滋賀報知新聞(ニュース)平成17年5月21日(土)第14109号


福祉サービスの起業伝授

受講募集 連続セミナー開く

NPOから営利法人まで
=東近江管内 事例から立ち上げ学ぶ=

(湖東・東近江市)
 東近江地域振興局健康福祉部は、東近江NPOセンターの協力を得て、福祉サービスの起業を志し、地域管内で何かしたいとの思いを抱く人を対象に「福祉起業連続セミナー」(全五回)を開く。

 セミナーは、六月中の毎週水曜日(午後六時半から二時間)に、同地域振興局健康福祉部(八日市保健所)で開かれ、主に福祉を対象にした起業家向けの疑問に答える。

 管内での起業を目指す希望者は、住所・氏名・連絡先を書き、今月末までに〒527―0023東近江市八日市緑町八―二二、同地域振興局健康福祉推進課(TEL22―1300)へ送付する。FAX(22―1617)も可。定員三十人で、受講無料。各回のテーマと講師は次の通り。敬称略。

 【1日】「福祉起業の視点〜暮らしを支える仕組みを事業・仕事として〜」小梶猛(NPO法人しみんふくしの家八日市理事長)・北川憲司(滋賀地方自治研究センター副理事長)

 【8日】「福祉起業の組織づくり〜NPO法人の立ち上げを主な視点として〜」阿部圭宏(市民運動・NPOコーディネーター)

 【15日】「福祉起業の事例から学ぶ〜NPO法人の事例〜」伊藤幸枝(子育てサポートおうみはちまんすくすく理事長)・太田清蔵(結の家代表)

 【22日】「福祉起業の事例から学ぶ〜営利法人の事例〜」溝口弘(なんてん共働サービス社長)・鈴木則成(鈴木ヘルスケアサービス社長)

 【29日】「多分野での取り組み事例&起業に当たってのQ&A」雲川弘子(NPO法人しみんふくしの家八日市副理事長)・阿部コーディネーター


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大凧まつりを安全に

会場の整備と草刈り

100万円の寄付も
=八日市建設工業会=

▲大凧まつり会場の草刈りに汗流す八日市建設工業会の人々
(湖東・八日市市)
 八日市大凧まつりが開催される愛知川河川敷の会場で十六日、河川敷の整備と草刈り作業が行われ、近づく同まつりがケガなく安全に行われるよう準備が整えられた。

 この作業は毎年、八日市建設工業会(向茂夫会長・43社加盟)が、ボランティアで実施しているもので、今年も同工業会の会員会社から五十人余りの社員を動員し、ブルドーザーなどの重機で大きな川石を除いたり、起伏を平坦にして安全にまつりが行われるように整備した。また、駐車場や凧揚げ会場に繁茂していた草を草刈り機で刈り取る作業にも汗を流した。早朝からの作業は、正午までに終え、会場全体が美しくなった。

 また、同工業会では、今年の八日市大凧まつりが、東近江市が誕生して初めての祭りでもあることを祝って翌十七日、市役所を訪れ、同まつり実行委員会会長の中村功一市長に寄付金百万円を贈った。寄付金は毎年、贈られている。
 同工業会は、毎年、大凧まつり当日にも重機を準備して、百畳敷大凧の飛揚に協力しており、これまで同まつりが継続されてきた陰の大きな力となっている。


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廃校利用した 「しゃくなげ學校」スタート

=里山の豊かさ・知恵を地元住民が伝授!=

▲青空のもとで田んぼに裸足で入り腰を曲げて苗を手植えする平成17年度生の親子ら
(湖東・日野町)
 “里山の知恵が地域をつくる”をコンセプトに体験活動の場を提供しているNPO法人蒲生野考現倶楽部(森田英二理事長)が十四日、「平成十七年度しゃくなげ學校開校式」を日野町鎌掛にある同学校で開き、平成十七年度生の親子や地元住民、同倶楽部スタッフら約六十人が集った。

 開校式後、早速、参加者らは裸足になって、同學校近くの鎌掛五区営農組合が提供した田んぼへと向かった。突き抜けるような青空のもと、参加
地元のお年寄りの教えに耳を傾ける子ども
者は、助っ人として駆けつけた同組合員や鎌掛運営会・老人会のお年寄りらから苗の持ち方から植え方までのコツを教わり、四アールの田畑にサツマイモの苗を植え、手での田植えにも挑んだ。

 里山で培われた知恵の数々や「もう何年もしてへんからうまいことできるやろか」と謙そんしつつてきぱきと動くお年寄りの姿を見ながら、子どもたちも土の中へ。ヌルッとした感触に「何ともいえない」と初めは苦笑いしていたが、しばらくすると「温かくて楽しい」と離れようとせず、「農家の人の苦労が分かった」と米づくりの奥深さも体感していた。

