滋賀報知新聞(ニュース)平成17年7月26日(火)第14165号


東近江市 ケーブルネット

事業推進への協議会が発足

社会資本「情報の道」整備
=必要性と加入促進を図る=

▲ケーブルネットワーク推進協の初会合
(湖東・東近江市)
 合併で生じた地域格差の解消に取り組む東近江市は、市民に提供する情報一本化が急務として、二十二日に「ケーブルネットワーク事業推進協議会」を設立し、基盤となる情報の道(光ファイバー)の整備とともに、付加価値を活用したケーブルテレビ(CATV)への加入促進を図ることにした。今後、説明会などを通じて市民理解を得た上で、十八年秋ごろの開局を目指す。

 協議会は、自治会や商工農、教育、文化、老人クラブ、女性会、金融機関など各種団体長ら三十八人で構成され、光ファイバーの整備とケーブルテレビ導入を一体的に取り組む「ケーブルネット事業」の推進を図る目的で設立された。

 初会合では、同市情報推進室の担当職員から、製作のPRビデオやパンフレットを参考に、事業概要や必要性について説明を受けた後、会長に山形實・自治連合会長を選出し、副会長には川瀬重雄・愛東商工会会長、中嶋あや子・女性会会長の二人が就任した。

 山形会長は「事業推進には自治会の役割が重要になってくる。皆さんと共に取り組み重責を果たしたい」と協力を求めた。中村功一市長は「情報の地域格差解消には、まちの情報を互いに共有することが大切。ケーブルテレビ計画は情報先進都市を目指したもので、安心・安全のためにも一〇〇%の加入が望ましい」との意向を示した。

 今後は、自治会や各種団体などで説明会を開き、出された意見や要望を検討する会合を持つほか、情報の道のさらなる活用方策、CATVへの加入促進などに取り組む。

 ケーブルネットワーク事業は、情報化時代への対応や市の情報一本化、各地区の情報格差是正、難視聴地域の解消など、合併時の課題や地域の課題を総合的に解決する有効な手段として計画された。

 将来まちづくりの基盤となる「地域情報ネットワーク(情報の道)の整備」と、このケーブルを利用して各家庭に行政や地域の情報、テレビ番組を届ける「ケーブルテレビ(CATV)事業」を一体的に取り組む。

 市役所など公共施設と各家庭をつなぐ光ファイバー回線を市内にはり巡らし、水道や下水道、道路と同じように生活に欠かせない基盤整備を行う。多様化する市民情報サービスに対応するだけでなく、近い将来には福祉や医療にも役立てるという。

 さらに、この情報の道を使ったケーブルテレビは、多チャンネルのテレビ放送のほか、行政広報や議会中継、地域の話題、文字情報、お天気など自主放送番組を提供し、全市・地区・学区・自治会に分けての音声告知放送も行う。また、市内加入者間で無料となるIP電話、使い放題の高速インターネットのサービスも受けられる。

 十八年秋ごろの開局を目指し、センターや送受信設備、伝送路(幹線、引き込み線)が設けられ、告知端末機も取り付けられる。概算事業費は、合併特例債を活用し約五十二億円を見込んでいる。

 八月から加入申込の受け付けを開始するが、十八年三月末までの加入推進期間に加入すると、加入料金(三万円)と引き込み工事代金(三万五千円)が無料になる。


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ドラゴン3大会

ラストを飾る親善大会

=来年も「この湖面で」=

▲太鼓の音に合わせ、パドルを漕ぐ選手たち
(湖東・能登川町)
 ドラゴン三大会と、能登川町主催としてのラストを飾る「第十三回ドラゴンカヌー親善大会」が二十四日、能登川水車とカヌーランドで行われ、優勝に輝いたつばさチーム(豊郷町)が、「女性の部」の大会新記録を生んだ。

 親善大会は、競技を通じて各地の住民が出合い・ふれあい・語り合う交流イベント「ドラゴンカヌー三大大会」(町民大会、ヤングフェスティバル、親善大会)を締めくくる大会で、今年は、主催する同町が来年一月一日に合併するため、十三年続いた町イベントのラストとなった。合併後は、東近江市での開催が話し合われている。

81チーム白熱の戦い
「女性の部」で大会新記録


 朝七時、出場の八十一チームが続々と来場し、湖面に設けられた競技コース(三百メートル)を確認しながらイメージトレーニングを始めた。

 今年は、高校生チームや平均年齢五十九歳というパワー溢れる女性チーム、町職員と若手議員がタッグを組んだチームのほか、新・東近江市をPRする合併協議会事務局チームなどが参加し、宇賀武町長の「みなさんの熱い思いで今日まで続いたドラゴンカヌー、来年の夏も、東近江市のイベントとして開かれることを強く祈念する」との開会あいさつに大きな拍手をもって期待した。

