滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月16日(土)第14080号


全国菜の花学会・楽会in東近江

愛東からエコプロジェクト発信

=交流会も 国松知事らと意見交換=

(湖東・東近江市)
 第二回全国菜の花学会・楽会in東近江(実行委員会主催)は、二十九、三十両日に愛東文化センター、あいとうエコプラザ菜の花館、愛東福祉センターじゅぴあを会場に開催される。

 東近江市誕生記念事業として開かれるもので、愛東地区(旧愛東町)から発信された資源循環地域モデル「菜の花エコプロジェクト」が全国百四十二地域にまで広がりをみせていることから、活動に対する研究発表と情報交換、未来世代への問題提起などを目的に開く。

 二十九日正午から愛東文化センターで受け付けが始まり、あいとう若鮎太鼓のオープニングで午後一時から「菜の花学会」は開会され、国松善次知事が基調講演「菜の花プロジェクトと未来世代への期待」を行う。

 これを受けたリレートーク「未来世代が取り組む菜の花プロジェクト」では、八幡工業(滋賀)、磐田農業(静岡)、水島工業(岡山)、興陽(同)の各高校と県総合教育センター、立命館大菜の花プロジェクトの若者が意見発表する。

 続いて、国松知事と総理官邸内閣参事官の末松広行氏、菜の花プロジェクトネットワーク会長の藤井絢子氏の三人が語る「菜の花トーク」のテーマは「若い世代に期待するものと『三方よし+1』の国づくり」。

 午後六時からの「菜の花交流会」は、あいとうエコプラザ菜の花館前広場で開かれ、地元の食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、うーみ菜の花コンサートを楽しむ。

 二日目の三十日は、午前九時から愛東福祉センターじゅぴあで、東京農大副学長の門間敏幸氏の基調講演「農の再生、地域の再生に向けて農学に求められるもの」を受け、藤井会長の問題提起「菜の花プロジェクトを地域の変革力にするためには」についてパネルディスカッションを行う。

 川守誠(東北農業総合センター資源作物育種研究室長)、山根浩二(滋賀県立大工学部教授)、藤井吉隆(県農業技術センター栽培研究部員)、篠原孝(菜の花議員連盟・衆院議員)のパネラー四氏に、山田実・菜の花プロジェクトネットワーク事務局長がコーディネーターを務める。

 午後一時からセンター前駐車場では、廃食油を再生したバイオディーゼル燃料で走るエコカート「BDFカート」の試乗会が催される。このほか両日の会場では、フォトコンテストやフリーマーケットなどが開かれる。

 参加費は五百円(資料代)だが、二十九日夜の菜の花交流会(夕食)には別途、一般二千円、学生千円が必要。開催チラシ裏面に必要事項を書き、二十日までにFAX(0749―46―8288)で申し込む。詳しくは実行委事務局(TEL0749―46―8100)へ。


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地域で支え合う結の家

愛東外町にデイサービスセンター

19日から 受け入れ開始
=NPO法人「結の家」が開設=

▲古民家を改修した「結の家」外観
(湖東・東近江市)
東近江市愛東外町に古民家を改修したデイサービスセンター「結(ゆい)の家」が開設され、十九日からお年寄りを受け入れる。

 同町では、平成七年に地域の中での老人福祉施策を考える「福祉委員会」が設置され、その議論を深めていく中で身近な地域にデイサービスセンター開設の必要性が浮かび上がってきたことから、その委員の一人で実務経験のある元町社協職員の太田清藏さん(43)が代表を務めるNPO法人「結の家」が創設され、デイサービス事業を始めることになった。

 完成した「結の家」は、町内で空き家となっていた木造平屋建ての古民家を借用し、お年寄りが安心して過ごせるよう、内部を食事や団らんの場となるデイホール、入浴室、厨房、機能訓練室などをバリアフリー化して改修整備した。
▲バリアフリーにされた内部

 結の家の「結」とは、集落内の助け合い組織の呼び名で、近所の人々が楽しく寄り合ったり、要介護のお年寄りが食事や入浴をしたりできるサービスを提供する。社会福祉士や看護士、ケアマネジャーの有資格者四人が常駐し、日、月曜日を除く毎日、午前九時半〜午後四時まで受け入れる。利用するには、介護保険サービスの利用者負担が必要。

 代表の太田さんは「デイサービスを基本に、学童保育所や市民活動にも利用の輪を広げていきたい。地域に溶け込んだ、楽しく自由に集える、憩いの場にしていきたい」と話している。

 NPO法人「結の家」では、活動を支える会員を募集している。入会金一千円、年会費二千円で誰でも会員になれる。問い合わせは、結の家(電話0749−46−1740)へ。


