滋賀報知新聞(ニュース)平成17年9月14日(水)第14208号


代表質問に11人立つ

15、16日 東近江市議会

議員活動から得た課題解決へ
=行政側の見解や方向性ただす=

(湖東・東近江市)
 六日に開会した東近江市九月定例議会には、二億四千万円増額の本年度一般会計補正予算や条例改正など二十議案が提出され、総括質問が十五、十六両日に行われる。

 質問には、各党や会派代表ら十一人が立ち、議員活動から得た市民密着の諸問題解決へ、行政側の見解や対応、方向性をただす。安心安全のまちづくりや介護保険、ゴミ問題、教育、福祉、医療など生活に密着した市民ニーズほか、一市四町合併後の取り組み、人権問題、農業施策、道路行政などについて迫る。質問議員と内容は次の通り。発言者順で敬称略。

 【谷田市郎(新風クラブ)】合併後の市のあり方や形▽能登川町、蒲生町との合併を控えて▽十八年度の予算編成▽ケーブルテレビ▽指定管理者制度▽平和祈念館▽安心・安全対策▽介護保険▽障害者自立支援法▽下水道対策▽農業政策▽観光行政▽道路政策▽教育行政

 【寺村茂和(緑風クラブ)】指定管理者制度導入による行財政改革計画

 【藤野道春(新輝クラブ)】南小の校区再編▽新市まちづくり計画▽平和祈念館▽市民ホール建設計画▽来年合併後のスポーツ振興▽ケーブルテレビ▽アスベスト調査状況▽水道料金と集落営農▽人権問題

 【豆田昇一郎(日本共産党議員団)】来年度予算編成と市民の暮らし▽ケーブルテレビと防災計画▽指定管理者制度▽永源寺第二ダム計画と農業用水の確保▽地域農業振興施策▽国民健康保険会計と減免制度▽小規模工事登録制度

 【小嶋柳太郎(湖風クラブ)】市職員リストラと人事評価▽診療所の現状▽各支所の庁舎▽農家の廃プラスチック廃棄

 【諏訪一男(五葉クラブ)】清掃管理の対応▽広報など配布方法の見直し▽NTT市外局番統一への働きかけ▽IT情報機器活用による情報提供への対応▽地域活性化(道路構想)

 【高橋辰次郎(紅葉会)】山上小学校プール改築▽永源寺温泉の行方▽蛭谷町皇学園の利用計画▽国道421号県境トンネル計画変更▽青野町の名称実現

 【加川泰正(公明党)】少子高齢化への取り組み▽市営住宅申込手続の簡素化▽アスベスト対策▽将来のまちづくり▽防災・災害対策

 【奥居清一郎(東近江市民クラブ)】一市二町の合併▽公共工事入札▽アスベスト対策▽介護保険制度▽地域活動支援▽国道421号改修▽地産地消の現状▽観光行政▽新市まつづくり協議会▽教育施設▽学童保育

 【太田康博(マーガレットクラブ)】アスベストの実情▽環境問題▽防災マニュアル作成と進ちょく状況▽小・中学校の現状▽鳥獣被害▽愛東外町の堤防改修の早期実施▽八千代橋拡幅と基本構造▽砂利採取問題

 【大橋保治(無会派)】愛東地区リサイクルシステム統一化と永源寺地区の散乱性ゴミ問題▽ニート対策▽生涯学習への成人教育の位置付け


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文体3事業団

統合協定調印式

=来年4月1日に新体制=

▲調印する3事業団の理事長。左から宮部庄七氏、宇賀武氏、高倉哲也氏
(湖東・東近江、能登川、蒲生)
 財団法人東近江市地域振興事業団の誕生に向けて、東近江市地域振興事業団と能登川町文化体育振興事業団、蒲生町文化体育振興事業団の「統合協定調印式」がこのほど、東近江市勤労者総合福祉センター・ウェルネス八日市で開かれた。

