滋賀報知新聞(ニュース)平成17年9月18日(日)第14212号


青色回転灯で犯罪抑止

東近江少年センターの

=パトロールカーに設置=

▲新たに青色回転灯が装備されたパトロールカーと乗り込む補導員
(湖東・東近江市)
 東近江少年センターは、現行のパトロールカー一台に青色回転灯の設置許可を得て、パトロールを始めた。

 このパトロールカーは、夕方と夜間の時間帯の一日二回、四人の補導員が乗り込み、東近江署管内を巡回して少年の非行防止活動に役立てているほか、書店での有害図書の立ち入り調査などに活用しているが、その活動を広く市民に知ってもらうと共にパロール効果を上げるため青色回転灯の設置許可を警察署と陸運局に申請していた。

 同センターでは、パトロール中は点灯して、少年防犯のほか一般市民が犯罪にあわないよう、また、発生の抑止に注意を促すことにしている。


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ゼロ戦のプロペラ

山田利治会長の手元に届く

遺族会の見事な連携プレー
=国松知事「英霊の引き合わせ」と=

▲山田会長から説明を受ける国松知事ら
(湖東・東近江市)
 十年以上も探し求めていた「ゼロ戦のプロペラ」が山田利治・滋賀県遺族会長(69)の手元に届いた。戦後六十年という節目の年に「偶然の出来事と思えない」と喜び、遺族会メンバーの協力のお陰と感謝した。知らせを聞き十一日に現地を訪れた国松善次知事は、ゼロ戦を前に「機体とプロペラが揃ったことは英霊の引き合わせ」と、山田会長の執念をたたえた。ゼロ戦(旧海軍の零式艦上戦闘機)は、九年近く前に山田会長が購入したものだが、プロペラだけが本式でなかった。

 山田会長は、戦後六十年の節目を迎えて、戦没者への思いを新たにしようと、九年ぶりに自宅(東近江市尻無町)近くの所有地に組み立てた。一般公開する同時に、同市布引丘陵に建設予定の平和祈念館のシンボル「無言のかたり部」にしたいと、計画する県に寄贈した。一般公開には千三百人が訪れ、関心の高さを物語る。

 この新聞記事が、遺族仲間の山口徹さん(岐阜市在住)の目に止まり、今年一月にマーシャル・ギルバート諸島慰霊友好親善団(日本遺族会主催)のメンバー三十六人に記事の写しを送るとの知らせが団長を務めた山田会長に届いたのは八月十八日のことだった。

 偶然なことに、同親善団の野田頭佑副団長(鎌倉市在住)が記事のコピーを手にした翌日(八月二十四日)、地元の神奈川新聞に「ゼロ戦のプロペラを漁船が引き上げ」が掲載された。引き揚げられた日が八月十八日だったことから、山田会長は「因縁めいたものを感じ、苦労が報われた」と歓喜を上げたという。

▲野田頭さん、斎田さん、山田会長、冨田さん(左から、横浜・柴漁港で)
 神奈川新聞によると、三枚羽のプロペラが引っ掛かったのは、横浜漁協の漁師斎田和義さん(横浜市金沢区)の底引き網。戦後六十年になるが「こんなことは初めて。こんな巨大なものが今まで海底に眠っていつとは」との談話が報じられている。

 野田頭さんの奔走から、元パイロットの話「直径三・一〇メートル、住友ハミルトン式低速プロペラで、ゼロ戦52型」の確証を得て、山田会長の引き取りが決まった。戦時中にゼロ戦を製造した三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の岡野充俊史料室長によると、このプロペラは「ゼロ戦のものに間違いはない」と言う。

 これを受け八月三十一日深夜、山田会長は、全国初の民間飛行場を八日市(現・東近江市)に導いた第二翦風号の復元機を製作した冨田彦一さん(同市建部南町)と共に、プロペラが保管され、野田頭さんが待ち受ける横浜・金沢の柴漁港に向かった。

 国松知事は、一連の出来事を「戦争の悲惨さをきっちり後世に伝えてほしいとの戦没者英霊のメッセージ」と受け止め、山田会長の偉業とともに全国遺族会の連携をたたえ、平和祈念館の平成二十年着工に意欲を燃やす。


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東近江市の2公民館

アスベスト濃度、基準値下回る

=五個荘は一部で再開=

(湖東・東近江市)
 吹き付けアスベストの使用が確認され、現在、使用が禁止されている東近江市立五個荘公民館と、中央公民館(八日市)の濃度調査の結果、大気汚染防止法の基準(一〇本/L)を大きく下回っていたことが分かった。

