滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月4日(月)


1市4町シルバーが統合

八日市を本部に会員937人

県内2番目規模
=5市でも18センター統合=

▲1市4町のシルバー人材センター統合臨時総会
(湖東・東近江市)
 1市4町が合併したことにより、統合を検討してきた旧八日市市、永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町のシルバー人材センターは一日、東近江市八日市文化芸術会館で開いた統合臨時総会において統合宣言を行い、同日から「社団法人東近江市シルバー人材センター」(会員九百三十七人)としてスタートした。

 シルバー人材センターは、高齢者の技能と経験を社会に活かそうと、臨時的かつ短期的な業務の機会を確保し、社会参加や生きがい充実を通して地域活性化と健康長寿を目指す機関であり、需要の高まる福祉や子育て支援等の事業推進も図っている。

 1市4町の各センターも、地域の特色に応じた活動展開を行ってきたが、一つの市域に一センターと定められているため、東近江市の発足に合わせて、昨年三月末に「東近江1市4町シルバー人材センター統合協議会」を設置。九回にわたる協議会で統合方式(対等)や事務所の位置(本部は旧八日市シルバー人材センター、四町の事務所は事業所)など二十項目を合意し、昨年九月の統合契約調印式以降、統合への準備を進めてきた。

 総会では、各センターから会員約四百三十人が出席し、ステージには、来賓の中村功一東近江市長、高村与吉市議会議長、地域選出の小杉武志県議、上野幸夫県議、小寺裕雄県議らと、各センターの理事長らが登壇。
 愛東町シルバー人材センターの青山芳夫理事長が「統合宣言」を行うと、会場から大きな拍手が送られ、続けて「基本理念である『自主・自立・共働・共助』のもと、さらに地域の皆さまに信頼、愛されるセンターを目指したい」とあいさつした。

 来賓あいさつに立った中村市長は「特色ある五つのセンターが相い寄り、県下二番目に大きなセンターが誕生した。これからの少子高齢時代、高齢者の持つ技術と英知を発揮いただき、生きがいのある、元気な市にしていただきたい」と激励した。

 また、高村議長と小杉県議も「日本は世界有数の長寿国。シルバーの存在は一層、重要なものになるでしょう。東近江市の発展に向け、共に支えていただきたい」などと話した。

 このあと、会費規定や平成十七年度の事業計画など九議案が審議、可決され、新しい理事十九人が選出された。また、理事長には、統合協議会長を努めた小森章次氏(旧八日市市シルバー人材センター理事長)が選ばれた。

 またこの日、甲賀市(旧水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町)、野洲市(旧中主町・野洲町)、湖南市(旧石部町・甲西町)、高島市(旧マキノ町・今津町・朽木村・安曇川町・高島町・新旭町)、米原市(旧山東町・伊吹町・米原町)でも、計十八センターによる五つの統合が行われ、県内五十カ所あったセンターが三十三市町センターに再編された。


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月1回「聖徳市」開催

風物時代館「太子ホール」広場

初回に34店舗が出店
=衣料品・地元野菜に人気=

▲女性客で賑わう衣料品の店
(湖東・東近江市)
 八日市町の大通り商店街に完成した文化交流施設・風物時代館(太子ホール)前広場で二日、にぎわいフリーマーケット「聖徳市」が開かれた。二月に完成した同館のイベントで今後、毎月第一土曜日に定期開催する。

 初めての聖徳市には、公募で集まった飲食、雑貨、クラフト作品の店舗や地元の新鮮野菜を持ち込んだ近隣の農家、卸売市場からは鮮魚、主催の同商店街からも三店舗が出店するなど、合わせて三十四店舗が広場いっぱいに仮設店舗を構えた。

▲マーケットを盛り上げた特設ステージ
 この日の聖徳市は午前十時から始まり、訪れた人々は、お買い得品を目当てに各店舗をめぐり、値段交渉や商品情報を求める買い物風景が広がった。中でも衣料品や新鮮野菜には人気が集まり、商売繁盛の様子だった。

 会場正面の特設ステージでは、アマチュアの音楽グループ七組が、クラシックやポップスなどの演奏や歌を入れ替わって演奏し、市場の賑やかなムードを盛り上げた。

 同商店街では、昔賑やかだった頃の商店街の復活を目指し、フリーマーケットのほか、普段店頭では売らない割引品の販売や骨董市などの開催を計画。聖徳市を契機に商店街の活性化に結一つの取り組みとして期待を寄せている。


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八日市南高生と住民が協働

芝原町に「せせらぎ公園」完成

=琵琶湖の形の池と芝生=

▲2日、最後の芝張り作業に取り組む八日市南高生徒と住民
(湖東・東近江市)
 東近江市芝原町(大西忠男自治会長)で、住民あげて建設に取り組んできた「せせらぎ公園」が二日、緑地帯に芝を植え込む最後の仕上げ作業が行われ、手づくりの公園が完成した。

 同町では、集落内で起きた寺の火災の教訓を活かし、住民みんなが知恵を出し合い、協働する取り組みとして地域用水施設の整備事業を進めることを決め、せせらぎ公園推進建設委員会(奥田文一朗会長)を設置。

 集落西方にあるちびっ子広場に農業用水を引き込んだ憩いの公園を造ることを話し合い、その設計を八日市南高校緑地デザイン科の生徒に依頼。

 昨年八月、同委員会が窓口となって生徒が立案した三案をたたき台に、集落の要望などを取り入れて生徒たちと知恵を出し合って最終案をまとめ、翌月から住民が参加した公園建設に取り組んできた。

 完成した公園は、約三百平方メートルの広さで、中央に琵琶湖の形をした段差のある池が設けられ、南柴原町の宮溜からの用水がポンプアップで引き込まれている。池の周りには立木の植栽と休憩用のベンチや憩いの東屋が設けられている。池にはコイやフナが放たれることになっているほか、早速、公園から広場の桜見が楽しめる。


