滋賀報知新聞(ニュース)平成17年10月8日(土)第14229号


認知症への理解と支援

キャラバン・メイト養成研修

東近江地域 サポーター目標2千人
=近畿初、独自の3回講座スタート=

▲関係者約100人が参加した研修
(湖東・東近江市)
 ますます高齢化が進む現代社会において、認知症の高齢者も増加すると考えられることから、地域住民の認知症への理解と、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりや支援の仕組みづくりが求められている。

 このような現状を受けて厚生労働省は今年度、認知症理解と啓発を通じて認知症の人や家庭を応援するボランティア「認知症サポーター」を全国で中間年の平成二十一年度末までに百万人養成し、十年後の二十七年にはすべてのまちが認知症になっても安心して暮らせるまちになる「認知症を知り地域をつくる十か年」の構想をスタートさせた。

 特に今年度は「認知症を知る一年」と定め、地域・企業・学校などで開催される認知症サポーター養成のための住民講座「認知サポーター養成講座」で講師役として、また、各機関のネットワーク化推進や地域リーダーとなる「キャラバン・メイト」を養成する研修が全国各地で開かれることになっている。

 東近江地域では、平成十三年度から認知症高齢者対策に取り組んでいる東近江地域振興局管内二市五町の医療・保健・福祉関係者で構成する東近江「福祉の地域づくり」推進協議会(今井泰助会長)が取り組みの充実を図るため、キャラバンメイト連絡協議会との共催でこの事業に取り組むことになり、近畿で初(全国二番目)となるキャラバン・メイト養成研修を、このほど県立男女共同参画センター(近江八幡市)でスタートさせた。

 研修には、管内で認知症にかかわりをもっている人をはじめ、警察、消防、民生児童委員、自治体などの関係者約百人が受講。瀬田川病院副院長で老人性認知症センター長の宮川正治氏、県社協次長の北川憲司氏、近江八幡市健康推進課副主幹の森村敬子氏から、認知症、地域づくり、認知症サポーター、養成講座についての講義を受けた。

 国の定めるキャラバン・メイト養成研修は、認知症の基礎知識や地域のネットワーク、認知症サポーターの位置づけ、認知症サポーター養成講座の展開など、六時間の集中講座受講(一回)で修了となり、キャラバンメイト連絡協議会へ登録されるのが標準となっている。

 東近江地域の場合、これを第一回「総論・概論」(九月二十七日)と位置づけ、実際の講座実演やグループワークなどを行う第二回「実践から学ぶ」(十月下旬から十一月初旬)と、行政との情報交換やキャラバン・メイト自身の役割や位置づけを確認する第三回「実践に向けて」(十一月下旬から十二月初旬)の、内容を充実させた二回の独自のカリキュラムを増設し、三回の研修修了後に「協力意向書」で意向表明を行い、キャラバン・メイト登録することになる。

 東近江地域では、認知症高齢者三人に認知症サポーター一人となる、二千人の認知症サポーター養成を目指す。


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来春入園

幼稚園・保育所

=12日から受付開始=

(湖東・能登川町)
 能登川町は、来年四月に入園する幼稚園児と、保育所児(十八年度中に育児休業が明け、その後の保育希望者も含む)の申し込み受け付けを、十二日から始める。

 幼稚園は、第一幼稚園(佐野)と第二幼稚園(乙女浜)があり、いずれも三歳児からの三年保育を実施している。入園対象者は平成十二年四月二日生まれから十五年四月一日生まれ。定員は一年と二年保育(五、四歳児)が百五人、三年保育(三歳児)は五十人。

 入園願書は各幼稚園と役場教育課に設置されており、入園を希望する人は対象区域の幼稚園へ提出する。

 保育所は、こばと園(乙女浜)・ひばり園(猪子)・めじろ園(種)・ちどり園(伊庭)の四所があり、定員は順に六十人、百二十人、七十人、六十人。

 保育時間は、平日が午前八時半〜午後四時半、土曜日が午前八時半〜午後零時十五分と共通だが、延長保育の時間は施設によって異なる。

 入所基準は、▽町内在住で児童の保護者がいずれもが働き、かつ同居の親族その他の人が働いている場合▽病気や家族の常時介護などの理由により、家庭で保育できない乳幼児―となっている。保育料は、児童と生計を同一にしている父母および、それ以外の扶養義務者の平成十七年度分所得税額と、町民税額から算出した金額。

