滋賀報知新聞(ニュース)平成17年10月19日(水)第14237号


中盤を迎え13人し烈 地区別 各候補

東近江市議選―八日市選挙区―

(湖東・東近江市)
 早くも中盤に差しかかった東近江市議選の旧八日市市選挙区(定数一〇)では、立候補の現職十二、新人一の計十三人がし烈な選挙戦を展開し、今週いっぱい熱い戦いが続く。合併後の新市まちづくりを託す重要な選挙だけに、市民の関心も高まりをみせてきた。国政、県政「地盤・看板・かばん」と違って、市議選では三縁「地縁・人縁・血縁」が当落を決し、何と言っても地元密着の候補は強い。新人はバトンタッチを受けた一人にとどまり、現職候補は引退八人の地元に攻め入る。定数半減で各陣営は最低千二百票を目標に置く。地区別に各候補を追ってみた。有権者は三万四千六百七十人。敬称略。

【平田地区】
 藤本健一(上平木町)からバトンタッチを受けた大型新人・周防清二(同町)が唯一候補。地区代表として自治連合会などの推薦を受けるも、地区内の一本化がカギ握る。比較的発展が遅れる市西部のまとまりは強く、他候補侵入にガードは固い。(有権者二千九百人)

【市辺地区】
 松下和一郎(野口町)、共産の豆田昇一郎(市辺町)の二人が立ち、引退の藤野道春(三津屋町)の票をうかがう。比較的、自民・民主・共産の色分けがはっきりした地区だけに、松下が藤野票をいかに引き寄せるかがポイント。(有権者三千七百人)

【中野地区】
 自治連合会などから推薦を受けた畑博夫(小脇町)が地区代表の威信かけ、全市的に攻勢をかける。他候補の切り崩しも激しく、手薄となる今崎・今堀の引き締めに余念がない。(有権者五千五百人)

【八日市地区】
 公明の加川泰正(八日市町)の引退を受け、山田みを子(金屋二丁目)が組織票の上乗せとともに議席確保へ精力的に動く。大洞共一(緑町)は、引退する深尾俊幸(浜野町)の全面支援で拍車がかかり、加川が持つ個人票獲得に精を出す。(有権者四千百人)

【南部地区】
 志井弘(ひばり丘町)の引退で、小林優(沖野一丁目)は自治連合会などの推薦を受け地区代表候補へ。大票田だが浮動票も多く、他候補がなだれ込む中で、いかに地元貢献を訴えられるかにかかる。(有権者四千人)

【玉緒地区】
 井上孝(大森町)の引退が有利に働く中村肇(尻無町)が東部(上大森・瓜生津・土器)を固める。井上喜久男(柴原南町)は近くの西部(蛇溝・布施・今堀・今崎)を攻め、引退の小森幸三(御園地区)の民主票に割って入る。横山栄吉(東沖野五丁目)は、地元の葵(あおい)を固める一方、南部、御園に活路を見い出す。(有権者四千八百人)

【御園地区】
 小森(妙法寺)の引退で、寺村義和(神田町)が自治連合会などの推薦を受け独走態勢。地区代表を前面に押し出し、御園一本化に力を注ぐ。(有権者六千三百人)

【建部地区】
 高村与吉(建部下野町)の引退で、畑重三(建部日吉町)と丁野永正(建部瓦屋寺町)が高村票を二分する。自民は丁野へ、民主は畑への動き強まる。(有権者三千四百人)


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水と緑 自然を楽しもう

永源寺里山物語

=20日まで参加受付=

(湖東・東近江市)
 東近江環境保全ネットワークと(仮)永源寺スギファンクラブ主催の体験交流事業「永源寺里山物語」が、三十日に東近江市箕川町で開催される。二十日まで参加者募集。

 同ネットワークは、県が策定するマザーレイク21計画(琵琶湖総合保全整備計画)に基づく東近江地域の取り組みとして、環境保全活動を行う管内の十三団体で組織している。

 今回の催しは、愛知川源域の森林で間伐・枝打ち体験を行いながら、地元住民や参加者との意見交換を楽しみ、水を育む森林、林業の理解を深めるもので、箕川町の住民と淡海森林クラブ八日市地区の協力を得る。

