滋賀報知新聞(ニュース)平成17年11月23日(水)第14267号

◆湖東・蒲生◆
最高のガリ版文化に触れる!
「佐藤勝英展」
=蒲生町岡本地区で初の試み=


◆湖東・安土◆
グリーンファームがお手伝い
菜の花通じて総合学習
=老蘇小学校3年生=


◆湖東・近江八幡◆
死亡事故に歯止めを
第20回近江八幡地区交通安全推進大会
功労や優良運転で63人、40団体を表彰
=発表や講演 ルールやマナー向上宣言=


◆湖東・東近江◆
「さすまた」で児童守って
遊技業協同組合湖東支部
=市教委に50本寄贈=


県教組湖南支部学校でビラ配布

=栗東市内の5小中学校=

市教委、臨時校長会で厳重注意
県教組 「放課後の学外配布は難しい」

▲学校で配られて問題になったビラ
◆湖南・栗東◆
 滋賀県教職員組合湖南支部所属の教諭が、組合主催の教育研究集会を案内するビラを、勤務先の栗東市内の小中学校内で児童、生徒に配布していたことがわかった。これについて栗東市議会の池田久代市議が十四日の全員協議会で、同市教育委員会に事実関係を問いただした。池田市議は「ビラ配りは組合活動そのものであり、放課後に学校外でするのが原則。子どもが教室でビラをもらえば、保護者は当然、組合でなく学校行事として誤解してしまう」と問題視している。          

【高山周治】


 この教育研究集会は十月二十二日、栗東市立栗東中学校で開かれ、教職員や保護者ら約百人が出席した。教育問題に取り組む地元選出の三日月大造衆議院議員とのディスカッションや、分科会で意見交換した。

 教職員組合湖南支部は開催に先立ち、保護者にも参加してもらおうと、案内ビラを作成した。ビラは、組合所属の教諭を通じて湖南地域(草津、守山、栗東、野洲の四市)で配布された。

 栗東市内の公立学校では、十一小中学校のうち、五校の教室で十月に配布された。いずれも学校長の許可を受け、放課後のチャイムが鳴ったあと配られた。

 許可した校長は「教諭は放課後も教材研究で忙しく、学校外でビラを配布する余裕はない。このため、一日の授業を終えた放課後であれば、教室で配ってよいと判断した」としている。

 市議の指摘を受けた栗東市教育委員会は二十一日、臨時の校長会を召集し、今後の厳正な対応を求めた。

 松本耕造・同市教育委員会学校教育課長は「教育集会といえども、組合活動である。たとえ放課後でも学校で組合活動の案内ビラが配られたことで、家庭の学校に対する信頼関係が損なわれる。教員は公務員であり、勤務時間中は注意力を職務遂行に集中し、専念するよう指導していきたい」としている

 これに対して滋賀県教職員組合湖南支部の大依孝至書記長は「学校教育は家庭の協力も必要と考え、組合の教育集会の案内ビラを配った。教室内で配る際は、授業と区別して放課後にするよう配慮した。放課後は教材研究で忙しく、学校外でビラ配りするのは難しい。学校では、ほかの教育団体などの案内ビラも配られており、教職員組合のみが批判されるのはおかしい」と主張している。


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最高のガリ版文化に触れる!

きょうから 「佐藤勝英展」

=蒲生町岡本地区で初の試み=

◆湖東・蒲生◆
最高のガリ版文化に触れられるまちにしたい―。日本で初めて謄写版(愛称=ガリ版)を発明した堀井新治郎父子のふるさと蒲生町岡本地区で、第一級の謄写技術継承者として活躍している若手作家・佐藤勝英さん(熊本県在住)の作品展が、いよいよきょう二十三日から始まる。会期は二十七日まで。入場無料。

 初の試みとなる「佐藤勝英展」(主催=蒲生町、蒲生町教育委員会、蒲生町地域教育力体験活動実行委員会)は、急速に忘れさられていく謄写印刷の文化・魅力を後世に伝えようと、ガリ版伝承館に隣接する堀井本家母屋の修復完了により展示・体験室の拡張が図れたことも記念して企画されたもの。

 謄写技術の天才といわれた草間京平の教えを受け、技術を継承した赤羽藤一郎氏の弟子である佐藤さんは、阿蘇山麓の地で謄写版による浮世絵の復刻作品を多く製作している。二十四歳のときに飛び込んだ謄写文化の世界で、技術の確かさとセンスの良さで頭角を表し、草間らが旗揚げした黒船社(黒船工房)の名を赤羽氏を経て受け継いでいる。

 初日の二十三日は、午前十時半と午後一時半からの二回、ガリ版伝承館一階で佐藤さんがガリ版による多色刷りの実演を行う。また、日本情緒漂う堀井本家母屋で、佐藤さんの作品約二十点と師匠である赤羽氏の作品約五点が展示紹介される。

