滋賀報知新聞(ニュース)平成17年11月16日(水)第14261号


救急搬送 3245人に上る

東近江 上半期の救急出動状況

現場到着10分以内が大半占める
=1日平均 18人弱を病院へ運ぶ=

(湖東・東近江市)
 東近江行政組合消防本部は、今年上半期(一―六月)の救急出動状況をこのほどまとめた。それによると、出動件数は三千三百三十件で前年に比べ百四十件増加し、救急車で運ばれた人も九十五人増え、三千二百四十五人に達していることが分かった。

 急病が千八百九十五件(前年比七十一件増)と全体の約五六・九%を占め、次いで交通事故五百三十六件(同二十七件減)の一六%、一般負傷四百一件(同四十件増)の一二%と続き、労働災害五十五件(同七件増)などが出動要因の大半を占めている。

 一日平均の出動件数は、十八・四件(一日最多三十二件)で、日平均十七・九人が病院に運ばれている。これは管内住民の約六十人に一人が救急車で搬送されたことになり、出動最多時間帯は午前八時から同十時までの三百八十四回で、最少は午前二時から同四時までの百七回。

 運ばれた病院は、近江八幡市民病院(千百八十一人)をトップに蒲生町病院(三百六十七人)、国立滋賀病院(三百三十八人)、日野記念病院(三百十三人)などの救急指定病院で、他の病院とともに管内で八五%弱をカバーしている。残り四百九十八人は管外の病院だった。

 出動から現場到着までの所要時間は、三千十九件が十分以内に到着している。しかし、現場から病院へは、十分以内(五十四人)、十―二十分(千百二十四人)、二十―三十分(千二百三十六人)で全体の七四%強を占めるものの、三十―六十分が七百八十七人もあり、三千百八十二人が応急処置を受けた。

 市町別では、近江八幡市(千百五十一件)と東近江市(九百六十二件)で管内の六三・四%を占め、次いで日野町(三百三十一件)、能登川町(三百十五件)、蒲生町(二百十四件)、竜王町(百八十八件)、安土町(百四十一件)の順。名神へは二十七件(前年三十一件)の出動となった。


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自律のまちづくり計画策定へ

コンパクトなまちづくり目標に

=日野町が「住民シンポジウム」=

▲約250人が詰め掛けた「自律のまちづくり住民シンポジウム」(日野公民館で)
(湖東・日野町)
 合併せず単独の道を歩む日野町は、年内策定を目指す“自律のまちづくり計画案”に対する意見・提案を、十一月末まで住民から募集している。また、その一環として、日野公民館で「自律のまちづくり住民シンポジウム」をこのほど開き、参加住民約二百五十人と情報の共有を図った。

 この自律のまちづくり計画案(いきいき虹のまちづくりプラン)は、昨年十二月に設置した“日野町自律のまちづくり住民懇話会”の提言を踏まえて作られたもの。

 具体的には、計画の位置付けと地方自治を取り巻く情勢、財政状況、自律のまちづくりの基本、目指すまちづくりに関する重点課題七項目(持続発展可能なまちづくりのための行財政運営・地域経済の発展と観光資源の活用・公民館を核とした協働のまちづくりの推進・子育て支援対策と教育環境の整備充実・保健介護対策の充実・防災防犯対策の強化・ごみの減量再資源化の促進)を掲げている。

 特に、地域共同体の再生による「日野ルネッサンス(地域復興)」の実現を基本に、自助・共助・公助で支え合う地域づくりまたコンパクトなまちづくりに向け、行政改革や住民との情報共有の重要性を説いている。

 町財政の現況については「危機的な状況に陥ることが懸念される」とし、大幅な地方交付税の削減や財源不足に対処できる基金残高が心もとなく、町独自で取り組める事業費が年々減少傾向にある苦しい台所事情を明らかにした。

 すでに、計画案の概要版が全戸配布されており、住民シンポジウムには多くの地域住民が詰め掛けた。“これからの日野町のまちづくり”をテーマとしたパネルディスカッションでは、「各公民館に地域担当課長を置いて地域力を高めてはどうか」(堀江勇夫区長会長会代表)や「まちづくりに大切なのは、若い人が定着できる環境」(岸村嘉平商工会長)、「若者が参画する場を増やしてほしい」(福永晃仁連合青年会長)、「財源がなくても心豊かに暮らせる地域づくりを」(山和美地域女性団体連合会長)、「産業・農業振興をやらなければならない」(寺澤自律のまちづくり住民懇話会座長)とパネリストが提案した。

 これを受け、藤澤直広町長は「到達してきた水準を維持したいができないことも出てきている。地域の中で自分の役割を高めていこうとすることが、生きがいにもつながるのではないか。自律のまちづくりの基本は、徹底した行政改革は当然のこと、住民に情報を公開・共有し、参画してもらってともに歩むことが大切」と語った。

 また、コーディネーターの滋賀大学・宗野隆俊助教授が「よりよく生きていくためには、課題を共有すること」と、自律の第一歩を参加者に促した。


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交通死亡事故ストップ!

