滋賀報知新聞(ニュース)平成17年8月2日(火)第14171号


常徳市から行政研修生

=日本語教師の楊さん来市=

▲本社を訪れ、常徳市の訪問経験がある冨田社長と歓談する楊さん(中央)
(湖東・東近江市)
 東近江市の友好都市・中国湖南省常徳市の行政研修生・楊麗華さん(26・女性)が二十九日に来市。一日には滋賀報知新聞社を訪れた。

 行政研修生の受け入れは、両市の友好関係を深めていくための橋渡し役となる人材の育成を目的に旧八日市市が友好都市を締結した九四年の翌年から始まり、今回で十一人目となる。

 来市した楊さんは、湖南省の師範大学を卒業した秀才で現在は、常徳市にある湖南文理学院(大学)の外国語学部で日本語教師を務めている。

 東近江市との友好都市協定調印式出席のため、常徳市を訪問していた友好親善使節団の帰国と一緒に初めて来日した。

 冨田正敏社長から「頑張ってください」との激励に対し「日本語を勉強し、日本文化や東近江市のいろいろなことを学びたい」ときれいな日本語で応えた。また「街が発展していてきれい、歩いている人が少ないですね」と第一印象も話した。

 楊さんは、しばらく企画課に席を置いた後、教委の学校教育課に配属され、一日二時間週三回のペースで計五十時間の日本語の勉強と教育行政の研修を受ける。また、その間、市民交流を通して常徳市と東近江市の相互理解に務める。滞在は来年一月二十七日まで。


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平和の大切さ後世に

遺族会永源寺支部

=忠霊塔を巡拝=

▲白菊をささげ、戦没者の冥福と平和を祈念する遺族ら
(湖東・東近江市)
 東近江市遺族会永源寺支部(奥居清一郎会長、会員三百二十六人)はこのほど、戦争の犠牲となった旧永源寺町内の戦没者三百九十八人を供養し、恒久平和と命の尊重を祈る忠霊塔巡拝を行った。

 今年は、戦後六十年の節目の年であり、改めて命の尊さと平和の大切さを思う認識と平和運動が展開されている。しかし、戦争を知らない世代が国民の過半数を数え、命の重みを感じる心の薄れから、次世代を中心に凶悪な事件が多発している。

 同遺族会では、肉親を失い苦難の道のりを乗り越えてきた遺族こそ、真の平和を追求する行動が残された使命とし、平和祈願リレーや遺骨収集写真展などを通して、今ある平和の礎には幾多の犠牲があった事実を伝えている。特に、東近江市内に建設が決まった「滋賀県平和祈念会館(仮称)」の事業促進に向けては、県の特別委員会を設けて取り組みを進めている。

 この日の忠霊塔巡拝では、二度と戦争遺族をつくってはならない―の思いから、遺族をはじめ川戸善男永源寺支所長、吉崎宗太郎東近江市遺族会長、深尾浄信社会福祉協議会局長、英霊に答える会有志の小西勝次郎氏が参列。

 戦友でもある小西氏らは「二度と悲しい想いを繰り返してはならない、命の尊さ平和の大切さを次の世代に正しく語り継いでいきたい、それが私たちの責務です」と、国内をはじめ、満州・ボルネオ・レイテ島・バナウェイなど、他国で亡くなっていった三百九十八人の御霊に語りかけ、地域内二十三基の塔に白菊を供花していった。


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災害時の救援活動約束

蒲生町あかね建設工業会

=土木資材・労力を生かす=

▲応援に関する協定書に捺印する山中町長(左)と加藤会長(蒲生町役場町長室で)
(湖東・蒲生町)
 蒲生町は先月二十八日、蒲生町あかね建設工業会(加藤清和会長、十一社)と「災害時における応急救援活動への応援に関する協定」を結んだ。

 これは、災害対策基本法に基づき、地震や風水害などの災害発生時に、迅速かつ円滑な応急救援活動を実施するのが狙い。 同町では、これまでに東近江地域の市町間で「災害応援協定」を締結しているが、町単独で町内企業に応援を求める協定を結ぶのは初めて。

 具体的には、公共施設の応急復旧や人命救助、応急仮設住宅建設、被災住宅の応急修理など、災害時にあかね建設工業会が有する土木資材・労力が必要な場合に、同町が協力要請を行う。

