滋賀報知新聞(ニュース)平成17年9月7日(水)第14202号


衆院選も終盤に突入

3候補 重点地区は東近江

自民と民主の対決し烈
=共産も間隙を抜い健闘=

(湖東・東近江市)
 衆院選滋賀4区も終盤に差し掛かり、民主前議員で再選を期す奥村展三候補(61)=元参院議員=、四選を目指し公明が推薦する自民前議員の岩永峯一候補(64)=農林水産大臣=、共産新人の坪田五久男候補(46)=党湖東地区委員長=の三人は、中盤以降の戦略を無党派層への食い込みと集票率アップに切り替えた。共産が健闘をみせる中で、とりわけ自民、民主の対決は日増しに強まりをみせてきた。両候補の浸透ぶりは最後の追い込みにもつれ込み、無関心層への支持拡大が勝敗を分ける。

 政権交代を訴え自民対決に挑む民主の奥村候補に、党本部から小沢一郎副代表とともに、元さきがけ代表の武村正義元大蔵大臣らが応援に駆け付けマイクを握った。約千人が見守る中でJR近江八幡駅サティー前の街頭演説で、両氏とも「真の改革は政権が交代しないとできない。そのために奥村さんを当選させなければならない」と訴えた。

 奥村候補は、七日午後六時半から決起集会を八日市文芸会館で開き、林久美子参院議員の応援を受け、終盤に向けての弾みを付ける。林議員は他の選挙区の応援を済ませ、最終の十日には地元・4区に張り付く。

 閣僚(農林水産大臣)として、自民党本部から割り当てられた全国応援をこなしながら、精力的に動く岩永候補の個人演説会場には多くが集まる。もうかる農業をキャッチフレーズに「生産者に喜んでもらえる農業にするのが私の仕事」と強調した。小泉首相の郵政民営化のように「強い意思を持って改革に取り組む」と支援を求める。

 応援の竹中平蔵経済財政・郵政民営化担当大臣や片山虎之助元総務大臣らが「小泉改革の中枢を担う人物」とアピール。今後は、一日四会場の個人演説会を持ち、十日夜のJAグリーン本店で最後を締めくくる。

 共産の坪田候補は、桐山ヒサ子県議や池野昭元県議ほか、各市町の議員らの支援を受け、選挙カーをくまなく走らせる。街頭演説を中心に、大差のない自民・民主を批判し、国民の暮らしと憲法九条を守る「たしかな野党」を売り込む。個人演説会の後半は東近江地域の会場に絞り、最後に九日午後七時半から東近江市役所別館で開く。

 郵政民営化だけでなく、サラリーマン大増税に反対し、税金の無駄遣いを止め、社会保障や教育の充実を予算の柱にと訴える。党政策の浸透に精力を傾け、党員はじめ党支持者ほか無党派層への食い込みを図る。


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全日本新体操クラブ選手権2部リーグ

初出場でみごと4位の快挙

=Stella R☆Gの3選手=

▲初出場で4位入賞を果たした辻綾香、旭真知代、西野杏香の3選手(左から)
(湖東・東近江市)
 東近江地域を中心に、新体操の指導・普及を続けている新体操クラブ「Stella R☆G」の三選手が、東京体育館でこのほど開かれた第十四回全日本新体操クラブ選手権で、中学生三人一組のクラブ対抗で競技する二部リーグJJJの部に出場し、初出場で四位に入賞する大健闘を見せ、「滋賀にStella R☆Gあり」と注目を集めた。

 Stella R☆Gからは、東近江市立聖徳中学校の旭真知代選手(三年)、辻綾香選手(一年)、西野杏香選手(一年)が出場、全国から集まった六十一チームと、日ごろの練習の成果を競った。

 競技は、三人でロープ、クラブ、リボンの演技を一種目ずつ担当して、三人の合計点数で順位を決定する。その結果、ロープで西野選手が、クラブで旭選手が、リボンで辻選手がそれぞれ上位に食い込み、総合得点27・300で四位入賞を果たした。

