滋賀報知新聞(ニュース)平成17年6月28日(火)第14141号


里山の自然保全に汗

人と関わる環境を再生

平尾町自治会とNPO

▲伐採した雑木のチップで、2つ目のカブトムシの寝床づくりに汗流す地元の人々とNPO愛の田園エコ倶楽部のメンバー
(湖東 東近江)
東近江市平尾町で二十六日、溜め池の自然とその周辺の里山を保全する整備作業が行われた。

 鈴鹿山麓にある同町には、昔から農業用水の溜め池が点在し、また、なだらかな扇状地を利用した段々畑や燃料の調達に人々が出入りした里山が広がっていたが、社会環境の変化とともに地域の人々の生活形態も変わり、里山には日常的な出入がなくなった。

 近年、里山一帯の荒廃が目立つようになったことから水利や防災、小さな動植物の棲息、自然観察や体験の場としての機能を見直し、その再生を図ろうと昨年、地元で「平尾ため池整備事業」の取り組みがスタート。間伐材の伐採や雑草の除去、カブトムシの寝床づくりなどが行われた。

 今回はその二回目で、町自治会の人々とNPO愛の田園エコ倶楽部のメンバー、地元子供会が参加。合わせて約五十人が里山に入った。

 午前八時半に集合したあと大人は、伐採した雑木や竹を粉砕機にかけてチップ状にし、二つ目のカブトムシの寝床づくりに取り組くみ、子どもたちは自宅で育ててたドングリの苗木の植林や昨年のカブトムシの寝床で幼虫を捕まえた。幼虫は持ち帰って育て、ふ化するまで観察することにしている。
 県では、地元が自発的に取り組むこうした溜め池や里山の保全活動を今年度の「ため池里山のにぎわい推進事業」に取り上げ、モデル地域として支援。また、市も自然を舞台にした地域コミュニティーを作りあげていく事例として関心を寄せている。

 作業に参加した同町の木村芳幸さんは「大人も子どもも自然とふれあう機会が減っているが、(こうした作業の汗を一緒に流すことにより)地元のことを良く知り、故郷への愛着につながれば」と話していた。


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児童虐待防止対策を強化

東近江地域づくり児童福祉部会

職員に求められる資質向上
養成へ研修体制の整備を提言

(湖東 東近江)
東近江福祉の地域づくり推進協議会の児童福祉部会(部会長・山田容滋賀文化短大助教授、十九人)は、このほど「東近江における児童虐待に関わる職員に求められる役割および養成に必要な研修について」の提言書をまとめた。これに基づき、市町の児童虐待担当職員や管理職などへの研修体制を整備し、実践へ専門性の高い人材の養成に取り組むことから、虐待防止対策の強化に期待がかかる。

 児童福祉法の改正によって、児童相談の対応を市町の業務として義務付けられるとともに、必要な体制整備や担当職員の配置など、人材確保と資質向上が求められることになった。これに伴い、同部会では、担当職員の研修に焦点を当てた提言をまとめた。

 これまで、児童虐待に関しては「子ども家庭支援ネットワーク構築」や「虐待初期対応マニュアル」「虐待対応ケースのデーターベース化」「児童虐待防止ネットワークのあり方」などに取り組んできたが、今回は、具体的な職員研修に向け体制整備の充実を図る。

 行政職員の異動は二、三年程度の周期で行われ、児童虐待に関する研修や現場における専門性を求めても、支援体制を維持していくのが困難な状況にある。着任後できるだけ早く担当職員に求められる資質や実践力を味に付ける必要がある。

 役割と責任を柱とした研修では、着任一年目、二年目以降、専門職、管理職の段階別に内容を分け、特に、実務者の直属の上司、所属長、市町長についても、その役職に応じた役割を担い、責任を負うべきとした。

 着任一年目は、虐待についての基礎知識、早期発見・早期対応への技術修得、ソーシャルワークの基礎知識、ネットワークの意義と重要性などを学び、二年目以降でケース対応、関係機関との連携・調整、他の職員や住民などへの研修実施、ケースマネージメントの技術修得などを身に付ける。

 福祉・保健・教育各分野の専門職については、ケース対応においてリスクマネージメントを行い、目標の設定、援助の実施・評価ほか、適切な指導、助言がができるよう研修を行う。管理職には、他の機関との連携責任者としての機能を求め、児童の処遇の決定に組織としての責任を負う。


