役員が責任をとるのは当たり前の話。行政の特別職は社長・副社長にあたり、議員は議論していく上で重要な立場にあり会社でいうと取締役にあたる。五%は最低限のもので、削減すべきだ」と主張した。

 採決では、賛成六人、反対九人の賛成少数で否決された。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

大津〜近江八幡〜彦根・湖北へ4車線

検討協議会 ルート案決定

(仮称)中部湖東幹線道路整備計画

▲ルートの検討を行う検討協議会
(全 県)
 県が計画を進めている大津から彦根、湖北地域を結ぶ新たな四車線幹線道路「(仮称)中部湖東幹線道路整備計画」の、第二回検討協議会近江八幡部会がこのほど男女共同参画センターで開かれ、今年度開かれた「道づくり委員会」による四つのルート案と県の都市計画案の計五案の中から、大津湖南幹線の野洲市比留田地先から日野川を渡り、近江八幡市野村町の南、元水茎町の北、牧町の南、大房町の北を通って県道大房東横関線につなぐルートを選択し、県に提出することを決めた。また、地元の強い要望として、湖岸道路へのアクセス道路として、牧町西側に二車線道路についても関連道路として継続検討を申し入れることにした。

 計画は平成十二年度から検討に入り、十四年度には住民代表の参加により整備計画素案を策定、十五年度に県民政策コメントや第一回検討協議会の実施を受けて、今年度には地域住民の参加による道づくり委員会でルート検討を行ってきた。

 道づくり委員会では、現地視察や、集落・公共教育環境・動植物などの影響・道路の構造・経済性などを考慮し、四つの班でそれぞれルート案を作成してきた。

 協議会は、道づくり委員会代表、学識経験者、地元学区自治連合会長、公民館長、市・県の担当職員ら十五人で構成され、道づくり委員会から提案された五ルートについて、再度検討を加えた。

 今回提出される協議会ルート案を元に、十七年度には計画原案が作成され、十八年度に都市計画審議会を経て都市計画決定。その後、道路整備プログラムでの調整が行われ、事業着手となる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