滋賀報知新聞(ニュース)平成17年6月4日(土)第14121号


東近江署では9人委嘱

警察署協議会の委員改選

=開かれた民主警察へ=

▲森美和子県公安委員長から委嘱状を受ける新しい委員
(湖東・東近江市)
 警察行政に対する地域住民の声を反映さす場として設置されている警察署協議会の委員が任期満了したのに伴い改選され、新しい委員の委嘱式が一日、各署で行われた。

 同協議会は、平成十三年度に制度化され、県公安委員会が一般から委員を人選して委嘱。二年の任期で日頃の警察活動に対して地域住民の要望や質問を代弁したり、意見を述べる。

 委員は、各署の規模に応じて人数が定められ、今回は大学生から七八歳の大学教授まで幅広い階層から計一○四人が選ばれた。

 東近江署でもこの日、午前十時から選ばれた委員九人の委嘱式が行われた。今回の新しい委員は、会社役員、大学教授、外国人、主婦など男五人女四人。年間五回程度の会議を開催し、署側が提言や要望、質問などに耳を傾けて、持ち上がった課題の解決に一緒に取り組む。

 県内のこれまでの活動成果の例として、子どもが利用する地下道での避難通報訓練や防犯灯の増設、監視カメラの設置、市行政との意見交換などがある。全署合わせての意見や要望、質問は、計一、七六二件寄せられた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

東近江市に文化交流の輪

旧1市4町が文団連を設立

市民の活動推進と意識向上へ
=市内5地区 代議員が連携深める=

▲東近江市文化団体連合会の設立総会
(湖東・東近江市)
 旧一市四町の合併に伴い、新しく発足した東近江市文化団体連合会(文団連)の設立総会が開かれ、初代会長に八日市文化協会長の村田利子氏が就任した。各種団体の統合が進む中で、まちづくりの一翼を担う文化団体の組織一本化をみたことは、市民の生活向上と生涯学習を推進する母体となり、旧市町の垣根を越えた活動に期待がかかる。

 一日に開かれた設立総会で、初代会長に就任した村田氏は、百四十四団体の大きな組織になったことに触れ「十回の協議を経て、一本化できたことは喜ばしい。新たなスタートを切ったが、会員四千人が心を合わせ活動できるよう頑張りたい」と抱負を述べた。

 文化団体の統合に中村功一市長は、垣根を越え「早く市民の心を一つにして文化活動に取り組み、風景だけでなく心の美しい東近江市をつくる手助けをしていただきたい」と、文化まちづくりの重要性を強調し、高村与吉議長は「文化を子供の育成に役立ててもらいたい」と願った。

 文団連は、市内五地区の会長ら選出の代議員五十人で構成され、市民の文化活動推進と文化向上への貢献を柱に、伝統文化や芸術の継承、新たな芸術文化の創造に取り組む。地区文化協会代表で構成の連合役員は次の皆さん。カッコ内は地区と代議員数。任期は十九年三月末。

 【会長】村田利子(八日市、二十二人)【副会長】小杉佳正(五個荘、八人)久田政男(永源寺、七人)田中善三郎(愛東、六人)広瀬久兵衛(湖東、七人)【会計】松吉覚太郎(八日市選出代議員)【監事】八田奈美子(同)奥村雄蔵(永源寺選出代議員)


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

覚せい剤密売人を

麻薬特例法で送検

=東近江署など合同捜査班=

(湖東・東近江市)
 県警組織犯罪対策課と東近江署などの合同捜査班は一日、京都市右京区西院の元暴力団組員藤井勝雄被告(35)を麻薬特例法違反の疑いで大津地検に追送検した。

 十六年八月末に旧八日市市内で発生した死亡ひき逃げ事件の容疑者から覚せい剤反応が出たため、密売ルートの解明へ捜査を進めていたことから、事件が発覚した。

 密売人の藤井被告は、東近江市内の無職男性(29)ら十三人に携帯電話を通じて延べ約六百五十回にわたって、〇・二グラムを一万円で密売し、約七百五十万円の利益を得ていた。自宅から覚せい剤ほか大麻五・一四グラム、注射器、計量器などを押収している。

