滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月10日(日)第14075号


給食の安全とコストダウン

民間業者の調理を試食

玉小で調理のみ民間委託
=人件費二百万円削減=

▲試食会で出された献立
(湖東・東近江市)
 新学期から市立玉緒小学校の給食の調理業務が民間業者に委託されることになり、十二日からのスタートを前に五日、試食会が行われた。

 給食の調理業務を民間業者に委託するねらいは、行財政運営の効率化を早期に進めていくための一つの方策でこれまでのサービスを低下させずに行政経費のコストダウンを図っていくところにある。

 今回の民間委託は、昨年九月から始まった北小学校に次ぐ二例目で、市では玉緒小の場合、年間約二百万円の人件費が削減できるという。

 民間業者が請け負う業務は、食材の調理、洗浄、調理器と調理室等の清掃のみで、献立や食材の調達、衛生管理は従来通り市が行う。

 民間が参入することで一番に求められる調理業務中の安全性のチェックについては、学校に配置されている栄養士が当たることになっており、市では一学期の間は、栄養士が調理の現場に常駐することにしている。

▲民間業者が調理した給食を試食する教育関係者
 玉緒小の給食を請け負う業者は、プロポーザル方式で選定された富士フードサービス株式会社(本社・大阪市)で年間委託料は一、二九九万円。毎日約三百食を提供する。

 この日の試食会には学校職員と担当市職員など約百人が参加。業者がマニュアル通りに調理した麦ご飯、二色合え、みそ汁、タラの香味揚げ、牛乳の献立を試食し、味付けに関しても問題のないことを確認した。

 東近江市の学校給食は、新市誕生後も旧の八日市市、愛東町、湖東町は各学校内で調理する単独校方式、五個荘町と永源寺町は一カ所で集中調理して各校に配達するセンター方式のままで行われており、今後、違いのある方式をどのように整理統合していくかは、三年以内にまとめることになっている。

 その方向性を決める議論の場として東近江学校給食運営委員会を設置することにしている。


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織田瑟々と布引窯展

9、10日 川合寺町の西蓮寺

郷土が生んだ桜狂の女流画家
特別記念講演会も開催

(湖東・東近江市)
 春への誘い「桜狂の女流画家・織田瑟々と布引窯展」が、九、十両日に東近江市川合寺町の西蓮寺で開催される。九日午後一時半からは、早稲田大学国際情報通信研究センター研究員の小森重紀氏を招き、記念講演「織田信貞と後裔の人々」を開く。いずれも無料。

 織田瑟々は、織田信長の九男信貞の子孫として近江国御園村川合寺(現在の東近江市川合寺町)に生まれ、十七歳のころ京都画壇に登場したが、いつのころか郷里に帰り、名誉とは無縁の生活の中で生涯、桜を描き続け五十四歳の人生を川合寺で閉じた。

 十七世紀から十八世紀にかけて、本草学の発展は目覚ましく、精緻な動植物の写生と享保十六年(一七三一)に長崎に来日した清国の沈南蘋の写実的画法などが、日本絵画の写実主義に大きな影響を与えた。

 こうした時代背景の中で、京都の三熊思孝(一七三〇―九四)、その妹露香、広瀬花隠、露香の弟子織田瑟々(一七七九―一八三二)らのグループ「三熊派」は、桜へ異常とも思える執着と愛情を持って、桜だけを描き続け、独自の画壇の中で「桜画」の地位を確立していった。

 瑟々の生涯について、ほとんど直接的な資料は見当たらないが、作品の「桜画」については旧八日市市周辺の個人が多く所蔵している。故郷の誇りである「桜画」を広く市民に知ってもらおうと、所蔵者の協力を得て「桜画展」を開くことにした。同時に、桜をテーマにした布引焼きの作品も展示される。両日とも午前九時から午後五時まで。