 開催時間は午前九時半〜午後三時。集合場所は箕川トンネルを越えてすぐ左の広場(申し込み者に後日、詳しい地図と案内が送付される)。

 持ち物は、軍手・長靴または登山用の靴、カッパ等の雨具、食器・箸など(昼食は地元手作りの炊き込み御飯等)。のこぎり等を持っている人はできるだけ持参する。参加費は、チェンソーでの伐採体験六百円、ノコギリでの間伐体験または伐採見学百円、昼食代は寸志箱へ。

 希望者は、申込書に必要事項を記入し、〒527―8511滋賀県東近江市八日市緑町7―23、東近江地域振興局環境課内・東近江環境保全ネットワーク事務局(0748―22―77588、FAX22―0411、EメールDC42@pref.shiga.lg.jp )へ。


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新たな看護の形

利用者の生活に密着!

=東近江重症心身障害者通園くすのき 看護士募る=

▲通園くすのきでの看護士としての仕事の魅力を語る境さん
(湖東・蒲生町)
 蒲生町寺地先にある「東近江重症心身障害者通園くすのき」が、施設利用者の健康管理など看護業務を担当する看護士を募集している。そこで、同園で四月から看護士として働いている境真依子さんに、具体的な仕事内容とやりがいについて聞いてみた。

 同通園くすのきは、養護学校卒業後の重度障害者で、知的な面での遅れや身体の障害のほか、医療上の問題などさまざまな障害(てんかんや行動障害など)を持っている人が対象で、現在、東近江地域内の十四人が利用している。

 医務室が完備されている施設内は、身体機能の退行防止を行うプレイルームやグループ活動室に太陽光が差し込み気持ちがいい。心休まる音楽をバックに、通園者の体調に合わせて一日のプログラムが組まれる。そこで、看護士の境さんは、他の職員と協力しながら、まず、血圧や体重測定など健康状態をチェックする。

 「病院務めのときと違って医療がメインではないというギャップはあったが、利用されている人にとっては通園が生活の一部であり、生活に密着してみて新たな看護の形があることを知った」と語る境さん。救命で看護士として働いていた頃に、患者が退院後、地域の中でどう生活しているのか地域福祉システムに疑問を感じ、同通園に飛び込んだという。

 半年経過して「言葉でコミュニケーションがとれなくても、これまで培ってきた知識や技術を生かし、利用者と分かり合えるところがあるのではないかと感じ始めている。看護士という枠を越え、自分ができることは何か、一職員としてまだまだ手探り状態」と、他の職種の人々と連携し視野を広げつつ利用者にとっていい状態が少しでも長く続くよう力を尽くす。

 利用者にとって同通園は社会との窓口でもあり、家族にとってはわが子が学校を卒業し成長していく姿を見ることができる心の支えともいえる場所で、家族が少しでも安心して通わせられるように、境さんは医師とともに医療相談日(月一度)も設けている。

 今回募集する看護士は、看護士免許を有し業務経験を持つ専門学校卒業以上の人で、年齢不問。雇用形態はパートで、勤務時間は午前九時から午後三時四十五分まで(休日=土曜・日曜・祝祭日)。賃金は、経験五年以上の場合、時給一千三百円。雇用期間は、採用日から来年三月三十一日まで、面接により選考する。詳しくは、同通園くすのき・南施設長(0748―45―2077)へ。


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すきのない地域づくりを!

日野蒲生地域安全・暴力追放住民大会

=参加者約150人が防犯対策学ぶ=

▲実際に参加者が金づちで叩き防犯ガラスの効果を実証(蒲生町あかね文化センター小ホールで)
(湖東・蒲生町)
 午後七時から始まった同住民大会で、冒頭、日野地区防犯自治会・日野地区暴力追放住民会議会長の山中壽勇町長が「子どもたちが安全に遊べ、地域住民すべてが安心して暮らせる環境づくりと、町民一人ひとりの意識・連携を高めていきたい」と明るく住みよい地域社会の実現に協力を求めた。

 両町内の刑法犯認知件数が昨年に比べ減少傾向にあることに触れ、山崎久雄署長は「空き巣や忍び込み、わいせつ事案が発生している。署員には毎日の警ら・巡回を指示しており、関係機関と協力しながら犯罪を減らしていきたい。また、管内で自主防犯組織が五団体発足し、地域の盛り上がりが安全を築く」と、住民の目が光る地域づくりを呼び掛けた。