 選手たちを指導する北川礼子さんは、「中学生三人が今年はじめてそろったので出場しました。少しミスもあったので、四位入賞できたことに驚いています。選手たちも良くがんばりました」と、喜びを語るとともに、選手たちの健闘をたたえた。

 Stella R☆Gでは幼児からの指導が行われており、発表会や各種フェスティバルに向けて皆、練習に励んでいる。また、今月には全日本新体操クラブ団体選手権や近畿ジュニア新体操選手権への出場も決まっており、今後の活躍が期待される。Stella R☆Gの連絡先は、フリーダイヤル0120―875015まで。


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子育てしやすい環境整備とは?

立命館大学4回生が研究中

=地域住民の生の声を拾う=

▲地域再生を考えるまちづくり懇談会若者定住部会メンバーと意見を交わす学生ら
(湖東・竜王町)
 竜王町と学術交流協定を結んでいる立命館大学政策科学部の四回生六人がこのほど、同町の地域再生を考えるまちづくり懇談会の若者定住部会メンバーと懇談し、子育て支援策の在り方や若者の定住人口を増やすための魅力づくりについて意見を交わした。

 学生六人は、同学部の高田昇教授のゼミ生で、まちの活性化を促す若者の定住人口増を主眼に置き、子育て世代に的を絞って子どもが安心して遊べる仕組みづくりを提案しようと「子育てのしやすい環境整備」を研究テーマに掲げている。

 小学生を持つある親が、子どもが放課後を過ごす学童保育所への送迎に苦慮していることを学生に話したことが発端となり、今回の研究テーマを学生自身で決定したという。

 先月下旬に、学生らは二泊三日の日程で合宿しながら、竜王町内の学童保育所の見学や青年団・町議会議員との懇談を行い、実態把握と課題解決に向けた施策のヒント探しのため、徹底して地域住民の声に耳を傾けた。

 同じように若者定住に向け子育て支援や教育に関する施策を研究している同懇談会若者定住部会との意見交換では、地域での子育ての現状を語り合った上で、学童保育所を補完する新たな支援策についてアイデアを出し合った。

 学生が「一年間預けるというのが前提となっているため、子どもの長期休暇中だけ学童保育所へ預けたいといったさまざまな親のニーズにこたえられていないのが現状。安心して働ける仕組みづくりが必要」と課題を投げかけると、懇談会メンバーが「各地域にある公民館を開放して、お年寄りが子どもたちをみるようにすれば、コミュニケーションが図れて地域で子育てができる。そこに行けば誰かがいるというスペースがあればいいのでは」と提案した。

 これに対して、学生は「子どもの安全確保が問題」や「最近、地域で育てるという関係が薄れてきているのではないか」と指摘。懇談会メンバーも「互いに歩み寄ることができていない現状がある。出産時の母親は『私が育てたい』という思いが強くなるもの。今になって、仕事を持っていたため祖父母に預け頼り合える関係が築けたことを良かったと思える。お金を出せば何でもしてもらえるという社会背景も原因の一つではないか」と体験談を語った。

 核家族の定住が増えているまちの状況を共有し、現在定住している若者が町外へ移住しないようとどまらせる施策や新たな魅力づくり、子育て支援の中心となる担い手の必要性に関しても意見を交わし、互いに実り多い二時間となった。

 今後、学生らは、同町内の小学生そして親にとってよりよいサービスとは何かを模索するためにアンケートを実施する予定で、先進的なまちの子育て支援策の事例研究も進め、九月末にPTAや子育て世代を対象にワークショップを開き、十一月には町民に対して子育てのしやすい環境整備に関する実現性ある政策立案を行うことにしている。