 【麻薬特例法】国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

初夏の風物詩

=政所小学生が一番茶摘み=

▲陽気のなか、新芽を摘み取る政所小学生ら
(湖東・東近江市)
 新茶の季節を迎えたお茶の産地・東近江市永源寺政所町で、市立政所小学校(大橋嘉彦校長)の全校児童二十人による一番茶摘みが行われた。

 初夏の風物詩ともなっている同校の茶摘みは、地域の特産品や歴史に触れる学習として三十年以上も続けられている行事で、学校近くの茶園約二アールを借りて茶を栽培し、柔らかに伸びた新芽を手摘みしていく。

 この日は晴天に恵まれ、元気な声を弾ませながらみずみずしく育った新芽一つひとつを丁寧に摘み取っていき、三時間後には約五十八キロを収穫。さっそく、近くの茶工場で煎茶に仕上げ、爽やかな香りを楽しんだ。

 五年生の池田宣幹さんは「家でもお茶を栽培しているので茶摘みは慣れていますが、それでも大変な作業だと思います」と話し、心地よい汗を拭っていた。

 政所のお茶は「宇治は茶所、茶は政所」と謳われるなど、信楽町のブランド・朝宮と並び賞される銘茶で、政所・九居瀬・黄和田・箕川・蛭谷・君が畑を「政所六ヶ畑」と称し、江戸時代初期から生産量が増大。風味に富み、手摘みが主流の煎茶に仕上げている。

 これら摘み取ったお茶は、児童会主催の全校行事「チャムチャムパーティ」で味わうことにしており、手伝ってもらった地域の人々を招いて、学年の出し物やゲームなどで楽しいひと時を過ごす。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

米原の「統合物流センター」が県版特区に

動き出した巨大物流構想!

=JR米原駅南側=

(全 県) 
 県はこのほど、米原市から申請されていた「滋賀統合物流センター(SILC)特区計画」を県経済振興特別区域計画として認定した。これで経済特区に認定されたのは、びわ湖南部エリア新産業創出特区計画(申請者=大津市および草津市)、長浜バイオ・ライフサイエンス特区計画(同=長浜市)に続いて三件目。なお、この他に申請のあった湖西里山エコツーリズム特区計画(同=高島市)、小舟木エコ村特区計画(同=近江八幡市)は、今回認定されなかった。

 県経済特区には各市町から三件の計画申請があった。県経済特区認定審査・評価委員会(堺屋太一委員長)が先月十七日に開かれ、SILCを認定するにふさわしいとの意見が県に提出された。これを受け、県が同月三十一日に正式に認定したもの。今月十六日には、県庁で認定書授与式が行われる。

 米原市には東海道線や県内唯一の停車駅である米原駅がある。また名神高速道路、北陸自動車道のインターチェンジもあるほか、敦賀港、大阪港、四日市港、名古屋港にも近いことに加えて、JR貨物の米原ターミナルが早ければ平成十九年にも開設されることが確定しており、これにトラック基地などを連動させれば国内有数の大規模複合物流拠点(SILC)が誕生することになる。さらに民間主導で3PL事業(注)、大学等の物流教育機関によるインキュベーション事業、防災備蓄事業の展開も計画している。

 鉄道やIT(情報技術)を使うことで▽確実なCO2排出削減▽高効率輸送による道路渋滞緩和▽省エネルギーおよび省労働力化への効果が期待できる―としている。

 なお県経済特区に認定されれば、不動産取得税、固定資産税(県税)、事業税などが減免されるほか、立地助成金を受けることができる。

 〈注〉3PL事業 荷主より物流システムの構築から運営まで全ての機能を受託して、ITを活用して、在庫情報をデータベース化し、仕入れ・加工・物流という供給システムを市場に同期させる。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