滋賀報知新聞(ニュース)平成17年4月27日(水)第14089号


エコプロジェクト発信

29、30日 愛東地区から全国へ

菜の花学会・楽会in東近江を開催
=夕食会も 未来世代へ問題を提起=

(湖東・東近江市)
 東近江市の誕生を記念し「第二回全国菜の花学会・楽会in東近江」(実行委員会主催)が、二十九、三十両日に愛東文化センター、あいとうエコプラザ菜の花館、愛東福祉センターじゅぴあを会場に開催される。愛東地区(旧愛東町)から発信された資源循環地域モデル「菜の花エコプロジェクト」が全国百四十二地域にまで広がりをみせていることから、これまで活動に取り組んだ研究発表と情報交換、未来世代への問題提起などを目的に開く。

 二十九日正午から愛東文化センターで受け付けが始まり、あいとう若鮎太鼓のオープニングで午後一時から「菜の花学会」は開会され、国松善次知事が基調講演「菜の花プロジェクトと未来世代への期待」を行う。
 これを受けたリレートーク「未来世代が取り組む菜の花プロジェクト」では、八幡工業(滋賀)、磐田農業(静岡)、水島工業(岡山)、興陽(同)の各高校と県総合教育センター、立命館大菜の花プロジェクトの若者が意見交換する。

 続いて、国松知事と総理官邸内閣参事官の末松広行氏、菜の花プロジェクトネットワーク会長の藤井絢子氏の三人が語る「菜の花トーク」のテーマは「若い世代に期待するものと『三方よし+1』の国づくり」。

 午後六時からの夕食を兼ねた「菜の花交流会」(一般二千円、学生千円)は、あいとうエコプラザ菜の花館前広場で開かれ、地元の食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、うーみ菜の花コンサートを楽しむ。

 二日目の三十日は、午前九時から愛東福祉センターじゅぴあで、東京農大副学長の門間敏幸氏の基調講演「農の再生、地域の再生に向けて農学に求められるもの」を受け、藤井会長の問題提起「菜の花プロジェクトを地域の変革力にするためには」についてパネルディスカッションを行う。

 川守誠(東北農業総合センター資源作物育種研究室長)、山根浩二(滋賀県立大工学部教授)、藤井吉隆(県農業技術センター栽培研究部員)、篠原孝(菜の花議員連盟・衆院議員)のパネラー四氏に、山田実・菜の花プロジェクトネットワーク事務局長がコーディネーターを務める。

 午後一時からセンター前駐車場では、廃食油を再生したバイオディーゼル燃料で走るエコカート「BDFカート」の試乗会が催される。このほか両日の会場では、フォトコンテストやフリーマーケットなどが開かれる。


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近江鉄道角能線が廃止

コミュニティバスとして運行

沿線1市3町 路線存続

(湖東・東近江市、能登川)
 JR能登川駅から東近江市市ケ原町(旧愛東町市ケ原)間を運行していた「近江鉄道角能線」が廃止され、新たに東近江市と能登川町・秦荘町・愛知川町の沿線1市3町による「コミュニティバス」として運行している。路線の停留所や発着時間、料金などは従来通り。

 乗合バス事業を取り巻く環境は、運転免許取得者の増加に併せて自家用車が普及し、これに伴う渋滞等からくるバスの走行環境の悪化、さらには少子化の進展等が原因となって年々利用者が減少し続け、全国的に厳しい経営状況にある。

 同地域においても例外ではなく、近江鉄道株式会社は昨年三月、県地方バス対策協議会に対して「平成十七年三月三十一日をもって、JR能登川駅から旧愛東町市ケ原を運行していた角能線を廃止する」と申し入れた。

 このため、新たなバス運行を検討するため、沿線1市3町が準備会を立ち上げ、国や県、関係団体の協力を得て「角能線地方バス対策地域連絡協議会」を設立。路線存続のためのバス運行について検討を重ねてきた。

 その結果、JR能登川駅への交通手段や高齢者の外出移動手段の確保を図るため、沿線の1市3町が角能線を維持することとなり、県の補助を受け、今月一日から「コミュニティバス」として運行している。

 なお、コミュニティバスは、地方自治体がまちづくりなど住民福祉の向上を図るため交通空白地域・不便地域の解消や、高齢者などの外出促進、公共施設の利用促進を通じた『まち』の活性化を目的に、運行を確保するバスのことを言う。

 角能線地方バス対策地域連絡協議会では「財政状況が厳しい中、コミュニティバスを維持していくためには沿線住民のバス利用が欠かせません。車の利用をなるべく控え、ぜひコミュニティバスを利用してください」と呼びかけている。

 問い合わせは、能登川町総合企画課(0748―42―9922)へ。


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家族連れや中高年層夫婦が続々

今週末から連休中が見ごろ

=日野町鎌掛の ホンシャクナゲ=

▲開花したホンシャクナゲを眺めながら山歩を楽しむ観光客ら
(湖東・日野町)
 国の天然記念物に指定されているホンシャクナゲの群生地である日野町鎌掛で、「シャクナゲ観光」が二十三日からスタートした。休日には、家族連れや山歩きを趣味とする中高年層の夫婦などが訪れ、山の春を満喫していた。

 標高三百〜四百メートルの低地に自生する大変珍しい日野町鎌掛のホンシャクナゲは、渓谷に約二万本が群生している。今年は、花付きが良く、日野観光協会では「今週末からゴールデンウィークに見ごろを迎える」と予想している。

