滋賀報知新聞(ニュース)平成17年6月21日(火)第14135号


親子のふれあいを重視

東近江市青少年市民会議設立

大人の意識改革を求める
=少年非行防止へ積極活動=

▲小沢文吾会長
(湖東・東近江市)
 合併に伴い新たに東近江市青少年育成市民会議が発足し、初代会長に八日市支部会長を務める小沢文吾氏を選出した。これまでの市町会議を支部組織として残し、従来の取り組みを重視しながら、地域の実情に即した活動を展開していく。東近江の明日を担う青少年の非行防止に向け、社会環境浄化や明るい家庭づくりなどに取り組む。

 十八日開催の設立総会で会長に就任した小沢氏は、後を絶たない少年非行に「子供が健やかに育つことが大人の願い」とした上で、大切なことは「家庭における親子のふれあい」との認識を示し、子供が伸び伸びと生活できる環境づくりの重要性を訴えた。

 スローガン「伸びよう・伸ばそう・青少年」に沿って、大人が青少年の良きモデルとなって、責任を持って子供を育てる環境を社会全体でつくることにまい進し、大人自らが姿勢をただす一方、子供の安心・安全確保へ家庭・地域・学校が一丸となった取り組みへ協力を求めた。

 青少年の非行防止、青少年の社会活動への支援、青少年を取り巻く社会環境の浄化、明るい家庭づくりを運動方針に掲げ、市民会議に加盟の四十七団体との連携を強化し、青少年に耳を傾け、温かく見守る市民活動に積極的に取り組む。

 具体的には▽総合推進(初発型非行防止、愛のパトロール、リーダー研修)▽環境浄化(有害図書・ビデオの不買・回収運動、青少年を守る店の推進、地域の安心安全対策)▽すこやかな家庭づくり(家庭教育向上、家族ふれあいサンデーの充実)▽青少年活動促進(社会参加と地域活動の活性化)▽地域活動推進(安全パトロール、あいさつ・声かけ運動)――の五本を柱に活動を展開することにした。

 事業推進へは「環境浄化部会」「家庭部会」「青少年活動促進部会」「地域活動部会」の四専門部会を設け、細部を検討していく。副会長に松吉義彦氏(永源寺支部会長)、磯部実氏(五個荘支部会長)、雁瀬徳彦氏(愛東支部会長)、板倉元氏(湖東支部会長)の四人が就任し、地域で取り組む支部活動の先頭を切る。


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永源寺湖が「百選」に

ダム景観や流域の交流評価

(湖東・東近江市)
 東近江市永源寺相谷町にある永源寺ダムがこのほど、一万戸農家の至宝として「ダム湖百選」に選ばれ、認定プレートがダムえん堤前の広場に設置された。

 ダム水源地環境整備センター(東京都千代田区)が初企画し、全国の自治体から推薦された百六十五カ所について、好ましい景観、歴史的価値、上下流域の交流、人と自然とのふれあい―を基準に選定したもので、ダムが果たす治水・利水の役割をはじめ、四季を通じて美しい景観を有する地域資源として、百選のなかに認定された。

 永源寺ダムは昭和四十七年に完成し、旧一市四町の約七千五百ヘクタールの水田に水を供給。鈴鹿山系に広がる豊かな森林とダム湖との調和は美しく、毎年、下流域の受益者が水源地域への感謝を込めて「感謝米」(十トン以上)が贈られ、上下流域の交流拠点として評価された。


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目指せ! Jリーガー

チャレンジフェスティバル

来月3日に開催
パープルサンガの美濃部ヘッドコーチ来場=

(湖東・能登川町)
 能登川町商工会青年部は、子どもたちや若者の夢を応援しようと、小学生対象のサッカースクールと、中学生以上を対象にしたフットサル大会「チャレンジフェスティバル2005〜能登川町商工会チャリティーフットサルイベント〜」を、七月三日午前九時からキムラスクエアガーデン【JOY FUTSAL PLAZA】(東近江市五個荘日吉町)で開く。

 サッカーやフットサルを通じて、子どもたちに夢を与え、地域のスポーツ振興と体力増強を目的にしており、京都パープルサンガヘッドコーチ・美濃部直彦さんによるテクニックの伝授やアドバイスも行われる。また、多くの人々に楽しんでもらおうと、キックターゲットや模擬店、フリーマーケットも行われ、収益の一部を町の福祉充実に役立てる。開催時間は午前九時半から午後三時まで。

 サッカースクールは午前の部(午前九時半〜)と午後の部(午後零時半〜)があり、各部とも定員三十人で参加小学生を募集している。参加費は一人五百円。事前申し込みが必要で、締め切りは六月二十七日(ただし、先着順で定員になり次第締め切る)。なお、スクール前には集合写真の撮影があり、購入者には終了後にサイン会がある。

 フットサルは、午前九時から予選リーグと決勝トーナメントが行われ、同二十七日を締め切りに八チームを募っている。参加費は一チーム一万円。

 このほか、フリーマーケット(二十区画)の出店者も募集。一区画につき五百円。

 参加希望者は、所定の申し込み用紙に必要事項を記入し、参加費を添えて【JOY FUTSAL PLAZA】(0748―48―8181)へ申し込む。問い合わせは、同プラザか町商工会青年部(0748―42―1158)へ。


