滋賀報知新聞(ニュース)平成17年5月23日(月)


パトリックさんの陶芸展

繊細な描画の鉢など12点

=八日市まちかど情報館=

▲八日市まちかど情報館で始まったパトリックさんの陶芸展
(湖東・東近江市)
 本町商店街の八日市まちかど情報館で、旧八日市市の国際姉妹都市・アメリカ・ミシガン州マーケット市の陶芸家、パトリック・ドラゴンさん(52)の作品展が始まった。入場無料。

 二十日にマ市の友好親善使節団が来市するのに合わせ、パトリックさんと親交のある布引焼窯元の小嶋太郎さんを中心とする「東近江の芸術を愛する会」が作品展開催をサポート。来市を前にパトリックから送られてきた陶芸作品十二点を展示している。

パトリック・ドラゴンさん
 パトリックさんは、マーケット市近郊の町スンカディアで育ち一九七四年、同市にある州立北ミシガン大学で美術教育と写真を専攻した。卒業後、フロリダ州で美術教師をしたあと八六年から陶芸家として創作活動に専念している。

 展示作品は、鉢が中心で、淡い落ち着いた下地に景色や草花が繊細な線画で色づけされ、独自の世界が表現されている。

 パドリックさんは、使節団員と一緒に来市し、使節団員と行動を共にしながら二十七日には展示会場で開かれる「ポットラック・パーティー(参加者が料理を持ち込むパーティー)」に参加。東近江の芸術を愛する会のメンバーや美術愛好家、一般の来場者と交流を深める。

 会場には、同会のメンバーの作品も展示され、パトリックさんの展覧会を盛り上げている。展覧会は二十九日までで月曜休館。時間は午前十時〜午後四時。


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知事と気軽にトーク

日本語教室で生活支援

=言葉の壁なくそう―BNN=

▲国松知事と語り合うメンバー(能登川町中央公民館)
(湖東・能登川町東)
 国松善次知事が県民と膝を交えて対話する「知事と気軽にトーク」がこのほど、能登川町猪子の町中央公民館で開かれ、日本語を母国語としない人々への生活支援として、官民が連携した日本語教室の設置・普及の必要性が話し合われた。

 参加したのは、在日外国人のコミュニケーション能力の向上に向けて、ボランティアで日本語教室を開く「びわこ日本語ネットワーク(BNN)」(金綱蓉子代表)のメンバー十五人。

 平成八年に「びわこ日本語指導者ネット」(昨年にBNNへ改称)を設立し、学習支援ボランティアによる日本語指導や情報交換、ボランティア希望者への指導者養成講座などを実施しており、現在、十市町で十二教室が開かれている。

 会場となった同公民館には、この内の一教室「クルーベダアミザージ」(ポルトガル語で「親睦会」の意味)が設けられ、第二・三・四日曜日の夜、四カ国の外国人十二人が受講している。

 教室の活動見学を行った知事は、意見交換の場で「島国の日本は、日本人だけの国が長く続き、外国人に対しての理解・施策が遅れている。外国経験のない教師が教壇に立ち、知らない欠点を持ったまま子どもたちに教えるなど、その欠点を広めている問題がある。言葉の壁が大きな障害になっていることは十分認識し、県が取り組むべき課題であります。その点を頑張られているみなさんに深く感謝します」と礼を述べた。

 湖南市や東近江市、彦根市、長浜市などで日本語教室を開く各代表らは、共通意見として「滋賀県全般に日本語ボランティアへの理解がまだまだ低い。我々の努力も大切だが、各自治体への指導を知事からお願いしたい」と発言。また「近くに教室がないため、電車や車などで通われる受講者が三分の一もおられる。自治体をはじめ、雇用される企業の人にも理解していただき、身近に教室があるようにしたい」と訴え、解決には、住民と企業、行政のコラボレーションが必要で、手をたずさえなくてはならないと話した。

 受講者の意見発表では、韓国から在日したチェ チャンビョルさんが「日本に来たばかりの外国人が一番に困るのは病院。外国語が通じないし、通訳もいない」と、自身で通訳を要請できない緊急時の怖さを訴えた。また、ブラジルからの中田ケンコさん、インドネシアからのモハマド マスドゥキ スライマンさんは「役場からハガキや資料が届きますが、漢字が読めません」と、日本語ボランティアの存在の大きさを話す。

 これに対して国松知事は「どんな素晴らしい医師でも、患者から症状を聞き出せないと力を発揮できない。私もフランスで体調を崩したときは大変だった。ネットワークを通した対処も大切だが、テレビ電話で通訳を行うなど、先進の甲賀病院をモデルにしたい」と、自身の体験を交えながら、検討の考えを示した。

 さらに、ボランティアのレベルアップについては「県が養成講座等の人的支援を行い、教室の設置・普及の窓口は各自治体が担うなど役割分担をし、多文化共生の社会づくりへ効率的な取り組みを進める」と話した。


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小さなことが大きな1歩に

日野町上三十坪区が“水”備蓄

5年間保存可能な飲料水60本
=昨年度の区役員5人が寄贈=

▲保存飲料水を新区長・寺澤さん(右)に手渡す旧区長・新海さんら役員
(湖東・日野町)
 自分の命や財産、自らの地域は自ら守る―。日本各地で想定外の大地震が発生し、さらによく耳にするようになった言葉だが、なかなか実行に移せないのが現状だ。しかし、日野町上三十坪区は、わずかなことでもできることから始めようと、同区の旧役員らが役職手当の一部を自主的に出し合い、緊急非常時の保存飲料水六十本を区に寄贈した。

