滋賀報知新聞(ニュース)平成17年9月3日(土)第14199号


友好都市常徳市への訪問を終えて

=東近江市長 中村功 一=

(湖東・東近江市)
 七月二十五日から二十九日まで、東近江市議会正副議長にも同行いただき、中国湖南省常徳市を訪問しました。

 今回の訪問は、旧八日市市と常徳市との間で積み重ねてきた交流を新しく誕生した東近江市に引き継ぎ、さらに発展させるため、東近江市と常徳市との友好都市協定を締結することを目的としたものでしたが、訪中前には一つ大きな懸念がありました。

 それは、日中間の歴史認識の違いや、領土・資源の問題などによって、両国政府間の関係が冷え込んでおり、また、一時期は、上海などの大都市で市民の反日デモが激しく吹き荒れていたこともあって、東近江市との交流を常徳市民に歓迎してもらえるかどうかということでした。

 しかし、こうした懸念は杞憂(きゆう)に終わり、常徳市訪問団は、まさに言葉どおりの『熱烈歓迎』を受け、所期の目的である協定調印も無事終えることができました。

 中国では、『一度杯を交わせば友達、二度目、三度目ともなれば古い友達』というそうですが、人と人とのつながりや交流を何よりも大切にする中国の人々の考え方を改めて認識するとともに、こうした気持ちに甘えるばかりでなく、市民レベルで心が通い合うよう、両市の交流を発展させていかなければならないとの思いを新たにしました。とりわけ、政府間に微妙な問題を抱える国との間では、今後、地方自治体が交流をリードしていくぐらいの気持ちで取り組むことが必要ではないかと考えています。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

「建部」は「たてべ」なのに?

信号交差点と幼稚園前に

=旧「たけべ」の地名看板=

▲市立建部幼稚園前に建つ「Takebe」のローマ字表記(矢印)と「たてべ」の案内看板
(湖東・東近江市)
 今年二月の東近江市の合併を機に、旧八日市市建部地区の地名の正式な呼び名が「たけべ」から「たてべ」に変更されたのに伴い、県東近江地域振興局は、新しい市名に変えた地名案内板を同地区の信号交差点につけ替えたが、地名のローマ字表示を「Takebe」のままのものを設置してしまった。

 同振興局は、最近になってこの誤りに気付き、来年一月に能登川町と蒲生町が東近江市に合併するのに応じて取り替える看板の発注に合わせ「Tatebe」と表示したものを作り直すことにしている。

 この呼び名の変更で市立建部幼稚園も「たてべ」に変わったため、同園では地域住民に名称変更を広く知ってもらおうと同園運動場のフェンスに「たてべ幼稚園」と表示した看板を取り付けているが、すぐそばに設置されている市の施設案内板には、「Takebe」のローマ字表示のままのものがある。

 この案内板は、旧八日市市時代のもので、合併に伴い点検したはずの作業が抜けていたことを示している。こうした点検作業のミスはまだ他にもないとはいえず、もう一度、東近江市全域の中での再点検が必要になっている。

 以前の「たけべ」の呼び方は、八日市市史によると、現在の建部地区一帯が、六世紀のはじめから中頃に軍事上重要な地方に設置され、その軍事にかかわる武部(たけべ)という部民を管理する建(武)部君という名の人物がいた、ということから名付けられたのだろうと記述している。

 また、建部公民館前にある「建部の起源」の説明看板(建史会が設置)によると、日本武尊(やまとたけるのこみと)の御名代部の人物がこの地にいて、その「たける」から武部または建部と表記し「タケル」または「タケベ」と読むと記されている。

 こうした地域に伝わる歴史を重んじて、旧八日市市時代は「たけべ」と表記されていたが、多くの人々の間では「たてべ」と読むのが常識となっていた。

(畑 多喜男)


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

キラキラのカブトムシ!

湖東の植田さんが発見

=珍品カブト「みんなも見て」=

(湖東・東近江市)
 キラキラ光るカブトムシ!―。東近江市清水中町の植田俊昭さん(41)が、勤め先の敷地内で玉虫色に輝くカブトムシを見つけた。

 夜勤を終えて帰宅しようとしたところ、お腹を向けてもがいている昆虫を発見。「かわいそうだし、助けてやるか」と手に乗せて見てみると、茶色や黄色、緑色に光るメタリック系のカブトムシだった。

 驚いた植田さんは慌てて紙箱に入れ、「たいへん珍しいし、みんなにも見て欲しい」と本社を訪れたと言い、その美しさからたちまち注目の的となった。

 カブトムシは、約二万五千種を数えるコガネムシ科に属する昆虫で、この中のカブトムシ亜科の甲虫約千三百種がカブトムシと呼ばれており、人気のヘラクレスや日本カブトムシ等の大型種(世界に六十種)は、真正カブトムシと呼ばれているもの。

