滋賀報知新聞(ニュース)平成17年5月13日(金)第14102号


湖国に息づく麻織物

「近江麻模様」開催中

染織家と人形師
=伝統美を紹介=

(湖東・東近江市)
 江戸時代、近江商人の主力商品として全国に流通した近江麻布の魅力を伝える「近江麻模様展」が、東近江市五個荘竜田町の市立近江商人博物館で開かれている。

 近江麻布は、湖東地方ならではの伝統産業の一つであり、しなやかな風合いや絹のような光沢から別名「近江上布」と呼ばれている。

 江戸時代には献上品として使用され、彦根藩の国産政策(農家の副業として製織を奨励)として多くの保護を受け、近江商人の持ち下り商品として全国に名声を広めた。

 持ち下りは、上方の地場産物を関東へ持ち下り、関東や東北の原材料を上方へ登せ荷する大型流通機構のことで、近江麻布を地場産物にと考えた五個荘商人・中村治兵衛により、農家の余業として製織技術が普及し、広く知られる外村与左衛門、塚本助左衛門、松居久左衛門らも麻売商から大成した。また、「丸紅」「伊藤忠」の湖東商人・伊藤忠兵衛もその一人。

 同展は、その美しさを見てもらい、伝統ある近江麻布を見直してもらおうと企画されたもので、この技を受け継ぎ、新たな麻の魅力を引き出す染織家・絣工房Fabricaの北川陽子さんと、地域貢献にも意欲を燃やす若手人形師・布施東之湖さんによる創作人形や、十二単の京雛(きょうびな)などが展示されている。

 会期は六月十九日まで。午前九時半〜午後五時開館。月曜と祝日の翌日休館。大人二百円、小中生百円。問い合わせは同館(電話0748―48―7101)へ。


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FM東近江の愛称

「Radio Sweet」に

全国から332通の応募

(湖東・東近江市)
 七月の本放送を目指して開局準備を進めているコミュニティ放送・FM東近江(東近江市八日市上之町)の愛称が「Radio Sweet(ラジオ スイート)」に決まった。

 開局準備室が、四月一日から一ヶ月間、愛称を募集し、全国各地から寄せられた三三二通の中から東近江市の主婦(本人の希望により匿名)の作品を最優秀に選んだ。

 Sweetは、「心地よい・耳あたりがよい」や「やさしい・楽しい」などの意味があり、同放送局がめざすイメージにぴったりというのが選定理由。

 応募は、メールの二五二通をトップにハガキ七十通、FAX十通あり、九歳〜七九歳まで幅広い年齢層から寄せられた。

 同準備室では、愛称の決定を受けて情報がSweet(新鮮)でおしやべりや音楽がとってもSweet(心地よい)の放送番組を届けたいとしている。

 優秀賞は「ラジオ ポット」と「Cute FM」、入賞には「パワーFM」、「fm touch」、「Green FM」が選ばれた。


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「ちりめん細工の華展」

愛知川びんてまりの館

祝袋、巾着、袱紗など
明治〜大正の約100点展示

▲愛知川町びんてまりの館で開かれている「ちりめん細工の華展」
(湖東・愛知川町)
 愛知川町びんてまりの館(同町市)で、ちりめんの布地にコツコツと針を運んで図柄を縫い上げ、祝袋や巾着等に作りあげられた手芸品のコレクション展が始まった。二十九日まで。入場無料。

 同館と町立図書館が「女の手の跡 ちりめん細工の華展」と題して主催するもので、女性の手仕事を研究している米津為市郎氏(日本民族学会会員・愛知県一宮市在住)の協力を得て、同氏が所蔵する祝袋、迷子札、巾着、袱紗(ふくさ)など約百点を展示している。

 いずれも明治〜大正時代の作品で、日々家庭の主婦として暮らした女性たちが、習慣や生活文化を受け継ぎ、手先の器用さと勤勉さを活かしてコツコツと手作りしたもので、物を大事にしながら生きていた人々の生活ぶりや作品に込められた思いと愛情が伝わるものばかり。

 当時のスローライフから生まれた手仕事の生活文化を紹介し、大量消費時代に生きる現代とは違う物との関わり方や見方を紹介している。

 祝袋は、米袋とも呼ばれ、嫁入りする娘に持参する風習が滋賀県内で現在も残っており、会場には県内で収集された作品も展示されている。

 細かな針の運びを何回も繰り返し、その手仕事を重ね合わせることで出来上がった作品から日本独自の民俗文化や日頃気付くことの少ない昔の人の物作りの心が伺える展覧会となっている。

