滋賀報知新聞(ニュース)平成17年11月17日(木)第14262号


建設の是非問う住民投票条例

制定求める署名、法定数突破

来年早々にも県へ本請求
=新幹線新駅=

(湖南・栗東市)
 東海道新幹線(仮称)「びわこ栗東駅」建設の是非を問う住民投票条例の制定を県に求めるため、直接請求の署名運動を行なっている新幹線びわこ栗東駅住民投票の会は、十一日に県庁で記者会見を行い、直接請求で必要な法定数である県内有権者の五十分の一(約二万千五百人分)を超える二万二千十人分が寄せられた、と発表した。

 十月一日から始まった運動は、JRの石山、草津駅やスーパーの街頭、会員による地域での訪問活動を県内全域で行った。

 市町別で法定数が超えているのは、大津市七千三百九十(法定数四千七百三十八)▽草津市二千八百二十一(同千八百七)▽栗東市二千五百三十(同九百十)など十市町。

今後の予定としては、引き続き法定廷期限の今月二十八日まで、目標の十万人分を目指す。各市町選挙管理委員会の審査で有効署名が確定したのち、縦覧を経て、来年早々にも県に対して、住民投票条例の制定を本請求する。

 新幹線新駅設置促進協議会(国松善次会長)は、JR東海との工事協定締結を年内に目指している。これについて新幹線びわこ栗東駅住民投票の会の発起人の一人、辻義則氏は「県民から新駅設置への痛烈な批判、憤りがある。県に対して、工事協定を駆け込みで結ぶべきでないと申し入れたい」としている。


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薬物依存症は必ず回復できる

26日に“びわこダルク3周年フォーラム”

「心の居場所」テーマに
=新しい生き方へのメッセージ=

▲ 「回心しながら罪を背負って生きていくことが大切だと思う」と語る猪瀬さんは、3月に市内の唐崎教会で洗礼を受けた(後ろの建物は、びわこダルク)
(湖西・大津市)
 民間薬物依存症回復施設・びわこダルク(猪瀬健夫施設長)は、大津市丸の内町に同施設を開設してから三周年を迎えたため、“心の居場所”をテーマに、「三周年フォーラム」を二十六日午前十時から午後四時まで、大津市打出浜の“コラボしが21”で開催する。参加は千円(資料代を含む)。同フォーラムは、さまざまな薬物(覚醒剤、シンナーなど有機溶剤、市販薬)依存症者からの回復のメッセージである。          

【石川政実】


 ダルクは、ドラッグ(薬物)、アディクション(依存症)、リハビリテーション(回復)、センター(施設)の頭文字をとった民間薬物依存症回復施設のこと。約二十年前に近藤恒夫氏(日本ダルク代表)が東京都で始めたもので、現在は北は北海道から、南は沖縄まで四十カ所に及んでいる。滋賀県のびわこダルクは、平成十四年十一月に設立された。職員数は、施設長一人、常勤一人、ボランティア二人となっている。入寮者九人、通所者三人が共同生活を送っている。

 びわこダルクでは、入寮を前提として、同じ悩みを持つ仲間に回復と成長のための居場所を提供し、いままでとは違う新しい生き方をするため九か月間プログラムを実践する。ちなみに入寮費(月額)は、初回が十七万円、二か月目以降十五万円だ。

 プログラムは、ミーティング(グループセラピー)を中心に、毎日の自助グループ(NA)への参加や、各医療機関と連携をとりながら、午後はレクリエーションで釣り、山登り、ソフトボール、スポーツジム、温泉などを取り入れている。また家族会は、毎月第四土曜日、同市のリバーヒル大石で午前十時から午後四時まで開かれている。

 この二十六日の「三周年フォーラム」は、大津市、安土町で知的、身体、精神障害者の事業所型共同(働)作業所であるスラッシュ・レゾー代表の米澤大氏による基調講演「人間としての尊厳」を始め、びわこダルク運営委員会会長の沙加戸明氏、日本ダルク代表の近藤恒夫氏、名古屋・岐阜ダルク代表の外山憲治氏による講話などが予定されている。

 高校時代から薬物に手を染めて命の危険にさらされたこともある、びわこダルクの猪瀬施設長(41)=写真=は「職員は、全員が薬物経験者であり、新しい入寮者も仲間だ。薬物依存症者同士が病気を分かち合いながら、回復、成長し、薬を使わない新しい生き方を実践している。来月からは、滋賀刑務所で薬物乱用防止教育に初めて取り組む。さらに来年度から公的助成を受けられるように、いま準備を進めているところだ」と話している。

 なお問い合わせは、びわこダルク(電話077ー521ー2944)まで。


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カフェを目指して

お弁当屋さん開店

=滋賀会館ロビー=

(湖西・大津市)
 滋賀シネマファンクラブの有志が、県庁前の滋賀会館(大津市京町)カフェコーナー復活に向けた試みとして、弁当を販売する「カフェミマン」を同会館一階ロビーで開いている。店名は、目標のカフェ開店までの試験段階ととらえ、「カフェの未満」から由来。

 会館にはカフェがかつて営業し、映画の観客や近所の住民でにぎわった。当時、珍しかったソフトクリームも販売され、それを味わうのが子どもたちの楽しみだった。

 同クラブは、このような昔のにぎわいを取り戻し、様々な人が集うコミュニティーを取り戻そうと以前から企画。

 開店時間は火│金曜日の午前十一時。滋賀会館名物だったソフトクリームも販売している。


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映画「日本国憲法」

=県内5会場で上映=

(全 県)
 映画「日本国憲法」(ジャン・ユンカーマン監督)上映会が、二十〜二十六日に大津市など県内五会場で開かれる。無料。

 平和憲法制定の経緯からその意義までを、海外の有識者が語るインタビュー形式の映画。

 上映は、二十日午後二時・水口社会福祉センター、二十三日午後二時・高島地域地場産業振興センター、二十四日午後七時・草津市人権センター、二十五日午後七時・彦根勤労福祉会館、二十六日午後二時・滋賀県教育会館となっている。

 問い合わせは、滋賀県集会実行委員会(077-522-2572)。


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阪神タイガース

=株式上場是非を問う=

(全 県)
 阪神タイガースの株式上場は、是か否か----。親会社の阪神電鉄の筆頭株主である通称「村上ファンド」(村上世彰代表)は株式上場することで球団のブランド価値が高まると提案しているが、阪神電鉄は難色を示している。滋賀報知新聞社は読者アンケートを実施し、代表的な意見を紹介することにした。

賛 成

経営の透明性を
球団上場で高める
井田壽一さん(東近江市)

 球団上場で経営の透明性が高まり、裏金などの不正がなくなると思いますので賛成です。ただ、プロ野球協約など球団を取り巻く規制が時代の変化にあっていないから、問題が起こったと思います。この機会に球団経営者や選手会、ファンが一緒になって協約を見直した方がいいと思います。




反  対

カネが支配する勝敗
阪神らしさなくなる
上山惟裕さん(高島市)

 投機の対象がプロ球団とは言え、健全であるべきスポーツに、金銭がらみの問題を持ち込むべきでない。
 背景で金銭が動けば、勝敗を左右する意図や作為が働き、選手にも重圧がかかり好ましくない。
 阪神は強くて人気があるのではなく、弱いこそ日本人好みの判官びいきに合致し、ファンが多いのである。
 阪神が上場され潤沢な資金でカネに糸目をつけず、チーム強化の手段を選ばなくなったり、勝利に固執すれば第二の巨人になり、ファン離れと視聴率の低下を招くだけだ。

 


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