滋賀報知新聞(ニュース)平成17年8月29日(月)


東近江ミュージックフェス

八日市文芸会館で開催

地域の音楽学生ら8人が出演
=ゲストにフルートの吉岡さん=

(湖東・東近江市)
 東近江市音楽協会(上田友久会長)は、二十八日午後一時半から「第八回東近江ミュージックフェスティバル」(東近江市、市教育委員会、滋賀報知新聞社後援)を八日市文化芸術会館で開催した。

 東近江地域には音楽学生だけでなく、大学などを卒業し社会人になってからも演奏活動に意欲を燃やす人が多く、将来を嘱望される音楽家に発表の場を提供し、東近江の音楽文化の資質向上を目的に、演奏会は企画されている。入場料五百円。

 サブタイトル「東近江の明日を担う若き演奏者による音楽会」のミュージックフェスには、独唱やピアノ、フルートなどを本格的に学ぶ八人が出演し、地域の音楽文化の発展を目指して、素晴らしい演奏を聴かせた。

 このほか会場には、特別ゲストに彦根東高出身で平和堂財団の助成を受けフランスへの留学経験を持つフルート奏者の吉岡由美さん、ピアノ伴奏に光永秀子さんを迎え、フルートとピアノの素晴らしいプロの音色を披露。

 吉岡さんと光永さんは昨年、しがぎん経済文化センター創立二十周年記念「KEIBUNガラコンサート」で共演している。吉岡さんは小牧市交響楽団フルート奏者として活躍し、光永さんはチェンバロ奏者としての活動にも取り組んでいる。他の出演者は次のみなさん。

 【ピアノ独奏】灰谷亜由美(鶯谷高校音楽科)今津亜紀(大阪音楽大学短期卒業)鳰沙織(大垣女子短期大学卒業)河村紘美(名古屋音楽大学卒業)灰谷美音子(東京音楽大学卒業)

 【独唱】岡田真由子(石山高校音楽科)伴奏・高井真理子(日野中学校)藤谷純子(京都女子大学卒業)伴奏・加藤祥子(同志社女子大学)

 【フルート独奏】岡本彩(大阪音楽大学卒業)伴奏・木村貴代子(大阪音楽大学短期)


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いざの時のAED設置

電気ショックで心肺蘇生

=八日市保健所にも1台=

▲八日市保健所の玄関入口に設置されたAED
(湖東・東近江市)
 事故や病気で心肺停止に陥った人の心臓に電気ショックを施して救命するAED装置(自動体外除細動器)が、県八日市保健所に設置された。

 昨年六月に、特別な資格が必要なくてもAED装置が操作できるようになったのを受けて、現在、各消防本部が中心となって県と市の職員や消防団員などを対象にした取り扱い方の講習会を各地で開催している。これにより、いざという時に操作できる人が増えることが期待されることから県が、各公共施設に先駆けて県内各保健所に設置した。

 八日市保健所に設置されたAED装置は、ドイツ製(一台十四万七千円)で、心肺が停止した人の胸部に電極を取り付けて操作を始めると、電気ショックが必要かどうかを自動的に判断し、必要な場合は、その操作方法を音声で伝える仕組み。装置は、専用の保管ボックスに収めて正面玄関入り口に常設し、むやみに持ち出すと警報ベルが鳴るようになっている。

 AEDは、これまで医者や救急救命士などの専門職に限定して使用が認められていたが、いち早く心肺蘇生を実施することで救命率が高まることから、先進国ではパトカー、飛行機、スポーツ施設などに備えられている。日本でも人が集まる場所などを中心に設置の取り組みが広がっている。

 各保健所には、ダミー人形とセットになった訓練用AEDも配置して一般の人を対象に実際の扱い方を習得してもらうための講習会を予定しているほか、貸し出しも行うことにしている。


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県消防操法訓練大会

入賞の2分団が報告会

=市消防団・御園と湖東地区=

(湖東・東近江市)
 県消防学校(能登川町神郷)で開催された「第四十回滋賀県消防操法訓練大会」において、東近江市を代表して小型動力ポンプの部に出場した第六方面隊(湖東地区)が準優勝、ポンプ車の部に出場した第一方面隊第二分団(御園地区)が六位入賞を果たし、このほど、市役所三階議会応接室で結果報告会が開かれた。

 同大会は、消防団員の操法技術の練磨と、非常事態に際した機敏かつ的確な行動能力を養うことを目的に毎年開かれているもので、東近江市消防団からは、「ポンプ車の部」(全出場数十九)に第一方面隊第二分団(御園地区)、「小型動力ポンプの部」(全出場数十六)に、同隊第五分団(中野地区)、第三方面隊第九分団(永源寺地区)、第六方面隊(湖東地区)の四分団が出場し、日ごろの訓練の成果を発揮した。

 報告会には、消防団幹部と入賞した二分団の出場選手が出席。市消防団の宇川恵三団長に続き、二分団長から結果報告が行われた。

 これを受け、中村功一市長は「新しい東近江市の輝かしい歴史の一ページを、みなさんが作っていただいたことは大変うれしいことです」と労をねぎらい、今後の活躍に期待を込めた。