 開催期間中の日曜日には米津氏が来館し、来場者に作品の解説を行う予定。また、最終日の二十九日午後二時からは同氏の「ギャラリートーク」が開かれる。

 開館時間は午前十時〜午後六時。月・火曜日休館。問い合わせは同館(0749-42-4114)へ。


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こだわりの車全国から200台

チャリティーオークション&ドレスアップカーコンテスト

ヴェルフィー 100万円を中越被災地へ
=辰吉選手登場でさらにヒートアップ=

▲個性あふれるドレスアップカーが集まった会場
(湖東・竜王町)
 カー・ファッションの新たな情報発信をめざした「第一回ヴェルフィー杯チャリティーオークション&ドレスアップカーコンテスト」が、このほど竜王町総合運動公園ドラゴンハット駐車場で開かれ、華やかなオークションやコンテストで会場は大いに盛り上がり、催しは大成功を収めた。

 車のチューニングやトータルコーディネートを手がけるヴェルフィー(竜王町駕輿丁 森山彰彦代表取締役)が、全国の車愛好家に呼びかけて開催。

 会場には外装に約一千万円をかけたという京都の大工、森康暢さん(27)の超ど派手な車から、内装も外装も人気キャラクターにこだわったかわいい軽自動車まで、内・外装に豪華なドレスアップを施したドレスアップカーや、エンジンルームやサスペンションなどを改造したチューンアップカーなど、二百台あまりが勢ぞろいした。

 県内をはじめ、大阪、京都、奈良など近畿各地や、広島、九州、愛知、埼玉など遠方からの参加者も多く、各オーナーの個性やこだわりを主張した世界にたった一台の自慢の車を一目見てみようという愛好家やカーマニアら約一千八百人が詰めかけ、参加者同士の交流や情報交換も随所で見られ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

▲雨の中行われた辰吉選手らによるトークショー&チャリティーオークション
 午後からは、プロボクサーの“浪速のジョー”こと辰吉丈一郎さんと、現在めきめきと力を付け注目を集めている戎岡彰さんもイベントの主旨に賛同して無償で応援に駆け付け、参加者との楽しいトークやチャリティーオークションに参加した。

 オークションでは、辰吉さんのグローブが二十万円、トレーニングスーツが十万円で競り落とされたのをはじめ、協賛会社から提供のカーグッズなども次々と希望者に落札された。

 売上金の百万円は、新潟中越地震災害義援金として被災地に送るため、九日、森山代表取締役が東近江市社会福祉協議会に届けた。

 参加者からは「また、来年もぜひやってほしい」との声がかけられ、森山代表取締役も「第一回目で十分なことはできなかったが、手ごたえを感じた。来年は、さらにバージョンアップした内容で開催したい」と、意欲を見せた。


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私たちがまちの魅力をアピールします

近江八幡水の郷

キャンペーン大使

▲林田さん(右)と奥村さん
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市の「二〇〇五年度近江八幡水の郷キャンペーン大使」に、市内市井町の大学生、林田亜海さん(21)と、同沖島町のアルバイト、奥村彰子さん(20)の二人が選ばれ、このほど開かれた近江八幡市観光物産協会理事会で発表された。六月八日に開かれる総会で、認証式と前任者との引き継ぎ式が行われる。

 二人は、十五日開催の「日本まんなか共和国遷都式」への出席をはじめ、市内外で開催の観光物産イベント、夫婦都市である静岡県富士宮市との交流などの親善事業など、一年間、約三十回程度のイベントに参加し、“近江八幡の顔”として、観光や文化などのPRに努める。

 映画鑑賞とウインドショッピングが趣味という林田さんは、「八幡堀周辺の落ち着きのある古い町並みがすきです。自分の知らない近江八幡を知ることができるのが楽しみ」、誰とでも仲良くなれるのが特技の奥村さんも、「たくさんの人と出会い、たくさんのことを学んで行きたい。おいしいものがたくさんあるのでアピールしたい」と、それぞれの意気込みを見せた。

 観光物産協会では、市内在住の十八歳以上の男女を対象に大使を募集。応募八人の中から、山本傳一会長ら六人の委員が面接などで選考を行った結果、二人が選ばれた。

 


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