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朝桜中1、2年生が調査

「がもう字名の由来」刊行

字名に込められた思い、歴史とは?
=言い伝えや本、ネット活用=

▲生徒たちが調べ上げた字名の由来をまとめた冊子を手にする
(湖東・蒲生町)
 蒲生町立朝桜中学校(岡谷ふさ子校長)の一、二年生が、夏休みの課題で調べ上げた内容を一冊にまとめた「がもう字名の由来」(A4判、六十四ページ)がこのほど完成した。作成された約七百五十部の冊子は、すでに同中学校全校生徒や町内各区長、公共施設などに配布され、字ごとの歴史・文化のほか、各地に根付いた人々の生き様をも感じ取れる仕上がりに注目が集まっている。

 読書離れによる読解力や国語力の低下が懸念されることから、朝桜中学校では、平成十四年度から総合学習の一環で「読書の時間」を設けている。毎朝十分間、生徒たちは自分の好きな本を持ってきて、心落ち着かせながら静かに読書の時間を過ごす。

 岡谷校長は、「書物の世界に引き込まれる時間を持つことは、自己の内面に目を向け、心を磨くことにつながる」として、導入当初から読書アドバイザーを務めている大橋裕子さんを中心に、生徒が本と出会う場づくりに力を入れている。

 より読書を身近なものとし、自分たちの住んでいる地域への親しみや郷土愛を育むきっかけにしようと、毎年、夏休み期間中に共通テーマを掲げ、生徒自身が図書館などへ出向き自主的に調べる課題も出している。

 その第一弾が、平成十四年に刊行された「みんなで集めたがもうの民話」で、同十五年には第二弾の「家族の詩」、そして第三弾となる「がもう字名の由来」が今回出来上がった。

 東近江市への編入合併協議の中で、字名の取り扱いについて各字で議論され、地域住民も関心を寄せていたが、改めて、その由来について尋ねられると答えられない人もいるのではないだろうか―。

 一、二年生のうち約二百三十人の生徒が、近所に住むお年寄りや祖父母、両親のほか、滋賀県地名辞典や蒲生町史、蒲生むかし話といった普段は手に取って見ることのないような資料を探し出し、現代っ子らしくインターネットも活用して由来に関する情報を集めた。

 冊子には三十二の字名の由来が掲載されている。歴史上の人物を取り上げたり、「ズバリ名前の通り、畑と水田が字の五割以上を占めているから『畑田』。五月の土・日曜日は朝早くから起きて、田植えをしている人がたくさんいて、九、十月には稲刈りをする音で朝起きる」など、歴史風土に目を向けつつ現代へとつながる痕跡をも見つけ出している。

 中には、「蒲生町にずっと住んでいたのに全然知らなかった。宿題で調べてみて少し分かった。自分が住んでいる蒲生町についてもっと関心を持ちたいと思う」との感想を寄せ、興味対象を地域へと広げた生徒もいる。

 完成した冊子を手に、岡谷校長は「一つの字の由来にしてもいろいろな説がある。どれが本当かはわからないが、伝承による由来など興味深い内容となっている。この冊子を通して、字名の由来だけでなく、子どもの多面性、発想豊かなところも感じてほしい」と語り、大橋さんも「個々の生徒がいろいろな角度から見て調べているので、一つの字でも何通りもの由来があり、すごくおもしろい。中学生のパワーが感じられる冊子を、ぜひ、蒲生町民の方に読んでほしい」と話していた。

 冊子に関する問い合わせは、同中学校(電話0748―55―0030)へ。 


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あと一息 サクラのつぼみ

春本番に向けスタンバイ

=9日から 妹背の里で「桜まつり」= 

▲つぼみの先端がほんのりピンク色に染まり始めたソメイヨシノのつぼみ
(湖東・竜王町)
 冬眠から目覚め、春本番に向けて身支度を始めたようにほんのり赤く色付く枝と、少しずつ膨らみ薄ピンク色に染まり始めたサクラのつぼみ。華やかさとともに清らかさを漂わせ、人々の別れと出会いをそっと見守るサクラの開花が、今か今かと待ち遠しい季節。

 日野川沿いの竜王町川守にある「妹背の里」では、敷地内一面をほんのりピンク色に染めあげるサクラの開花に合わせて、九日から十七日まで「桜まつり」が繰り広げられる。

 同里には、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなど約一千本が植栽されており、サクラのトンネルが日本情緒を醸し出す。すでに、春の陽気に誘われて、施設内では平日でも家族連れや若者グループが訪れ、芝生の上でお弁当を食べたり、フリスビーで体を動かしたり、子どもたちが走り回ったりと、自然を満喫しながら思い思いに過ごしている。

 今年は、例年よりも少し遅めの五、六、七日前後から開花し始め、九日頃には見ごろを迎えると施設関係者は予想している。

 また、サクラの開花状況に合わせて、夜桜散策にぴったりな「夜間ライトアップ」(日没から午後九時まで)や、仕事帰りの花見会場としても利用できる「花見(宴会)サイト」(午前九時〜午後九時、要予約)が施設内に設けられる。

 この九日には、妹背の里バンガローでの「短歌会」(午前十時〜午後三時)や竜王町茶道同好会による「お茶会」(午前十時〜午後三時)のほか、二十ブースを確保した「フリーマーケット」、大正琴琴峰会竜王支部による「大正琴演奏会」(午前十時〜午後三時)も催され、「ドラゴン屋台村」(午前九時〜午後四時)が九、十日の二日間にわたり出店する。

 花見サイトの申し込みおよび問い合わせは、妹背の里(電話0748―57―1819)まで。  

 


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