滋賀報知新聞(ニュース)平成17年8月5日(金)第14174号


死亡事故 管内10人目の犠牲

東近江署が抑止対策会議

=4市町・2協会と連携強化=

(湖東・東近江市)東近江警察署では、六月末からの一カ月間に四件の交通死亡事故が発生し、五人の尊い命が失われたことを受け、管内一市三町と関係団体を集めた『交通死亡事故抑止対策会議』を開き、事故防止に向けた各団体の具体的施策を協議した。

 七月二十八日現在の県内の交通事故件数は五千六百五十件で、亡くなった人は六十二人となっている。このうち、署管内では八件、十人(五人増)が亡くなるなど高い発生率を示し、最低目標とする事故死者十三人以下にまで、あと三人に追い込まれている。

 特に、六月二十二日〜七月十九日の一カ月間で四件、五人の死亡事故が発生。場所は、東近江市北花沢町の県道、同市下二俣町の県道、能登川町神郷の県道、政所町の国道421号上で、二輪車が関わる事故が三件発生し、いずれも二輪車を運転していた高齢者が死亡。また、出会頭事故が六割強を占め、一時不停止や左右安全不確認、速度超過が原因となっている。

 この事態をくい止めようと、東近江地区交通安全協会や安全運転管理者協会の役員のほか、県と署管内の東近江市・能登川町・秦荘町・愛知川町の職員ら約二十人が出席し、事故抑止の具体的施策を検討。会議前には、事故発生現場の視察も行った。

 開会あいさつで、吉倉義行署長は「愛する者を失い、気も狂わんばかりに泣く妻や、手を握って慰める幼子など、この目で幾度となく見てきた悲しい光景を一件でも減らしたい。我々警察と地域の関係機関が力を合わせれば、必ず良い結果が出るはずだ。事故の芽を摘み取り、なんとしても犠牲者ゼロへ取り組もう」と呼びかけ、署としては、大事故に直結するスピード違反・信号無視を主に取り締まり強化を図るほか、啓発旗を一新した「桃太郎旗(緊急対策実施中との表記)」作戦を展開していく。

 交通安全協会と安全運転管理者協会では、お盆までに大規模な街頭啓発を実施するほか、昼間前照灯点灯運動の徹底、高齢者への安全教育、各企業オーナー会議などの方針を打ち出した。

 自治体の取り組みでは、東近江市は有線・広報・ケーブルテレビを活用した啓発運動と看板、信号設置。能登川町は関係団体と連携した抑止運動をはじめ、路面表示やカーブミラー等のパトロール点検。秦荘町、愛知川町も啓発運動をはじめ、標識などの環境整備を図りたいとしている。


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日本の原風景がよみがえる!

身近にこんな自然があるとは

星空観察やかいどり大作戦
=蒲生町で開催=

▲自作の望遠鏡をのぞき込む子どもたち(蒲生町あかね文化センターで)
(湖東・蒲生町)
 待ちに待った夏休み―。蒲生町で先月三十、三十一日、「ドリームハウス&星空観察」(約七十五人参加)と「かいどり大作戦」(約二百五十人参加)が繰り広げられ、子どもたちが体験活動を通して同町の豊かな自然に触れた。

 この催しは、NPO法人蒲生野考現倶楽部と蒲生マックスクラブの主催。例年と違って、体験プログラムをまとめた「しがこども体験学校」(県政策調整部青少年室作成)が、夏休み前に県内の小学三年生以上に配布されたこともあり、町外からの参加者が目立った。

 先月三十日は、まず、星空観察のための“望遠鏡づくり”が同町あかね文化センターで開かれ、あかね古墳公園へ移動後、県建築士会青年部有志が考案した“ドリームハウスづくり”に挑戦した。ベニヤ板を組み合わせながらドーム型のハウスを作り、夕方からライトアップされたハウス前で琴の調べに酔いしれ、さらに自作の望遠鏡で星や月のクレーターを心行くまで眺めた。

▲佐久良川に入って魚をつかむ参加者ら
 今回初の試みでドリームハウスに宿泊する家族もあり、午前四時頃に朝焼けを目の当りにして「別の土地に来たみたい」と身近な地域の魅力を再発見していた。

 翌三十一日に同町役場横佐久良川で開かれた「かいどり大作戦」では、子どもたちが川の中で網を片手に魚を追い掛け「お母さん二匹つかんだよ」や「ザリガニがいた」といった弾んだ声が響き渡り、日本の原風景が広がった。

 琵琶湖固有種のヨシノボリやドンコのほか、巨大なウシガエルに愛らしいカメも見つかり、子どもたちを見守るお母さんたちは「家で飼うって言ったらどうしよう」と漏らしていた。このほか、パックテストや外来魚の解剖も行われた。

 大津市から参加した花田吉明・恵理子さん夫妻は、娘の夕貴ちゃん(8)と美穂ちゃん(5)とともにドリームハウスに宿泊。自然が大好きでキャンプにもよく行くという一家は、「蒲生町には素晴らしい自然が身近にあって北海道を思わせる雰囲気がある。また来たい」とすっかりとりこになり、夏休みの思い出の一ページに感動を刻み込んでいた。


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お父さんと台所に

ぼくの方が上手だよ!