 申込用紙は各保育所と役場教育課に設置されており、希望する保育所へ提出する。

 募集期間は、ともに十月十二日〜三十一日の午前九時〜午後五時(土・日曜日と祝日を除く)。詳しくは、町教育委員会教育課(0748―42―9932)または第一幼稚園(42―4378)、第二幼稚園(45―0538)、保育所こばと園(45―0365)、ひばり園(42―2460)、めじろ園(42―4320)、ちどり園(42―0357)へ。


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謄写版文化・歴史の伝承に活用を

=孫の堀井綬一氏が100万円寄付=

(湖東・蒲生町)
 ガリ版を発明した堀井新治郎氏(二代目)の孫にあたる堀井綬一さんが、蒲生町役場を一日に訪れ、謄写版文化の伝承に活用してほしいと百万円を寄付した。

 家財を投げ売り赤貧にあえぎながらも発明に没頭した堀井新治郎親子は、明治二十七年一月に日本初の「謄写版(愛称=ガリ版)」第一号機を完成させ、エジソンに次ぐ世界的発明となった。
 ガリ版は、ヤスリの上に原紙をのせ、鉄筆でガリガリと音をたてながら文字や図柄を刻み、原紙に孔(あな)をあけ、その紙を刷り台にのせてインクを馴染ませた刷り枠をおろしてローラーでインクを伸ばすと、その穴からインクが染み出し印刷ができる。

 また、謄写版技術は、事務機に留まることなく、孔版(こうはん)美術と称される美術印刷にも利用された。堀井親子も孔版技術者の養成に力を入れ、発明家だけでなくガリ版文化の担い手としての役割も果たした。

 こういった歴史から、蒲生町では、平成十年に堀井本家より寄贈を受けた岡本地区にある二階建て洋館を修復し「ガリ版伝承館」を開設、謄写版印刷の歴史を伝えている。

 さらに、区内のわがまち夢プラン委員会(岡田文伸委員長)が中心となって、木造平屋建ての堀井家母屋(平成二年に町へ堀井家が寄付)を拠点に、周辺一帯を“ガリ版芸術村”と名付け文化芸術の発信地とする計画を温めている。

 堀井さんは、「謄写版の発明は、日本の事務文化に貢献できたと思う。そういった功績と歴史を、この地に残してもらえるということなので、何かお役に立ちたいと思った。さまざまな計画があると聞いており、事業の一部に活用してもらえれば」と、山中壽勇町長へ寄付金を手渡した。

 受け取った山中町長は、「謄写版文化の伝承事業に使わせていただきたい」と語った。


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親子で楽しいひとときを

「リトミック」教室スタート

=19日から あかね文化センターで=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町あかね文化センター小ホールで、十九日から「親子で楽しくリトミック」(蒲生町文化体育振興事業団主催)が新しくスタートする。

 リトミックとは、音楽という素材を使って、身体的・感覚的・知的に優れた子どもたちの総合教育を行うもの。

 講師は、リトミック研究センター滋賀第一支局の先生が務め、一、二歳の子どもとお母さんを対象に、毎月一回水曜日に親子で楽しく音楽に合わせて体を動かす。

 開催日時は、十月十九日と十一月三十日、十二月十四日、来年一月十八日、二月八日、三月二十九日で、いずれも午前十時から同十一時まで。

 参加費は、親子一組三百円(一回分)となっている。事前予約は不要で、どの日からでも都合のよい日に気軽に参加できる。

 詳しくは、蒲生町あかね文化センター(電話0748―55―0207)へ。


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竜王町議会が役選

議 長に 中島正己氏
副議長に 寺島健一氏

=竜王町議会=

(湖東・竜王町)
 竜王町議会は、九月定例会の最終日先月三十日に役員改選を行い、議長に二期目の中島正己氏(55)=無所属=、副議長に一期目の寺島健一氏(61)=無所属=をそれぞれ選任した。任期は、申し合わせにより二年。

 中島氏は、地域開発特別委員会副委員長や産業建設常任委員長を歴任後、平成十五年十月から副議長を務めていた。議長就任について、「合併せず自律を推進するという方向なので、議会も改革を進めていきたい」と抱負を語った。

 初の大役に、寺島氏は「議長の補佐役として全力を傾注し、これまでの経験を生かして農業振興にも努めていきたい」と述べた。

 このほか、町議会では、産業建設常任委員会を「産業建設環境常任委員会」とし、地域整備特別委員会と自律のまちづくり特別委員会を統合して「地域創生まちづくり特別委員会」を設け、町の根幹にかかわる重要案件を審議していく。

 


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