滋賀報知新聞(ニュース)平成17年9月11日(日)第14206号


競り合う岩永と奥村

投票 衆院選滋賀4区

苦戦の共産・坪田は主婦層に活路
事実上 自民と民主の一騎打ち

【湖東・東近江】 衆院選滋賀4区の終盤は、予想通り東近江(特に旧八日市市)と近江八幡両市が決戦場となり、奥村展三候補(61)=民主前1・元参院議員=、岩永峯一候補(64)=自民前3・農林水産大臣=が天下分け目の激戦を繰り広げる。坪田五久男候補(46)=共産新人・党湖東地区委員長=の苦戦は否めず、事実上、奥村と岩永の両対決に絞られた。両者互角の戦いは十一日に投開票される。有権者は二十八万五千人。敬称略。

 三候補とも選挙区内の四市五町をくまなく回り、一歩も譲れないし烈な戦いを展開している。自民の武部勤幹事長、民主からは岡田克也代表、小沢一郎副代表ら大物クラスが続々と応援に駆け付け、党本部の両候補にかける意気込みは異常な限り。それが、岩永と奥村のデッドヒートを物語る。

 郵政民営化の風に押し流され出遅れた奥村の追い上げ激しく、武村正義元蔵相が地元・八日市に入り引き締めた。十日には林久美子参院議員も地元に張り付き、連合滋賀とともに攻勢をかける。八日市(裏)選対は「千票は引き離したい」と意気込む。社民の後押しで票の上乗せも。

 一方の岩永は、推薦を受けた業界や各種団体とのミニ集会を持ち、支援拡大の輪を着実に広げてきた。各地で開く個人演説会へ足を運ぶ人も多く、農林水産大臣への期待を一心に集める。八日市選対は「互角の戦い」を合い言葉に上滑りを警戒する。公明の推薦は心強く票も固い。

 し烈な二人の戦いに割って入る坪田だが、残念ながら一矢を報いるまでには至っていない。無党派層や無関心層に「たしかな野党」を売り込み、独自政策の浸透に懸命だ。党員や業者後援会を中心に活動を展開し、4区選対本部は、生活重視の主婦層への食い込みに重点を置く。


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侵入盗被害急増!

防犯意識の向上を啓発

犯罪の手口と対策ポイント
レーク防犯センターに聞く

▲防止対策について話すレーク防犯センターの清水さん
【湖東・能登川】 治安が良いと言われてきた日本の「安全神話」は過去のものとなり、一人ひとりが被害を防ぐ「自己防衛」が重要となっている。特に近年は、空き巣や侵入強盗が増加し、十年間で三五・八%増の年間三十三万件が発生。滋賀県内では七月末までに四百七十五件の侵入盗被害が起きている。身近に起きる犯罪にどう対応するか、セキュリティに力を入れるレーク防犯センター(能登川駅前)の清水貴之代表に、犯罪の手口と対策ポイントを教えてもらった。

―最近の侵入手口を教えて下さい―

 鍵穴ピッキング方法だけでなく、カム送り解錠・サムターン回し・ガラス破りなど多様化しています。ガラス破りでは、窓ガラスを割る三角割り・突き破りのほかに、ライター等でクレセント周りを焼き切る「焼き破り」が増えています。

―狙われやすい部屋は?―

 集合住宅では、人目につきにくい上階の部屋が多いようです。また、世帯数の多い単身向けマンションも狙われやすく、共用廊下から影になる玄関も要注意。いずれも、入居者以外の人がいても無警戒で、スーツや作業服姿で怪しまれずに侵入しています。一戸建ての場合は、塀や垣根が高い一階の部屋や、ポストに新聞等がたまっている家、周辺道路に駐車が多い家などです。

―犯行時間は八分程度と言われていますが、どのような手順で犯行に及ぶのでしょう―

 まず、留守の確認としてインターホンを鳴らす・窓ガラスに石を投げる・郵便受けを確認する。次に、侵入しやすさの確認(防犯装置の有無や周囲からの見通し)と逃走経路の確認です。ご自宅の表札やポストに暗号・シール等があれば注意してください。マーキングされている証拠で、家族構成や留守がちな時間帯などが暗号化されています。ちなみに、空き巣の多い時間帯は午後二時から四時頃。朝のゴミ出しや幼稚園の送り迎えも多いようです。

