滋賀報知新聞(ニュース)平成17年7月6日(水)第14148号


廃食油の再利用に弾み

回収ガソリンスタンド倍増

東近江菜の花プロジェクト
=BDFで公用車など走らせる=

(湖東・東近江市)
 家庭から出る廃食油の回収が、今月一日から東近江市内のガソリンスタンドで始まった。すでに近江八幡市や蒲生郡内などの一部で行われ、今回新たに協力を申し出た十一スタンドを加え、東近江地域での廃食油回収拠点は二十三スタンドに広がった。

 東近江市では、菜の花の栽培となたね油の利用、家庭から出る廃食油の回収、これを精製したバイオディーゼル燃料(BDF)の活用まで、地域における資源循環の仕組みづくりを目指す「菜の花エコプロジェクト」に取り組んできた。

 廃食油を精製したBDFは、空気中への二酸化炭素排出量を抑制する環境に優しいエネルギーとして注目されるが、これまで地域ごとのボランティアや一部学校給食からの回収にとどまっていた。

 昨年五月から近江八幡市や蒲生郡などの協力スタンド十二か所に回収BOXを設置し、廃食油の回収を行ってきた。今年三月までの十一か月間で、約二千百リットルが集まっている。

  東近江市では、愛東地区の「あいとうエコプラザ菜の花館」で精製し、ディーゼル燃料にBDF二〇%を混ぜ、公用車などのほかコミュニティバス(愛東循環線)に利用することにしている。

 このほか、ガソリンスタンドへ一般家庭から持ち込まれた廃食油は、各市町が回収しBDFに精製した上で、公用車や農耕用車両、路線バスなどに使われる。東近江市で始まった廃食油回収協力スタンドは次の通り。

 尾賀亀八日市給油所(八日市清水三)同八日市インター給油所(五智町)西村石油八日市給油所(妙法寺町)フジノ石油八日市SS(東沖野一)同竜王SS(竜王町西横関)八日市瓦斯八日市給油所(東沖野四)花本石油百済寺給油所(百済寺町)滝田石油愛東給油所(上岸本町)前田商店湖東給油所(小八木町)高島石油湖東東給油所(池庄町)伊藤石油湖東ハナノキ給油所(北花沢町)


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東北の伝統こけし

ゆかりの地で紹介

=多彩な10種類 木地師の技=

▲木地師発祥の地で紹介される伝統こけし
(湖東・東近江市)
 東近江市永源寺高野町のeタウンマーケット八風で、東北地方に受け継がれる伝統こけしを紹介する「名工のこけし展」が開かれている。二十五日まで。

 木地師発祥の地・永源寺地域から、全国各地に木地師たちが広がり、東北に住んだ木地師によって「こけし」が生み出されたと言われる。

 主催する同市永源寺支所では、木地師のふるさとを広くアピールしようと、旧町時から作品の収集・展示を行っており、同展では、江戸時代末期以降から東北地方に限ってつくられる「伝統こけし」百四十六点を紹介している。

 こけしには、津軽系(青森県)、南部系(岩手県)、木地山系(秋田県)、鳴子系(宮城県)、蔵王系(山形県)、土湯系(福島県)など十種類の特徴があり、髪型や柄、つくりも独自のデザインがある。

 永源寺支所の担当、西村和恭さんは「親から子へ、師から弟子へと受け継がれた個性と素朴な心、優しさが伝わってきます。それぞれの表情を楽しんでほしい」と話している。

 また、夏の風物詩「風鈴展」も同時開催され、風に揺れる音色が美しい。開館時間は午前十時から午後四時まで。火・水曜日休館。入館無料。問い合わせは永源寺支所 地域振興課(電話0748―27―2181)。


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2町での訓練 これが最後?!

応援協定に基づき蒲生町消防団出動

=消防協会日野支部=

▲両消防団員が整列しての出動報告
(湖東・蒲生町)
 午前六時半、農道の枯れ草焼きから飛び火し、日野町立必佐幼稚園より出火、約百メートル南に離れた工場跡地へ飛び火して延焼―との想定で、消防協会日野支部(支部長=藤澤直広日野町長)が二日、同町立必佐小学校地先で「夏季総合訓練」を実施した。蒲生町消防団と日野町消防団で構成する日野支部だが、蒲生町が来年一月に東近江市への編入合併を控えているため、両消防団としての訓練はこれが最後となる見込み。

 訓練に参加したのは、蒲生町消防団(奥田兼司団長)三十人、日野町消防団(吉澤郁一団長)百十人、日野消防署(野田久三郎署長)四人の総勢約百五十人で、両町首長や地元の県・町議会議員、小御門・内池西・内池東の区長らも駆け付けた。

