滋賀報知新聞(ニュース)平成17年10月24日(月)


サイパン島戦跡慰霊巡拝

遺族の想い届けます

=奥居副会長がお供え募集=

(湖東・東近江市)
 東近江市遺族会副会長で永源寺支部会長の奥居清一郎氏は、十一月四日からの「戦後60周年記念国際友好親善、サイパン島戦跡慰霊巡拝」(県遺族会主催、県後援)に同会代表として渡島することになり、これに先立ち、同市出身で現地で亡くなった戦没者へのお供えを募っている。

 サイパン島やマリアナ諸島、南太平洋などで眠る御霊を供養し、恒久平和と命の尊重を祈る合同慰霊法要に向けて、県内の遺族や山田利治県遺族会長、国松善次知事ら約三十人が渡島するもので、各戦没地の日本人墓地と海上慰霊を行う。

 これに際し、同席できない遺族の気持ちを届けようと、生前の好物やお供え(五千円まで)、塔婆(俗名、戒名)を募っているもので、希望者は、A3程度の茶封筒に入れ、住所と氏名、電話番号を書いて市役所永源寺支所の福祉課へ届ける。受け付けは三十一日まで。

 問い合わせは、奥居副会長(0748―27―0090)または、福祉課の小西さん(代表0748―27―1121)へ。


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スポーツ・芸術・食欲の秋一度に

11月13日 「第3回がまちゃんウォーク」

=蒲生町商工会 参加者を募集中=

▲ゆったりとした表情で訪れた人の心を癒す立木子安観音
(湖東・蒲生町)
 澄んだ青空と心地よい秋風に誘われて、ちょっと穴場の観光・歴史スポットを巡る「第三回がまちゃんウォーク」(主催=蒲生町商工会、同商工会青年部・女性部)が、十一月十三日に蒲生町内で開催される。現在、同ウォークへの参加者を募集している。

 スポーツや芸術、食欲などすべての秋を一度に体感できる同ウォークは、蒲生町商工会がまちおこしを目的に、平成十五年からスタートさせた恒例イベント。

 毎回、町内外から家族連れや夫婦、ウォーキング仲間など三百人以上が参加しており、「こんな所があったのか」と町内の埋もれた魅力を見つけ、道端の草花などを眺めつつ秋の訪れを全身で感じている。

 今回のコースは、蒲生町役場をスタートし、昭和三十年代の生活風景が見学できるあたらしや学問所に立ち寄り、知る人ぞ知る綺田の立木子安観音を目指す。
▲記念館内では創作活動中の野口画伯と出会える!?

 佐久良川近くの竹やぶを抜けると、木の中に観音様が安置されており、看板には「ほほえみかけられる観音様にご自分の手でお触れになってください。大切な何かを感じることができます」と記され、そのゆったりとした表情に心癒される時間が過ごせる。

 集落内を通って、蒲生野の自然を描き続けた画家・野口謙蔵記念館へ。館内では、野口画伯の写生帖や遺品、複製画のほか、絶筆「喜雨来」(昭和十九年作)とも出会える。創作活動にはげむ当時の野口画伯の姿が人形で再現され、大きな窓からは代表作「霜の朝」と同じ風景がのぞめる。

 その後、渡来文化が色濃く残る石塔寺から桜川西の子守勝手神社を巡り、いきいきあかねフェアや商工まつりが開催されているゴール地点の蒲生町役場へと向かう。コース全長は約九キロで、各地点で同町観光ボランティアガイド協会会員らが案内する。

 歩くことで脳を刺激し全身運動した後は、同商工会女性部が中心となって秋の味覚で参加者をもてなし、ゆで卵すくいゲームなども用意、子どもから大人まで楽しめるよう最後まで盛り上げる。

 このがまちゃんウォークには、誰でも参加(小学三年生以下は保護者同伴)でき、定員は先着二百人。参加費は二百円(当日徴収)で、石塔寺拝観のみ別途三百円が必要。 参加希望者は、住所、氏名、電話番号を、電話・ファックス・Eメールのいずれかで知らせ申し込む。応募締め切りは十一月四日。申し込みおよび問い合わせは、蒲生町商工会(電話0748―55―0196、FAX0748―55―2480、Eメールgamo-s@lily.ocn.ne.jp)まで。 


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一人の輝きが大きな光に

やまびこ作業所がミュージカル

=約600人に感動与える=

▲やまびこ作業所の仲間たちの熱演に大きな拍手が(竜王中学校体育館で)
(湖東・竜王町)
 竜王町鵜川にあるやまびこ作業所で働いている知的・身体的な障害のある仲間たちが、竜王中学校体育館でこのほど開いた「第七回やまびこまつり」(やまびこ実行委員会主催、滋賀報知新聞社ほか後援)で、竜王にゆかりのある源義経を題材にしたミュージカルを披露し、来場者約六百人に感動を与えた。

 平成十五年に初めてミュージカル“魔法のスープ”を上演して以来、二度目の挑戦となる今回は、地域住民やボランティアら約六十人が仲間たちと一緒になって猛練習を重ねた。

 やまびこまつりの冒頭、同実行委員会・森嶋治雄実行委員長が「仲間たちが一生懸命練習した成果で、感動を与えられれば」とあいさつし、舞台の幕が上がった。

 ストーリーは、おじいさんと孫、その友人が元服池から平安時代へとタイムスリップし義経や弁慶、静御前と出会うというもの。出演者の力強い台詞回しや愛嬌たっぷりのダンス、伸びやかな歌声から一人ひとりの個性が溢れだし、一場面ごとに大きな拍手が会場から沸き起こった。

