滋賀報知新聞(ニュース)平成17年5月16日(月)


笑門来福!お馴染み落語

善覚寺の『ふるな寄席』

=22日午後2時から=

▲落語家の桂九雀さん
(湖東・東近江市)
 落語家の桂九雀さんらを招いたお馴染みの『善覚精舎 ふるな寄席』(主催=桂九雀とふるな寄席世話人会)が、二十二日午後二時から、東近江市五個荘山本町の善覚寺本堂で開かれる。

 お寺を出会いと親睦の場にしたい―、そんな住職・二橋信玄さんの願いから始まった寄席も今年で十七回目。毎回百人を超える人々が寺門をくぐる人気があり、多くの愛好者を広めている。

 出演は、落語の魅力を語る桂九雀さん、桂ひろばさん、林家竹丸さんの三氏で、「ろくろ首」「矢橋船」「夢八」「千両みかん」を届け、本格落語の真髄がたっぷり楽しめる。

 木戸銭は、お茶とお菓子付で予約券千八百円、当日券二千円、小中学生五百円。お楽しみ抽選会が行われるほか、名物の「ふるなそば」と「笑可酒(わらかす)」が百円、ビールも百五十円で用意され、これらの収益金は社協など福祉活動に寄付される。

 チケットなどの問い合わせは善覚寺(0748―48―2191)まで。


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地域の宝 川並薬師堂

=秘仏「薬師如来像」を公開=

▲開扉で公開された川並薬師堂の秘仏「薬師如来像」
(湖東・東近江市)
 東近江市五個荘川並町にある東光山安楽寺で十二日、川並薬師堂が開扉され、秘仏の薬師如来立像が公開された。

 近江守護大名・佐々木氏の信仰を集めていた同寺だが、永禄年間、織田信長の侵攻で佐々木城が落城するとともに、焼き討ち被害で消失してしまった。その際、僧侶が境内の池に投じて火の手から守ったのが公開の本尊「薬師如来立像」であり、池から浮き上がってきた頭部を五個荘商人の外村太郎右衛門が発見、京都の仏師に胴部を依頼し、薬師堂を建てたという。

 また、本尊を守護する十二神将は、天保十一年の再建時に有志らが寄進したもので、毎年正月と五月、九月の八日・十二日の縁日に開扉供養。常住の住職がいないため、現在までの百二十年間、住民たちが守っている。

 秘仏の薬師如来立像は像高四十七・五センチメートルで室町時代(頭部)の作。両脇に並ぶ日光菩薩像と月光菩薩像は共に同五十二センチメートル、極彩色の薬師十二神将立像は同八十センチメートルあり、いずれも手の込んだ明治初期のもの。

 地域の生き字引、塚本政男さん(92)は「大切にお守りするご本尊ですが、明治維新の廃仏毀釈で、やむなく他の寺社にお預けする時期がありました。現在の薬師講を明治十六年に再開し、お堂に復帰されたのが同三十七年、いずれも戦争など苦しい時です。そんな時に力を合わせた先人に感謝し、地域の宝として継いで欲しい」と話す。

 また「直進するのみのせちがい昨今、営利主義が尼崎の悲しい事故を生みました。原点に立ち返り、人としての心を取り戻す時期にある」と、人々を見守り続けてきた本尊に手を合わせた。


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カヌー教室

参加者募集中

=能登川町=

(湖東・能登川町)
 財団法人能登川町文化体育振興事業団は、六月四日と五日に開く「カヌー教室」の参加受け付けを始めた。

 「ビギナーコース」と「レベルアップコース」があり、対象は小学五年生以上(レベルアップコースについては、清流でロングツーリングが出来る人)。会場は同町伊庭の能登川水車とカヌーランド。コースの詳細は次の通り。

 ◆ビギナーコース

 ひとり乗りカヌーの基礎的知識と技術を修得するコースで、午前の部(午前九時半〜正午)と午後の部(午後一時半〜四時)がある。定員は各六人。受講料二千五百円。

 ◆レベルアップコース

 中級から上級の知識と技術が修得でき、ロングツーリングにもチャレンジする。時間は午前九時半〜午後四時。定員十二人。受講料五千円。

 希望者は、受講料を添えて能登川町温水プール受け付け(0748―42―6767)へ。荒天等により中止の場合は返金。申し込み期間は二十九日まで。月曜休館。


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地域・住民の自主防災力を高める!