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男女の“いい関係”考える

蒲生町がリポーター募集中

(湖東・蒲生町)
 “よろこびと責任をわかち合い男女が互いに尊重しあえるまち”を目標に掲げる蒲生町は、「男女共同参画リポーター」を募集している。

 同町は、昨年三月に「蒲生町男女共同参画推進計画〜あかねパートナープラン〜」を策定した。日常生活の中での不合理なことを改め、男女が互いによき理解者となって「いい関係」を作っていくにはどうすればよいか―。

 計画推進の一翼を担う男女共同参画リポーターは、月一回程度の定例会(夜間開催)や研修会への参加、広報紙発行(全戸配布)、町事業への参画といった活動を通して理解を深めながら、課題に向き合う。

 応募資格は、同町内在住の二十歳以上の人。募集人数は四人。委嘱期間は、平成十八年三月末までで、五月に委嘱式を開催予定。

 応募方法は、同町役場総務企画課に置いてある所定の応募用紙に必要事項を記入し、同課へ提出する。また、同町ホームページ(http://www.town.gamo.shiga.jp/)からも応募用紙を入手することができる。応募締め切りは十五日。詳しくは、同課人権政策広報係(電話0748―55―4881)へ。


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3/4が生活しやすい

近江八幡・市民意識調査

ふるさと学習プログラムへ
=「愛着もっている」は8割超す=

▲このほどまとまった報告書
(近江八幡市教育委員会はこのほど、昨年秋に行った住民のふるさと近江八幡への関心に関するアンケート調査結果を、滋賀大との共同研究で、「近江八幡市民のふるさと学習に関する調査報告書」にまとめ、発表した。

 アンケートは、生涯学習の中で市民が自身のまちをわかりやすく学ぶことができる「ふるさと学」学習プログラム作成のための基礎資料とするため、無作為抽出の二十歳以上の市民二千百五十人を対象に実施したもので、七百五十八人から回答があった。

 市民が積極的に参画できるまちづくりのためには自分のまちを知ることが一番であることから、体系的なふるさと学習のプログラムの必要性、まちを理解した上での新たなまちづくりへの発展をめざして、「くらし」「愛着」「ふるさと意識」「歴史・文化・自然の認知度」「ふるさと学習の経験」「地域活動の実態とニーズ」「これからの近江八幡」などについて全四十一問について質問。調査結果とまとめ、今後の課題、自由記述文を掲載している。

 調査結果から、「近江八幡でのくらしやすさ」については、「非常に生活しやすい」八・七%と「まあ生活しやすい」六十七・三%を合わせた七十六%が「生活しやすい」と回答。また、「生活しやすい」と答えた中で、最も多いのは「七十歳以上」の八十二・二%で、次に多いのは「二十歳代」の八十・六%という興味深い結果も出ている。

 「近江八幡に対する愛着」では、「非常に」十六・八%と「ある程度」六十六・九%を合わせた八十三・七%が「愛着をもっている」ということがわかった。

 「ふるさと意識」については、「いえる」六十二・二%に対し、「いえない」三十七・八%だった。「いえる」と答えた中で、年代では「七十歳以上」、二十歳代、六十歳代の順で「いえる」が多く、居住年数では、最も高い「二十年以上」七十五・八%と最も低い「五年以上十年未満」十四・七%で大きな違いが出た。

 報告書(A4判・百七十九ページ)は三百部発行し、図書館や各学区公民館等に配布し、市民に公開している。また希望者には無料配布に応じている。このほか、市教委生涯学習課のホームページ(http://www.city.omihachiman.shiga.jp/kyouikubunka/syougai/furusatotyousa-mokuji.htm)でも見ることができる。問い合わせは、市教委生涯学習課(電話0748―36―5533)まで。


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大般若経を市文化財に指定

まとまって発見の新史料

=近江八幡市の福圓寺=

▲「大般若経」巻頭(上)と巻末
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市は、福圓寺(鷹飼町 小西智俊住職)の「大般若経」を、平成十六年度指定で市の文化財にこのほど加えた。

 今回指定された大般若経は室町時代に、六百巻もある経典である多くの大般若経同様、版木ですられたもの。

 市内の大般若経としてはこれまでに六点の大般若経が発見されており、そのうち長命寺など二点が市文化財に指定されているが、今回の福圓寺の大般若経は平成八年夏に発見された新史料で、市立資料館の調査で、三百八十九帖が残っている事が判明した。

 調査の結果、一部は江戸時代のものもあったが、その大半は室町時代のものであることもわかり、さらに、中世の大般若経がこれほどまとまって発見されたのはたいへん珍しく、今回の指定となった。

 大般若経は、仏教の教典を求めてインドへ旅した中国・唐時代の僧侶、玄奘(げんじょう 三蔵法師)が翻訳した大乗仏教の経典「大般若波羅密多経」の略で、全六百巻。日本でも国家鎮護のために、東大寺をはじめとする大寺院で盛んに読まれた。

 


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