 義経をかばい弁慶が敵に戦いを挑んでいく姿を通して「大切な仲間こそが、あなたにとっての義経なのかもしれない」とのメッセージを伝えた。 一人ひとりの輝きが大きな光となり、最後に「一丸となって仲間の思いをぶつけることができた。この公演にかかわった人すべてが主役で、これからも仲間と歩み続けていく」と、仲間たちもできるという自信を深めた。

 また、同まつりの入場料は、協力金として障害のある人が地域で暮らせるためのグループホーム建設資金などに充てられるという。


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蒲生氏郷の生涯

安土城考古博物館秋季特別展

生誕450年を記念して実像探る
=会期中に博物館講座や記念講演会=

▲氏郷の実像に迫る特別展
(湖東・安土町)
 県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)では秋季特別展「蒲生氏郷――戦国を駆け抜けた武将――」が開かれている。十一月六日まで。

 湖国から出た戦国武将の中でも、出世株の筆頭としてあげられる蒲生氏郷。その氏郷の生誕四百五十年を記念して、その生涯と、近江の蒲生一族の活躍を紹介する。

 信長、秀吉の下で天下統一に夢をかけ、近江日野六万石を皮切りに、伊勢松坂十二万石、最後には会津若松九十二万石の大名にまで上り詰めた氏郷は、その先見的な軍事・政治能力もさることながら、茶道や連歌などの文芸的才能、キリスト教信者としての生き方など、注目すべき点が多い。

 特別展は、プロローグ「戦国を駆け抜けた武将」、第一章「蒲生郡の蒲生一族」、第二章「信長の元で 近江日野六万石」、第三章「伊勢松坂十二万石」、第四章「会津若松九十二万石」、第五章「氏郷のひととなり」の六つのテーマを設定し、文書や記録、遺品、遺物や絵図などを通して、また、“蒲生氏郷だったのは二年足らず”や“氏郷の先祖はムカデ退治の達人”など、子どもたちにも興味を持ってもらえるようなエピソードを紹介した解説メモ「ちょっと変わった見方」も活用してもらい、氏郷の実像をさぐる。

 展示品全八十三件の中には、「蒲生氏郷画像」(西光寺蔵)や蒲生一族の御家騒動の際の出兵記録「日野御陣用米下行帳」(国立公文書館蔵)など国指定重要文化財四点をはじめ、「伝氏郷所用燕尾形兜」(岩手県立博物館蔵)など府県指定文化財三点、「蒲生氏郷茶日記」(個人蔵)など市町村指定文化財二点、貴重な資料が公開されている。

 同館は月曜日と休日の翌日休館。入館は午前九時から午後四時半まで。入館料大人八百六十円、高校・大学生六百十円、小・中学生四百円。問い合わせTEL0748―46―2424。

 期間中、博物館講座と記念講演会が次の日程で開催される。いずれも会場は二階セミナールーム、時間は午後一時半から、定員は当日先着百四十人、受講無料。

【博物館講座】
 ▽10月23日「蒲生氏郷文書を読む――古文書購読――」(高木叙子学芸課主任) 蒲生氏郷と伊達政宗の起請文から、東北での氏郷の活動や正宗との確執をみる。
 ▽10月30日「文書に見る蒲生氏郷――日野・松坂・会津――」(高橋充福島県立博物館主任学芸員) 古文書を手がかりに氏郷の生涯を探る。

【記念講演会】
 ▽11月3日「豊臣政権と蒲生氏郷」(藤田達生三重大教授)


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琵琶湖水系のイワナ

=特徴的遺伝的組成が判明=

(全 県)
 琵琶湖水系の河川に生息して、別個と考えられていた「ヤマトイワナ」と「ニッコウイワナ」が、実は共通の遺伝子の特徴を持ち同じ系列だった可能性が高く、加えて全国約五十河川のイワナの遺伝子と比較したところDNAの特徴がまったく異なっていることが県水産試験場醒井養鱒場などの調査で明らかになった。

 同醒井養鱒場ではこれまで、県立琵琶湖博物館、京都大学と共同で琵琶湖水系に分布するイワナの遺伝的特徴を明らかにする研究を行ってきた。その結果、琵琶湖水系に分布するイワナは、他の水域と比較して、その周辺水域に特徴的な遺伝的組成を持っていることがわかった。

 滋賀県においてはこれまで斑紋の変異をもとに、琵琶湖東部流入河川では「ヤマトイワナ」が、西部流入河川では「ニッコウイワナ」が分布するといわれてきた。しかし、イワナ類の斑紋は変異が著しいことから、琵琶湖水系のイワナの分布に関してはまだ不明点が残されていた。

 そこで、琵琶湖水系全域における二種類のイワナの遺伝子解析を行ったところ、同系統の可能性が高いことが判明した。また一般に淡水魚は地域ごとに異なる遺伝的組成を持っていることが多いが、解析結果から琵琶湖水系のイワナは、他の水域と比較して、“ビワコイワナ”とでも呼ぶべき特徴的な遺伝的組成を持っていることもわかった。

 


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