 アスベスト濃度は、中央公民館大ホールが〇・三三、廊下が〇・四六、ロビーが〇・五六、五個荘公民館大ホールが〇・一一と、基準値以下。

 このため同市では、アスベストが使用されている大ホールを除き、五個荘公民館の事務所と会議所等を、再開準備が整い次第、使用を再開する。 中央(八日市)公民館については、ロビーや廊下、大ホールに吹き付けられていることから、一部施設のみの使用が出来ないため、施設の全面使用禁止を継続する。

新たに使用の疑い
12施設で制限・禁止


 継続調査をする中で、アスベストの使用を否定できない新たな施設が判明した。市では、市民の安心安全を最優先して、該当する十二施設の含有の有無を調べると共に、安全が確認されるまでの間、使用の禁止または制限措置を取る。判明した十二施設は次の通り。

 ◆使用制限=五個荘支所(一階機械室壁・天井、二階倉庫天井、附属棟倉庫天井)、五個荘福祉センター(機械室壁・天井)、旧政所中学校(ボイラー室壁・天井)、永源寺支所(旧議場、旧町長室、応接室の天井)

 ◆使用禁止=船岡中学校(一階渡り廊下、倉庫壁・天井、金工室の廊下・天井)、永源寺保健センター(集団指導室天井)、市原小学校(放送室天井)、御園小学校(放送室天井)、湖東中学校(放送室天井)、湖東第一小学校(放送室天井)、同第二小学校(放送室天井)、同第三小学校(放送室天井)

 なお、使用制限とは、一般市民の使用を禁止するが、関係者がマスク等を着用しての使用を可とするもの。


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半年間 訓練の成果を披露

県消防学校 実科査閲

=来月から現場デビュー=

▲半年間の成果を披露する訓練生たち(県消防学校)
(湖東・能登川町)
 能登川町神郷の県消防学校で、今春に県内の各消防本部に採用された新規消防職員(初任教育訓練生)が、半年間の訓練の成果を披露する「実科査閲」が行われた。地域住民の安全を守る頼もしい姿に、教官や保護者ら約二百五十人から大きな拍手がおくられた。

 訓練生六十六人は、四月から九月末まで消防職員として必要な知識や技術、体力、精神力を身につけるため、全寮制で実科訓練に励んでおり、十月一日からは各所属の消防本部で現場デビューを飾る。

 実科査閲は、この教育期間の終了を目前に、六カ月間の厳しい訓練の成果を披露するもので、迅速・的確な団体行動を見る「訓練礼式」では、一糸乱れぬ部隊訓練の成果を披露。放水など消火活動の基本動作を行う「消防ポンプ繰法訓練」や、各種の救助法に活用される「救助・救急処置訓練」などが行われ、見事な連携プレーを見せた。

 救助基本訓練では、ロープを巧みに使って壁を登る自力登はん、二つの棟の間に渡した二十メートルのロープを渡る渡過手法、六階の高さから降下するオーバーハングを行い、会場から感嘆のどよめきが起きた。

 ハラハラしながら見ていた男性(57)は「映画の中でしか見たことが無かった迫力の降下など、みなさんの高い技術を見て頼もしく思う。安全には十分に気をつけて活躍してほしい」と話していた。


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人と動物が共生できる社会へ

23日 「動物フェスティバル」

介助犬の実技やしつけ方教室も

(湖東・竜王町)
 人と動物が共生できる明るく豊かな社会づくりの実現を目指して「二〇〇五動物フェスティバル」(財団法人滋賀県動物保護管理協会主催)が二十三日午前十時から、竜王町岡屋にあるドラゴンハットで開催される。入場無料。

 これは、動物との触れ合いによって、動物の正しい飼い方や動物に理解を深め、動物愛護意識の高揚を図り、命の大切さを育むことを目的としている。 

 当日は、ドラゴンふれあいセンターで、小中学生を対象に募った絵画の入賞者や動物愛護功労者・長寿犬の飼育者の表彰式や、これから犬を飼おうとしている人必見の“犬の飼い方講習会”が催される。

 また、盲導犬などの実技を通じ、犬がいかに人間社会に役立っているかを知り、動物との触れ合いからその温かさや命の大切さを肌で感じ、学び遊ぶことで人と犬とがよりよい関係を築くきっかけにしてもらおうと、さまざまな催しが用意されている。

 具体的には、盲導犬・介助犬・災害救助犬の実演や犬の飼い方・ペットの健康相談、ふれあい教室、おしゃれワンコ大集合、犬のしつけ方教室、ポニー・羊など動物とのふれあいなど。

 さらに、会場には、盲導犬・介助犬・災害救助犬のコーナーや獣医師会のコーナー、滋賀県公衆衛生獣医師協議会のコーナー、まちの愛犬家コーナー、滋賀県愛玩動物飼養管理士会コーナーが設けられるほか、絵画の入賞作品の展示やペットグッズの販売なども行われる。

 問い合わせは、滋賀県動物保護管理協会(電話0748―75―6522)まで。

 


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