滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月6日(水)第14071号


コミュニティーは笑いから

=第4回レンガのえんとつとまれ寄席=

▲笑いの渦に引き込まれる会場
(湖東・東近江市)
 気楽な笑いを身近なところで。レンガのえんとつとまれ(東近江市西中野町)で三日、寄席が開かれ、会場いっぱいに集まった人々を楽しませた。

 地域住民のコミュニケーションの場づくりを目指しているNOP法人・レンガのえんとつとまれ(谷正美理事長)では、笑いが生まれる施設から人々の交流も深まるとの観点から、四年前から県内で活動している社会人落語「泉笑会」の協力を得て毎年一回寄席を開催し、落語愛好家らに親しまれている。

 泉笑会も日頃のけいこの成果を高座で問える絶好の場として寄席の開催に協力。今回は近江屋八景、井筒家磯七、三流亭脂々○、三流亭志ば落、ギター弾き語りの安田新治さんの五人が出演した。

 この日の演題は「寄合酒」の前座でご機嫌を伺い、「天災」、「ちりとてちん」の古典で会場を盛り上げた。中入りで桜餅とお茶が振る舞われて一息入れたあと、ギター演奏によるナツメロの合唱で会場の雰囲気を変え、「牛ほめ」の古典と漫才で会場を笑いの渦に引き込んだ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

能登川町 4月から無料化

乳幼児の予防接種

=元気に発育 伝染病撲滅へ=

(湖東・能登川町)
 能登川町は、乳幼児にかかりやすい病気を防ぐため、三種混合・麻しん・風しん・日本脳炎の各予防接種を薦めており、この四月から個人負担を無料にしている。

 子供の発育とともに外出する機会が多くなるが、それに伴って伝染病などにさらされる危険も多くなる。いずれも重症になると、合併症や後遺症など危険性のある病気だ。

 それに対抗する免疫に役立つのが予防接種で、同町では、子どもの健康や伝染病撲滅のため、新年度予算の予防接種事業に千六百三十万円を計上し、一部負担だった予防接種を無料にした。ただし、予防接種法で定められている定期予防接種対象者が対象。

 接種の種類と対象者および接種回数等は次の通り。

 《三種混合》対象は生後三カ月〜七歳六カ月。年間を通じて接種期間があり、三〜八週あけて三回接種し、三回目接種日から十二〜十八カ月あけて一回接種する。

 《麻しん》生後十二カ月〜七歳六カ月。年間通じて一回の接種。

 《風しん》同

 《日本脳炎》三歳〜七歳六カ月。四月〜七月に実施され、初年度は一〜四週あけて二回接種し、おおむね一年後に一回接種する。

 持ち物は、保険証・母子健康手帳・予診票。
 接種会場は、町内実施の医療機関(赤ちゃんファイルに記載)。事前に予約が必要。
 問い合わせは、総合健康福祉センターなごみ内の健康福祉課(<CODE NUM=013E>0748―42―8703)へ。

 なお、予防接種は、ワクチンを接種することによって軽い病気状態にして免疫力をつけさせるため、体調の良いときに受けることが大切。また、自分の子供にあった種類や、受ける時期を「親」が選択しなければならない。選択の手助けになれば―と、一部だが各種の情報を提供する。

 ◆三種混合
 百日咳・破傷風・ジフテリアのワクチンを一度に接種するもの。破傷風はかかると重くなり、まれに生死に関わることがある。百日咳は、二歳までにかかると重症化しやすく、生後三カ月を過ぎたら早めに受ける。ジフテリアは病気そのものが少ない。接種回数は、一期の連続三回(最短で三週間おき)と小学校の二期がある。副反応は、回数を受けるごとに腕に腫れや熱が出ることが多く、ひどい時は髄膜炎になる。副反応が出たときは二回で止めるか、三種を二種(破傷風・ジフテリア)に替えてもらうよう相談を。

 ◆麻疹(はしか)
 昔は生死を分ける病気として恐れられたが、今でも亡くなる子がおり、一歳を過ぎたら受けることを薦める(二歳までにかかると三割は入院している)。接種一週間後ごろに発熱の副反応がみられる(五割程度)。

 ◆風疹
 三日ほどで発熱、発疹がおさまるため「三日ばしか」とも言われている。副反応はほとんどなく、出たとしても軽度の発熱と発疹。一度かかったら二度とかからないと言われているが、まれに発症する場合も報告され、妊娠を希望する女性への「風疹抗体値検査」も薦められている(抗体をもっていない女性が妊娠の一カ月前から妊娠十二週までの間にかかると、約二割の胎児に障害が見られる)。

 ◆日本脳炎
 病原体をもった豚から蚊を介して感染し、五〜十五日後に食欲不振、嘔吐、頭痛を発症。重症になると生死にも関わり、毎年四人以下が亡くなっている。発症してからの治療法は現在もないため、対策は予防接種しかない。接種のスケジュールは、入学前までに一期(一〜四週間隔で二回)と追加(一期終了後一年)を行う。副反応は発赤や局所の痛み。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