 ペットショップなどによると、植田さんが見つけた玉虫色のカブトムシは、角が二本あるコロンビアのアクタエオンゾウカブトムシに似ているといい、「珍品コガネカブトとして飼われていたものが逃げ出したのでは」としている。

 助けたが何かの縁―と持ち帰った植田さんだが、すっかり夢中になり、奥さんは「さっそく餌などたくさん買ってきました。子どもみたいですね〜」と笑っていた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

オリジナル紙芝居を初披露

名武将 氏郷の生きざま伝える

=朗読サークル「おしゃべりアート」=

▲蒲生氏郷の武勇伝や偉業を子どもたちに紙芝居を通して伝えるおしゃべりアートのメンバーら(日野町松尾1区会議所で)
(湖東・日野町)
 日野で生まれ現代に続くまちの礎を築き上げた蒲生氏郷だが、誰かがその歴史・偉業を語り継がなければ、現代の子どもたちには身近な存在となりえない―。そこで、日野町の朗読サークル「おしゃべりアート」(植田幸美代表)は、オリジナル紙芝居“蒲生氏郷さん”を通して名武将の生きざまを伝える活動を始めた。

 平成十四年に結成した「おしゃべりアート」は、日野町在住のフリーアナウンサー・竹田久子さんの指導を受けながら、メンバー約十五人がふるさとの昔話や民話の朗読活動を行っている。

 幼い頃から身近な地域に伝わる民話に触れ、町への愛着を深めてほしいとの思いで、氏郷の生涯を描いた脚本と紙芝居用の絵を知人に依頼、メンバーらは情感を込めて史実を分かりやすく子どもたちに伝えるため練習を重ねた。

 初披露となった先月二十三日は、小学生と地元住民ら約三十人が地蔵盆のため集まっていた同町松尾一区の会議所に、メンバー三人が出来たての紙芝居を持って訪れた。 紙芝居“蒲生氏郷さん”は、日野城での誕生から、織田信長の娘・冬姫との結婚、本能寺の変で信長の妻子らを日野城へ避難させ、豊臣秀吉に仕え会津黒川に城を構え故郷を思い地名を「会津若松」と改名、九十二万石の大大名にまで上り詰めた氏郷の武勇伝や偉業が描かれており、まばたきする暇もないほど充実した内容に子どもたちも釘付けとなった。

 おしゃべりアートは、各小学校での披露にも意欲を燃やしており、四日にわたむきホール虹で開催される蒲生氏郷公生誕四百五十年記念事業「歴史シンポジウムin日野」のオープニングを飾る。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

母の愛を描いた 「火火」

10月8日 蒲生町で上映

神山さんの講演会も
=前売券残りわずか=

▲神山さんの半生を女優・田中裕子さんが演じた「火火(ひび)」のチラシ
(湖東・蒲生町)
 男女共同参画社会を目指して、十月八日に蒲生町あかね文化センター大ホールで開催される「あかね Human Rights 2005〜ともに輝き いい関係〜」で、実在する女性陶芸家の半生を描いた真実の物語“火火(ひび)”が上映される。現在、前売券が発売されているが、残りわずかとなっている。

 「あかね HumanRights 2005」は、蒲生町人権学習推進協議会女性部会と町内各種団体の女性部で構成する蒲生町女性のつどい実行委員会があかねヒューマンライツ2005実行委員会を立ち上げ、映画上映と講演会を企画し、一人でも多くの人に感動の最高傑作に触れてもらおうと前売券の販売に奔走している。

 上映される作品は、独自の古代穴窯による信楽自然釉を成功させて陶芸界に新風を吹き込んだ女性陶芸家であり、また息子の発病をきっかけに骨髄バンク立ち上げに尽力した女性としても名高い神山清子さんをモデルにした実話“火火(ひび)”。

 女手ひとつで二人の子どもを育てながら、長年の夢だった穴窯による自然釉を成功させたいと願う神山さん。極貧生活の中、窯炊きは失敗を繰り返し、失意に打ちひしがれる日々を過ごしていた。そして、訪れた成功の瞬間だったが、幸せは長くは続かず、同じ陶芸の道を歩み始めた息子・賢一さんが白血病を発病する―。白血病患者を勇気づけてきた神山さんの母としての生きざまは、見る人の心の奥底に強く重いメッセージを残す。

 当日は、映画でも登場する息をのむほど美しい陶芸作品を持って、神山さん本人が会場を訪れ講演する。

 開演時間は午後一時半から。前売券は五百円で、残りわずか。託児希望者は、九日までに実行委員会事務局(蒲生町教育委員会)へ連絡する。前売券に関する問い合わせは、同町教育委員会内実行委員会事務局(0748―55―4893)またはあかね文化センター(0748―55―0207)へ。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