22日 蒲生町で「町民のための防火講習会」

=被災者のみぞ知る教訓=

▲水消火器による消火体験を行う住民ら(昨年の講習会で)
(湖東・蒲生町)
 日本列島が地震活動期に入ったとの専門家の指摘を裏付けるように、新潟県や福岡県などで相次いで発生した大地震。いつどこで起こるかわからない災害に備えて、個人または地域でできることは何かを考えようと、蒲生町女性防火クラブ(太田清美クラブ長)は、二十二日に「町民のための防火講習会」(共催=蒲生町、蒲生町消防後援会、東近江行政組合日野消防署)を同町あかね文化センター二階学習室で開く。講習会は誰でも無料で参加でき、事前申し込み不要。

 防火講習会の目玉は、神戸市民防災研究所の井上哲雄所長による「防災は市民が主役〜阪神淡路大震災の教訓から〜」をテーマとした講演。

 平成七年一月十七日に発生した阪神淡路大震災。井上所長は自宅マンションで被災し、死者六千人以上、四十六万世帯の人たちが被災する甚大な被害を直視してきた。

 「なぜそんなに多くの人が地震で死なねばならなかったのか」とこみ上げてくる悔しい思いや体験をバネに、災害体験や教訓を広く伝えていくことが被災した神戸市民の義務だと考え、平成十三年に神戸市民防災研究所を設立し、全国各地での講演などを通じて自主防災の支援活動に力を注いでいる。こうした取り組みが認められ、同十五年には兵庫県功労者賞(防災功労)を受賞した。

 今回の講演では、「まったくの無防備・無対策で大災害を受けたのだから、これはまさに人災」と指摘する阪神淡路大震災の被災体験を語りつつ、消防や行政に頼るのではなく、住民一人ひとりが立ち上がり、地域住民が協力し助け合うという意識の中で、自主防災の力を今から高めておくことの重要性を説く。

 引き続き、“もくもくハウス”での火災発生時の煙体験や水消火器による消火体験も実施される。 参加者には、防災グッズの一つでお湯や水を注ぐだけでできるという「アルファ米」の五種類一セットになったものが参加賞として配られる。

 同クラブでは、男性だけでなく女性にも積極的に参加してもらおうと、クラブメンバーが人形劇や紙芝居で子どもたちを楽しませ、安心して預けられる“託児部屋”を用意する。

 開催時間は、午前十時から午後零時半まで。詳しくは、蒲生町役場総務企画課(0748―55―4880)へ。


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県内倒産 総額13億7千万円

4月 帝国データバンク調べ

5か月ぶりに10億円台に突入
=10件発生 中小零細企業に集中=

(全 県)
 民間信用調査機関の帝国データバンク調べによると、四月中に県内で負債一千万円以上を抱え倒産した企業は、十件で負債総額十三億七千万円だった。前月に比べ件数で三割減ったが、負債額では逆に三倍強となり、五か月ぶりに十億円台に乗った。反面、五千万円以下が半数を占めるなど、依然として中小零細企業での多発傾向が続いている。

 主な倒産は、開業医「愛滋会矢倉診療所」(草津市、兼高明生経営、職員十八人)の三億円、土木工事「金剛建設」(大津市、吉川稔社長、従業員五人)の二億九千万円、一般貨物自動車運送「北川物流サービス」(彦根市、北川安男社長、従業員十人)の四千万円などで、設備投資や受注減による金融債務が膨らみ倒産に追い込まれている。

 前月(十四件、四億二千九百万円)に比べ、件数で四件減少した一方で、負債額では九億四千百万円の大幅増となった。五億円以上の倒産はなく、一億―五億円で四件、五千万円―一億円で一件、五千万円以下で五件が発生している。一件当たりの負債額も一億三千七百万円と、三倍以上の増加となった。

 倒産原因は、十件すべてが市況の悪化に伴う販売不振や受注減少などの景気変動要因で、依然として不況型倒産が主流を占める。一方で、業種間にバラツキがみられ、個人消費低迷による販売不振を浮き彫りにしている。

 資本金別では、すべて五千万円以下で発生し、一千万円以下が五件(うち個人経営四件)だった。八件が従業員十人以下の小規模企業で発生し、業況不振から資金繰りに悪化を招き、金融債務に苦しんでいるケースが目立つ。

 業種別では、建材が三件、その他の二件ほか、建設、木材、運輸、不動産、サービスで各一件が発生している。四月に入って県内企業の景気指標がマイナスに転じていることから、中小零細企業の倒産だけでなく、大規模への移行も懸念される。

 


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