 同時に、地元の岡本地区が中心となって「第一回ガリ版芸術村文化祭」を岡本公民館で繰り広げる。ガリ版伝承館周辺をモチーフに、石原誠治さんと川島喜三郎さん、國松巖太郎さん、小畠由佳理さん、澤井泉源さん、中江隆さん、紅谷和子さん、薮田和義さん、石原勝さんの九人の芸術家が、さまざまな手法を用いて絵画や古木の作品約二十点を展示する。

 さらに、もちつきや揚げイモ、かやくご飯、豚汁、たこやき、パン工房といった模擬店の出店も計画されており、ガリ版文化と合わせて蒲生の食文化にも触れられる。

 佐藤勝英展と文化祭ともに、開催時間は午前九時から午後四時半まで。詳しくは、同町教育委員会教育課(0748―55―4893)へ。


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グリーンファームがお手伝い

菜の花通じて総合学習

=老蘇小学校3年生=

▲グリーンファームの組合員の指導でナタネの苗を植える児童
◆湖東・安土◆
 安土町立老蘇小学校の三年生三十一人が、町内の集落営農組合「グリーンファーム」の協力で、「菜の花エコプロジェクト」の環境学習に取り組んでいる。

 同校では、総合的な学習の時間の授業として毎年、三年生でナタネの植え付け、四年生で収穫、菜種油の搾油などに取り組み、資源循環による持続可能な地域社会づくりを、学校独自の取り組みとして体験を通じて学んでいる。

 しかし今年度は、「ゆりかご水田」でも指導を受けているグリーンファームの支援を受けることができるようになった。

 先月末には学校近くの畑でナタネの植え付けに取り組み、児童らは、大林宏代表ら組合員から直接指導を受けながら、苗を植えていった。

 計画では、春の開花時期にはミツバチを放ちはちみつを採取、収穫後は足ふみで脱穀し、油を搾油、殻はこれまで地元各戸で奥石神社の祭礼用に生産していたものに代わって使用、岩戸山十三仏からの田園風景などに生かされ、それら行事に児童も参加、、油かすは学校庭園や奥石神社のサクラの肥料に使うことにしている。

 地域とのかかわりをもつことで子どもたちは、環境学習だけでなく、地域の文化や産業など、総合的に学習を続けることになる。


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死亡事故に歯止めを

第20回近江八幡地区交通安全推進大会

功労や優良運転で63人、40団体を表彰
=発表や講演 ルールやマナー向上宣言=

▲交通安全の徹底を改めて確認した大会――文芸セミナリヨで――
◆湖東・近江八幡◆
 交通事故のない安全でやすらぎのある明るいまちづくりをめざして、交通安全をみんなで考え、意識を高めようと、「第二十回近江八幡地区交通安全推進大会」(同地区交通安全対策会議主催)が、このほど安土町の文芸セミナリヨで開催された。

 同対策会議を構成する近江八幡市、安土町、竜王町、近江八幡署、地区交安協、地区安管協の関係者や住民ら、約二百五十人が出席。津村孝司対策会議会長、光賀徹夫近江八幡署長があいさつの中で、今年の死亡事故急増に警告を発すると共に、年末までなんとか交通事故死亡者を出さないよう、交通安全の徹底を訴えた。

 交通安全の功労や優良運転などで、三十二自治会(区)、六十三個人、一団体、七事業所が表彰を受けたほか、父の交通事故から命の大切さを学んだ山田善晶くん(竜王中学一年)による発表「命の大切さ『お父さんが教えてくれたこと』」、近江八幡自動車教習所の西堀康彦学科教習係長による講演「交通事故から学ぶ安全運転」で、交通事故に遭わないための日常の心がけ、運転マナーへの認識を新たにした。

 藤井美知子同地区交通安全協会女性部副部長が、シートベルトやチャイルドシートの正しい着用、運転中の携帯電話不使用、飲酒運転・信号無視・速度超過をしない、交通ルールの遵守とマナー向上など、七項目の実践の誓いを盛り込んだ大会宣言を読み上げ、出席者全員の拍手で採択した。

 表彰は次のみなさん。敬称略。( )内、近=近江八幡市、安=安土町、竜=竜王町。

近江八幡地区交通安全対策会議の部

 自治会(区)別無事故コンクール表彰 ◯優秀賞 大船戸自治会・加賀自治会・宮津区(安)川上区・島区(竜)八区自治会・中之庄自治会・大房町自治会・鷹飼町自治会・長田町自治会・千僧供町自治会(近)◯努力賞 松が丘区・美松台区・西横関区・東出区(竜)十二区自治会・船木町自治会・新栄町自治会・上田町自治会・浅小井町自治会・篠原町自治会・日吉野東自治会・馬淵町自治会・南新在家自治会・西生来町自治会(近)