 三事業団を代表して、(財)東近江市地域振興事業団の宮部庄七理事長は「新しい事業展開を含めた広い視野の協議をいただき、みなさんのご苦労に深く感謝します。法改正による民活の導入で戸惑いもありましたが、地域特性の充実強化を図り、スケールメリットに留まらず、一元管理で経費削減、多様化する住民ニーズへの対応を図りたい。事業団は指定管理者制度のさきがけとして費用対効果を図る優れた人材を誇っており、公共管理を担う事業団として力を発揮するだろう。あと七カ月、スムーズなスタートが切れるよう、万全な準備を進めたい」と話した。

 統合方式は、両町の事業団を廃止する「統合編入」、期日は「来年四月一日」、名称は「財団法人 東近江市地域振興事業団」で、事務所は「市五個荘支所の別館」。両町の職員(五十人)は東近江市地域振興事業団に引き継がれ、計九十八人となる。

 統合編入後の事業は、基本的にそれぞれの事業団が行ってきた事業を継続するが、統合後二年をめどに、東近江市全域における事務事業との整合・調整を図る。予算は、東近江市の補助金と委託料等で編成し、指定管理者制度の同事業者として「公の施設」の管理運営を受託する。

 立会人署名を行った、東近江市・能登川町・蒲生町合併協議会の会長、中村功一東近江市長は「来年一月には新東近江市が誕生、四月には新事業団がスタートし、ともに石垣を築き、新しいまちづくりの基礎となる合併・統合です。特色を大切にしながら、新しい取り組みと力を発揮していただけるものと思います。指定管理者制度により、公共施設の管理運営を担っていただきたい」と祝辞を述べた。


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関心集めたAED

「防災・救急ひろば」開催

=愛知郡消防本部=

▲AED装置の操作体験に関心が集まった救急テント
(湖東・東近江・愛知)
 一日の「防災の日」と九日の「救急の日」に呼応した愛知郡消防本部の「防災・救急ひろば2005」が十日、あいとうマーガレットステーションで開かれ、会場には親子連れを中心に大勢の人々が訪れた。

 不測の災害や急病時に、住民自らがまず出来ることに取り組む意識を高めてもらい、専門的な知識や経験がなくても効果のある防災対策や急病の対応方法の体験を、万一の時に役立ててもらおうと開催。

 同ステーション前の駐車場に、はしご車、煙火災の恐ろしさを模擬体験できる「モクモクハウス」、震度七の揺れを体感する「起震車」や応急処置の体験、消化器での消火挑戦などの各コーナーが午後一時半から設置され、消防隊員らが案内や操作方法、説明に当たった。

 その中で、専門的な知識がなくても、誰でも心肺が停止した救急患者に操作出来るように作られたAED(心臓への電気ショック装置)のコーナーには、隊員から説明を聞きながら実際の操作に取り組む人の姿が多くみられ、素人でも出来る救命処置に関心を集めていた。

 また、子どもに人気のはしご車の試乗には長い列が出来ていたほか、全国各地で多発している地震への警戒からか、起震車に乗り込んで激震の恐ろしさを体験する家族も多かった。


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日野町連合青年会が感動舞台

自分そして仲間のために!

=蒲生氏郷を題材にオリジナル演劇=

▲氏郷の命を守ろうと一緒に戦いへ出陣することを決意する団員たちのシーン(日野町町民会館わたむきホール虹大ホールで)
(湖東・日野町)
 熱くなって何かに取り組んだり、何かを見て心を熱くしたことが最近あっただろうか―。詰め掛けた観客約四百人にそんな思いを抱かせ、仲間同士が助け合い心一つにして大きな目標を達成する感動を、日野町連合青年会(福永晃仁会長)がオリジナル演劇「UZISATO」を通して伝えた。

 昭和三十年に発足してから今年で五十年目を迎える日野町連合青年会。日野町町民会館わたむきホール虹大ホールで十日に行われた「五十周年記念式典」で、初代会長の浦田一郎氏は「当時は、青年会に入るのが当たり前の状況で、町内だけでも団員は軽く一千人を越えていた」と振り返りつつ、「一番大切なのは、地域に密着する運動と組織である」と力を込めた。