 乾燥して南西の風が強く県下全域に火災警報が発令されているとの詳細部分まで想定し、地元区長が野焼きの飛び火による幼稚園からの出火を一一九番通報するところから訓練がスタート。

 出動命令を受けた日野町消防団員は、現場到着後、すぐに防火水槽やプール、河川など消防水利を確保し、運動場や道路を全力疾走してホースをつなぎ合わせ放水。しかし、強風にあおられて少し離れた工場跡の建物へ飛び火したため、日野消防署員が噴水のように水が吹き上がる水幕ホース約二十メートルを設置し、消防相互応援協定に基づき急行した蒲生町消防団員も三百メートル近くホースを延長して消火活動にあたった。適格な指示と機敏な動きで、延焼拡大を食い止め、約四十五分後に完全鎮火となった。

 閉会式で、日野消防署の野田署長は「大規模な火災を想定した訓練だったが、情報連絡や消火活動が密で大変スムーズにできており、災害発生時でも適格な活動が展開できると感じた。有事に備えてさらなる訓練を」と講評。また、地元区長を代表して小御門の嶋村康次区長が「訓練を見るのは初めてで、立派な装備と消防団員みなさんのきびきびとした行動に敬意を表する。消防団員の方の力を借りる前に、自分の力が及ぶ範囲で火災を起こさないよう努めることが大切だと思った」と語り、地域住民の生命・財産を守るため精進している消防団員の姿勢が防火意識の高揚を促した。


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会員登録していなくても参加自由!

ドラゴンスポーツクラブ「夏祭り」

=9日 竜王町総合運動公園で=

(湖東・竜王町)
 竜王町の総合型地域スポーツクラブ“ドラゴンスポーツクラブ”(若井幸司クラブマネージャー)は、九日に「夏祭り」を同町総合運動公園で催す。夏祭りイベントは、会員登録していない人でも自由に参加でき、仕事帰りに立ち寄って気軽にスポーツを楽しめる。

 会場では、一チーム五人程度でキャッチャーを置かず野球のミニゲームを行う“チップ大会”(午後四時〜同五時、ドラゴンハット)と、人気が高く受講したくてもできなかった人に朗報の“テニスワンポイントレッスン”(午後六時〜同八時、テニスコート)、ダブルスの一セット勝ち抜き戦で優勝者にざるそば無料券が進呈される“バドミントン大会”(午後六時〜同八時、スポーツセンター体育館)、國松善次県知事も挑戦した同町オリジナルスポーツ“キネット体験”(午後八時〜同九時、スポーツセンター体育館)―の四種目に参加できる。

 参加費は無料で、事前申し込みも不要。チームを組むのに必要な人数が揃わなくても、当日会場で参加者同士でチーム編成するといった対応があり、参加者は運動のできる服装で会場を訪れるだけでいい。テニスやバドミントンのラケットなど道具類の貸し出しも行われる。

 また、牛丼や中華丼、カレー丼、フランクフルトなどを販売する屋台が出店し、仕事帰りもしくは心地よい汗をかいてからの空腹を満たすこともできる。 

 詳しくは、ドラゴンスポーツクラブ事務局(電話0748―58―3101)へ。


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短冊代わりにタラヨウの葉

不思議な葉っぱに願い事

=安土図書館で七夕飾りづくり=

▲葉の裏に刻まれる文字

(湖東・安土町)
 安土町立図書館では、「七夕」に向けて、来館者にも参加してもらって七夕飾りづくりを七日まで実施しているが、願いごとを書く短冊がちょっと変わっている。

 短冊として使うのは、多羅葉(タラヨウ)の葉。近くの沙沙貴神社からタラヨウの木を提供してもらうことができ、葉一枚一枚(縦二十センチ×幅十センチ程度)にそれぞれの夢や願いを刻んで、ササに結んでもらう。

 肉厚の葉の裏に、つまようじなどで字を書くと、次第に文字の部分が濃くなり、文字がハッキリと浮かび上がってくる。緑色の葉が枯れて、茶色に変化しても、文字はそのまま残る。ここから「葉書」という言葉ができたとされるゆえんでもある。実際に、切手を貼れば、郵便葉書として通用する。

 図書館では、この珍しい短冊づくり体験を通して、ただ願いごとを書くだけでなく、自然の不思議や、いにしえの人々の文化、「七夕」文化などに関心をもって欲しいと、願っている。

 同図書館への問い合わせは、(電話0748―46―6479)まで。

 


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