 同町役場町長室で開かれた締結式で、山中壽勇町長は「万が一のときには協力をよろしくお願いします」と語りながら、同工業会の加藤会長とともに協定書に署名捺印した。

 この協定の有効期間は、平成十八年三月三十一日まで。


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日野町の戦後60年事業

戦争体験伝え平和訴える

=20日にシンポ・展示企画=

▲日野町林業センターで開かれた戦後60年事業実行委員会の第3回会合
(湖東・日野町)
 太平洋戦争が終結してから六十年。節目となる今年、戦争体験や平和の尊さを次代に伝え、戦争のない平和な社会を構築しようと、日野町民で構成する「戦後六十年事業実行委員会」(野澤茂夫委員長)が会合を重ね、さまざまな企画を練っている。

 戦後六十年事業実行委員会は、シンポジウム・展示・語り部・記念誌―の四部会に分かれている。中心的な事業は、二十日に実施される予定で、「戦争は二度と繰り返さない」という思いを住民と共有するための催しを計画している。

 具体的には、シンポジウム部会が“戦争と平和のシンポジウム”、展示部会が“戦争の記憶展”と題して町民から寄せられた戦時中の暮らしぶりなどが分かる資料を公開し、語り部会が“戦争体験を語り伝えるつどい”で戦争体験者の生の声を伝える。記念誌部会は、同事業の取り組み過程も含めて記念誌“戦後六十年”を発行する。

 このほか、関連事業として、二日から近江日野商人館で「日野と太平洋戦争展」、二十日にわたむきホール虹で「戦没者追悼式」、反核平和のつどい実行委員会が九日に「反核平和のつどい」、近江日野ささえ愛支援が二十、二十一日の二日間にわたり「おはなしサロン」を催す。

 問い合わせは、戦後六十年事業実行委員会事務局・役場総務課秘書広報担当(電話0748―52―6550)まで。


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あなたの手でヴォーリズ再生

八商ファサードタイル改修

官民協働のプロジェクト
=4回シリーズで参加者募集=

▲今回タイルの改修工事が行われるヴォーリズ設計の八幡商業高校本館
(湖東・近江八幡市)
 県立八幡商業の正面玄関を飾るタイルの張り替え工事が行われることになり、県建築課ではウィリアム・メレル・ボーリズ設計の貴重な建物の修復を、地元や関心を持つ人たちと一緒に進め、ヴォーリズを偲び、公共建築を考えようという八幡商業高校ファサードタイル再生プロジェクト「ヴォーリズ再生“起承転結〜”」を立ち上げ、現在、八月二十一日に実施する第一回見学会の参加者を募集している。

 同校本館は昭和十三年九月竣工の建物。ファサードタイルはその歴史を刻み、色あせやしみもそれなりに味わいをだしているものの、一部にはく離も見られるようになり、今回、調査と改修を行うことになった。

 伝統ある同校だけに、地元や卒業生をはじめ、ヴォーリズ建築ファンや研究者など、思い入れのある人も多く、修復工事を行うにあたってはNPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会との協働で進めることにし、一般参加者の意見なども参考にすることにした。

 プロジェクトは、「起」「承」「転」「結」の四回シリーズで行い、タイル見学、新タイル選択、タイル施工体験などを実施する。参加者は、各シリーズごとに募集する。

 八月二十一日午後一時からの第一回「起 思い出に残そう最後のヴォーリズ〜学ぼう!ヴォーリズのこころ〜」は、三十分刻みで五班に分けてファサードタイルを含め校舎内部を見学するほか、設計図面公開、パネル展示、見本タイル掲示などが行われる。

 参加希望者は、往復はがき往信用裏面に「第1回見学会参加希望」、希望班(第三希望まで 一班・13時、二班・13時半、三班・14時、四班・14時半、五班・15時)、住所、氏名、電話番号を、返信用表面に参加者の住所と氏名を記入し、〒523―0862近江八幡市仲屋町中八 NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会へ。締め切りは八月八日必着。

 第二回「承 触れて選んでヴォーリズのタイル」は九月十九日に実施。庇(ひさし)に登ってタイルに触れ、新調するタイルについてのアンケートなどを行う。

 第三回「転 貼ってみようヴォーリズのタイル」は十一月上旬に予定。記念タイルへのサインや職人さんに手伝ってもらいながら、同校生徒と一緒に新タイルを貼る。

 第四回「結 較べてみよう新旧ヴォーリズ」は十二月中旬実施予定。改修工事の結果を報告し、蘇ったヴォーリズ建築を較べてみる。
 見学会参加に関する問い合わせは一粒の会(0748―33―6521)、プロジェクト関係は県建築課(077―528―4253)まで。

 


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