滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月9日(土)第14074号


東近江市遺族会が発足

旧1市4町の組織を統合

平和祈念館の資料収集活動も
=11支部を統括 初代会長に吉崎氏=

▲活動に協力求める吉崎会長
(湖東・東近江市)
 一市四町の合併に伴い、新しく誕生した「東近江市遺族会」の設立総会が二日に開かれ、初代会長に旧八日市市遺族会長の吉崎宗太郎氏が就任した。旧市町にあった組織をそのまま支部として残し、統合後の全体組織は十一支部、会員約千九百人となる。

 吉崎会長は「昨年から九回の協議を重ね、東近江市の本格スタートに合わせ設立できた」と喜び、今後について、支部活動の全面支援を打ち出した上で、組織の活性化へ「会員の事業参加を促す仕掛人になってほしい」と呼び掛け、遺族会の目的である戦没者英霊顕彰と恒久平和の構築に支援と協力を呼び掛けた。

 山田利治県遺族会長は、父を戦争でなくし「育ててくれた母に恩返しがしたいとの気持ちで一本につながっている。遺族活動は家庭から始まり、その輪を広げなければ」と、県活動のリーダー役を東近江遺族会に求めた。
▲東近江市遺族会の設立総会

 激励に訪れた中村功一市長は、これまでの苦労に感謝し「統合によって市民の心を一つにする役割に期待する」と願い、高村与吉議長も「平和祈念館の建設も決まり東近江の基礎づくりに力を貸してほしい」と訴えた。

 平和祈念館については、国松善次知事から「東近江市と協議を進め、二十年度には着手したい」とのメッセージが寄せられた。これを受け、遺族会は、地元に眠る歴史資料の調査、収集、保存などを主要事業に位置付け、活動に取り組むことにした。設立当初の役員は次の皆さん。

 【会長】吉崎宗太郎(御園支部長)【副会長】奥居清一郎(永源寺支部長)増田四郎(湖東支部長)【事務長・会計】藤沢喜八郎(永源寺支部)【監事】持田長三郎(五個荘支部)岸川和夫(愛東支部)

 【運営委員】村井信夫(平田支部長)福島睦一(市辺支部長)大西藤夫(玉緒支部長)藤田武男(建部支部長)今岡多望(中野支部長)松浦友一(八日市支部長)岡田弥一郎(五個荘支部長)太田康博(愛東支部長)谷口和子(建部支部)高木節子(永源寺支部)市田千枝(五個荘支部)


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1人でも元気にハイ!

市立政所小で入学式

喜び独り占めの大藏里菜ちゃん

▲学校史上初めて1人となった入学式
(湖東・東近江市)
 公立学校の入学式が八日、県下一斉に行われ、新入学生のフレッシュな姿が通学路や校舎に際立った。

 東近江市立政所小学校でもこの日、入学式が行われ、政所町の大藏里菜ちゃん一人を迎え入れた。

 この春、県内で一人の新入生を迎えたのは三校で、うち政所小では、本校での新入生が一人となったのは一三○年近く続く学校史の中で初めて。全校児童数は、二・三・四・六年生が四人ずつ、五年生三人の合わせて二十人となるが、過去最少の新学期を迎えた。

 入学式は午前十時十五分から始まり、来賓、全校児童、教職員そして里菜ちゃんの両親あわせて四十五人が出席した。

 里菜ちゃんは、担任の吉澤満子先生に手を引かれて入場、向かい合わせの前席に座った。「新入生・大藏里菜さん」と名前を呼ばれると元気な声で「ハイ」と答え、期待と不安が入り交じった表情に出席者から温かい眼差しが送られた。

 式辞に立った大橋嘉彦校長(53)は「ご入学おめでとう、元気な返事、明るい笑顔が見られてうれしいです。これからお兄さんやお姉さんたちと楽しい学校生活を送ってくださいね」とやさしく話しかけ、入学を歓迎した。来賓祝辞に続いて左近晋作PTA会長から里菜ちゃんに六年間の思い出を綴る写真アルバムがプレゼントされ、校長からは真新しい教科書が授与された。
▲左近PTA会長から記念品を贈られる里菜ちゃん

 同校では、児童数が減っても複式学級とはせずに一人でも学年単独学級とし、音楽や体育の授業については、上級学年と一緒の合同授業とすることにしている。

 新入生が一人になったことについて大橋校長は「一人だからできる学習がある半面、多人数が必要な教育もある。少人数での教育課題に全職員で取り組んでいきたい」と話している。また、担任の吉沢先生は「里菜ちゃんの自主性を引き出すよう、接していきたい」と抱負を語った。

 里菜ちゃんの自宅は学校から歩いて十分ほどの近所で、四年生と六年生にお兄ちゃんがいる。

 ちなみに来年度の新入生は初めてゼロとなるが、次年度は三人が入学する見込み。少子化の流れは山の学校にも訪れており、児童数の減少は避けられない。


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「運転手さんも気を付けてください」

ジュニアポリスが交通安全呼び掛ける

「春の全国交通安全運動出発式」
=蒲生・日野町で街頭キャンペーン=

▲車両の安全点検を見回るジュニアポリスと役員ら
(湖東・蒲生・日野町)
 日野警察署と日野地区交通対策協議会、日野交通安全協会、日野安全運転管理者協会は五日、春の全国交通安全運動(六日〜十五日)を前に、日野町役場正面玄関前で「出発式」を行った。