 選手たちはさっそくドラゴンに乗船し、往復三百メートルの六コースに分かれてスタンバイ。レディー“ゴー”の合図とともに湖面を滑走し、難関のUターンで迫力のシーンを見せた。
 競技の結果、脅威的なスピードを誇った高校生・つばさチーム(豊郷町)が、歴代の最高タイムを四秒塗り替え、「女性の部」の大会新記録を生んだ。大会結果は次の通り。

 【一般の部
 優勝=2分17秒=日進龍進会(京都府京丹後市)▽準優勝=2分20秒=長浜北斗(豊郷町)▽3位=2分23秒=ブライアン(能登川町)▽4位=2分24秒=サンファミリー(長浜市)▽5位=2分26秒=ラー・大ボート部OB(豊郷町)▽6位=2分29秒=ドリームチェイサーA(大津市)

 【女性の部
 優勝=2分30秒=つばさ(豊郷町)▽準優勝=2分37秒=スピリッツクラブ(大津市)▽3位=2分44秒=みずき(竜王町)

 【特別賞
 会場をもりあげたで賞=オレンジ電子レンジ★(能登川町)▽のんびりしてたで賞=あじさい(東近江市)▽おもしろかったで賞=アヒル(近江八幡市)▽つかれたで賞=レカロ トップガン(蒲生町)▽帰ってゆっくりやすみま賞=こいさんず(大阪市中央区)▽また来ま賞=鉄くず(湖北町)

 【皆勤賞
 能登川町商工会(能登川町)▽竜王ポパイ(竜王町)▽どすこいパワーズ(京都市伏見区)


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防犯へ地域住民パワー

更生保護大会

犯罪抑止への取り組み紹介
=社明運動標語・作文表彰も=

▲事例発表を行う平成見廻り隊の村田隊長
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡保護区保護司会近江八幡地区会と近江八幡市、安土町、竜王町はこのほど、第七回目となる「2005更正保護大会」を近江八幡市総合福祉センターひまわり館で開いた。

 大会は、第五十五回社会を明るくする運動強調月間および青少年の非行問題に取り組む滋賀県強調月間の一環として、重点目標「地域活動の推進による少年の非行防止と更生の援助」、統一標語「ふれあいと対話が築く明るい社会」を掲げ、「少年の犯罪予防活動について〜地域の犯罪予防の取り組み〜」をテーマに、保護司、更生保護女性会、民生児童委員、少年補導委員、PTA役員、青少年健全育成市・町民会議役員、自治会役員、川端五兵衞近江八幡市長、津村孝司安土町長、山口喜代治竜王町長ら約百五十人が参加した。

 地域の犯罪と予防活動についての講演では、福永正行近江八幡署生活安全課長から県内トップレベルの自主防犯活動による犯罪発生件数の減少の成果と活動の拡大、施錠などの防犯診断の徹底・自主防犯活動など地域活動の活性化など、また、山本善文近江八幡安土竜王少年センター所長から少年補導委員会の活動内容について、それぞれ報告が行われ、参加者は犯罪防止への意識を高めた。

 事例発表では、近江八幡駅・桐原駅周辺での防犯ボランティア活動で成果をあげている平成防犯見廻り隊の村田裕彦隊長と、竜王町の美松台自治会安全連絡会の大内義則会長が、それぞれの活動を紹介した。

 赤いTシャツと緑のベレー帽で登場した村田氏は、活動の目的はコミュニティづくりであるとして、見て見ぬふりをしない、ゴミを拾うなどの環境づくり、無理をしないなど活動状況と、将来的には市や八幡署の支援を受けない自主運営にしたい意向を示した。

 大内氏は、振興住宅団地で昼間に人が少なくなることから、昼間防犯パトロールの徹底、県などの補助でミニパトカーを購入、青色パトライトも取り付け、幼稚園や小学校の登下校園時のパトロールなど実施、地域でパトロールしている姿を見せること・清掃美化活動・街灯設置などによる犯罪抑止、声かけによる不審者対策など、取り組みを紹介した。

 また、「社会を明るくする運動」作文と標語の表彰式も行われた。一般を対象にの標語には三十五人、九十三点の応募があり、五人が入選、小中学生を対象に募集した作文には、小学生百三十七点、中学生二十四点の応募があり、それぞれ一位から三位までが発表され、岳寿幸会長から表彰状と記念品が贈られた。なお、今回は、最優秀賞の該当作品はなかった。表彰者は、次のみなさん。敬称略。