 続いて、長年にわたり子どもの安全確保のため、登下校時を中心に安全パトロールなど地域の防犯活動に尽力した地域安全功労者の表彰が行われ、受賞した奥村美佐尾さん(蒲生町)と村島茂男さん(日野町)に会場から大きな拍手が送られた。

 参加者自身の防犯意識を高めようと、全国の先進的な防犯活動の事例や経過、効果をまとめたビデオ「子ども連れ去り被害防止〜地域で考える防犯〜」を上映し、綜合警備保障が「身近なセキュリティ対策」と題して犯人にすきを与えない生活環境づくりを伝授した。

 具体的には、今年四月から社会貢献活動の一つとして、注意喚起ではなく防犯を考えるきっかけにと県内小学校で実施しているという「安心教室」での内容を実演。サングラスをかけ帽子を目深くかぶった人とサラリーマン風の人、若者の格好をした人三人が登壇し、参加者がどの人があやしいか選び出した上で「容姿で判断せず、知らない人には絶対ついて行かないよう指導している」と強調、子どもが一人で留守番するときの注意点なども教えた。

 また、家庭の防犯対策として、補助錠や窓に貼る防犯フィルムの有効性を説き、防災対策にも役立つ防犯ガラスを参加者に実際に金づちで叩いてもらい効果を実証、参加者は犯罪に強い住宅環境づくりのポイントと対策を学んだ。


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第12回初期消火競技会

ダイハツが上位独占

=近江八幡地区の24チーム参加=

(湖東・近江八幡市)
 第十二回初期消火競技会(東近江行政組合近江八幡消防署主催、東近江防火保安協会近江八幡支部共催)がこのほど近江八幡消防署で開かれ、日ごろの訓練の成果とチームワークを発揮する競技が繰り広げられた。

 競技会は初期消火技術の向上と防火意識の高揚、自主防災体制の確立を目的に毎年開催され、今年も、管内(近江八幡市、安土町、竜王町)の企業や自治体から二十四チームが参加した。

 三人一組の各チームは、まず119番通報から始まり、消火栓ボックスからホースを延長、約四十メートル離れた火点三つに向けての放水、標的を倒して元の位置まで戻るという課題に取り組み、俊敏性や正確さなどの操作技術と、基準タイム(四十秒)とのタイム差を競った。

 ピンと空気の張りつめた会場にはきびきびとした号令や指示の声が響き、真剣に繰り広げられる各チームの競技が終わるたびに選手席から互いの健闘をたたえる拍手が送られた。

 競技を終えると、「会社での練習と少し違って、うまく行かなかった」と反省するチームもあれば、「練習通りできました」と自信満々のチームもあり、審査の行方が気になる様子だった。

 審査集計の時間を利用して、心停止の救命措置のために普及が進められているAED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法の消防署員によるデモンストレーションと参加者による体験が行われ、一刻も早い119番通報、心肺蘇生活動、救急隊への引き継ぎ搬送の「救命リレー」の大切さを改めて理解した。また、AEDについての知識はあっても、実物を見るのははじめてという参加者も多く、操作方法や注意点等を確認することができた。

 審査の結果、ダイハツ工業の二チームが優勝・準優勝を独占したほか、女子選手二人以上のチームを対象にした特別賞がヴォーリズ記念病院Aチームに贈られた。

 開会式、閉会式では、青木幹康近江八幡消防署長、尾賀俊雄支部長、西村参和副支部長が、大災害や火災発生時の地域協力や初期消火といった自主防災の重要性と、そのための日ごろの訓練の必要性を改めて強調し、選手たちの健闘をたたえた。審査結果は次の通り。

【優勝】ダイハツ工業第二地区(西田学・岡田眞二・關貴紀)【準優勝】ダイハツ工業第一地区(多和友之・佐合井正和・長谷川昭)【入賞】近江八幡市民病院B(三位)ホテルニューオウミ(四位)ダイハツ滋賀テクニカルセンター(五位)【特別賞】ヴォーリズ記念病院A(七位)

 


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