 開花し始めているホンシャクナゲは、最初は濃いピンク色で、次第に色が薄くなり白っぽくなっていくという。幾度も姿を変える可憐なホンシャクナゲを一目見ようと、毎年、観光シーズンには一万人以上の人が訪れ賑わう。

 シャクナゲ渓入口から遊歩道(一・五キロ)のある登り口までは、無料送迎バスが往復しており、鎌掛でとれたイチゴや日野菜、ホンシャクナゲの苗、手作りジャムなど特産品販売も行われている。 この二十九日からは、近江鉄道日野駅とシャクナゲ渓入口前までを結ぶ臨時バスが運行し、途中、藤の寺にも停車する。いずれも運行期間は五月五日までで、開花状況により同八日まで延長される場合がある。

 日野観光協会の藤澤一浩アシスタントマネージャーは、「ホンシャクナゲの花だけでなく、鎌掛の豊かな自然をゆっくりと満喫してほしい」と話していた。

 開花状況および臨時バスの運行時間などは、日野観光協会ホームページ(http://www.biwa.ne.jp/~hino-to/hino-to.html)で紹介されている。詳しくは、同協会(電話0748―52―6577)へ。


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土いじり初心者でも安心!

=貸し農園のユーザー募集中=

(湖東・蒲生町)
 自分の手で土を耕し、苗を植え、水をやり、そして収穫の喜びを味わう―。蒲生町は、そんな農村ライフに憧れている人に最適な同町鈴にあるファームトピア蒲生野「いきいき農園」のユーザーを募集している。

 緑に囲まれて心身ともにリフレッシュできる園内には、休憩所やロッカーなどを完備し、簡単な農具の貸し出しも無料で行っている。肥料や資材の用意(有料)、管理人による野菜づくりの栽培指導もあり、土いじりが初めての人でも安心して野菜や花の栽培ができる。

 今回のユーザー募集は、五区画(一区画三十五平方メートル)。一区画あたり年間一万二千円の使用料が必要となる。募集は定員になり次第締め切り。申し込みおよび問い合わせは、同町役場産業課(電話s0748―55―4887)へ。


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平成16年度地下水質調査

能登川町などで 環境基準超過

=県が結果公表=

(全 県)
 県は、平成十六年度の地下水質調査の結果を公表した。
 この調査は、県内の全体的な地下水質の概況を把握するために実施するもので、県内を二キロメッシュで二六四区画に区分し、その代表井戸を三か年間で一巡する方法を採用している。

 平成十六年度の概況調査対象市町は、大津市、長浜市、野洲市、湖南市、甲賀市、安土町、東近江市、能登川町、豊郷町、甲良町、多賀町、高月町、木之本町、余呉町、西浅井町、高島市の十六市町、八十九地点。

 人の健康に係る地下水環境基準が定められている項目等二八項目について調査を行い、その結果、新たな検出として、野洲市、高月町で有機塩素系化合物を環境基準以下で検出した。また、余呉町で砒素、湖南市と能登川町で硝酸性窒素および亜硝酸性窒素が環境基準を超過する検出があった。

 既に汚染が確認されている地域では、機塩素系化合物が安土町の二地点で環境基準以下で検出した。反対に砒素が検出された野洲市・長浜市のうち野洲市では環境基準を超過していた。

 検出井戸周辺調査では、概況調査や事業所の自主調査等で新たに検出があった地域で、それぞれ検出した項目について周辺調査を実施した。結果は次の通り。

(1)野洲市中北付近では、概況調査で有機塩素系化合物(テトラクロロチレン)の検出があった井戸以外に検出されなかった。(2)彦根市城町付近では、定期モニタリング調査(有機塩素系化合物を対象)を行っている一地点でこれまで検出されていなかったジクロロエタンが環境基準以下で検出したが、その井戸以外に有機塩素系化合物は検出されなかった。なお、この地域に隣接して有機塩素系化合物の汚染地域(彦根市馬場・城町地区)がある。(3)高月町唐川付近では、有機塩素系化合物(タトラクロロチレン・ジクロロエチレン)が二地点で検出されたが、すべて環境基準以下だった。(4)湖南市朝国付近では、事業所の自主調査をきっかけに周辺(甲賀市水口町泉を含む)の地下水調査を七地点で実施したが、有機塩素系化合物は検出されなかった。(5)野洲市大篠原付近では、事業所の自主調査をきっかけに周辺の地下水調査を実施した。その結果、有機塩素系化合物と鉛は検出されなかった。また、ふっ素が一地点、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が四地点で検出されたが、すべて環境基準値以下だった。(6)多賀町敏満寺付近では、事業所の工場立入調査をきっかけに周辺の地下水調査を六地点で実施したが、鉛は検出されなかった。(7)余呉町坂口付近では、砒素が一地点で環境基準を超えていた。(8)甲賀市水口町新城付近では、事業所の自主検査をきっかけに周辺の地下水調査を実施した。その結果、ほう素が三地点で検出されたが、すべて環境基準以下だった。(9)湖南市下田付近では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が十地点で検出したが、すべて環境基準以下だった。(10)能登川町福堂付近では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が八地点で検出したが、すべて環境基準以下だった。

 五十三地域で実施した汚染監視調査結果(前年度環境基準を超えていた四八地域)について、前年度までの汚染監視調査の結果と比較して、それぞれの項目の最高値濃度は変動があるものの概ね横ばい傾向で、東近江管内では、蒲生町木村地区と竜王町山之上地区(鉛)、能登川町北部地域と竜王町山之上地区(硝酸性窒素・亜硝酸性窒素)については、平成十七年度に経過観察調査を実施する。

 


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