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注目の八幡決戦

衆院選 後半戦へ

奥村 党幹部が続々来幡
岩永 選挙区連勝のカギ
坪田 地元で票の上乗せ

(全 県)
 政権交代をめざし、郵政民営化を問い、たしかな野党台頭――と、衆院選滋賀県第4選挙区の、民主、自民、共産の三候補によるし烈な選挙戦も三分の二の日程を終了。近江八幡市の票は、選挙結果を大きく左右すると、各陣営とも十一日の投票に向け、後半戦へラストスパート体制に。

 奥村展三候補(61 民主前)には、一日に川端達夫党幹事長、三日に小沢一郎党副代表と、党幹部が続々と応援に駆け付け、「勝って国会に」と前回の雪辱にかける。また、地元出身ながら2区で無所属出馬の小西氏支援票の動きににも注目。「郵政民営化は国を左右する問題ではない」と、小泉政治ストップ、政権交代を訴える。

 岩永峯一候補(64 自民前)は、出陣式で公明党からの推薦状を受けた。選挙直前の農水大臣就任による全国応援行脚でジレンマを感じながらも、「大臣で当選を」と結束を固める。「着るものや住む家がなくても民族は滅ばない、食べ物がなければ生きて行けない」と、自給率・所得増など農業改革への情熱をアピールする。

 坪田五久男候補(46 共産新)は、安土町在住で近江八幡市内の小・中校で教職経験、演説会には恩師も顔を見せた。オール与党状態の中で、「弱いものいじめはあかん」と、日本共産党の必要性を強調。自民への投票は増税、戦争など郵政以外の政策にも信任することになると主張し、「挙区は坪田、比例は共産」と、議席増をねらう。


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五個荘北町屋など県内4団体

観光地の美化活動表彰

=日頃の取組みを称える=

▲日本観光協会関西支部長賞を受賞した「四季に咲く花で奏でる北町屋の里」
(全 県)
 地域を花でいっぱいにしたり、森林の緑を守る活動など、県内観光地の美化活動をしている個人・団体を称える社団法人日本観光協会関西支部の支部長表彰に、滋賀県内から四団体(個人は該当なし)が選ばれた。このうち、東近江市で活躍する「四季に咲く花で奏でる北町屋の里」(同市五個荘北町屋町)の表彰伝達式が、市役所五個荘支所で行われ、五個荘観光協会長の北川純一支所長から表彰状が手渡された。

 通称・四季に咲く花の会(小堀哲夫代表)は、平成十三年から「花咲き ゆめさく 北町屋」をキャッチフレーズに、街角の花壇やプランター、草の根広場などに種から育てた花を植え、年間の植栽管理や清掃活動を行うなど旧中山道の美しい景観づくりに取り組んでおり、当時の面影を留める伝統的家屋の町並みに華を添えている。また、この取り組みは「町中に花を」という住民ぐるみの活動に発展し、まちの絆づくりに活かされているほか、北町屋地区の歴史的文化遺産を守る気運を高めている。

 その他の受賞団体は次の通り。

 ▼社団法人倫理研究所びわこ西安曇川支舎(高島市安曇川町西万木、佐々木市郎代表)=毎月一回、駅周辺や公園などの公共施設の一斉清掃を行うほか、中江藤樹を祀る藤樹神社の観光トイレを毎朝清掃し、観光地の美化に永年取り組んでいる。

 ▼美しいマキノ桜守の会(高島市マキノ町沢、吉田茂芳会長)=日本のさくら名所百選のひとつで、樹齢三百年以上と言われている“海津大崎の桜”(県自然記念物)の保全・継承のため、桜の植栽や保育管理、周辺環境の保全管理を行い、観光地の美化清掃活動に力を注いでいる。

 ▼美しい大字牧野をつくる会(高島市マキノ町牧野、青谷重和会長)=マキノ高原の玄関口であるメタセコイア並木の管理や周辺道路の除草・清掃など、年間を通じて美化清掃活動を行い、景観の創造、潤いある生活環境づくり、観光地の美化に取り組んでいる。

 


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