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ブランド力強化に弾み

大中の湖 ヒノヒカリ

環境こだわり米に「愛・地球賞」
=農薬使わずカメムシ駆除で一等米=

▲国松知事に受賞を報告するJAグリーン近江大中の湖ヒノヒカリ特許栽培生産部会のメンバーら
(湖東・安土町)
 環境こだわり米の生産に取り組んでいるJAグリーン近江大中の湖ヒノヒカリ特許栽培生産部会(藤田欽司部長、三十四人)は、愛知万博開催を記念して財団法人2005年日本国際博覧会協会が行った「愛・地球賞――Global 100 Eco―Tech Awards」に選定され、十七日に県庁を訪れ、国松善次県知事に受賞の報告を行った。

 同賞は、地球環境問題を解決する世界の秀逸な技術を表彰するもので、選定百件の中に同部会での取り組みも高く評価された。

 今回の特許出願技術「水稲栽培における省農薬地球環境保全システム特許技術」は、カメムシが稲穂の汁を吸って斑点米となる被害を農薬を使わずに防ごうと、カメムシがイネよりもイネ科雑草の穂の方が好きであるという習性に着目し、イネ出穂期の三週間前と出穂期の二回、イネ科雑草を除草することで、出穂前後六週間という水稲にとって大切な時期にカメムシが寄り付かず、農薬も使わなくてすむというもの。

 さらに、収穫の際に斑点米が出るのは水田の周囲部に限られることから、この周囲部を中央部とは別に額縁状に収穫(「額縁別収穫技術」)し、センサーカメラの付いた特別サイロ「色彩選別利用サイロ」で、斑点米(不良品)とカメムシ被害にあっていない正常米(良品)に分別することで、斑点米混入率をほぼ〇%にすることが可能となり、収量のムダをなくし、品質も一等米を確保、試食した国松知事がうなるほどの自信の味と、安全・安心の環境こだわり米としての「大中の湖ヒノヒカリ」の誕生となった。

 技術開発には県農業技術振興センターによる研究、東近江地域振興局農産普及課大中経営指導担当によるシステム化の努力があり、これにJAグリーン近江と大中の農家が「売って行く米づくり」に取り組んだことにより、四者の協力と連携によって、はじめてブランド米生産技術として確立された。

 平成十五年には、十三戸、二十ヘクタールでスタート。十六年は、二十七戸、四十三ヘクタール、十七年には、三十四戸、五十八ヘクタールと、取り組み農家も増え、来年は、三十四戸で八十ヘクタールに栽培面積を増やし、新規参加分二十ヘクタールと合わせて、一〇〇ヘクタールの栽培をめざす。

 また、今後の販売促進活動や啓発イベント開催なども精力的に開くことにしており、先日のあづち信長まつり参加など、周辺地域の各種イベントにも参加、七月一日には愛知万博の「滋賀県の日」で一千人分(三百グラム袋入り)を配布し、大中の湖ヒノヒカリをPRすることにしている。

 現在は、白米十キロ四千三百円、玄米三十キロ一万一千円での契約販売が中心で、直売所となっているJAグリーン近江大中の湖支店での在庫も残りわずかとなり、十七年新米待ちとなっている。問い合わせは同支店(電話0748―46―6003)まで。

 藤田部会長は、「今まで以上の、賞に恥じないものをつくって行きたい」と、環境こだわりブランド米「大中の湖ヒノヒカリ」への自信と手ごたえを感じていた。


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中川煉瓦製造所施設と西願寺本堂

5件を 国の有形文化財に

県内いずれも近江八幡市内から

▲ホフマン窯外観
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市に残るホフマン窯など旧中川煉瓦製造所の関連施設と西願寺の本堂の五件が、このほど国の有形文化財に登録された。これにより、滋賀県内の国登録文化財は二百三十一件となった。

 旧中川煉瓦製造所は、明治十六年に県内ではじめてレンガの製造を開始した企業で、ホフマン窯、事務所、機械場(船木町)は八幡堀に接する工場敷地に、縄縫(じょうほう)工場は東に約三百メートル離れた場所(かつては工場敷地 孫平治町)にある。いずれも大正五年ごろの建設で、それぞれ、登録の基準が異なる。

 ホフマン窯は再現することが容易でないものとして登録。五十五メートル×十四メートルの南北に延びる窯に高さ約三十メートルの煙突がある。ドイツ人のホフマンが考案したとされる窯で、周囲にレンガを焼くためのアーチ状の窯が「ロ」の字型に配され、中央に煙道が一直線に通っている。

 事務所(六メートル×八メートル)は造形の模範となっているものとして登録。敷地北東隅の正門近くにあるレンガ造り平屋建ての建物。正面(六メートル)には、付柱、半円アーチの入口、窓があけられており、屋根は切妻式になっている。

▲ホフマン窯内部
 機械場(一〇メートル×十二メートル)は、国土の歴史的景観に寄与している建物として登録。事務所の南西に位置し、ホフマン窯に材料を供給する出入口がある。切妻屋根のレンガ造り平屋建て。

 縄縫工場(六メートル×二十二メートル)も、国土の歴史的景観に寄与している建物として登録。妻と軒まわりに歯飾状の装飾がある。

 西願寺(船木町)の本堂は、浄土宗の建物として、造形の規範となっていると登録。構造形式や細部様式などから、十七世紀中ごろ(江戸中期)に建てられたものと考えられる。

 本堂は、正面十六・四メートル、側面十三・六メートルの葭(よし)葺き入母屋造りで、四周に縁側を配し、その庇(ひさし)と正面の向拝(こうはい)は桟瓦(さんがわら)で葺かれている。内部は、前半分を外陣(げじん)、後半分を中央の内陣と左右の脇陣の三室に分ける。後世に内部の一部変更と向拝の付加が行われているが、浄土宗本堂の江戸時代中期頃の状態を伝えている。

 


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