 守山市から初めて参加した高峰友紀子さん(30)は、「普段、なかなかこういった体験ができる機会がないので家族で参加した。のんびりとした田舎の雰囲気が好きで、気分もとても良くなる」と里山の空気を吸い込み、娘の優衣ちゃん(5)と息子の裕輝君(2)も「かえるさんを捕まえた」と元気に走り回り、無邪気な姿に地元住民も目を細めていた。

 正午には作業が一段落し、お腹ペコペコの参加者を、鎌掛地区の主婦たちが地元でとれたタケノコを使って炊き込みご飯などを作り心からもてなし、交流を深めた。

 田んぼに手植えされた米の品種はニホンバレで、十月に稲刈りをして新米を堪能するという。


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近江八幡市 テレワーク試行

「終の栖」に対応できるよう
=市内の光ファイバー網を活用=

▲上司からネットで指示(市役所の建設部風景づくり推進室)
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市は、西暦2030年にはIT(情報技術・情報産業)を活用したテレワーク(在宅勤務)の時代が到来すると想定し、これに対応した「詩情あふれる文化の薫り高い『終の栖(ついのすみか)』のまちづくり」の準備を進めるため、市内に張り巡らされた光ファイバー網を活用したテレワークの試行に、今年度から取り組んでいる。

 「職場や住宅地があるからそこに住む」という今までの生活形態から、将来の近江八幡市を「終生住み続け、生涯を終えたいまち」にするための基盤整備、新産業の創出、起業家支援などもつなげる。また、少子高齢化や育児・介護対策、エネルギーや地球温暖化対策なども視野に入れている。

 今回の試行では、情報管理・勤務管理・部分就業の可能性や、業務効率などについて検証し、早ければ来年度からでも本格稼動させたい意向だ。

 現在、男性二人、女性一人が、七月までの予定で週一回程度の自宅勤務に取り組んでいる。八月からは四人が十一月まで実施することになっている。資料・報告書・原稿などの作成業務が主で、窓口業務やグループ作業、外部との応対が中心となる業務での実施は難しい。
▲パソコンの共通画面を見ながら指示を受ける深尾さん(南津田町の自宅二階の部屋)

 テレワークは出張扱いとなり、該当者はそのつど管理者に申請しなければならない。また、午前八時半から午後五時十五分までの勤務時間内で定められた時間に電子メールによる連絡を取らなければならない。

 建設部風景づくり推進室の深尾甚一郎専門員(46)は、同市南津田の自宅にホームオフィスを設置。計画書の作成など、上司にパソコン上で直接指示を仰ぎながら、取り組んでいる。

 深尾さんは、「役所内では集中したくてもやれる場所がなかった。自分の部屋でできるのは最高。昼食時間を忘れるほど、二〇〇パーセント集中できます。テレワークのための事前準備さえしっかりしておけば、作業能率はぐんと上がると思います」と、上々の感触のようだ。

 テレワーク試行は国では実施されているが、地方都市では初めてのケースとみられ、本格稼動全国第一号もめざしている。


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「日本まんなか共和国」の魅力創造

“水辺”の文化 協働で発信

=近江八幡遷都 文化首都4県を一巡=

▲国旗引き継ぎ式(左・今岡睦之伊賀市長から右・川端五兵衞近江八幡市長へ)
(湖東・近江八幡市)
 日本列島の中央に位置し、人口の重心、東西文化・産業の交流点となる岐阜・福井・三重・滋賀の四県で平成十二年に発足した「日本まんなか共和国」の首都となる「文化首都」が、前年度の三重県伊賀地域から、今年度滋賀県近江八幡市に移され、十五日に市文化会館で遷都式が行われた。

 文化首都は平成十四年度の岐阜県大垣市、福井県小浜市、三重県伊賀地域と、各県を一年ごとに順番に巡り、今年度の近江八幡市で四県を一巡。「水・路(みち)・未来・連なる文化」をテーマにした多彩な事業が、近江八幡市内で繰り広げられるはか、共和国の魅力が四県の協働により、全国、全世界に発信される。

 遷都式では、今岡睦之伊賀市長から共和国国旗を引き継いだ川端五兵衞近江八幡市長が、「(先人が築いた)かけがえのない資産を次世代に引き継ぎ、生涯住み続けたいと感じる『終の栖(ついのすみか)』のまちづくりを進めるために、地域の文化力向上をめざして、近江八幡市が文化首都となることを宣言します」と、遷都宣言を行った。

 全国から七百二点の作品が寄せられた「日本まんなか水辺の写真コンクール」表彰式と入賞作品展示、「水辺への想い」と題して各県の魅力をそれぞれの知事が紹介した知事トーク、今回の遷都を機会に発足した堀割協議会に加入する四県の代表団体による活動報告、女優・エッセイストとして活躍の星野知子さんによる記念講演「旅で出会った水辺の人々」、四県から集う百六十人の参加者が近江八幡の水郷や八幡堀などの町並みを巡る「まちなみ探訪」などの催しも行われた。

 


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