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日韓友情年で交流

野外伝承遊び大会

派遣団員を募集

(全 県)
社団法人青少年交友協会(東京)は、日韓友情年2005を記念し韓国で開く「野外伝承遊び日韓大会」への派遣団員を募集している。

 期間は、七月二十九日―八月五日の七泊八日で、韓国のソウル、天安、プサンを訪問し、日本の竹とんぼ・お手玉・こま・石当てなどを披露する一方、現地の指導員から遊びを学ぶなど、遊びを通して交流を深める。

 ソウル市内ほか水原や民俗村、慶州の世界遺産も見学する。また、一般参加のうち希望者は、韓国中央大学で開催(七月三十日)の「野外伝承遊び日韓会議」に無料参加できる。

 参加資格は小学五年―高校三年(定員三十人)と大学生以上(同十人)で、日韓交流基金の助成対象となる児童生徒が七万五千円、一般は十二万円。申し込みなど詳しくは、同交友協会(TEL03―3262―7471)へ問い合わせる。


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びわ湖男女駅伝

出場チーム募集

11月20日開催

(全 県)
 びわ湖男女駅伝大会事務局は、十一月二十日に開催する「第五回びわ湖男女駅伝大会」の参加チームとボランティアスタッフを募集している。走破コースは、大津市のびわ湖ホールから木之本町伊香体育館までの百キロ、十二区間。

 募集する出場チームは、高校生を含む「一般の部」と学連登録チームの「学生の部」の二部門合わせて百チーム程度。

 代表者一人、競技者十二人、補欠四人以内の計十七人で編成する男女混合チームで、一区、五区、九区は女子が走る限定区間とする。

 参加資格は、一九九○年(平成二年)四月一日以前に生まれた人で、男子は十キロを四十五分以内で、女子は、五キロを二十五分以内で走る能力があること。また、出場選手は必ず健康診断を受け、健康体であることの証明が必要。参加料は、一チーム三万五千円(高校生のみの編成チームは一万二千円)。応募の締め切りは九月十二日。

 ボランティアスタッフは、約千人を予定。スタート・ゴール地点および中継所等の係員や沿道の観衆整理誘導などにあたる。募集は八月三十一日に締め切る。

 参加申し込み・ボランティア等に関する問い合わせ先は、同実行委員会事務局(電話077−528−4617)へ。


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県内雇用 足踏み状態続く

4月 有効求人倍率0.98%

製造、建築などで減少傾向
=新規求人 パートが4割弱占める=

(全 県)
 滋賀労働局がまとめた県内における最近の雇用失業情勢によると、四月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から〇・〇三ポイント上回った〇・九八倍となったが、四か月連続して一倍を割った。最近では一倍前後の足踏み状態が続き、雇用情勢に一服感がみられる、

 有効求人数は二万四千七十一人で、前月に比べ七・八%(二千三十三人)減少し、前年同月比では〇・一%(十三人)増え、二か月連続の増加となった。
 一方、有効求職者数は二万六千八百八十一人と、前月比六・一%(千五百四十人)増加した反面、前年同月比では四・二%(千百九十人)減と、三十か月連続で減少した。

 このことから、有効求人倍率(季節調整値)は、前月に比べ〇・〇三ポイント上回り、〇・九八倍(全国の三月〇・九一倍)となった。前年同月からは〇・〇五ポイント上回ったことになり、全国に比べ雇用環境は良好を示している。

 新規求人数は九千七十二人で、前月に比べ一二・三%(千二百七十人)減少し、前年同月比でも六・四%(六百二十人)減った。新規求職者数(八千五百四人)は、前月比一三・五%(千九人)増加したが、前年同月比では六・四%(五百八十六人)減少した。新規求人倍率(季節調整値)は前月を〇・〇八ポイント下回り一・四六倍となった。

 新規求人の主要産業別(前年同月比)では、卸・小売業(一〇・七%)
と医療・福祉(一〇・七%)、教育・学習支援業(四〇・八%)で増えたが、製造業(一五・五%)と建設業(八・三%)で大幅に減少したほか、運輸・通信業(〇・二%)、飲食店・宿泊業(六・八%)、サービス業(三・八%)でも減っている。

 新規求人のうちパート数は三千四百五十三人で、パート比率は前月を一・五ポイント上回り三八・一%となった。製造業で二二・二%、卸・小売業で六七・〇%、飲食店・宿泊業で七八・一%、医療・福祉で四八・六%、サービス業では三八・五%がパート求人で占められている。

 新規求職申込件数のうち、パート求職が二千七百十三件(前月比三・三ポイント増)と全体の三一・九%を占めている。また、有効求人倍率を年齢階層別にみると、二十四歳以下(一・二四倍)と三十五―四十四歳(一・一八倍)が一倍を越え、最低は五十五歳以上の〇・五〇倍だった。

 


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