ワタカの稚魚西の湖に放流

嫌われものに光明期待

=唯一の草食性 水草除去や環境改善=

▲西の湖に放流されたワタカ
(湖東・安土町)
 県水産試験場は、琵琶湖固有種で生息数が激減している琵琶湖では唯一の草食性の淡水魚「ワタカ」の稚魚を、生息回復と水草の大量繁茂抑制効果の調査を目的に、このほど西の湖に六万九千尾を放流した。

ワタカを放流する県水産試験場の職員
 ワタカは試験場で約九か月育てられた体長五センチ程の稚魚で、三日間に分けて試験場職員の手で安土町下豊浦地先の西の湖に放たれ、元気よく泳ぐ姿が見られた。

 試験場では平成十四年度に四万四千尾放流以来、十五年度にも十四万三千尾を放流しており、地元漁業関係者からは成長したワタカの目撃情報も寄せられている。十七年度からは、水草の除去効果などについての調査に移る。

 草食性のワタカは、かつて琵琶湖と田んぼがつながっていた時代には、田んぼに入ってイネを食い荒らす魚として、また、食用にもあまり適さないことから、農業や漁業関係者からいやがられる存在でもあり、近年ではほとんどその姿が見られなくなっていた。

 しかし、その「草食性」に着目した水産試験場が、オオカナダモとアオミドロを繁茂させた一トン水槽にワタカ五尾を放流して、水草の変化を調査。その結果、一か月後には水槽のほとんどの水草がなくなった。

 このことから、水草の大量繁茂した環境の改善に効果があることが実証され、ワタカによる水草除去や、琵琶湖の水質や生態系の環境改善へ、その効果に大きな期待が寄せられている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

オウム手配容疑者3人の検挙へ

あなたの情報が決め手です

=近江八幡署駅頭啓発 懸賞金付き=

▲情報提供への協力を訴える署員ら
(湖東・近江八幡市)
 オウム真理教による地下鉄サリン事件発生から十年を迎え、近江八幡署による未検挙の特別手配容疑者に関する情報提供を呼び掛ける街頭啓発が、このほどJR近江八幡駅で行われた。

 啓発活動には駅前交番の署員ら六人が出て、駅北口階段前で通勤通学者など駅利用者に、平田信、高橋克也、菊池直子の三人の顔写真が印刷された携帯カレンダーなどを配りながら、協力を求めた。

 情報提供には懸賞金がかけられており、検挙に最も寄与した情報提供者には被疑者一人あたり二百万円、総額六百万円が贈られる。期間は十月十九日まで。警察署や交番に備え付けの応募用紙で応募する。

 また、フリーダイヤル(0120―006024 オウムは24)でも、情報を受け付けている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

春の全国交通安全運動

きょうから県下一斉に展開

子供と高齢者の交通事故防止へ
=飲酒運転とシートベルト徹底も=

(全 県)
 “びわの路、にっこり笑顔でゆずり愛”をスローガンに、六日から「春の全国交通安全運動」が県下一斉に展開される。県民一人ひとりが交通知識を深め、安全思想の高揚を図り、交通ルールと正しいマナーの実践を習慣付けるとともに、交通事故防止の徹底を目的に繰り広げられる。

 十五日までの運動期間中は▽子どもと高齢者の交通事故防止▽二輪車の安全利用の推進▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転等危険運転の追放─の四本柱を重点に、県民総ぐるみの運動を展開する。特別推進として「昼間におけるライト点灯」の推進を呼びかける。

 昨年発生した自動車乗車中の死者五十九人のうち、シートベルトをしていなかった人が三十九人と七割近くの六六・一%を占め、このうち着用していれば二十一人が助かったとみられている。

 さらに、子供(十五歳以下)の負傷者約千人のうち、半数の約五百人が自動車乗車中の被害者で、その半数の約二百人を未就学児童、幼稚園児が占めるなど、依然と低いチャイルドシートの着用推進にも力を入れる。

 運転者には「車に乗ったらまずシートベルト」の習慣付けや同乗者への促進、チャイルドシートの使用、家庭では出かける前に「シートベルト着用」の声かけ、地域などでは講習会や開催行事などの機会をとらえ、必要性や効果などを話し合ってもらう。

 交通事故のうち、高齢者の死者数が三十五人と全体(百四人)の三分の一を占め、子供の事故とともに発生件数、負傷者数も増加傾向にある。特に、歩行中の十八人ほか、自転車(四人)と二輪車(三人)の運転中の死亡が目立つ。

 子供や高齢者事故が多発していることから、運転者には思いやりのある運転を呼び掛ける。夜間外出時には反射材など安全用具の普及促進を図り、外出前の声かけ「道路の正しい横断」の励行のほか、スクールゾーンやシルバーゾーンの安全点検を推進する。

 例年五月は春の行楽シーズンとともに、交通事故の多発が懸念されることから、各地域の実情に即した安全対策や点検を推進する一方、警察は取り締まりを強化し、特にシートベルト、飲酒、信号無視、スピード、一時停止などの一掃に乗り出す。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