 出発式には、各協議会・協会の会員や蒲生・日野両町のシルバーキャラバン隊、日野警察署員らが出席し、ジュニアポリスに扮した日野町のわらべ保育園の五歳児十人が花を添えた。

 “シートベルトをしめよう”や“交通安全”と書かれたのぼり旗を手に整列した参加者を前にして、役員を代表し藤澤直広日野町長が「子どもたちの安全を確保し、地域ぐるみで治安を守ることが求められている」と強調し、地域住民の交通安全意識の高揚を図る運動展開に期待を寄せた。

▲反射材付きたすきやトーマス型貯金箱などが入った啓発品を配布して交通安全を呼び掛ける山中町長ら
 引き続き、日野警察署の横山正光次長が、高齢者の交通事故が多発している県内の情勢と照らし合わせながら「管内では、三月三十一日現在で、人傷事故は三十四件と前年に比べ四件減り、傷者は横ばい、死者は零人でいい状態を保っている。これからは春の行楽シーズンで交通事故が憂慮される」と注意を促し、地域住民の平穏な日常生活確保のためにも参加者とともにシートベルトの着用徹底や飲酒運転といった危険運転の追放に力を入れるとした。

 また、安全な運転は安全な車からということで、パトカーや各協会の広報車など計六台の車両点検を実施した。ファンベルトの損傷有無やサイドブレーキの利き具合、ランプ類の点灯、タイヤの摩耗、スペアタイヤといった車載品など一つずつ丁寧に確認し、ジュニアポリスを先頭に来賓者らが見回った。

 最後に、愛らしいジュニアポリスが「交通事故に遭わないように気を付けます。運転手さんも気を付けてください。お願いします」と交通安全宣言を行い、参加者は蒲生・日野各町に分かれての街頭キャンペーンへと向かった。

 同運動期間中、日野署管内では、チャイルドシートキャンペーン(九日)や自転車点検(十一日)、新入学児童約一千四百人への啓発品配布などが予定されている。


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全国環境保全型農業推進コンクール

竜王町稲作経営者研究会が“優秀賞”

高い評価 環境こだわり農業や食農教育

▲竜王小学校に出向き、児童らに米づくりの魅力や生産者にしかわからない苦労を語る竜王町稲作経営者研究会メンバーら
(湖東・竜王町)
 竜王町内の農業者十三人で組織している「竜王町稲作経営者研究会」(竹山勉会長)がこのほど、「第十回全国環境保全型農業推進コンクール」(全国環境保全型農業推進会議主催、農林水産省など後援)で、県下で唯一、優秀賞を受賞した。

 同コンクールは、環境保全型農業の拡大を図ることを目的に、意欲的な経営技術の改善や農村環境の保全活動を通じて地域社会の発展に貢献している農業集団などを表彰するもので、平成七年度から実施されている。

 今回、優秀賞に輝いた「竜王町稲作経営者研究会」は、環境保全型農業を実践しており、学校給食へ県環境こだわり認証を取得した米を供給したことを契機に、小学校での稲作体験実習や出前授業なども行っている。  子どもたちに米づくりの魅力や生産者にしかわからない苦労など生の声を届け、次世代の担い手を発掘する観点からも食農教育や環境教育に力を入れる。

 また、環境に配慮した農産物生産の推進に向け、町から“竜王町バイオディーゼル燃料地域内利活用モデル事業”の指定を受け、提携を結んだ上で、試験的にトラクター十一台でのBDF使用にも取り組んでいる。

 表彰式当日は、近畿地域環境保全型農業推進シンポジウムも同時開催され、その中で竹山会長が「エコタウン竜王のさきがけとして、農業からの発信」と題して事例報告を行った。


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ウクライナ少年少女絵画展

核廃絶と世界平和願う

=24日まで 近江八幡図書館=

▲イヴァンキブの小中学生が描いた作品を紹介している絵画展
(湖東・近江八幡市)
 東欧のウクライナ共和国の子ども達の絵を紹介する絵画展(ウクライナ少年少女交流協会主催)が、近江八幡市立図書館で開かれている。二十四日まで。

 今回紹介されている作品は、旧ソ連時代に起きた原子力発電開発史上最悪、日本でも放射能の雨が観測されたあの「チェルノブイリ原発事故」(一九八六年四月二十六日)のあったチェルノブイリに一番近い町、イヴァンキブの小中学生が描いた、町や学校、森や海の美しい自然、動物、子ども達や町の人々など約三十点。中には、チェルノブイリ原発と思われる建物を背景に立つ大きなシカを描いた作品もある。

 日本とともに核の恐ろしさを知る両国の国民による文化交流を通じて、世界から核の脅威の廃絶と、次代を担う子ども達が生き生きと手を取り合って育つことのできる社会環境と世界平和の実現を願って、作品展は開かれている。

 作品に並んで、作品の感想やメッセージを書いたカードをはる「平和の木」もあり、いろんな言葉が寄せられている。

 


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