滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月20日(水)第14083号


初夏の3大イベント

東近江市誕生記念で盛大に

5月22日に大凧まつり開催
=ヘムスロイドや花フェスタも=

(湖東・東近江市)
 東近江市は、新市の誕生を記念して、五月二十二日を中心に「二〇〇五八日市大凧まつり」「アートギャラリー・ヘムスロイド二〇〇五」「花フェスタ二〇〇五in愛の田園(まち)」の三大イベントを同時開催する。

 同二十二日に限り、大凧まつり、花フェスタ、ヘムスロイドの三会場を結ぶ無料巡回を走らせ、移動の足を確保することにした。各イベントの主な内容は次の通り。

 【八日市大凧まつり】愛知川八千代橋下流河川敷。日本一の百畳大凧「非戦の誓い」がメイン。オープニング凧揚げ(二十畳敷)、全国から凧愛好家やグループが勢揃いし、各地の伝統凧や色とりどりの凧を揚げる。市民手づくりの凧(二―八畳)がミニ大凧コンテストを競い、KBS滋賀の公開生放送とステージショー、模擬店や物産展示即売ほか、写真コンテストもある。二十二日午前九時二十分―午後三時半。

 【アートギャラリー・ヘムスロイド】平柳町のヘムスロイド村。村で創作活動を続ける工芸作家七人に接し芸術を肌で感じる。県内外から工芸作家が集まり、陶芸品・木製品・藍染め・革製品・アクセサリー・ガラス工芸など約百三十店が並び展示即売する。緑と自然が身近に感じられる杜(もり)の中で、作り手の顔と温かい心が伝わる。二十一日(正午―午後五時)と二十二日(午前十時―午後四時)。

 【花フェスタin愛の田園】道の駅あいとうマーガレットステーション。花のコンテストは、コンテナ花壇とハンギングバスケット吊り下げタイプ、同壁掛けタイプの三部門に分れて開かれる。部門ごとに最優秀賞(五万円)、優秀賞(一万円)などの各賞が用意され、素晴らしい賞品が贈られる。このほか、アマチュアバンド花のコンサート(二十二日のみ)も行われる。二十一日から始まり二十九日まで展示される。表彰式は二十二日午前十時から。


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町内外から約200人

笑い声がこだま

命吹き込まれた能舞台
=竹田神社で「狂言を観る会」=

▲約200人近くが詰め掛けた「狂言を観る会」
(湖東・蒲生町)
 蒲生町の能舞台を活かす会(森田英二会長)が十六日、同町鋳物師にある竹田神社で開いた「狂言を観る会」に、現代に通じる笑いの世界を満喫しようと、昨年よりも多い二百人近くが町内外から詰め掛けた。

 竹田神社(安井秀明神主)には、江戸時代に鋳物師村から近江商人として関東へ出店し、能楽を趣味に商売の傍ら稽古に励んでいた竹村太左衛門氏と竹村猪八郎氏が、費用のほとんどを出して明治二十七年(一八九四年)八月に新築落成した能舞台がある。舞台正面からのぞめる松の絵、演じ手が登場する橋掛りなど立派な造りで、古さが逆に趣を醸し出している。

▲ツボをくすぐる演じ手の動きや台詞に自然と笑いが
 先人たちの思いがこもった能舞台を引き継いでいくために開かれた「狂言を観る会」では、大蔵流狂言師・木村正雄氏が主宰する伊呂波会が、舞台に命を吹き込んだ。

 演じられたのは、供を連れず京へ上ろうとした大名が自分の太刀を道中で見つけた昆布屋に無理に持たそうとして最後には昆布を売る羽目になるという「昆布売(こぶうり)」と、酒好きの主人に頼まれて借金のある酒屋から隙を見つけて酒を取って帰ろうとする駆け引きがおもしろい「千鳥(ちどり)」の二作品。

 最初はクスクス笑いだったが、時間が経つにつれてリラックスした雰囲気が境内に漂い、大きな笑いへと変わった。

 森田会長は、「柱や鏡板など、直前まで修繕していた。しかし、昨年よりも多い二百人近くの方が訪れていただき、大盛況で良かった」と二年目の手応えを感じ、これからは狂言だけでなく神楽や鼓(つづみ)といった分野にも目を向け、何かの形で能舞台を活用する方法を検討していくという。


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岡部伊都子・写真展

42年ぶり「古都ひとり」

=来月15日まで 能登川町立図書館=

▲42年ぶりに開く岡部さんの写真展。キャプションも当時のもの
(湖東・能登川町)
 初展示から四十二年ぶり、滋賀県では初となる随筆家・岡部伊都子さん(82)の写真展「古都ひとり」が、能登川町山路の町立図書館で開かれている。また、当時十九歳の書家・乾千恵さん(35)から贈られた書「灯」「源」も借り受け、合わせて展示している。五月十五日まで。

 京都、奈良、滋賀など、古都の寺社や仏像との出合いを時々の思いで綴った岡部さんの名著『古都ひとり』(一九六三年刊)が、このほど藤原書店から復原出版された。

 同展の写真は、同書の取材中に岡部さんが撮った「刻々のいのち」への眼差しであり、これらの写真を収めた同書の最終章「離」には、出合いと別れのはかなさ、はかなさゆえの巡り合わせのうれしさ―を綴り、「新しい出合い」を楽しむ力強い言葉を記している。