のぼり旗 11・15作戦

=蒲生・日野町内4個所で=

▲ドライバーの目を引く大人数での啓発活動(日野町の日田交差点で)
(湖東・蒲生・日野町)
 彦根市の名神高速道路で起きた多重衝突事故で、一度に七人の尊い命が奪われた―。県内での交通事故死者数(十四日現在)は百一人となり、県警が掲げてきた抑止目標“百人以下”を超える最悪の事態。こうした状況下で、県交通死亡事故抑制対策会議が中心となって、十五日に交通安全を呼び掛ける県下一斉の大規模街頭啓発が実施された。

 日野警察署管内では、日野町の日田交差点と日野記念病院前、蒲生町の鈴交差点、同町役場前の計四個所で、両町のシルバーキャラバン隊や日野交通安全協会、日野安全運転管理者協会の会員、交通安全指導員、町・県職員ら約二百六十人が分かれて「のぼり旗11・15作戦」を展開した。

 午前七時過ぎ、通勤途中の車や自転車通学の中学生が行き交う日野町の日田交差点には、同町シルバーキャラバン隊員約九十人が、“注意 交通死亡事故多発”や“近江路交通マナー めざせ日本一”、“子どもと高齢者を事故から守ろう”と書かれたのぼり旗を持って立ち、ドライバーの視覚に安全運転を訴えた。


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小・中学生の副読本

『正ちゃんと遺跡探検』発刊

=能登川埋文手づくり=

▲職員手づくりの副読本と、案内キャラクター「正ちゃん」の基となる国内最古級の縄文土面(右上は復元)
(湖東・能登川町)
 能登川町埋蔵文化財センターは、縄文時代から江戸時代までの郷里の歴史を紹介し、先人たちの暮らしぶりをまとめた小・中学生の副読本『正ちゃんといっしょに能登川の遺跡探検ものがたり』を発刊し、町内の六年生児童全員と中学校の社会科教材として同校に配布した。

 国内最古級の縄文土面が出土した正楽寺遺跡や、工人集団の存在を物語る石田遺跡、邪馬台国VS句奴国の古代ロマンを彷彿させる神郷亀塚古墳など、能登川町は全国でも屈指の遺跡(百五カ所)と遺物を有しており、郷土の歴史と文化を学ぶ史料として、小・中学生の総合学習にも活用されている。

 副読本は、郷土学習の補助として社会科の授業や体験学習、自由研究等に活用してもらおうと、同センターの職員が執筆・編集したもので、縄文土面の「正ちゃん」を案内キャラクターに、縄文時代から江戸時代までの主な遺跡二十七カ所を写真やイラストを多用してビジュアル的に紹介し、人々の暮らしぶりや文化、産業などを説明している。

 また、現地調査から整理作業・報告書の作成まで、発掘調査の流れを解説したほか、巻末には日本史と対比した「能登川年表」も掲載した。A4版カラー二十ぺージ。二千百五十部発行。


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マントヴァ市で審査受け

森さんら5作品入賞

=安土町 姉妹都市締結記念=

▲津村町長から表彰を受ける森さん
(湖東・安土町)
 安土町が実施した「マントヴァ市のみなさんボンジョルノ」写真コンクールの選考結果がこのほど同市から届き、十一日に町長室で表彰式が行われた。

 コンクールは、両市町が今年二月に姉妹都市提携を結んだのを記念して、伊国マントヴァ市民に安土町を知ってもらおうと実施した。全部で六十七点の応募があり、その中から町の審査で二十点を選び、マントヴァ市に送った。

 作品は市内のバラッタ図書館で特別展示され、選考委員会を行った後も常設展示として展示され、友好交流に一役買っている。

 選考委員会は、ブリオーニ・フィオレンザ市長はじめ、市の文化および観光担当議員、写真家クラブ会長、図書館長、写真資料館長ら八人により、先月行われ、特選一点、準特選一点、入選三点を決定した。
▲森さんの特選作品

 特選には、安土町下豊浦の森欣彌さんの「そう見寺より西の湖を望む」が、技術的にすばらしく自然に風景が写っていて、見る人を引き込むとして、選ばれた。

 表彰式では入賞者四人に、マントヴァ市からの表彰状と記念品、町国際文化交流教会から賞金が、津村孝司町長から手渡された。

 特選の森さんは、「二年前に町国際文化交流協会でマントヴァ市を訪問し、湖を渡ってまちに入るのが安土町に似ていると思ったので、そのイメージでいろいろ写した。妻もこれにしようと言ってくれたので、これに決めました」と、写真に秘められた思いとともに、よろこびを語った。

 入賞作品は次の通り。敬称略。

【特選】 「そう見寺より西の湖を望む」森欣彌(安土町下豊浦)

【準特選】 「沙沙貴まつり」八田義明(近江八幡市柳町)

【入選】 「城下雪景」山中達夫(安土町下豊浦)▽「雪の教林坊」木村春雄(近江八幡市鷹飼町)▽「紅葉の教林坊参道」木村春雄(同)

 


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