 優秀交通安全標語表彰 ◯一般の部 「母のケイタイ手が止まる 息子今 運転中かな」栗山かつ子(安・四ノ坪自治会)「ハットする 慣れと油断が 事故のもと」長江美津子(竜・山面区)「赤とまれ 青すすめ 孫とわたしの合諌」東弘美(近・船木町自治会)◯高齢者の部 「無事故とは 優しい心 思いやり」中西春子(安・四ノ坪自治会)「身につけよ 我が身を守る 反射板」嶋田久子(竜・西出区)「安全運転 いつも頭に危険予知」清水俊一(近・船木町自治会)◯子どもの部 「曲がり角 見えない所に 相手あり」堂川美穂(安・内野区)「交差点 しっかり止まって 右左」市田将崇(竜・美松台区)「大切な命 私が大事 あなたが大事」井上麻里鈴(近・浅小井町自治会)

 功労者表彰 勝見茂司(竜・田中区)

 優良交通指導員表彰 森俊雄(竜・松陽台区)

 優良交通安全パトロール隊員表彰 犬井章夫(近江八幡市役所)

 滋賀県市町村交通災害共済加入事務優秀団体表彰(伝達) 上出区・内野区(安)鵜川区・信濃区(竜)倉橋部町自治会・益田町自治会・北津田町自治会(近)

近江八幡地区交通安全協会の部

 交通安全功労者及び功労団体表彰 ◯交通安全功労者 辻作次(近・中之庄町)馬場勇次(近・博労町)松井常雄(近・上野町)安福和歌子(近・江頭町)山田芳明(近・間之町)◯交通安全功労団体 竜王町立竜王小学校◯感謝状 植村操(近・加茂町)小川俊男(近・白王町)勝見節子(竜・岡屋)山本京子(近・馬淵町)

 優良運転者表彰 ◯金賞(15年以上) 粟津俊子(安・桑実寺)大澤行雄(安・下豊浦)岡田ふじ(近・加茂町)亀板陽子(近・北之庄町)喜多忠孝(近・船木町)田中市郎(近・小船木町)田中浩(竜・山面)坪倉和人(近・池田本町)坪倉多恵子(同)西川喜代(近・鍛治屋町)西村れい治郎(安・上豊浦)畑友信(近・若葉町)森幸一郎(近・西元町)森村眞由美(近・古川町)山内善之(近・多賀町)◯銀賞(10年以上) 池田三郎(近・北之庄町)江南壽子(近・中村町)岡田三成(竜・薬師)栗場義広(同)小林隆(近・西本郷町)田村勝(近・緑町)田谷猛司(近・島町)堤さの(近・赤尾町)鳥居絹子(安・西老蘇)野川喜章(近・上野町)馬場聡(近・加茂町)深尾昌弘(安・小中)松本剛(近・東川町)間宮久藏(安・中屋)目近佐恵子(安・慈恩寺)目近広幸(同)森田義雄(近・鷹飼町)八木ふよう(近・金剛寺町)◯銅賞(5年以上) 安部佳子(近江八幡市島町)高畑吾作(同市小田町)

近江八幡地区安全運転管理者協会の部

 優良安全運転管理者選任事業所表彰 フカオ(近江八幡市音羽町)ニッソーサービス滋賀支杜(同市桜宮町)東近江地域振興局環境農政部田園振興第二課(同市西本郷町)右島軌道(同市〃友定町)クリーン・テック滋賀(同市加茂町)東洋商会(安土町上豊浦)竜王町杜会福祉協議会(竜王町小口)

 優良安全運転管理者表彰 若林正義(宮前料理店)大西次郎(島真珠)一圓信夫(一円機械)上田義信(サブ庄)槝之浦小雪(かしの浦建設)向井一朗(カネマサ)寺島春太郎(寺島興業)


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「さすまた」で児童守って

遊技業協同組合湖東支部

=市教委に50本寄贈=

▲市教委に「さすまた」50本を寄贈する遊技業協同組合湖東支部の支部長ら3人(左側)
◆湖東・東近江◆
 県遊技業協同組合湖東支部の太田政男支部長ら三人がこのほど東近江市教育委員会を訪れ、学校の防犯対策に役立ててもらおうと「さすまた」五十本を寄贈した。

 さすまた(刺股)は、不審者の身動きを封じるため、長さ二メートルほどの柄の先にU字型の金属が付いた防犯用具で、平成十三年六月の大阪教育大付属池田小学校での児童殺傷事件を機に導入する学校が増え、東近江市でも市内の幼稚園・保育所(計二十七園)に各二本、小学校・中学校(計二十三校)に各三本ずつを備えている。

 同支部では、さらなる設置で子どもたちの安全対策に役立ててもらいたいと、五十本を寄贈。奉仕活動を通じて社会貢献を図りたいとしている。

 これを受けて、岡井眞寿美教育長は「安全であるはずの学校が、最近、不審者の侵入などで不安な状況にあり、安全な学校づくりが緊急の課題であります。そんな折りにさすまたを寄贈いただき、たいへんありがたく思います。市内の小・中学校で効果的に活用させていただきたい」と感謝を述べた。

 


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