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「交通安全シルバーキャラバン隊」

高齢者自らが参画 交通事故撲滅へ

=蒲生町で認定書交付式=

▲山中町長を前に、隊員を代表して交通安全宣言を読み上げる第6ブロックの東野隊長
(湖東・蒲生町)
 高齢者が被害者、加害者となる事故が急増し、県内の全交通事故死者数の約三割を占めるという緊急事態に陥っている。急速な高齢化とともにますます事故の発生が懸念されることから、高齢者自ら交通安全活動に積極的に参画してもらい、事故防止を図ろうと、蒲生町は七日、「平成十七年度同町交通安全シルバーキャラバン隊」の認定書交付式を同町役場で開いた。

 認定書交付式には、山中壽勇町長や日野警察署交通課の南治課長、寿クラブ連合会の村井弥一郎会長らが来賓として駆け付け、地域住民の交通安全意識の高揚と高齢者の交通事故死者数の歯止めに期待を寄せた。

 隊員を代表して、第六ブロックの東野眞剛隊長が「私たちは、高齢者交通事故の防止に向けて、自らの命は自らが守ることを基本に、地域の交通安全関係団体とも連携し、町民の交通安全意識を高め、悲惨な交通事故を撲滅するために努めていく」ことを誓った。

 同町交通安全シルバーキャラバン隊は、山中町長から認定を受けた五十一人が、六ブロックに分かれて活動を行う。隊員は、概ね六十五歳以上の高齢者で組織し、各ブロックごとに隊長と副隊長を配置する。

 今後、毎月十五日の“高齢者交通安全の日”を重点に、交通安全運動期間や交通死亡事故多発警報発令時の街頭啓発のほか、毎月二十五日の“近江路マナーアップ運動日”に役場前県道でドライバーに対して交通ルール・マナーの実践を呼び掛ける。

 このほか、高齢者に対して反射材の効果と普及啓発や地域の高齢者が集まる行事で交通安全に関する指導も行う。


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マントヴァ市で展示・審査

姉妹都市と写真交流

=安土町 広く作品を募集=

(湖東・安土町)
 安土町は、イタリア・マントヴァ市との姉妹都市提携を記念した交流イベントの第一弾として写真交流を行うことになり、まず安土町から「マントヴァ市の皆さんボンジョルノ! これが日本国安土の風景です」と題して写真を送るため、十五日から広く一般から作品を募集する。

 写真交流は、互いの市や町を知ろうと実施するもので、町内のぜひ紹介したい名所旧跡、祭、イベント、風景などの作品を募集し、町で二十点を選考した上でマントヴァ市に送付して、展示、審査してもらう。

 特選のマントヴァ市長賞一点には賞金三万円とマントヴァ市記念品が贈られるほか、準特選一点(賞金一万円と記念品)、入選三点(賞金五千円と記念品)を決定する。

 作品は、平成十六年十一月から十七年六月十五日までに撮影したカラープリント及びモノクロプリント四ツ切り(ワイド四ツ切り)の単写真で未発表のもの。応募票を裏面にテープで添付し、誰でも、何点でも応募できる。

 締め切りは、六月十七日。詳しくは、町か町国際文化交流協会(0748―46―7201)まで。


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「無事故でよしよし」大作戦

交通安全呼びかける

=近江八幡署管内 市町職員ら=

▲ドライバーに交通安全を訴える運動員
(湖東・近江八幡市)
 春の全国交通安全運動(六―十五日)が、「子どもと高齢者の交通事故防止」「二輪車の安全利用の推進」「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転等危険運転の追放」を柱に、また、「昼間におけるライト点灯」の推進を呼びかけ、展開されている。

 近江八幡署管内でも運動初日の六日早朝、「よしよし作戦」を実施。関係市町の職員や交通安全協会の会員、署員ら総勢四百人あまりが、近江八幡市官庁街、安土町フレンドマート前、竜王町立竜王小学校前で、交通安全や運転マナー向上を呼びかけるノボリやフラッシュボードなどを手に街頭に立ち、通勤途上のドライバーらの目にとまるように示しながら、交通安全を呼びかけた。

 「よしよし作戦」は、水郷のまち・近江八幡市の交通安全標語「水の郷 右葦(よし) 左葦 マナー葦」から「無事故で葦葦作戦」と名付けられたもので、毎年、実施している。

 


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