 産声を上げてから半世紀の時を刻み、現代の青年会を引っ張る福永会長は、「決して楽観視できる状況ではないが、先にあるものが何かを模索しながら、団員一同がんばっていく」と決意を述べ、新たな一歩のために演劇を披露した。
 演劇の題材は日野町の誇りである蒲生氏郷で、前会長の嶋村江美香さんが脚本・演出を手掛け、実際に演劇公演に向け練習している等身大の自分たちを主人公にしたもの。

 本番が間近に迫っているというのに「他人とは一つになれへん」と気持ちもバラバラでけんかをしていた団員たちが、氏郷が城下町を築き上げようとしていた会津へとタイムスリップ。会うことのできない子孫たちを温かく迎え、まちそして人、故郷のことを一心に思う氏郷との出会いが、団員たちを少しずつ変え、農作業や戦いを体験する中で、仲間を信じ抜く心を持つことの大切さに気付くというストーリー。

 台本がボロボロになるまで読み込んだ出演者の台詞には力があり、随所に小道具を使って音楽を奏でるストンプや戦のシーンを表現したダンス、笑いもちりばめ、プロ顔負けの舞台演出と熱のこもった演技に観客も引き込まれていった。

 舞台上に全力を出し切った団員たちが勢ぞろいし、同青年会の徳井和昌副会長が「絶対無理だと団員同士でも言っていたのに、すばらしい終わり方ができた。熱い思いを後輩たちにも伝えていき、思いを途絶えさせたくない」と涙を流しながら思いを語ると、会場から割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。

 出口で見送る団員たちに、団員と同世代の若者から年配の大先輩まで多くの人が「よかったよ」や「ほんまに感動したわ」、「熱かったで」、「これからもがんばってや」と声を掛けた。地域住民の温かい心に触れ、演劇のストーリーと同じように仲間との絆を深め成長した団員たちには、以前とは違う自信が芽生えていた。


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誰もが集える公民館へ

「階段式昇降機」を設置

=蒲生町の桜川西公民館で=

▲いすに座ったまま階段の昇り降りが可能になった桜川西公民館
(湖東・蒲生町)
 蒲生町の桜川西公民館に、いすに座ったまま階段の昇り降りができるという「階段式昇降機」が取り付けられ、十一日に開かれた敬老会で初めて使用された。

 同公民館は、二階に大きな広間があるため、足の不自由なお年寄りが催しに参加したくても、傾斜約四十度の階段昇降がおっくうで参加できない状況にあった。また、足が不自由でなくても、スリッパを履いて二階まで上がるのは誤って足を滑らせる危険性もあり、区民は頭を悩ませていた。

 そこで、他市町の公共施設で導入されていた階段式昇降機の設置を検討していたところ、地域のためにと同地区の福岡太郎さんが設置費用(約二百万円)すべての寄付を申し出たという。

 八月末に設置されてから初披露となった今月十一日には、同地区敬老会に参加するためやって来たお年寄りたちが、早速、乗り心地を確かめた。

 この昇降機は、風速六メートルのゆっくりとしたスピードで進み、最高傾斜五十五度まで対応可能で、いすには安全ベルトと操作レバー付きだが、利用者自身で操作できない場合は附属のレバーを使って周囲の人が動かせるようになっている。

 「この階段が上れへんから来られへんと悲しんでいた人にもこれやったらええわ」や「これができたって聞いたら来たんや」という声も聞かれ、実際に体験してみた谷口久子さん(83)は「いつもはとことんと上がるが、ベルトをして安全だし乗り心地も良くて、これだったら足の悪い人にも便利」と喜んでいた。

 七十歳以上の高齢者約百人を抱える同地区の木村雅裕区長(65)は、「『階段さえあがれればなあ』という意見を以前から聞いていた。高齢社会の到来の中にあって、最高の贈り物をしていただき、本当にありがたい」と語り、誰もが集える公民館運営に意欲を燃やす。

 


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