 当時、東京三越で開催された写真展「古都ひとり」を見た写真家・故土門拳氏は「路ばたにひそやかに咲く野菊にでもたとえようか…」と激賞の言葉を贈っている。

 そのステキな作品と、みずみずしい心にふれてもらいたいと、昨年十月、同図書館の才津原哲弘館長が岡部さん宅を訪ね、同展の開催を申し込んだところ、四十二年ぶりの写真展が実現した。

 館内には、四条大橋(京都)からの鴨川の流れや、薬師寺西塔跡(奈良)の舎利孔に写った東塔の水煙など約四十点が展示され、キャプションからは、「日本の美と命をいとおしむ心」「それらを脅かすものへの抵抗と怒り」など、戦争・平和・差別について書き続けてきた岡部さんの思いが伝わってくる。

 観覧無料。開館時間は午前十時から午後六時まで。月・火曜休館。問い合わせは同図書館(0748―42―7007)へ。

 関連イベントとして、記念講演&対談「岡部伊都子さんを語る」が五月八日午後一時半から、同図書館集会ホールで開かれる。

 小学生のころに岡部さんと出合い、長年の付き合いがある古書店主・上野朱(あかし)さんと、岡部さんを第二の母と慕う女性問題心理カウンセラー・朴才暎(パク・チェヨン)さんが登壇。司会には、出版社「論楽社」共同代表の虫賀宗博(むしがむねひろ)さんが務める。参加申し込み不要。


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古代日本人の木工技術

春季特別展「王権と木製威信具」

高度な表現・役割など探る
=23日から 安土城考古博物館=

▲琴(鳥取県青谷上寺地遺跡)
(湖東・安土町)
 県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)の平成十七年度春季特別展「王権と木製威信具―華麗なる古代木匠の世界―」が、二十三日から開幕する。六月五日まで。

 今回紹介する木製容器は、主に弥生時代の拠点集落と考えられる遺跡から出土していることから、首長の権力と結びついていたと考えられ、古墳時代には各地の「王」たちの葬送儀礼では、歌舞音曲が大きな役割を果たしていたとされている。

 これまで「木製威信具」として取り上げられたのは「儀杖」や「木製埴輪」が多かったが、今回の展覧会では、高度な表現によって製作された「木製精製容器」の威信具としての役割、琴が果たした儀礼における役割に注目し、最新の出土資料や伝世資料、写真、イラスト、模型、レプリカなどで紹介する。

 展示品の一つ、弥生人の脳などが発見された鳥取県の青谷上寺地遺跡から出土した「琴」は非常に希少な出土品で、当時の琴としては小さく、天板に日月状の装飾があることから「琴板」と呼ばれる打楽器の可能性も指摘されている。

 また、関連行事として「木製品製作技術の発展」(上原真人京大教授 五月三日)、「弥生・古墳時代の弦楽器」(笠原潔放送大助教授 五月十五日)、「木製品の階層性」(愛知県埋蔵文化財センター・樋上昇氏 五月二十九日)の三回シリーズで、特別展記念連続講演会も開かれる。いずれも午後一時半から。

 同館は、休日を除く月曜日と、土・日を除く休日の翌日休館。開館は午前九時から午後五時。入館料は、大人六百六十円、高大生五百円、小中生三百五十円。問い合わせは、滋賀県立安土城考古博物館(<CODE NUM=013E>0748―46―2424)へ。

 この特別展に、読者ペア一組を招待する。ご希望の方は、ハガキ裏面に「春季特別展招待券」と、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒527―0015 東近江市中野町1005 滋賀報知新聞社編集局 安土城考古博物館招待券係へ。応募の締め切りは、四月二十四日消印まで有効。当選者の発表は、招待券の発送に替えさせてていただきます。なお、記入された個人情報は、今回のプレゼント以外に使用せず、当選者への招待券送付後は全て破棄いたします。


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一般家庭の年間消費税

年収の3〜4%納付

日本生協連合会の調べ

(全 県)
 昨年の家庭の年間消費税は一七万七、六三二円(前年比で七、一三一円増)で、食費の二・七ヵ月分に相当することが日本生協連合会の調べでわかった。また、年間所得に対する社会保険料の割合は九・六三%。税負担とあわせると一八・四六%になることも明らかになった。

 調査は全国四十一生協加盟組合の中から四三九世帯を抽出して一年間の税と社会保険料の負担実態を集計した。

 年収が少ない世帯では消費税の支出金額は少ないものの、収入に占める割合は高いのが特徴で、年収四百万円未満の場合、四・五%、一千万円の場合、二・三%で平均は三〜四%。

 昨年四月から消費税の総額表示制に変わり「いくら払ったか把握しづらくなった」という声も多い。

 社会保険料では、平均収入七二七万三、四一八円で、十一万五、八六六円減少した。しかし、負担の割合は、前年比○・○九%の微増となった。

 十月から、厚生年金保険料は毎年○・三五%ずつ。また、国民年金保険料も今年四月から毎年二八○円ずつ引き上げられた。

 


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