 入賞した選手は次のみなさん(敬称略)。
 《第六方面隊》廣田実克、廣田利治、田中宏朗、平居雄三
 《第二分団》若林隆司、西村隆行、西野英樹、西川健、仲谷朋視


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共通語は「おーい」

鋳物師集落で牛放牧

=農村環境保全に助っ人=

▲ため池周辺と遊休農地の保全・再生のため登場したヨドギミとリカコ(蒲生町鋳物師地区で)
(湖東・蒲生町)
 蒲生町鋳物師地区(嶋村慎一区長)が管理する農業用ため池とその周辺の遊休農地に二十四日、県畜産技術振興センターから借り受けた“ヨドギミ”と“リカコ(カウベル付き)”の黒毛和牛の雌二頭が放牧された。

 鋳物師集落は、五つの農業用ため池を所有しており、年に一度、十一月初旬頃に組ごとに班分けして草刈りなどの保全作業を行い、豊かな生態系や農村景観の維持に努めてきた。しかし、農業者の高齢化や用水体系の変化などから、ため池管理が手薄になりつつあるのが現状。

 何とか打開策を見い出そうと、農業用水を管理する日野川流域土地改良区と滋賀県、蒲生町の協力を得て、今年三月に「鋳物師地区ため池群広域防災機能増進推進協議会」(倉田幸一会長)を発足、ため池を核とした農村環境の保全活動に取り組んでいる。

 その一環として、今回、県単独事業である「ため池里山人のにぎわい推進事業」を活用し、集落内で最も大きなため池“大溜”周辺と遊休農地の保全・再生を目的に、牛の放牧に踏み切った。

 牛の放牧は、<1>シカやイノシシといった野生獣による農作物への被害防止<2>除草作業の軽減<3>周辺環境の保全・再生―の三点に効果があり、さらに相乗効果として生産性の向上や子どもが動物に触れ合う場の提供、人が出入りすることでの獣害対策、牛に関する集落共通の話題づくりが期待できる。東近江地域振興局管内では初の試みで、県内では四例目となる。

▲ため池周辺と遊休農地の保全・再生のため登場したヨドギミとリカコ(蒲生町鋳物師地区で)
 二十日には、地域住民二十人が一日かけて柵を設置し、受け入れ体制万全の放牧地に、二十四日午前十時に雌牛二頭が降り立った。約三千五百平方メートルある放牧地は、人間の背丈ほど伸びた草でうっそうとしているが、来年一月に出産予定で身ごもっている雌牛二頭ならば、約二カ月で食べ尽くす広さだという。

 また、同日午後八時から鋳物師公民館で、当番制で牛の世話をする同協議会と老人会メンバー約二十人が、県職員から注意点を教わった。具体的には、毎朝午前九時に行うエサやりについて、東近江地域振興局環境農政部の上田栄一部長が「命をつなぐためではなく人間に飼われていることを教えるためのもので、牛は怖がりなので驚かせないようゆっくりとした動作で、『おーい』を共通語にして声を掛けながらあげてほしい」と強調し、電気柵の漏電の有無を調べる方法なども説明した。

 倉田会長は、「愛着がわき(十月末までの)結果が良ければ、年間を通して放牧できないかという話がすでに持ち上がっており、来年もやってみたい」と意欲的で、嶋村区長も「なついてくれればいいなと思う。十月末ぐらいに子どもたちを対象とした写生会などのイベントを開いてみたい」と語り、放牧地周辺に切り株で作ったいすを設置して新たな仲間を歓迎している。


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堀井家母屋で 「通学合宿」

=ボランティアスタッフ募る=

▲日本家屋独特の温もりがある堀井家母屋
(湖東・蒲生町)
 蒲生町教育委員会は、九月二十八日から三泊四日の日程で催す「あかねっ子ホーム通学合宿」のボランティアスタッフを募集している。

 通学合宿とは、公共施設などを活用して合宿所を設け、そこから子どもたちが親元を離れて共同生活をしながら学校に通うというもの。日常生活とは異なる環境で、自立心や協調性、地域への愛着心を養う。

 今回は、同教育委員会の初の試みで、修復がほぼ完了した同町岡本にある堀井家本家の母屋を合宿所に、通称「あかねっ子ホーム」と命名して通学合宿を実施する。木造平屋建ての堀井家母屋は、贅沢なほどに高く作られた天井が特徴的で、日本家屋独特の温もりある造りとなっている。

 ボランティアスタッフ対象者は、町内在住の高校生以上の人。子どもたちの朝食・夕食づくりや洗濯、宿題、お楽しみ活動、就寝場所の夜回りのほか、子どもと一緒に就寝するなど、一時間また半時間でもサポートできるという人の協力を求めている。

 また、ボランティアスタッフは全員ボランティア保険に加入し、交通費程度の謝礼が支払われる。参加希望者は、三十一日までに、住所・氏名・電話番号・手伝える時間帯・内容を記入し、ファックスまたはEメール、電話のいずれかで申し込む。

 申し込みおよび問い合わせは、同教育委員会教育課(電話0748―55―

4893、FAX0748―55―1160、Eメールinfo@town.gamo.shiga.jp)まで。

 


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