=蒲生町で料理教室=

▲見事な包丁さばきでピーマンを切る小学生
(湖東・蒲生町)
 お母さんの仕事と決めつけず家族で協力するきっかけにと、料理教室「お父さん・おじいちゃんと作ろう」(蒲生町主催)が先月三十日、蒲生町あかね文化センター調理実習室で開かれ、町内在住の小学生親子六組と男性三人の計十六人が参加して料理の腕を上げた。

 調理に入る前に、高田しげ子栄養士が、特に男性・高齢者を対象とした食生活に関する基礎知識を説き、子どもたちには食後の胃が空っぽになったところでおやつを取るように促した。

 また、「お母さんだけでなく、お父さんと協力すれば、三分の一の時間で料理が用意できる。お腹がへったからとおやつに手を伸ばすのではなく、早く食べられるようにお手伝いをしてほしい」と栄養面も考え呼び掛けた。

 同町の健康推進員約十人が助っ人として駆け付け、四班に分かれていよいよ調理へ。ちびっこ料理人たちは、手を猫のように丸めて包丁で野菜を慎重に切り分け、お父さんたちも子どもたちの器用さに負けじと料理にのめり込んでいった。健康推進員から包丁さばきが「うまい」と太鼓判を押された小学生の男の子は、「料理するのは好き。でも毎日になるとつらいかも」と語り、苦労を知りお手伝いの大切さを実感していた。

 参加者は、「豚肉の梅肉しょうゆかけ」と「ピーマンのシャキッと炒め」、「ゆでなす田楽」、「わかめとじゃこのまぜごはん」、「にんじん白玉」のできたて五品を味わった後、後片付けもしっかりと行った。


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英霊に恒久平和誓う

平和祈念安土町戦没者追悼式典

夫亡き妻に感謝のメダルと色紙
=小泉首相の靖国公式参拝を要望=

▲戦没者の慰霊と恒久平和を願った式典
(湖東・安土町)
 「平和祈念安土町戦没者追悼式典」が先月三十日に町公民館で開かれ、同町遺族会会員や関係者約百人が、先の大戦で亡くなられた人々の霊を慰め、恒久平和を願った。今年はとくに戦後六十年でもあることから、記念として「夫のいない妻に感謝のつどい」も併せて行われた。
 出席者を代表して津村孝司町長により英霊三百十五柱の御霊が祭壇に納められ、全員で国歌斉唱と黙とうを捧げた。

 水谷一夫会長はあいさつで、「私たちは、厳しく苦しい日々の中で、お互いに手を取り合い、助け合い、励ましあって努力を重ねてきました。平和であってほしい願いもむなしく、テロや戦争が起っている。日本国民が経験した戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和の大切さを、私たちが継承してこそ御霊にこたえる唯一の道であろうと思います。遺骨収拾の実施、平和祈念館(仮称)の早期実現などとともに、総理の靖国神社への堂々参拝こそが、英霊の願い」と、戦後六十年、遺族の高齢化、靖国への思いを語った。

 ステージの祭壇前では、琴と尺八の演奏の中、お茶と生け花が披露され、祭壇に奉納して霊を慰めた。

 来賓として出席した津村町長、大林輝雄町議長、保智武雄町社協会長、杼木捨蔵県議が、「今日の繁栄は、尊い犠牲の上に培われたものと肝に命じ、再び悲しい歴史をくり返さないことを改めて決意する。戦争の悲惨さ、平和の尊さを次世代に伝え、みんなが安心して暮らせる町づくりに努力する」など、追悼の言葉を捧げ、国松善次知事や県選出国会議員からのメッセージが紹介された。

 追想のことばでは、婦人部代表の水原千代さんが夫を亡くしてからの苦労を振り返りながら「もう戦争はこりごり」と、また、遺児代表の深尾新治さんが、出征の日の父の思い出とその後の生活、終戦の日に北朝鮮で亡くなった悔しい思い、遺骨が眠ったままの北朝鮮と早く国交正常化への願いを、それぞれ述べた。

 献花に続き、「夫のいない妻に感謝のつどい」では、平和の尊さと戦争の悲惨さの語り部として長年の努力に感謝して、十五人の女性に、津村町長から「平和の礎」と刻まれたメダルが一人ひとりの首に掛けられ、国松知事の筆による「強くきびしくやさしかった母 おかげで今がある ありがとう」の色紙が杼木県議から手渡された。

 十五人を代表して副会長で婦人部長の井上あやさんが謝辞で、「子どもを抱えて戦後を過ごし、皆様に支えられ、今、子や孫に囲まれ幸せな日々を過ごしております。きょうの日を忘れることなく、主人の分まで長生きします」と、喜びを語った。

 最後に、同町遺族会から津村町長に、小泉純一郎総理の靖国神社への公式参拝実現を求める要望書を託した。


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第2次ブームの波に乗せて

ウクレレの魅力を紹介

=6日から 滋賀新堀ギター音楽院=

▲7日にはファミリーアンサンブルのコンサートも開かれる
(湖東・近江八幡市)
 滋賀新堀ギター音楽院(近江八幡市中小森町)は、「第一回ウクレレフェアin近江八幡」を六日から八日まで同音楽院で開催する。入場無料。

 常夏の国ハワイの青い空と青い海を思い浮かばせてくれる、明るくやさしいウクレレのメロディー。その卓越した演奏テクニックでフォンを魅了するジェイク・シマブクロさんの登場など、第二次ハワイアンブームの波が、今、日本にも押し寄せている。また、戦後すぐから六十年代にかけての第一次ブーム世代にとっては、思い出とともに懐かしい旋律をよみがえらせている。

 今回のフェアでは、小さくてかわいいウクレレを見て、触って、弾いて、その魅力を感じてもらおうと、大きさや形の違う約二十台のウクレレを展示。また、手にとって音を出し、その音色を確かめることもできる。七日には、ファミリーアンサンブルのコンサートも、随時、開く予定。希望者には、ウクレレの販売も行う。

 小山清院長は、「これだけのウクレレが集まるのは県下では初めてでしょう。きっとウクレレの楽しさを感じてもらえると思います」と、来場を呼びかけている。

 六日は午後一時開場、八日は午後四時まで。問い合わせは、同音楽院(0748―33―8335)まで。

 


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