―被害防止のポイントは―

 侵入に五分以上かかると諦めることが多いようで、時間を稼ぐ工夫がポイント。例えば▽ピッキング等に強い鍵に取り替える▽補助錠を取り付けて鍵を二重・三重にする▽窓ガラスは強化ガラス、または面格子を取り付ける―。また、塀や植栽を低くして見やすくすることも大切。

 レーク防犯センターでは、これらのポイントを詳しく説明しており、相談者らは「実践に役立つものばかり」「泥棒の目線で考えるのが重要とわかった」と、防犯意識を高めていた。

 清水さんは、カギの解錠や交換、ストーカー対策グッズ、家庭用防犯カメラを多数取り扱っているため、小さな事でも一度相談してほしいと話している。問い合わせは(0748―42―9993)、フリーダイヤル(0120ー069ー019)へ。


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戦国武将

蒲生氏郷を知る

日野町で シンポや手作り甲冑展開催

▲本物そっくりの手作り甲冑に来場者もビックリ
【湖東・日野】 蒲生氏郷生誕四百五十年記念事業の一環として、本物そっくりの甲冑(かっちゅう)約六十領を紹介する「第四回手作り甲冑全国大会」が三、四日の二日間、日野町町民会館わたむきホール虹小ホールで繰り広げられ、町内外から訪れた人の「すごいなぁ」という感嘆の声がホールに充満した。

●気分は戦国武将

 手作り甲冑は、特殊厚紙を用いて伝統的な甲冑製作技法で、本物そっくりに仕上げるもので、地域活性化事業として全国二十三地域で教室が催されている。

 日野町では、日野町商工会が日野教室を主催し、静岡県小田原市で手作り甲冑工房「うさぎ塾」を主宰する卯月永年・阿子夫妻の指導を仰ぎ、三年目を迎える。これまでに約三十五人が完成させており、会場では、豪華絢爛な先輩の作品をバックに、三期生約十五人が仕上げの作業を公開。来場者は、その光景に「気の遠くなる作業だ」と目を丸くしていた。

 また、大の阪神ファンだという日野町中在寺の藪仁さんは、タイガースマークが家紋のようにあしらわれた手作り甲冑一式を、日野教室受講生の手を借りながら着用し「こんないい機会はない」と満足げで、妻の清子さんも「すばらしい。見ているのと身に付けた感じとはまた違っていて、ちょっと(夫を)見直した」と語り、携帯電話に夫の勇姿を収めていた。

▲タイガースマーク入り手作り甲冑を着用して思わず笑みが
●歴史知り未来をよむ 

 四日には、わたむきホール虹大ホールで「歴史シンポジウムin日野」が開催され、氏郷にゆかりのある会津若松市教育委員会文化課・長沢幹一郎課長と同市文化財保護審議会委員・間島勲氏、松阪市・下村猛市長、同市本居宣長記念館・門暉代司館長、日野町・藤澤直広町長、同町文化財保護専門員・西村泰郎氏の六人がパネリストとして、作家・池内昭一氏の進行のもと、氏郷のまちづくりについて意見を交わした。

 氏郷の産業・文化振興や土地活用、郷土愛など現代の合併問題とも絡めて話題が広がり、「調べれば調べるほど、氏郷の先見性が光る。人生の節目にぶつかった時、時勢をよみ適格な判断をしていた。氏郷のみる世界は広かった」との見解もあった。

 最後に、池内氏が「歴史を知れば今が分かる。そして未来が見えてくる。氏郷の歴史を鏡として、今に照らし合わせて見てほしい。今、ここに氏郷が現れたらどう見るか」と締めくくり、参加した約四百人は氏郷のように広い視野を持ち外にも目を向けつつまちづくりを考えていく重要性を実感していた。


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3交代勤務

看護士を募集中

蒲生町病院

【湖東・蒲生】 蒲生町病院は、三十五歳くらいまでで免許を有する「看護士」を募集している。

 勤務時間は、▽午前八時半〜午後五時▽午後四時半〜午前一時▽午前零時半〜同九時―の三交代勤務のほか、午前八時半〜午後五時の日勤勤務もある。休日は、シフト制による週休二日制。給与は、蒲生町職員の給与に関する条例に従って支給される。

 詳しくは、蒲生町病院(0748―55―1175)へ。


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