標語】入選
▽「がんばれと 後押す激に 愛を添え」伊崎一男(鷹飼町)▽「非行絶つ 明るい環境 街ぐるみ」南益子(浅小井町)▽「すこやかに どの子もみんなで そだて愛」南安都子(浅小井町)▽「どうしたの ふだんと違う 子のしぐさ」澤井美代子(小船木町)▽「叱るより 愛添え励まし 導こう」伊崎ふき(鷹飼町)

作文
小学生の部 一位 「あたたかい心がふくらむ読み聞かせ」木村萌(竜王西五年)▽二位 「私のおじいちゃん」奥村彩夏(八幡六年)▽三位 「自分が最大にがんばれるために」藤井昭夫(八幡六年)
中学生の部 一位 「特殊な力をもつもの」内山真奈(近江兄弟社三年)▽二位 「私が考えたこと」小野まど香(八幡東二年)▽三位 「犯罪や非行のない明るい社会を築くために思うこと」中谷陵(八幡東二年)


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世界・全国での健闘祈り

39選手を市長らが激励

=近江八幡市 高校・大学生=

▲選手たちの健闘を祈った激励会
(湖東・近江八幡市)
 国際大会や全国大会に近江八幡市から出場する高校・大学生選手の激励会がこのほど市役所で行われ、川端五兵衞市長らが健闘を祈った。

 玄関ロビーに集まった三十九人の選手に、「持てる力を最大限に発揮してください、また、親交も大切に」と激励。レスリングの横山大士選手は、「海外の選手にどれだけ力が通用するか試したい」と闘志を見せた。健闘が期待される選手は次のみなさん。敬称略。

【全国高校総体】八月一―二十日(千葉県)
◯陸上 ハンマー投げ 小西隆市(八幡)
◯卓球 ▽団体女子 八幡商業(林なつみ・野洲杏佳・田中由美・吉川由季乃) ▽個人女子 梅原数絵(八幡)
◯バレーボール ▽女子 近江兄弟社 ▽男子 近江高校(深尾健・西田真人・深尾匠・佐野良太)
◯剣道 男子団体 廣田岩将(草津東)
◯柔道 男子個人 岡田浩弥(比叡山)山本隼哉太(瀬田工業) ▽女子個人 井上亜美(瀬田工業)
◯ボート 女子ダブルスカル 八幡商業
◯レスリング 男子 ▽団体・個人 横山大士(栗東) ▽個人 前田一樹(八幡工業)
◯カヌー 山森智也・三谷大樹(八幡商業)

【アジア・カデット選手権】七月二十八―三十日(茨城県)
◯レスリング 横山大士(栗東高校)

【ユニバーシアード夏季大会】八月十一―二十一日(トルコ)
◯レスリング 甲斐友梨(中京大)


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建設業で4人が死亡

労災事故の上半期まとめ

休業4日以上のけが人減る
=東近江管内では大幅に増加=

(全 県)
 滋賀県下における建設業の労働災害事故で、今年一―六月の間に発生した死亡災害が四件と激増している。休業四日以上の労働災害では八十五件にとどまったが、事故の形態でも依然として従来の墜落・転落が多発していることが滋賀労働局のまとめで分かった。

 六月末時点で県下で発生した労災事故全体は六百十一件で、昨年同期に比べ十五件(二・四%)減少し、死者も十三人から七人に半減している。建設業においても十六件(一五・八%)の減少となったが、全産業に占める割合は一四%弱を示し、死者数では全体の六割近くを占めた。

 このうち、「墜落・転落」が二十八件と三三%を占め、次いで「飛来・落下」の十二件、「転倒」と「はさまれ・巻き込まれ」が各九件だった。しかし、死亡災害については、昨年同期(一人)に比べ四人と大幅増を示している。

 また、製造業における労働災害は二百十五件で、昨年同期比で十九件(八・一%)減少したが。全産業の四割弱を占め多発業種に変わりはない。全体で七件発生した死亡災害では、昨年(五人)を大幅に下回る一人の犠牲にとどまった。

 形態別では、三割以上を占める「挟まれ巻き込まれ」が七十六件、次いで「転倒」「墜落・転落」(各二十四件)、「切れ・こすれ」(二十三件)、「飛来・落下」(十六件)、「無理な動作」(十三件)の順。

 一方、東近江労働基準監督署管内では、製造業での発生件数は前年同様の八十六件で死者がなかった反面、建設業と貨物運送業で多発している。建設が七件増の三十五件、運送は十一件増の三十件となった。死者は建設業の一人にとどまった。

 事故原因は、いずれも「墜落・転落」「転倒」「はさまれ・巻き込まれ」「飛来・落下」「交通事故」などが多い。建設業での労働災害が後を絶たないことから、滋賀労基局は今後、安全衛生管理体制の見直しや工事現場の安全パトロールの実施などを事業者に求めていくことにしている。

 


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