 贈呈した上三十坪区の昨年度区長・新海長生さんら役員五人は、阪神淡路大震災の被災者による自主防災力の重要性を説く講演や、被災地へボランティアに行った日野駅前通り共栄会メンバーの体験談などを聞き、何かできることはないかと考えた。

 役員の一人で区長代理だった村島茂男さんは、日野町消防団で分団長を務めていた経験から「防災については日頃から気に掛けていた」と語り、「いろいろな人の話しを聞く中で、地震でライフラインが寸断されたときに、食べる物ではなく“水”が最も必要とされたということを知った」と水の備蓄に目を付けた。

 被災者は、地震に対する驚きや恐怖、不安により、極度の脱水症状で非常にのどが乾くという。さらに、被災地では「電気→下水道→水→ガス」の順で復旧していくため、断水状態が続き水不足に陥る。

 そこで、役員らは、五年間保存可能な飲料水(二リットル入りペットボトル)六十本を、自らの役職手当から購入費用を出し合い、四月十七日に同区の今年度区長・寺澤隆彦さんら新役員に手渡した。

 「いつどこで地震が起こるともわからない。もしもの時に役立てば」との思いが込められた保存飲料水は、現在、上三十坪会議所廊下横の倉庫に大切に保管されている。

 今、地域や住民一人ひとりに問われている自主防災意識の向上と自主防災力。食料の備蓄などは役所任せのところがあるが、上三十坪区は、集落単位で小さなことからでも始めようと動き出し、その一歩はとても大きい。


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日野ダリア園で初の試み

「ジャガイモ掘り体験」

=予約受け付け開始=

▲収穫されるのを待っている園内のジャガイモ
(湖東・日野町)
 蒸かしたてのジャガイモにバターをひとかけら落とす。シンプルな味付けだが口いっぱいにホクホク感と甘味が広がる―。日野町鎌掛の花の郷日野ダリア園(平谷宗夫会長)では、そんなジャガイモを掘り起こす体験ができる。二十一日から予約受け付けを始める。

 ボランティアで運営する同園では、初夏から秋にかけて華やかで優美な姿を表すダリアのほか、ハウスでのイチゴ狩りなども手掛け、段々畑のような園内にはカキやモモといった実のなる木も植栽されており、里山の豊かな自然環境を目・耳・舌で感じられる。

 今回の「ジャガイモ掘り体験」は初の試みで、今春から北海道産の種芋を園内の畑に植え付けた。品種は、メークインと並ぶ知名度で人気の高い“男爵”と食味がよくビタミンCが豊富な調理用の“きたあかり”の二種類。 

 九百株以上が植えられており、実がゴロゴロ付くようにと、同園スタッフがわが子を育てるように少しの異変も見逃さず手を掛けてきた。現在は、茎や葉が青々として勢いがよく、ジャガイモの花が咲きかけており、六月には収穫期を迎えるという。 

 栽培に携わっている岡崎薫さん(63)は、「土を触っていると飽きないし、何よりも自分が育てたものが形になったときが一番うれしい。家族でお越しいただき、親子で土に触れてジャガイモを掘り起こし楽しんでほしい」と語り、来場者とのおしゃべりを何よりも楽しみにしている。

 ジャガイモ掘り体験の開催日時は、六月四、五、十一、十二、十八、十九日の六日間で、午前十時からと午後二時からの一日二回。料金は、一区画(九株)一千五百円(入園料込み)となっている。一区画で約五キログラム収穫できるが、株によって実のつき具合が異なる。

 体験希望者は、電話またはファックスで、氏名・電話番号・人数・区画数・予約日を知らせる。予約または問い合わせは、日野ダリア園(携帯電話090―8823―2450、FAX0748―52―5651)へ。


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アンバサダーとミッキー・ミニー

ディズニーから夢のプレゼント

=近江八幡養護学校の子どもたちに=

(湖東・近江八幡市)
 東京ディズニーリゾートのアンバサダーを務める西川智子さん(23)が十八日、人気キャラクターのミッキーマウスとミニーマウスとともに県立八幡養護学校(近江八幡市浅小井町)を訪れ、児童生徒たちに夢のプレゼントを届けた。

 アンバザダーは、約二万人のキャスト(従業員)の中から、その年の親善大使としてただ一人だけ選ばれ、広報活動や親善活動に加えて、福祉施設や病院などを訪問して、東京ディズニーリゾートを訪れることができない人々との交流を行う。

 毎年、多くの施設から訪問の申し込みがあるが、年間に訪問できるのは約四十施設とあって、同校でも十年ほど前に応募していたのが、今回、ようやくかなえられた。
 体育館に西川さん、ミッキー、ミニーが登場すると、この日を首を長くして待っていた子どもたちは大興奮。ミッキーとミニーが踊る「イッツアスモールワールド」にあわせて手拍子を打って、ディズニーワールドの雰囲気を楽しんだ。

 このあと、子どもたち一人ひとりのもとへミッキーとミニーがやってきて、握手やキッスで直接ふれあうこともできた。西川さんからはディズニーファンカードがプレゼントされ、一緒に記念写真を撮ってもらい、こどもたちは大喜び。

 大ファンのミニーちゃんのTシャツを着て出会いを楽しみにしていた女の子は「ミニーちゃんと写真を撮ってもらった。ダンスもやってくれて、ミッキーとミニー二人とも大好きになった。ディズニーランドに行ってみたい」と、こぼれんばかりの笑顔で話してくれた。

 


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